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池上彰、慰安婦問題で変節 「日本は悪事を一切してないという主張は、通用しない」 高かった売名と裏切りのツケ、風見鶏の地位からコウモリに転落

  1. 経済
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池上氏は、1982年、新聞各紙が、女性を無理やり慰安婦にするため強制連行したとされる吉田清治氏の証言(吉田証言)を取り上げたことが問題の発端だと指摘した。

解説によれば、その後、学者が事件の中心地、朝鮮半島南部の済州島(チェジュド)を現地調査し、強制連行の事実はなかったと明らかにした際、朝日新聞は証言の事実確認を試みたものの、吉田氏が沈黙したため果たせなかったのだという。

池上氏は、朝日新聞が木村伊量社長の指揮のもと、改めて調査を行い、紙面で誤りを認めたことについては評価した一方、なぜ32年間も沈黙していたのか改めて検証する必要があると断じた。

続けて、「吉田証言」が否定されても、はたして本当に強制連行はなかったと言い切れるのかという問いについて「なかったという証明は難しいのではないか」と意見を述べた。

池上氏は、「日本は悪いことを一切行っていない」という主張は、世界では通用しない場合があると、警鐘を鳴らし話題をしめくくった。

via: 池上彰氏が朝日新聞の従軍慰安婦誤報問題について背景を解説 – ライブドアニュース

 

そもそも論として、池上彰が何故あのタイミングでそういう問題の指摘の仕方をしたのかを何故誰も問わないのかそれが理解できないわけで。

例えば、朝日新聞の問題をあげつらうのであれば、別に今じゃなくても今までいつでも出来たわけだよ。

注目されてるから「乗るしかないこの大波に」があのタイミングで、それを諫言とは言わないんだよね。

 

こういう行為を日本では古来「拾い首」と言って、他人が討ちとった侍の首を狙って拾いに行く、怯懦と卑怯の証拠として日本の伝統的な文化では最も軽蔑されてきた行為なんだな。

 

例えば朝日新聞と取引があるからこその諫言だったら、今やらなくてもそれまでに潔く頭を下げろって投稿すればよかったわけだよね。

朝日新聞の当時の騒動は、サラリーマンからの上がりで社長になった根性なしには到底耐えられるものでもなく、文字通り経営の中枢が麻痺に近い状態に陥って、ヒステリーに近いパニックを起こしていたはずだ。

 

あの時は池上彰の原稿も掲載するが、あれ以上の言及は自分では二度としない、これが最上の対策だったんじゃないかと思う。

必要のない謝罪、パニックになっての過敏な対応が火に油を注いだのは事実としてあるんだろう。

しかし年取って上がりでやってる社長にそんな判断できるわけがない、プロの経営者じゃないんだから、あの人達は。

 

で、池上彰はどうなのか。

ここだけに絞り込んで言えば、なんで自分に金払ってくれてる会社の媒体に、パニック状態の中火に油を注ぐ効果が容易に予見できる原稿を投稿したのか。

ここが問題になるわけだ。

 

当然、あの状況であれば掲載に待ったが掛かる可能性は予見できるし、そうなったら騒動の渦中で大きな売名効果が期待できるからやったんじゃないのかと。

そうならなかったとしても節義を通す池上彰を情弱に売り込むチャンスだったのは容易に想像できる。

どう転んでも自分が差し出した籠の中に、首が転がり込んでくるタイミングだっただけの話で、相当に卑しい行為だと思う。

 

仮にあの時朝日にああいう諫言をするのであれば、その投書を読売新聞とか毎日新聞ででも行えばよかった。(勿論無償で。)

あえてパニックと危機に陥ったいわば仕事仲間の、付け火に油を注いだというのは安直な支持を得るきっかけにはなったけど、社会人として必要な信頼を自らかなぐり捨てることになる自殺行為だった。

 

池上彰の朝日新聞への指摘自体に事実誤認や調査不足があり、しかも同じ原稿の中で報道には検証が必要だと指摘する矛盾。

拾い首の売名行為として汚名を刻んだに等しい行為だ。

 

だからこそ、風向きがまた変わりかけた今慌てて取り繕うような情報を配信しなきゃいけなくなっている。

 

諫言は相手が高転びしそうな絶頂期にして初めて値打ちが出るし、その結果の焼け太りを目論んだ時点で水に落ちた犬を叩く卑しい人間という烙印を押されることは免れない。

朝日新聞は、あくまで池上彰という文筆家の雇用主だったのであり、その信頼関係を自ら破壊したツケはまだまだ高く払わされることになるだろう。

 

第一弾は、変わり始めた風向きに慌てて対処した自分を、あの時獲得した安い支持が見捨て始めることで払わされる。

第二弾以降も忘れた頃に痛烈な形で横っ面を叩きに来る。

 

コメンテータという風見鶏に、風を読む能力は必要不可欠だ。

しかし夜の盲に吸血しに来るコウモリに成り下がってはいけない。

味方の落ち首を拾おうとした池上彰、あの時に道理の通らない屁理屈をSNSで喚いていた社員。

 

全員が風見鶏からコウモリに成り下がった。

 

 

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理非を問わずに仲間をかばう行為のほうが日本的には美しい。
債権者集会で、債権放棄を宣言しながらいつもそう思っていた。
でも1割でいいから返してくんないかなって今思ってたりもする。
元来、男のロマンと人間の意地は高くつくように出来てんだよなw

 

 

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 ジャーナリスト・池上彰さんの連載「新聞ななめ読み」の掲載をいったん見合わせた後、4日付で掲載したことについて、読者の皆様から本社に疑問や批判の声が寄せられています。掲載見合わせは、多様な言論を大切にする朝日新聞として間違った判断であり、読者の本紙に対する信頼を損なう結果になりました。改めておわびし、経緯を説明します。

 「新聞ななめ読み」は原則として毎月最終金曜日の朝刊に掲載しています。8月は29日付朝刊に載せる予定で、原稿は27日に池上さんからいただきました。

 8月5、6日付朝刊で慰安婦問題特集を掲載して以来、本社には言論による批判や評価が寄せられる一方で、関係者への人権侵害や脅迫的な行為、営業妨害的な行為などが続いていました。

 こうした動きの激化を懸念するあまり、池上さんの原稿にも過剰に反応してしまいました。本社は8月28日、池上さんに「このままの掲載は難しい」と伝え、修整の余地があるかどうかを打診しました。

 池上さんは「原稿の骨格は変えられない」という考えだったため、話し合いの結果、予定日の掲載を見合わせる判断をしました。

 その際、池上さんから「掲載されないなら、朝日新聞との信頼関係が崩れたことになり、連載も続ける状況にない」との言葉がありました。

 池上さんは8月29日から海外に取材に出る予定でしたが、引き続き連絡を取る約束をし、9月4日の帰国後に改めてお会いすることにしました。

 しかし、9月1日夜、この間の本社と池上さんのやりとりが外部に伝わったのを機に、「不掲載」「論評を封殺」との批判を受けました。本社は池上さんとの話し合いの途上だったため「連載中止を決めたわけではない」とコメントしましたが、読者から経緯に関する疑問や批判の声が寄せられました。

 私たちは3日、いったん掲載を見合わせた判断は間違いであり、読者の信頼を少しでも取り戻すためには池上さんの原稿を掲載しなければならないと判断し、出張中の池上さんの了解を得ました。その際、池上さんの意向も踏まえ、簡単な経緯を含めた双方のコメントを添え、4日付「慰安婦報道検証/訂正、遅きに失したのでは」の見出しで掲載しました。

 池上さんとはこれからも誠意を持って話し合いを続け、対応と結果については改めてお知らせします。

 池上さんの「新聞ななめ読み」は2007年4月、週1回の連載として始まりました。2010年4月から月1回、「読者にとって分かりやすいか」を切り口に、鋭い新聞批評を展開してきました。

via: 池上彰さんの連載について おわびし、説明します:朝日新聞デジタル

 

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迦陵頻伽
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迦陵頻伽

最近新聞やテレビの報道を見たり聞いたりするときに、「これはどっからかバイアスが掛かってないか」と一旦間を置くクセが着いたよ。天気予報までもね。そういうクセがつくのは良いことだと思う。そういう意味では安倍とネトウヨに感謝しますわ。

迦陵頻伽
Guest
迦陵頻伽

沖縄で未だに70年前の遺骨を収集している人が居ることなんか、大和人は知らないだろうなあ。
慰安婦で熱くなるより大事なことだと思うんだけど。

halalanland
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halalanland

これ、当時私も同感でした
仰るとおりと思います
池上氏も賢い人なので あのタイミングでああいう話が出てくることには、これは計算があるなぁと

やり方としては、あまり好きじゃないですね

だいたい彼ほどの国際情勢マニアが、慰安婦問題に関する情報や朝日新聞のこれまでの記事傾向を収集していないはずはなく、肯定であれ否定であれ自身の判断に拠るなにかしらの姿勢・思想はもっていたはずなんですよね