「安倍晋三が身代わりに」という風潮 安易な人情論は無責任の土壌 人質に死ねというか、自衛隊を派遣するかの二択しか許されない


人質自己責任論も身代わり論も「消費者」的甘え、戦いは甘いモノではありません

 

 菅義偉官房長官は同日の会見で、拘束された2人が千葉市出身の会社経営者湯川遥菜(はるな)さん(42)と、仙台市出身のフリージャーナリスト後藤健二さん(47)と判断したと発表。一方、人質解放に向けた状況について「(『イスラム国』からの)接触はない。安否(情報)もない」と語り、手がかりがつかめていないことを明かした。

 首相は16日からの中東訪問を終え、21日夕に帰国した。直ちに関係閣僚会議に出席し、ヨルダンやエジプト、トルコなどの首脳に協力を要請したことに触れて「中東各国との信頼関係、あらゆるチャンネル、ルートを最大限生かしながら、政府を挙げて手段を尽くしていく」と強調。出席した閣僚らに「引き続き強いリーダーシップを発揮し、刻一刻と変化する状況に臨機応変かつ全力で当たっていただきたい」と指示した。

via: 人質解放、各国に協力要請 「イスラム国」から接触なし (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

 

リーダーシップを日本人向けに発揮してもしかたがないので、それをISISに対して発揮してみろよと言うんだけど、どうも政府には交渉窓口すらわからないらしく、ISISからしたら見せしめで人質を殺すことが目的化していて、テロの結果で先進国の政府を震撼させる引き金にしようと思ってるんだろう。

つまり金なんかハナからどうでも良く、包囲網の中で最も弱い日本に攻撃する口実ができたのを幸いに徹底的に揺さぶってやろうと思ってるはずだ。

在外邦人の方、弱いものほど危険にさらされる期間がかなり長い間続くはず。

 

女子供は帰国を前提にしても安全について考えるべきだ。

 

さて、昨今ネットで安倍晋三が身代わりになれという人が沢山出てきているけど、いい加減でそういう浪花節論はやめるべきだ。

早い話が多くの日本人にとって、安倍晋三の政策を責める資格はないのだし、安倍晋三が身代わりになってもいいことはなにもない。

 

まず安倍晋三の政策の矛盾をうちも含めて多数のメディアが指摘してきたにもかかわらず、総選挙で「代わりになりうる野党がいない」という理由で安倍晋三を選んだのは日本人だった。

はじめからアベノミクス解散なんか寝言であって、行き着く先は改憲内閣だし、テロとの闘いや集団的自衛権にしたってこういう結果しか生まないとすでに聞いていたはずだ。

その上で自分で投票した責任は受け止めるしかない。

 

安倍晋三が身代わりにというハラキリ理論なんか噴飯物であって、死んだら何でも済むという甘えの文化はいい加減にするべきだ。

安倍晋三の罪は生きていることではないし、まして負っている責任は一人死んだくらいで解決できるようなシロモノではない。

 

安倍晋三の責任、多くの日本人チキンホークの責任は、平たく言えば分際を超えたことに手を出したことだ。

 

「卑劣なヤクザは許さない」もやし君に卑劣呼ばわりされたヤクザはもやし君をぶん殴って、連れている女を強姦するかもしれない。

卑劣と相手をこき下ろす時点で、最低限相手が手出しをためらう程度の能力を備えてなかったらどうなるかなんか頭がまともな奴にはわかってるはずだ。

連れている弱い者がどうなるかも責任者、リーダーは考えなきゃならない。

 

戦うということにつきものの痛みや犠牲者、相手との実力差、これを考えられない奴はリーダーになってはいけない。

そしてリーダーの資格がある奴は、ISISとの交渉窓口すら持ってない日本に帰るのではなく、あのまま留まって経験豊富なイスラエルに作戦本部を設置し助力を要請しただろう。

リーダーは適切な場所に本陣を構えてそこから動いてはいけない、例え首が飛んでも。

 

防衛、安全を事あるごとに吹聴してきた安倍はそれを考えたろうか?

分際を超えているというのはまさにその部分で「卑劣なテロを許さない」という日本にISISを攻撃する能力はない。

実戦経験もない。

 

あまり言いたくないけど、日本の自衛隊が訓練でどれだけ優秀でも、砂漠で実戦をやって訓練ほど成績を出せるとはとても思えない。

政治的にも彼らを派遣する土壌は整ってない。

仮に土壌が整っていたとして安倍晋三にそれが出来る根性があるかといえばそれすら怪しい。

 

つまり、「テロを許さない」と口から出す資格がある者は、報復が自分で出来るものか、できないのであればお題目のために「死ね」と国民に言い放てる人間だけなわけだ。

 

ここで日本人が安倍に迫らなければいけないのは、幾百の流血が当然予想される自衛隊の即時派遣か、さもなくば人質に死ねと言い捨てる最終決断なのであって、身代わりなんて安っぽいファンタジーは糞の役にも立たない。

 

日本人に人質に死ねと言い放つ根性もなければ、自分たちが乗り込んで砂漠の本物のゲリラを駆逐する能力もない。

せめてその現実からスタートすべきだった。

戦いの第一弾は現状を正鵠に認識することで、すでにその時点で日本人は分際を超えていた。

 

 

「安倍晋三が身代わりに」という風潮 安易な人情論は無責任の土壌 人質に死ねというか、自衛隊を派遣するかの二択しか許されない defence health %e6%b0%91%e6%97%8f%e3%83%bb%e3%82%a4%e3%83%87%e3%82%aa%e3%83%ad%e3%82%ae%e3%83%bc %e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%82%b4%e3%83%ad%e3%83%bb%e6%94%bf%e6%b2%bb%e5%ae%b6%e3%82%82%e3%81%a9%e3%81%8d politics international %e3%83%8d%e3%83%88%e3%82%a6%e3%83%a8%e8%ad%b0%e5%93%a1 netouyo

 

二択なんですよ。
自衛隊を行かせるか、交渉なんか初めからしない。
「テロリスト」との外交交渉で相手の要請を何か一つでも受け入れたら屈服でしょ。
戦いというのはたとえ人が死んでも一歩も引かない事を指してるんだから。

 

 

「安倍晋三が身代わりに」という風潮 安易な人情論は無責任の土壌 人質に死ねというか、自衛隊を派遣するかの二択しか許されない defence health %e6%b0%91%e6%97%8f%e3%83%bb%e3%82%a4%e3%83%87%e3%82%aa%e3%83%ad%e3%82%ae%e3%83%bc %e6%94%bf%e6%b2%bb%e3%82%b4%e3%83%ad%e3%83%bb%e6%94%bf%e6%b2%bb%e5%ae%b6%e3%82%82%e3%81%a9%e3%81%8d politics international %e3%83%8d%e3%83%88%e3%82%a6%e3%83%a8%e8%ad%b0%e5%93%a1 netouyo

 

↓関連記事↓

 

 

 

 

身代わりになったらいい=自殺しろ論よりもっと建設的な議論を

 

 

人質として拘束され、日本政府には計2億ドルという法外な身代金が要求されることとなった。ツイッターをはじめ、ネットでは「そもそも行くなって言われてんのに行ったのは自己責任でしょ」「もし払うなら自己責任は明白なので自分で払わせれば良い。危険地帯を承知で出かけているのだから」と「自己責任論」が吹き荒れている。

「拘束された奴の命がどうなろうと、現地へ行った奴の自己責任なんだからほっときなよ」という書き込みや、「そもそも後藤、湯川両氏はイスラム国と意を同じくしているのではないか?とすら思う」「捕まったやつはイスラム国の仲間で日本から資金得るため演技してんだよ」とイスラム国と共謀した自作自演を疑う人までいる。

「『自己責任』という言葉を使わないことを願う」

同様の見解をする著名人もいる。タレントのフィフィさんは「この時期にあの地域に入るのには、それなりの覚悟が必要で自己責任」とツイート。元衆院議員の渡部篤氏は、2人について「日本政府が要請してシリアに行ったのではない」と突き放す。「冷酷かもしれないけど、イスラム国のテロに屈してはならない。ここで妥協すれば、世界中の日本人がテロに狙われることになる」と持論を書いた。

被害者に批判的な「自己責任論」は、04年にイラクで日本人3人が拘束された当時と似通っている。外務省から渡航自粛勧告が出されていたにもかかわらず現地入りした3人へ批判は強く、今回と同様に共謀説も飛び出した。

当時の関係者は今回の事件についてツイッターで見解を示している。被害者の弁護団だった神原元弁護士は「あのとき、政府関係者が『自己責任論』を唱え、日本社会は被害者家族へのバッシングに覆われた。あれは狂気だった。狂気にとりつかれるな。被害者とその家族をサポートせよ!」という。

18歳で拘束され、現在NPO法人の共同代表を務めている今井紀明さんは「今回の人質事件で『自己責任』と彼らを切り捨ててはいけないことだと思う。海外では様々なことが起こりえる、守られていても殺される時だってある。どんな人でもあっても切り捨てず、最後まで国は対応してほしい。そして国の関係者が『自己責任』という言葉を使わないことを願う」としている。

 

via: 全文表示 | 「身代金、自分で払わせれば良い」「危険承知していた」 拘束された2人にネットで吹き荒れる「自己責任論」 : J-CASTニュース

 

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

    • 通りすがり
    • 2015年 1月 22日

    交渉ルートを探すなど、やれることはやり尽くしてほしいです
    こういうのも含めて、政府は黙殺をやめてほしいですね

    @nonomurax
    中田先生「身代金を払うことではなく、赤新月社を通じて支援物資をイスラム国支配下の難民やけが・病気の人たちに配ることがひとつの解決策になるのではないか」

    • 通りすがり
    • 2015年 1月 22日

    以下コピペですがいろいろ出てきてますね

    去年の11月の時点で、身代金の要求が来ている。この時点では10億円。

    日本人人質事件 後藤さん家族に2014年から身代金要求メール
    ttp://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00284756.html

    安倍はこれを全力無視。(なので未だにパイプがない)
    それどころか、イスラム国対策に2億ドル(240億円)の支援を表明。
    今回の脅迫で身代金が2億ドルになったのは、まさにこの行為への報復。

    安倍首相、中東政策スピーチ 安定化に3000億円支援表明 イスラム国対策も
    ttp://www.sankei.com/politics/news/150117/plt1501170014-n1.html

    人質を取られてる状態で、挑発し刃向かった安倍。結局安倍は最初から見捨てるつもりだった。
    人質がコロされた後、ショックドクトリンで集団的自衛権行使や、憲法9条改正を進めようという算段。
    それを裏付けるかのように、早速自衛隊海外派遣の合法化に乗り出している。

    自衛隊海外派遣恒久法案 通常国会提出へ
    ttp://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015012002000149.html

    • 迦陵頻伽
    • 2015年 1月 22日

    結局、自己責任というのは一体何なのでしょうか

    • 迦陵頻伽
    • 2015年 1月 22日

    自己責任は他人に向けて言うのではなく、自分に向けて言い聞かせるもの
    他人に向けて自己責任をすぐ口にする奴で、責任感ある奴を見たことがない

    • gundari
    • 2015年 1月 22日

    @迦陵頻伽 さん

    博打で大負けして涙目の時に必死で自分に言い聞かせる薬ですし、本気で泣きが入るくらい惨めな目にあった時に、人前で無様を晒さないための絆創膏です。

    決してドヤ顔で他人に教える教条的なものじゃないと思いますね。

    • gundari
    • 2015年 1月 22日

    @通りすがり さん

    今日の夜から明日の掛けてそれ騒動になるでしょうね。
    私も知ってから愕然としました。
    そもそも、パイプすらない相手にどうやって解決する気だったのか考えたら、
    首切り動画公開までほったらかして、死体をヒーローに祭り上げて改憲の燃料にする気だったように思えますけどね。

    • アビラウンケン
    • 2015年 1月 23日

    人質の首二つで安倍の首がとれれば安いもんだ とゆう趣旨のことをツイッターでつぶやいた人がいましてね 左翼のゲスっぷりがよくわかるぜ!と右翼系の人たちはもりあがってましたが それよりこの事件を集団的自衛権のさらなる推進材料と考えている人がいるならばそれこそゲスの極みといえますね 俺が少し疑問に思うのは この身代金が800円なら政府は払うのか?てことです 800円ならテロに屈しない!てゆうてる場合じゃないでしょう? そうゆう線引きてどこに設定されるんでしょうかね

    • ルイー痔
    • 2015年 1月 24日

    億の金なんてとても・・・でも800円なら・・・800円で済むなら!
    800円惜しんで国民を見殺しにした政治家なんて即自殺ものだろうなあ。

    • 迦陵頻伽
    • 2015年 1月 28日

    あれだけ海外で馬鹿を見ているのにまだ行くか…。
    朝鮮人は馬鹿だが、それを言う日本人も馬鹿だ!

  1. この記事へのトラックバックはありません。

顔面キムチレッドのネトウヨ達

カテゴリー

ページ上部へ戻る