まんだらけ万引き、ゲーセン荒らし  「写真公開」に違法性はあるか?  「自力救済」の誤用、思考停止する”消費者脳”達


謝罪するのはユーイングじゃなくて教育委員会と犯人の親だろ?

ゲーセン警告文に市教委抗議 滋賀、一部虚偽もネットで拡散

京都新聞 8月22日(金)8時29分配信

 滋賀県野洲市小篠原のスーパー「アル・プラザ野洲」内にあるゲームセンターに、市内の中学校の男子生徒らが店内の機械を蹴りつけたなどと書かれた紙と少年たちの後ろ姿の写真が張り出されていたことが21日、市議会全員協議会で報告された。紙と写真を写した画像が何者かによってインターネット上に投稿され、広まっている。市教育委員会は同日、市役所で経緯を説明したゲームセンター運営会社の「ユーイング」(彦根市)幹部に抗議した。
 文面は、「2014/8/4、16時ごろ、店内の機械を蹴りつけ、警報を鳴らした少年たちへ」と題し、中学校の実名を挙げて「機械が一時的に停止し、機会損失、及び一部部品の交換による費用が掛かりました。すでにこの写真とカメラの映像を元に警察に届け出をしてある」などと記している。さらに、生徒らの頭髪や店内でのマナーを非難し、「ふざけた頭はしっかりと丸坊主にして来るように」と謝罪を求めている。
 市教委によると、今月中旬、中学校の校長に知人から「ネットで投稿されている」と連絡があって発覚し、ユーイングに説明を求めた。同社幹部は警報が鳴ったのは事実だが、部品交換に伴う修理費用の発生はなく、被害届も提出していないと説明したという。

via: ゲーセン警告文に市教委抗議 滋賀、一部虚偽もネットで拡散 (京都新聞) – Yahoo!ニュース

 

まんだらけの万引き写真とこのゲーセンの張り紙で何故か張り出した側が様々な対応に苦慮している。

このユーイングという会社はどういう会社かしらないけど、まんだらけと違って多分零細企業だったんだろう。

じゃなかったら普通教育委員会に頭を下げることはしないはずだ。

 

常識論で言えば騒動を起こす不良のガキを送り出している自分たちが謝罪するのが筋であって、教育というのであればガキと親を連れて頭を下げさせに行く側だからだ。

ついでにそうした摩擦を生み出す教育現場にご理解賜りたいと会釈でもすれば満点だろう。

 

それを逆に説明を求め謝罪までさせるという、こりゃ居直り強盗や泥棒が量産されて当たり前なんだろう。

日本の社会は恥の文化を前提とした性善説で成り立っている部分が大だったのに、恥がなくなったらそのシステムは崩壊する。

壊れているのにそれがあると思っていた(る)俺が時代遅れなのかもしれないけども。

 

さて、これらの写真や文章の掲示というのが、自力救済に当たると騒いでる奴が多いけど、それは嘘もしくは間違いだ。

なぜなら別に司法に訴えなくても、盗まれた側は盗んだものを返還するように要求する権利もあるし、自分の施設や家で騒動を起こす相手方に謝罪を要求したり二度としないように誓約を求める権利はある。

 

それらの権利の行使に司法の判決は必要がないわけであって、仮にその権利の行使で相手方を間違えた場合にのみ始めて違法性が出てくる問題だ。

その場合間違われた側も同じく司法の厄介にならずとも謝罪と訂正を求めることもできるし、示談で賠償を求めることだって出来る。

 

仮にこうした事例で違法性阻却が成立せず、自力救済となるとしたらどういう事例かというと、警察でもないし捜査令状も出てないのに、「こいつが盗んだんだ」と家に勝手に上がり込んで家探しをしたり、相手が盗んだと認めないうちに脅迫や暴力で恫喝し金品を巻き上げたりする行為がさしずめ自力救済と言われる行為になるだろう。

ゲームセンターの場合で言えば後ろ姿しか把握してなかった中学生を、髪の毛の色や服装で判断して殴って追い出したりした場合も自力救済になる。

 

よく不動産賃貸で自力救済が問題になっているけど、あれも大家に家賃を請求する権利がないんじゃなくて、大家に家賃を請求する権利はあるけど強制執行を勝手にするなと裁判所と法は言ってるわけだ。

「アンタ家賃いい加減払ってよ」これを毎日相手に口頭や文面で見通しを提示されるまで続けることは差し支えないはずだ。(日に二度三度とか、やり過ぎたらこれは違法性があるけど。)

 

これが留守を狙って鍵を交換し中の物の使用を不可能にしたような場合は当然自力救済となって違法行為となる。

 

返せ、払え、謝れと被害や損害を受けたと主張するに足る根拠を持った人が相手と思しき人に請求するのは自力救済ではない。

謝らない、返さない、払わない、知らない となった時に実力行使に出ることが自力救済ってことだ。

 

これは大事なところで、たまに「何の被害も受けてないテレビ局が万引き犯の写真公開したじゃないか」という話をする人もいるするけど、これはまた別な話になる。

これらの問題で肝になる部分は「どこにいるかまではわからないけど見たら誰だか断言できるレベル」で犯行を確信している相手の

・所在などの情報を求め示談の機会を設けようとする

・物品の返還を促す

・賠償を求める

・謝罪を要求する

・反復した行為の停止の要求

・入店の禁止の通告

これらの行為が自力救済に当たるのか、と言う話であって、これらは当然当事者がもった権利であって、「自力救済」と当てはめるのは若干無理があるケースだ、ってことだ。

現実に法曹関係者でもぼつぼつ意見の別れる部分であって、メディアに出る弁護士なんかは違法だという方向で一致しているように見えるけど、実際は反対の意見を主張している多くの弁護士の意見が採用されてないだけなのを考えたほうがいいですよ、ってこと。

 

つまり常識の問題だよ。

泥棒に「お前この間盗んだもんを返せ」ということが違法なはずがなく、一般的には泥棒に危害を加えられるのが嫌だから警察に捜査を依頼するわけでしょ?

そのへん考えましょうね、ってことだ。

 

 

まんだらけ万引き、ゲーセン荒らし  「写真公開」に違法性はあるか?  「自力救済」の誤用、思考停止する”消費者脳”達 police economy %e7%b5%8c%e5%96%b6 health %e6%8d%9c%e6%9f%bb%e6%80%a0%e6%85%a2 %e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e3%83%88%e3%83%a9%e3%83%96%e3%83%ab%e3%83%bb%e7%82%8e%e4%b8%8a soho%e3%83%bb%e8%87%aa%e5%96%b6

 

というわけで何でもかんでも「私は被害者」「俺はお客様」というのは通りませんよ、と。

 

 

 

↓関連記事↓

 

 

 

「自力救済」連呼する人は損害を受けた人に損害を賠償するよう相手に求める権利や盗んだものを返せ、謝罪しろと要求する権利があるのを知らないの?

まんだらけが、25万円相当の玩具を盗んだ万引き犯の顔写真をモザイク付で公開し、期限内に返還しない場合にはモザイクを外す旨の告知をしていました。捜査への支障を理由にした警視庁からの自粛要請にも拘らず、強硬姿勢を見せていましたが、期限内に返還はされなかったもののモザイクは外されず。「警視庁の要請により顔写真の全面公開は中止」の結論は、公安委員会の監督を受ける古物商の立場も影響してのことでしょうか。

 告知をした時点で専門家からは、脅迫罪の成立や民事刑事両面の名誉棄損の可能性などを指摘する声が多数ありました。識者からも自重を求める論調が大部分で、店を支持する声はほとんどなかった。

 被害者に自重を求める法的考えの根本は、「自力救済の禁止」です。被害者といえども司法手続きを経ずに権利を回復してはいけないという原則です。「力こそ正義」を避けるためと言われています。

 窃盗犯人からの奪い返しが違法というと意外でしょうが、「家賃未払いに対する追い出し屋は悪」といっても違和感はないでしょう。法律上、モザイク外しはNGなのです。それでも当初は強硬姿勢を崩さなかった店ですが、モザイク外しにこだわった理由はなんでしょうか?

via: まんだらけの「モザイク外し騒動」は結果的に成功!? (週刊SPA!) – Yahoo!ニュース

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この著者の最新の記事

関連記事

コメント

    • ルイー痔
    • 2014年 8月 22日

    自分商売人なんでアホ面とかゴミのくせにとか、そんな表現はありえない。
    無駄に長文なのも加えて、ネットに毒されたような文面にする意味がわからない。

    一番の問題は不良にあるのはわかってるんだけどね。

    • 迦陵頻伽
    • 2014年 8月 22日

    >常識論で言えば騒動を起こす不良のガキを送り出している自分たちが謝罪するのが筋であって、教育というので>あればガキと親を連れて頭を下げさせに行く側だからだ。
    いや、常識論で言えばそういうことをやらせたければ
    店側は教育委員会なり中学なりに報告して
    彼ら管理者にそういったことを遂行させるよう求めるのが筋。
    保護者の必要な未成年の行動に保護者を介在させようとせず
    勝手に自己救済とかしようとしたらそら非常識ですわ。
    他人の犬が粗相をしたら抗議は飼い主にせにゃならんだろ。
    未成年の不良を自己救済の責任がとれるまともな人間だと思うから抗議されたのであって、
    別に犯罪を見過ごせと可言う話ではないからね。

     なお意図してのことかどうかは措いておくとして特に今回みたいに
    被害者側が虚偽の罪を押しつけた加害者となりかねない事案は
    わりと普通に発生することなんで自己救済が禁止されている原因なんだよね。

    • gundari
    • 2014年 8月 22日

    @ルイー痔 さん

    商売と言っても客層とレベルが一致しますんで。
    相手が不良少年だったことを考えたらこんなもんだと思いますよ。

    @迦陵頻伽

    自力救済とそうじゃない項目を例記してるのに何言ってんの?
    せめて本文読んでからいいなよ。

    • 迦陵頻伽
    • 2014年 8月 23日

    ごめん、なんかひどい勘違いしてた。
    許されたし

    • gundari
    • 2014年 8月 23日

    @迦陵頻伽

    か、か、金返せって言う権利とかはあるんだからねっ!
    返してくんないけどっっ!!

    • 迦陵頻伽
    • 2014年 8月 23日

    今回ちゃんとまんだらけの犯人は捕まったし、小売店が警察を働かせるノウハウが増えていったらいいね。

    • 迦陵頻伽
    • 2014年 8月 23日

    盗んだものを返せって言う権利はあっても、犯人の個人情報を漏洩させる権利なんかないだろ
    twitterの盗撮晒しあげが問題ないとでも?
    盗みを働いたからといって、そいつの肖像権が消えるわけじゃない
    自己救済云々じゃなく、万引き被害者は司法機関じゃないから私刑を課すことはできないってのが焦点だろ
    「零細企業だから」恥知らずな教育者たちに屈したとか、ちょっと世間知らずすぎる
    今回みたいに被害者が加害者になるから、まんだらけの時も警察から直々に「やめとけ」って言われてたんだろ

    • gundari
    • 2014年 8月 23日

    @迦陵頻伽

    >twitterの盗撮晒しあげが問題ないとでも?

    じゃぁそれはTwitterの話題の時にやってくれ。

    >私刑を課すことはできないってのが焦点だろ

    泥棒に盗んだものを返せというのは刑罰に当たらない。
    線引は本文に書いている。お前は世間の前に日本語覚えろよ。
    泥棒ばっかやってるからバカになるんだよ。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

カテゴリー

ページ上部へ戻る