東京電力はなぜテロ会社と呼ばれるか  「疑問を抱く」ことは『民主』主義の国民の義務  思考停止が産んだ悲劇を忘れてはならない


風評被害がなくなって牛が売れたら、この牧場主は助かるのか?

「瀕死(ひんし)の牛に『ごめん』 最後の世話 1日分の餌」--。忘れられない取材がある。2011年4月21日、福島県楢葉町の蛭田(ひるた)牧場。干し草を積むトラックが着くと130頭の牛が鳴き出し、我先にと餌を食べ始めた。牛舎で栄養不足の子牛が息絶えようとしていた。「何もしてやれなくてごめんな」。牧場主の蛭田博章さん(45)は涙を浮かべ、牛の背をなでた。

via: <東日本大震災3年>牛がつないでくれた縁「いつかお礼を」 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

原発と政府を盲信する文字通りの「放射脳」こそ合理的解説が必要

 

 

 

放射脳と言う単語は、どうやら脱原発を主張する人や、汚染食材を懸念する人々向けの言葉らしいけど、俺は違うと思うね。

至って合理的な当たり前の話だけど、「致死量には達しませんがこの食品には青酸カリやサリドマイドが含まれています」「喫煙より安全な食品です」と書いてあって、そういうものが入ってない食品と売上競争をやったらどうなるだろうか。

この程度の誰が考えても明らかな話を理解できないのが放射脳なのであって、もはや原子力信仰というのは一種の宗教の域に達している。

 

彼らからすれば、原発が事故を起こした福島はソドムやゴモラなのであり、塩の柱になってあたりまえだとでも言いたいのだろう。

繰り返し軍荼利で主張しているのは、東京電力という会社はテロ会社か、超法規的特権階級のどちらかであり、とんでもない企業だってことだ。

その証拠に、かれらがADRを締結した和解条項や、裁判所の仮処分・仮執行命令に違反して差し押さえを受けたり、国への債務を延滞または無視してペナルティーを受けたんだろうか?

 

福島第一原発の事故から、いやもっと前から今に至るまで、なぜ事故が起きたのか、そのメカニズムを理解できない放射脳が山ほどいる事こそが恐ろしい。

サラリーマンであること、勤労者であるという一事の利益が、相互にかばい合うシンパシーを生み出しているのか。

東京電力という、電事連の盟主であり、電力業界の長をテロ会社まで堕落させたのは、そういった検証を行わない、行うことを忌避する日本人のお白洲根性にある。

 

オリンパス事件にかぎらず、こうした大企業が起こす社会的な事件でお縄になる人間が極度に少ないのが近代日本の特徴で、リクルートコスモス事件で手錠がまわったり政治家生命が終了したりしていた80年代90年代から日本の民主主義は後退する一方だ。

民主主義の基本的な定義というのは、国民が主体的に政治に参加するということであって、その執行手段である法治や福祉に積極的に介入してより良い社会を作るというものだ。

基本的にはアメリカがその先進的な形態として事例にあげられるが、そのアメリカではエンロンだろうがワールドコムだろうが相手によって訴追の手が緩められている事例は殆ど無い。

 

上に引用したTwitterのアカウントの人々は、どうやらそういう国の政治形態には向かない人々らしい。

民主主義国家において大切なことは、起きている事に検証の目を持つことであって、それは起きているものについての疑いを持つってことと同一だからだ。

今まで、オカミに任せていれば間違いないと言わんばかりの主張を、彼らと同類の人間がやり続けてきた結果、今日本は安全だったはずの原発は爆発し金銭的責任を誰一人取らず、財政は借金で火の車になっている。

 

借金は大台の壁を超える度にどんどん気楽に借り入れを行うようになり、犯罪は始めの100円の泥棒から始まってどんどん大きくなる。

そういった人間や社会の本質について合理性や小理屈が介入する余地はない。

破滅するその日までどんどん自堕落になっていくってことは、今までの人類の歴史がすでに示してきたからだ。

 

東京電力と原子力業界はすでにテロを実行している。冒頭の牧場主は、今どこで牧場を経営しているのか。

してないだろ。牧場を経営したくて、子牛を買ってきてこつこつと営農してきたその結果がパーになったのに、誰一人彼の地位を回復してない。

牧場主は無職のおじいさんじゃない。牧場で生きる意思を持った一人の人間なのにな。

 

我々日本人が信任してきた原子力界の人が、「メルトダウンはありえない」と言いながら、炉心温度の報道を差し止めたのをもう誰も覚えてないのだろうか?

炉心温度が2800度になってもメルトダウンしないというのに、なんで今事故がここまでひどいものになっているか何故か誰も説明しない。

本当は3月11日の夕刻18時には防衛関係では福島第一原発、復旧絶望的という情報は共有されていた。(情報の錯綜、アンチ民主の官僚が握りこんだ情報もずいぶんあったと聞く)

 

爆破弁が作動したのでもう大丈夫のはずが、冒頭の牧場主は手塩にかけた牛が大きく育つ姿も見れず、市場に連れて行くこともできないまま静かに息を引き取る姿を見送っている。

この牧場主の牛がただ一文にもならず土に帰り、牧場主が破滅したら合理的か?

合理を主張する資格が東京電力に少しでもあるというなら、こうなった時に遅滞なく賠償と現状復帰に着手できる引当金を積んでいて初めてだ。どっちもできてないじゃないか。

合理的でもなんでも結構なのだけど、そういった現場からかけ離れた場所で合理性を追求してきたはずが、なぜこんな非合理な結果になっているのか。

 

答えははっきりしていて、彼らが仮にソロバン勘定が優れていたとしても、民主主義の国民として政治的に怠慢だったからに他ならない。

合理を追求するならば、すでに罪を重ねている奴が生存を計って悪あがきをしている過程こそ最も注意深く監視するはずだ。

近所に殺人の前科を持った奴が引っ越してきても、勤務先が大企業なら安心するんだろうか?ずいぶんおかしな合理性に見えるけどな。

 

確かに、いろんなことを疑って考えるという知的作業は時折疲れを招く。「仕事をしているから忙しくて、考えることができない」のかもしれない。

しかし、中世の君主統治から民主主義に進化した現在、国民も君主の資産「ゴイム」(家畜)から意見をいう一人の人間へと政治的に進化した。

 

先進国としての日本を維持して、流されるままの歴史的流れに沈むのを避けたければ、国民は政治的に目覚めなければいけない。

繰り返す。無批判と思考停止は民主主義国の国民の、最も基本的な義務の放棄だ。

 

Q:あなたはゴイムのまま生きるのか?

 

 

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2800度の高温に耐えられる金属が仮にあったとすれば、
今日本の鉄業界は好景気に湧いてるだろう。
その程度のことが頭のなかで結び付けられない奴が合理性を語るとか、すでに正気じゃない。

 

 

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合理的で民主的に信任した奴らがなんで嘘と誤魔化しをするの?世の中非合理もある。だから疑わなきゃいけない。

 

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一体どんな合理的な手段でこの牧場主を救えるのか。金を払っても牧場は元通りにならない。この不合理を合理でどうやって解説するというのか。

 

東京電力福島第1原発事故を受け、原発の半径20キロ圏内は翌22日から立ち入り禁止の警戒区域になることが決まった。牧場は原発から19キロ。事故以降、蛭田さんはいわき市の避難先から3日おきに餌やりへ通っていた。「最後の世話」の見出しがついた記事は22日朝刊(東京本社発行紙面)に掲載された。



 だが、それは「最後」にはならなかった。



 蛭田さんはその後も抜け道を車で2時間走って牧場に通った。「どうしても見殺しにはできない」。すぐ後に異変は起きた。



 5月上旬、牧場へ着くと、牛50頭が牛舎から外に出ていた。誰かが牛舎の柵をこじ開けていた。半分は牛舎に戻せたが、残り半分はぬかるみにはまって動けなくなり、助け出せずに死んだ。その後、牧場に「牛を殺すな」との張り紙がされた。



 自分が書いた記事のせいではないか--。電話で蛭田さんから事情を聴き、申し訳ない気持ちになった。



    □



 今年3月、蛭田さんと再会した。ずっと気になっていた牛の最期を聞かせてもらった。



 3日おきの餌やりにもかかわらず、栄養不足や夏の熱中症で次第に数は減り、11年末に10頭になった。研究機関から、警戒区域の動物の残留放射線量を調べる検体にする提案を受けた。「牛の命が世の中の役に立てるなら」と承諾した。



 11年12月27日。穏やかな青空が広がっていた。横たわってかすかな息をしている牛に注射をし、安楽死させる作業が粛々と進んだ。最後の1頭は、4歳の雌牛だった。骨と皮だけで辛うじて立っている。暴れないよう固定具を付ける際、元気な牛なら逃げ回る。だが、その時は向こうから近づいてきた。蛭田さんが固定具を付けると、牛の大きな目から涙がこぼれた。



 蛭田さんは今、楢葉町の農業復興組合で除染後の農地の保全活動に携わっている。祖父(93)が創業した牧場は、震災前は県内有数の規模だったが、再開は見通せない。



 蛭田さんは一時、自殺も考えた。

via: <東日本大震災3年>牛がつないでくれた縁「いつかお礼を」 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

 

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コメント

    • 在日日本人
    • 2014年 4月 30日

    自分は、こういう原発賛成派の安全厨を「被曝脳」と呼んでます。「食べて応援」「飲んで応援」「吸って応援」そして「被曝して応援」しているため、頭の中が「あやしい脳みそセシウムさん」なっていると思っています。

    軍茶利さんの4月20日のうなぎと水産資源の日記(http://goo.gl/mVEHli)で、コメントしようかどうか悩んだことですが、実は東日本の河川は放射能汚染がひどくて、こんなこと書くと嫌われてしまうかもしれませんが、たとえ健康な山林を取り戻したとしても、食べられるかどうかわかりません。
    河川の汚染状況はこちらの「フライの雑誌社」のブログ記事「淡水魚の放射能汚染まとめ/放射能汚染を釣り人としてどう受け止めるか」を参照してください。釣り雑誌の記者が丹念に数字を拾っているので、参考になります。
    http://goo.gl/8TeVXJ
    放射能による河川の環境悪化だけでも問題なのに、この記事では去年あたり東京の天然うなぎで100bq/kg出たことを受けてか、東京都は片っ端からうなぎを測定していて、その数が200匹近くあり、「放射能測定でウナギが絶滅しそう」と書かれて、やってることはもうむちゃくちゃです。

    河川が汚染されているということは、当然地面も汚染されていることで、関東のは東日本の太平洋側の土壌はかなり汚染されていて、どこも数百bq/kg、しかも100の位を四捨五入して0にならずに千の位に繰り上がる程ひどいです。
    東京関東の放射能汚染は、俗に言う「危険厨」にとっては、もはや常識で、全国各地の市民測定所や。大枚かけて個人でベクレルモニターを買った人たちがすでに調べていて、結論が出ています。
    ちなみに御用の巣窟「東京大学」のセシウム汚染は約2000bq/kg(http://goo.gl/lEN4i2)。

    自分も某SNSで反原発や放射能汚染の日記を書くと、どこからともなくネトウヨ安全厨が沸いてきて「風評被害だ」とか因縁つけられて頭にきますが、そのとき足跡から住んでいることを確認して、相手が関東地方に住んでいたら、性格悪いけど、ほくそ笑んでいます。しかもそいつの日記で「梅をもらった」とか「山菜をとってきた」なんて書かれた日にゃ、「馬鹿は死ななきゃ直らない」と心底思います。

    正直な話、福島だけでなく、関東始めたとした広範囲が「ソドムとゴモラ」なんですよ。下手したら汚染地帯に住んでいる自覚があり、必死で放射能防御している福島県民より、自分が安全地帯に住んでいる「と思い込んでいる」東京を始めとした群馬埼玉千葉茨城あたりが、何も対策をしてない分めちゃくちゃ危険かもしれません。

    このようなことを書くとやれ「風評被害だ」とか、ちゃんと数字をだしても「事実無根のデマだ」というし、挙句の果ては「これぐらいの汚染は体にいい」という始末。
    まあ、貴方達がそう思うのは勝手だけど、本当の金持ちが、放射能汚染した土地に住みたいと思うのか? その土地に投資したいと思うのか? 
    それ以前に、関東を汚染した放射能プルームが地面に落ちたとき、そのときこの場所にいた人たちって、多かれ少なかれ被曝しているはずです。

    東京をはじめとした放射能汚染の問題は、かなり大きな問題で、健康問題だけでなく経済問題でもあり、自分なんか国家を揺るがす一大事なのに、東京キー局のバラエティ番組をそんな感じをしないですけどね。

    ある程度考える力があるのに、思考停止する人は、やっぱり「怖い」からだと思うんですよ。まともに考えたら、もはや手の内どころがないですから。正直な話、自分だって怖いです。だから、自分たちが怖い話を聞きたくないからと言って、危機を訴えて、何とかしたいと思っている人たちの足だけは引っ張ってくれるな。
    貴方達の屁理屈では放射能は除去できないんだからさ。

    長々と書いてすみません。

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