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小保方女史叩きと日本博士界の科学力  割烹着を槍玉に挙げるだけのフェミニズムに正義はあるか?

  1. 経済
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理化学研究所の小保方晴子・研究ユニットリーダーらが英科学誌に発表した新たな万能細胞「STAP細胞」の論文で、2005年に米科学誌に掲載された論文と酷似した記述があり、無断で引用した疑いがあることが2月28日、判明した。理研は「記述が似ているとの指摘があることは把握している」と述べ、不自然な画像データとともに、調査を進めているもようだ。

 記述が酷似しているのは、STAP細胞の染色体に異常がないかを調べた方法を説明した補足部分。論文の主要部ではなく、内容の根幹には影響しないとみられるが、ドイツの研究者らが05年に、米国の生物学の学会誌に発表したマウスの胚性幹細胞(ES細胞)に関する論文の文章と10行にわたってほぼ同一だった。引用や参照したとの記述はない。

 STAP細胞の論文は理研の小保方晴子・研究ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに執筆。今年1月末の発表時には、簡単な方法で万能細胞をつくれるとして大きな話題となったが、その後インターネットなどで画像に不自然な点があると指摘され、理研やネイチャー誌が調べている。

via: 小保方さんら執筆STAP論文無断引用か – 社会ニュース : nikkansports.com

 

朝日新聞は割烹着姿の小保方博士をトップに置き、「30歳の若き女性研究者」と紹介しています。また、博士なのにも関わらず「小保方さん」と呼んでいます。発見そのものに関する詳しい説明はありません。

読売新聞も割烹着姿をクローズアップし「研究室の壁はピンクや黄色で、好きなムーミンのキャラクターシールも貼っている。仕事着は白衣ではなく、大学院時代に祖母からもらったかっぽう着。『これを着ると家族に応援してもらっているように感じる』という。」やはり発見そのものに関する詳しい説明はありません。「リケジョ」という差別用語を使っているのが大変画期的です。

産經新聞も割烹着姿の小保方博士をトップに置き、「『お風呂のときもデートでも四六時中、研究のことを考えていた』という研究の虫。実験で着るのは白衣ではなく、祖母からもらったかっぽう着だ。『おばあちゃんに応援されているような気がするから』実験室の壁はピンク色に塗り替えた。机にはキャラクターが並び、女性らしさをのぞかせる。研究室にはペットのスッポン。『この子が来てから実験が軌道に乗ったので、幸運の亀なんです』と笑顔を見せた。」と、あえて、女性性や幼さを強調するコメントを掲載しています。発見そのものに関する詳しい説明はありません。

via: 一晩中泣き明かした30歳若手女性研究者と書く我が国にはゴシップ新聞しかないらしい – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

小保方女史叩きを見ていて思ったんだけど、いろんな博士や教授といったつまりは博士界の学識者が小保方女史叩きをやっていたけど、ほとんどの叩きの材料は海外かネットの個人発言発であって、いったいこいつら何やってんだという事だった。

つまり、引用がどうとか、◎◎に類似しているといった指摘、同じ日本人なら論文を読んで真っ先に指摘できるんじゃないかと思うけど、それを外国人がやりはじめる。

これが意味しているところは、批判しているだけでその材料を発見できなかったほとんどのやつは論文を読んでないのか、読んだところで畑が違うとかそういう理由で、内容を理解することを頭が拒否してしまって、つじつま合わせをする程度の能力も発揮できなかったとかそういうことだ。

 

つまり、あれだけメディアが持ち上げ始めた当初つべこべ↑の通りくだらないことに食い下がっていたフェミニストの指摘している通り、小保方女子は早い話が性差別、性的ヒエラルキーをきっかけに叩き始められた可能性が非常に高いってこと。

 

そうすると、持ち上げられた時に割烹着やリケジョという単語に食い下がっていたフェミニストとしては、もっと深刻に性差別で人権を侵害されている小保方女子をかばうべきではないかと思うんだけどね。

ぶっちゃけ、話題的にキャッチーだったのでうちでも記事書こうかなと一瞬だけ思ったけど、論文の内容の正当性なんか、逆立ちしたって俺に理解・検証出来るはずもなく、論文を検証して意見を述べると言ったって、多分俺が読んでも何が書いてあるのか理解することが出来ないんじゃないかと思う。

(つまり、リケジョとか割烹着とか性差別どころか、俺みたいな門外漢にニュースを知らせるためのただの必要材料に過ぎなかったってこと。騒ぐところを間違えてますよってことだ。)

 

つまり、それは大多数の人にとってそれくらい難しい書物だってことであって、博士界の人達はそれこそその世間の代読として論文を読んで検証すべきだったものが、その能力がないんだってことが今度の騒動で明らかになっている。

そして小保方女史たたきで理研とその体制をバッシングしてる奴らは何故か気づきもしていないけど、小保方女史と理研を叩いているその博士界の大半の奴らがその両者以下の能力しか持ち合わせていないという現状であって、これが日本の科学力であってそれこそが最大の問題だってことだ。

(ほんと、なんで誰も気づかないんだろうか?)

 

つまり、科学的な成果や研究に対して、サイエンスなアプローチから意見を述べることができるやつが殆どおらず、国語力の神でなけりゃおかしいはずの文系の学識者たちも外人が読んだって明らかなその内容を誰一人指摘できなかった。これはかなり深刻ではないのか?

 

日本では2ちゃんねるや個人ブログを中心に検証が行われている様ですが、海外ではPubPeerというサイトで積極的な検証が実施されています。

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このサイトは、科学技術系の論文が学術論文誌に掲載された後に、不特定多数の人がその内容を議論できるサイトです。

コメントは各論文毎に投稿できる様になっており、データベースに集約されるので、簡単に検索する事が可能です。

サイト上でコメントの質を保つためにいくつかの仕掛けがあります。まず、ユーザーになる条件は、過去に論文を出版したことがある、もしくは、大学や研究機関などのメールアドレスを持っている人です。出版した論文やメールアドレスにより、ユーザーのアイデンティティがわかるわけです。

しかし、ユーザーのアカウント名はデフォルトで匿名です。匿名である理由は、研究者は同僚や他の研究者に批判される事を恐れる上、トラブルが発生することがあるためです。

via: クラウドソーシングでインチキ論文のウソを暴く – WirelessWire News(ワイヤレスワイヤーニュース)

 

そしてその周囲で騒いでいるフェミニストたちは、科学者の女性に対して科学の外から執拗に攻撃するマスコミやネット上の叩きに対して一言として意見を述べることがない。

これはつまり性差別をテーマにしたイデオロギーを語りながら、世間に持ち上げられ(内容が難しいとか、なにかそういう理由で)功績以外の女性としての部分を喧伝されている女性を看板に声高に自分勝手な小理屈を叫んでいるだけだってことも合わせて意味しているわけで、こっちはこっちでどうしょうもない印象が残った。

 

そもそも、研究室に引きこもって研究ばっかりしてきたような人に、科学の外からの理屈に反論できるはずもなく、閉鎖的な世界で生きている人々が今みたいに四六時中360度から袋叩きにされて、まともな反論や必要な科学的主張ができるというのか?

そんな事誰が考えたって到底無理じゃないの?

 

「嘘つき女」「虚言癖のメンヘラ女」悪意に満ちた性差別発言に小保方女子は今現在苦しめられているわけで、なんで今フェミニストが立ち上がらないのか理解に苦しむ。

 

つまり、日本でフェミニズムがどこか軽く見られているのは、殆どの場合容姿で劣っていたがために自分が性の対象になる機会が少なかった女や、食うか食わないかという一線を常に亭主や家族の稼ぎや伝来の財産で守られてきた人、そのどちらにも当てはまらなかったにしても、それまでの人生を賭した本質的な他人との対峙を経験してない人が叫んでいるからじゃないの?

 

大抵の日本フェミニストは、多分男に自分の仕事を頭から否定されて悔し泣きしたことがないような連中なんだろう。

だから科学以外の方法で(嘘かホントかは俺にはわからないけど)なかった事にされつつある論文(つまりそれまでの人生の結実)を抱えた一人の女性科学者の気持ちの盾になろうと立ち上がれない。

 

フェミニストが今後も存在する大義を見出したいのであれば、「たとえ内容が間違いや嘘だったとしても論文は科学的に検証すべき」と立ち上がらなければいけない。

面白いことに、フェミニストや女性代議士は小保方女史に関する記事やつぶやきを抹消し、あるいは論調をフェードアウトする一方でフェミニストどころか男のお笑い芸人が立ち上がって異議を申し立てている。(素晴らしいことだと思う)

 

科学者もフェミニストも、社会に自分の存在価値を示すのであれば自分の本分に忠実でなければいけないし、論理的な矛盾が発生しないように論理的に行動することだ。

今そのどちらも自分勝手な行動原理で三々五々勝手な思惑で都合がいいように動いてるだけじゃないのか?

科学や学力と全く無縁で、女性の人権には常に助平心で対峙してきた俺にすらそうとしか見えない。

 

持ち前の科学力を発揮するのは今。世間の袋叩きに合う女性という性を、圧殺されないように立ち上がるのは今。君たちの行動に正義はあるか?

 

結論:科学や女性の人権が正常に働いていれば、平常心を失うほど追い詰められる社会の犠牲者は発生しない。袋叩きにされる悪者は、そのどちらとも対極にある卑しい群集心理の証拠ではないか?

 

 

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そもそも引用とか画像の流用とか言うのが騒動の発端だろ。
そこからしてダメすぎるんだよねホント。
だって科学なんでしょ。科学者が評論するのであれば
科学的数学的な計算結果や、実験の結果で論証すればいいじゃん。
なんでそれが出来ないわけ??
嘘かホントかという問題以上にそこが一番の問題でしょ。

 

 

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小保方氏、早稲田応用化学会HPから顔写真が消えた! 「絶賛」「擁護」のブログやツイート、削除する有名人も

J-CASTニュース 3月15日(土)18時28分配信

 英科学誌「ネイチャー」に掲載された新型万能細胞「STAP細胞」の論文に複数の不適切な点が見つかったことを受け、筆頭著者の小保方晴子研究ユニットリーダーらは2014年3月14日、論文取り下げの意向を書面で発表した。

 論文中の画像データの流用や、他論文の無断引用が指摘され始めた2月中旬以降、インターネット上では戸惑いの声が相次いでいたが、特にここ1週間は事態が深刻化しただけに、以前の賞賛や擁護の書き込みをこっそり取り下げる著名人もいる。

■「夢のようです」と絶賛も…

 その一人が、自民党衆議院議員の上川陽子総務副大臣(61)だ。2月3日、「小保方晴子さん、おめでとう!」と題した記事を公開し、小保方氏の快挙を祝した。上川氏はこれまで、日本人女性初となるノーベル賞受賞者の輩出に向けて力を注いできたそうで「有力な候補者が彗星のごとく登場したのですから、夢のようです。『日本人女性初のノーベル賞受賞』の夢が一日も早く実現するよう、私も引き続き応援していきたいと思います」と小保方氏にエールを贈っていた。

 ところが論文の取り下げについての話が出始めた頃、突然記事は見られなくなってしまった。キャッシュを確認すると3月9日から12日までの間に削除されたことが分かる。削除理由についての説明もなく、ネット上では「いきなり削除とか酷過ぎじゃね」、「自分の主張のために小保方を利用したけどどうも嘘つきっぽいことが判明したから記事削除して切り捨てたわけね」などと批判的な声も寄せられている。

 「理系女子現代アーティスト」として活躍する米マサチューセッツ工科大メディアラボ助教授のスプツニ子!さん(28)も、小保方さんらを応援するツイートを消している。3月13日、

  「わたしはSTAP細胞のことは落ち着いて見守ろうと思っている。もしなにか間違いがあっても、小保方さんたちが来年再来年、再実験できるよう皆で応援したら良いじゃない。日本や世界にとってかけがえのないバイオの若い才能なのは確かなんだから」

とつぶやき、1000件近くリツイートされたのだが、14日には削除。その後、STAP細胞関連の発言はない(15日17時時点)。

via: 小保方氏、早稲田応用化学会HPから顔写真が消えた! 「絶賛」「擁護」のブログやツイート、削除する有名人も (J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース

 

小保方さん会見の意思も…「申し訳ない」繰り返し「心神喪失の状態」

スポニチアネックス 3月15日(土)7時0分配信

 STAP細胞の論文に不適切な画像データなど数々の疑義が寄せられている問題で、理化学研究所の調査委員会は14日、都内で中間報告の会見を行い、「論文の体をなしていない」と撤回を求めた。小保方晴子研究ユニットリーダー(30)らは文書で謝罪し、論文取り下げの意向を表明。小保方氏は画像や文章の流用が指摘されているが、最近の様子について理研関係者は「精神状態が良くない」と明かした。

 1月28日の会見で“万能細胞”作製を発表して以来、公の場から姿を消している小保方氏はこの日の会見にも出席せず、共著者2人との連名でコメントを発表。「混乱をもたらしていることについて心よりおわび申し上げます」と陳謝した。

 指摘される不備については「論文を取り下げる可能性についても所外の共著者と連絡を取り検討しております」と表明。「適切な時期にあらためて説明する機会を設け、誠意を持って対応する」と、調査委員会の調査結果が確定し次第、会見を開く意向を示唆した。

 会見では、研究担当の川合眞紀理事が小保方氏の近況について「現在、発生・再生科学総合センター(CDB)のある神戸市におり、未熟であったことに関しては、非常に反省の言葉を述べている」と明かした。

 また、現在は研究を行っていないという。今回の問題に関する理研の調査関係者がCDBに来た際には、白衣の代わりに愛用するかっぽう着姿で歩く姿も目にされたが、CDBの竹市雅俊センター長によると「こちらから正式に研究を停止させたということはないですが、研究室に来ない日が続いており、自然と止まった感じ」と説明した。

 また、竹市氏が今月3日に小保方氏に論文の撤回を勧告した際には、「相当、心神喪失した状態で、何を言ってもうなずくくらい」だった。竹市氏が「撤回した方がいいと思う」と言葉を掛けると「はい」と返答したという。

 小保方さんはこれまで先月20、28日、今月1日の3度、調査委員会のヒアリングに応じている。調査委の石井俊輔委員長は「最初の2回はクールな対応で、こちらの質問にも的確な答えを返していたが、3回目は資料の提出を大量に求めたこともあるのか、相当お疲れの様子で、こちらの質問意図が伝わらなかったりした」と振り返った。

 「申し訳ない」「反省している」と繰り返しているといい、指摘される疑義に関しては「単純な間違いという主張が一番多い」(石井氏)。論文に掲載した画像は、切り貼り加工したことがこの日公表されたが、これについては「やってはいけないことという認識がなかった」と述べたという。

 竹市氏によると、小保方氏は「自分の気持ちを皆さんに申し上げたい」と望んでいる。調査委の結論が出た後に、小保方氏本人の口から何が語られるのか注目される。

via: 小保方さん会見の意思も…「申し訳ない」繰り返し「心神喪失の状態」 (スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

 

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迦陵頻伽
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迦陵頻伽

Wireless Wire News の記事については、少し「悪意」が感じられますけどね。
STAP細胞発見の報に関して、朝日は下記リンクの通り。
ttp://www.asahi.com/articles/ASG1Y41F4G1YPLBJ004.html?ref=reca
他の新聞も似たようなものです。

>BBCでは、テレビ放送でもウェブでも、まずこの発明が何であるか、なぜ画期的なのかが紹介され、イギリスの研究者の解説を盛り込み、医学などにどのように貢献するか、ということが明記されました。

まるで日本の新聞がそれを報じていないかもようですが、実は報じられています。
その上で、他国と違って自国民による「大発見」だったために、発見者の人物像に焦点を当てた記事もあったという感じです。悪意の正体が単に日本の新聞を詳細に読む暇がなかっただけで、有色人種に対する差別意識でなければよいのですが。

それにしても、あの時のネトウヨの喜びよう、そして現在の叩きようは異常ですね。
発表時
「うはっ、またしても日本からノーベル賞候補が誕生か。それに引き換え韓国のノーベル賞受賞者はゼロ。民族の優劣がはっきりするね」
現在
「あれだけの大ぼらかまして、バレたら逃げるのかよ。スイーツ女の典型だわ。日本の名を汚した国賊め」

共著者は小保方女史から渡された細胞の分裂を確認しているとも報じられていますよね。
「自分が渡された細胞は単なる幹細胞であって、STAP細胞とは呼べないかもしれない」とのこと。
ならば、論文自体が体をなしていなかった、さらにはSTAP細胞ではなかったとしても、幹細胞の画期的な抽出法である可能性が残っていたりします。
功績を論じるには、論じるスキルのある方々の検証を待つべきでしょう。

フェミニストが彼女を庇わないのは、印象操作にまんまと「やられた」からでしょうね。
人物像に焦点を当てた取材が、ことさら「女性らしさ」を強調していました。
そして、小保方女史自身も、謝罪が過熱するまでは喜んでいる割烹着や亀をアピールしていた。
それらが、フェミニストに対して「女らしい私アレルギー」を発症させちゃったのでしょう。

ただ、私が思うに、一番罪深いのは早稲田大学だと思います。
論文の作法をしっかり教育することなく、安易に学位や博士号を授与していたことは明白です。
小保方女史は、今までやってきたやり方だったのだと思います。
それが急に全否定されて、脚光から一転国賊扱い。
あまりの落差に心身ともに打ちのめされても仕方ないでしょう。

熱斗茶浴
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熱斗茶浴

既に指摘されていますが、システムや組織の問題を個人の問題にすり替える日本社会の得意技がさく裂していますね。

foo
Guest
foo

たぶん大半の日本人は個人の問題を組織やシステムの問題にすり替える一部の人たちにウンザリしているのでしょう