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サラリーマンの欧米労働志向は現実的か  移民という日本人が踏まされる踏み絵  アントニオ・バルガス氏を生み出す社会は日本に必要ない

  1. 経済
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日本人の何も考えてない欧米崇拝ってのは未だに根強く、「日本はブラック企業で欧米はホワイト労働」って割りとまじで思い込んでる人が多い。

欧米で働く日本の労働者がホワイトと言う奴らって、実際は将来の出世とかの可能性0、給料も全く変動しない人たちで上級職は日本人が怠け者に見えるほど一日中仕事をしてるし、昼飯まで職場の近くで食ってしかも顧客とパワーランチをして、足元を見ている高額レストランに代金をぼったくられたりしている。

大体、金融街や弁護士事務所の近くのレストランで、美味しいから俺も時々行くけど、昼飯食ってノンヴィンのシャンパン引っ掛けただけで一人で3万くらい支払うことになる超高額店だったりする。(わかってるはずなのに毎回目から火花が出る)

 

そして、上級職のワーカーホリックと中間層の死ぬまでそのまんま組と、下級には↓に引用した這い登れる可能性は絶望的な貧困層がいて、そういった社会の維持のための矛盾を一身に引き受けて暮らしている。

 

わかりやすいことを質問するけど、東京に治安が悪すぎて歩くことも出来ないスラム街ってあるか?

大阪もそう。ないよね。たとえスラム街相当の街でも安心して歩くことが出来る。

 

ところが欧米にはそれが現実にあるわけで、その世界の中に暮らす人々が居る。ブラック企業叩きは甘い夢を見過ぎで、日本は社会の善意で無力な人間からの簒奪を程々でやめているってことを知らなきゃいけない。

日本の昔からの伝統的な社会では、下の者に無茶を言わないようにして社会の下層階級にのしかかる圧力を緩和して、気楽に過ごせる社会を実現していた。

ところが日本の近代社会では、選挙に勝つために税金で下層階級を甘やかした結果、財政が回らなくなって法人が国の財布と雇用を抑えこんでしまうという事態に至って、おりからのグローバル化も相まって下層階級のストレスが強くなっている。

 

その中で、移民を人口減解消のためにも促進しようと言うけど、そもそも日本の社会に不法移民(つまりホームレスやスラムの住人)に裃を着せてメイドにする文化はない。

そんな鬼畜のような所業は民族性で受け入れられない社会だから。

 

不法移民は今現在純粋に日本人で構成されている下層階級の薬になるか?ならない。

日本人はたとえ安価で雇える移民が来ても鬼になりきれない(と流石に思いたい。悲惨な事件はぼちぼちあるけど。)。

 

日本人がいくら現実を知らないままに欧米に憧れても、欧米はパラダイスじゃないし、パラダイスを神ならぬ人間の手で実現することはできない。

結局のところ、移民を導入したら下層階級が今のところ人間性を認められた上でやれている仕事の内容、職場はより非人間的になるだけだと思う。

そしてその仕事ですら下層階級と移民の奪い合いになって事態は泥沼化するだけだ。

 

昔から欧州に行ってた人なんか、旅行に行く度に痛感するんじゃないか。

レストランの黒服やタクシー、中級ランクのホテルの接客の質が激しく落ちてるってことに。

スラムだって増加している。移民なんかやめとけっていう事例しか俺は見たことない。

 

↓の画像のバルガス氏のような人を生み出す社会こそブラック企業以上に許容してはならない。

より良い社会やより良い生活を目論むのであれば、現実や数字、理論的な構造から逃げてはいけない。

 

つまり、移民だってポジティブな方向性なら受け入れればいいけど、社会のストレスのはけ口と、彼らに責任を分担する必然性のない問題を押し付けるつもりならやめとけってことだ。

間違った動機で何かを始めたところでいい結果は生まれない。

泥沼の上にビルは建たないってことだ。

 

 

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例えば少子高齢化社会における福祉費用の問題にしても、
よそからやってきた移民が従容として負担を支払うのかね。
そもそも、南アフリカで長年問題になっていた、民族のアイデンティティーは
どうやって区分けする気なのか?
黒人の日本人とか白人の日本人とかやっぱり違和感しかないわけで、
別にいてもいいけどそれが当たり前の社会ってそれは日本なのか。
自称保守派がこういう政策を推進しようとすることに強い違和感を感じる。

 

 

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↓関連記事↓

 

 

 

 

 長時間労働やサービス残業をさせる、暴言やパワーハラスメントを繰り返して退社に追い込む-。いわゆる「ブラック企業」が社会問題化する中、若者の間で情報が不足し、実際はブラック企業でもない中小企業への警戒感が広がっている。

 そもそもブラック企業に明確な定義はなく、平成20年のリーマン・ショックを背景に、インターネット上から拡散したといわれる。「若者の使い捨て」が疑われる劣悪な労働環境の企業を指す場合が多く、最近では就職活動中の若者が、情報の少ない中小企業をブラック企業の可能性が高いと誤信し、避ける傾向があるという。

 厚生労働省はこうした誤った認識を改めようと、中小企業を求人面から支援する制度を始めたものの、数字は伸び悩む。さらに企業側が「ブラック」認定されダメージを受けるケースも出始めるなど、さまざまな波紋が広がっている。

via: 「ブラック企業」に怯える若者 情報不足、過剰警戒が生む雇用ミスマッチ (1/6ページ) – SankeiBiz(サンケイビズ)

 

【6月23日 AFP】米紙ワシントン・ポスト(The Washington Post)の記者として2007年のバージニア工科大(Virginia Tech)銃乱射事件の記事でピュリツァー賞(Pulitzer Prize)を受賞したホセ・アントニオ・バルガス(Jose Antonio Vargas)氏(30)が、自らを不法移民だと告白する記事を22日の米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)に掲載した。

 フィリピン出身のバルガス氏は、4300文字の記事の中で、これまでの人生を次のように振り返った。

 1993年、12歳の時に、母親から米サンフランシスコ(San Francisco)にいる祖父母と一緒に暮らした方が良い暮らしができると言われ、米国行きの飛行機に乗せられた。自分が不法滞在者であることを知ったのは16歳の時。運転免許証を受け取りに窓口に行くと、手続きのため提出した書類は偽造だったと言われ、「2度とここに来るな」と追い返された。

   「そのとき、米国人ではないのではないかと誰かの疑いを招くような真似は絶対にしないと心に決めたのです」

 その後の14年間は、高校、大学を卒業し、新聞記者としてのキャリアを積んできた。米国の有名人たちにも取材を行ってきた。ワシントン・ポストを09年に退職した後、米ニュースサイト「ハフィントン・ポスト(Huffington Post)」でも記者を務めた。

   「表向きは、アメリカンドリームを体現した良い人生を送っています。でも実際は、いまだに不法移民なのです」

   「つまり私は、もう1つの現実も生きているのです。身元がばれないかと常にびくびくして、他人をめったに信じない、といったことです。自分に最も近しい人物でさえ信じない癖がついたのです」

via: 「わたしは不法移民」、ピュリツァー賞受賞の米紙記者が告白 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

従軍慰安婦問題にしたって同じような環境で起こったのを忘れてはいけない。移民の出身国が強くなったらまた同じことを言われる

【3月21日 AFP】米テキサス(Texas)州ヒューストン(Houston)の警察当局は20日、不衛生な家屋に監禁されていた不法移民とみられる100人以上を救出したと発表した。

 保護されたのは男性94人、女性14人、子ども2人で、1人は妊婦。ドアに鍵のかかった寝室2室の平屋の中に押し込められており、いずれも衰弱して空腹状態にあったが、見たところ大きなけがはしていないという。

 ヒューストン警察のジョン・キャノン(John Cannon)氏は「密入国あっせんの典型的な特徴がある。人々が動物のように扱われている」と記者団に語った。

 警察は、密入国あっせんの疑いで5人を逮捕した。現在、保護された人々の調査を連邦入国管理当局が行っているという。

 地元メディアによると、監禁されていた期間は数日間~数週間とみられ、男性は脱走を阻止するため下着姿にさせられていた。保護された人々は強制送還される可能性が高いという。

 メキシコ外務省は、保護された中の8人はメキシコ国籍で、うち3人は未成年だったと発表した。

via: 不法移民か、家屋に監禁された100人超を救出 米テキサス州 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

 

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迦陵頻伽
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迦陵頻伽

普通の日本人(特に若者)が憧れているのは、給料は安くても、一生そのままで昇進も出世もなくてもいいから、毎年バカンスにも行けて、定年過ぎたら慎ましく不安のない生活が遅れて、結婚しても子供の教育や子育てに金がかからない、そんな国です。
日本は、若者が別に望んでもいないのに、出世やら社会的成功へのプレッシャーが強すぎ、本音をいえず自分に嘘をついてまで「仕事を通じて自己実現」だとかいう綺麗事を言っちゃっているのです。
ホントは働きたくないのに、それを言ったり、弱音を吐いたりすることを社会が許さないわけですよね。
本音と建前の、偽善者ばかりの国と思われても

迦陵頻伽
Guest
迦陵頻伽

仕方ないでしょ