川崎中1殺害事件、マスコミが問題提起 ネットで「私刑」が横行という詭弁 マスコミのゴシップ報道が人を殺した事実は消えない


メディアの報道だけは優しかったの?

 

 

川崎市の中学1年、上村遼太さんが殺害された事件で、逮捕された容疑者3人を特定し、「私刑」まがいの動きがネットで行われている。

 容疑者はいずれも未成年のため、警察発表や報道では実名などすべての個人情報が伏せられているが、「絶対に許すなよ」「再起不能に!」などとして、顔写真や住所を晒しあげる投稿が相次ぎ、矛先は家族にまで及んでいる。

via: 「容疑者」家族の顔写真投稿、自宅の動画を撮影… 川崎市の中学生殺人、ネットで「私刑」が横行 (J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース

 

”ネットによる情報流布は悪質なデマ”とマスコミが必死に煽っている昨今、死んでいった数々の人々の顔が思い浮かぶ人は少なく無いだろう。

昔は坂本弁護士、最近は徳勝弁護士。

 

報道によって数々の人が死んできた。中には豊田商事の会長のようにマスコミが殺害現場に犯人を誘導したこともあった。

彼らが語る正義というのは、普遍的な人間に天与のものか?

 

むしろゴシップ報道をネットに奪われた事による売上減少に正義というラベルを張っているだけなのかもしれない。

ワイドショーでトーシローが畑違いのニュースに見当違いなコメントを付けてお茶の間を煽り立てる。

 

養子縁組などを槍玉に挙げられ、徳勝弁護士が自殺。

このメカニズムにおいてメディアもネットも同じだった。

 

彼らが殺害した人々が消えたのだろうか?

 

改めて言っておく。

彼らを殺したのはゴシップ情報ではなくて、それを利用して煽り立てられた憎悪だったし、そこに歯止めを設けてこなかった情報提供側の無知(無恥)だった。

 

まとめサイトとワイドショーにその点の違いがあるんだろうか?

どちらも俺には正義に見えない。

 

 

 

ゴシップが生み出してきたコラテラル・ダメージ 悪いのはゴシップなの?

 

そもそも、こうした事件が起きた時の世間の騒動や飛び交うゴシップ自体に何の力があるかといえば、ない。

0なのよ。

 

 

問題なのは情報につく色であって、冒頭のワイドショーで怒鳴ってるおっさんの刃物のような言葉とか、オウム真理教に坂本弁護士殺害の決断のきっかけを与えたTBSの判断や、ネットで加害者の家族への攻撃を呼びかけている人々の悪意という色が有害なのであって、ゴシップに有害さはない。

 

受け取り手に「ゴシップはゴシップ」という前提があれば全くダメージを発生しない単なる一過性の風評被害で、問題なのは悪意を煽り立てている色の部分にある。

現実に冒頭のおっさんの罵声とか、死んで責任をとれと喚き散らしたネットの罵詈雑言は徳勝仁さんを「殺害」した。

彼はもなみの親だったから死んだのか?そら違うだろう。

 

もなみの親だったことをとっかりに袋叩きにあって追い詰められたから死んだのであって、もなみの親だという情報がそこに転がっているだけなら死んでない。

そこを履き違えた事をいくら喚いてもいいわけにもならんよ。

 

テレビもネットも本当は同根の意思を持っていて、つまり罪を犯した奴の更生なんか望んでないしできるだけ悲劇的な結末を狙っている。

その浅ましい本音をオブラートにくるんで人に刷り込んでいく巧妙な悪意こそが有害なんだよ。

 

あくまでこれはゴシップですと啓蒙しなきゃいけないのにそれをしなかったメディアや、犯罪者にならないという自らの選択はできても、身内に犯罪者を出さないという選択はできないという、至って当たり前の認識を持てない人々が悪い。

 

意味わかるだろうか?

視聴者に、これはあくまでゴシップなので楽しむだけにしましょうねとテレビも新聞もラジオも言わないわけだろ?

なんぼ舟橋の家族が絵に描いたような底辺の人々であっても、息子に人殺しになれと言うはずもなければ、人殺しとして育てたはずもないわけだよ。

故・徳勝仁だってそこは同じだったはずだ。

 

そして理想としていた結果を作れなかった虚しい現実に彼らは直面して、被害者は彼らによって将来の望みを絶たれて遺族が絶望している現実がある。

加害者の家族も被害者の遺族も、結果的にどうにもできなかった現実に直面しているって点では同じなんだよ。

背負っていかなきゃいけない事後の処理が違うだけでな。

 

ところが、井戸端会議をゴシップをたたき台にネットやメディアで「報道」したら、当然そういう当たり前の事情を無視した攻撃的なものになるわけで、売らんがための売文行為から理性を取っ払う。

それは乱発されるコンテンツに一つ一つ質の保証が出来ないという切実な事情にもよるし、メディアにしてもまとめサイトにしても、内容相応の経験を持った人が情報提供しているとは限らないという現実による。

 

最終的にゴシップによって人を集める過程で、数をこなすうちにモラルを捨て去ってセンセーショナリズムで煽るしか無くなっていく。

そしてセンセーショナリズムが関係ない有象無象をも巻き込んで人々の悪意を煽り立てる。

それはマスコミもまとめサイトも一緒。

 

例えば、オウム真理教の事件で信者をキチガイ扱いした現実はどうだったのか?

「加害者の家族が悪かったわけじゃない」と今しゃべっているその口で、近くに来られたら気味が悪いと報道していたんじゃないのか。

 

オウム真理教の教義そのものは仏教の経典を原理的に解釈したもので、完成度が高い教義だったゆえに人々を引きつけて信徒として洗脳してきた。

つまり犯罪を犯した信徒とただ搾取されていただけの信徒ははっきりと区別されるべきなのにもかかわらず「意図的に」あるいは「無理解で」混同されていた。

 

オウムしか既に行き場がなくなっていた人の首吊りの足を引っ張った事実にテレビも新聞も口を拭っている。

その背景にあんなキチガイ宗教の信者は死んでも当たり前という本音があったはずだろ?

 

それは加害者とその家族の区別がついてないまとめサイトと何が違うんだろうか?

現実に我が子を持っていながら、娘が人殺しになって途方に暮れている父親に鞭打ってきたのは他ならないテレビのワイドショーだった。

 

クリーンハンド原則というのを聞いたことがないんだろうか?

殺したじゃない、最近は徳勝さんを。

他所の家庭を完璧に崩壊させて儲けた金で食う飯はうまいかね?

 

 

ネットに注目する前にメディアこそ人殺しの片棒担ぎをやめなさい

 

「世間が忘れても、地獄の果てまで追い詰めてやる」
  「犯罪の抑止の観点から遠慮なく貼らせて頂きますね 」
  「犯人はこいつらだ。絶対に許すなよ」

などと投稿する人は後を絶たない。さらに、容疑者の家族とされる人物の顔写真を投稿したり、自宅とみられる場所まで行って動画を撮影、配信したりする人まで現れた。

via: 「容疑者」家族の顔写真投稿、自宅の動画を撮影… 川崎市の中学生殺人、ネットで「私刑」が横行 (J-CASTニュース) – Yahoo!ニュース

 

自宅とみられる場所まで行って動画を撮影、それはテレビ局もやってるだろうという話なんだけど、なんでそれを個人がやったら問題なのかという話しになる。

 

確か中学生だったと思うけど、彼は人殺しの片棒でも担いだとでも言うのだろうか?

むしろ、自宅凸で人死を大量生産してきたのはマスコミの方であって、どちらが危険かといえばマスコミに軍配を上げる人が大多数だろう。

 

何かしら暗殺される可能性が予見される現場に大挙して押し寄せて、人殺しに「ターゲットがここに居ますよ」と目印を提供してきたのは事実だ。

 

 

 

こうやって殺されてきた人を前にして、「犯人の更生を期待します」というのは都合が良すぎる。

 

こうした事実を前提に今回のマスコミの言い分を俺なりに翻訳したら、

 

「せっかくのデカネタゴシップで売上爆増と思ったのに、ネットに取られて困ってます」

 

という翻訳結果にしかならないわけで、むしろ今こそマスコミは違いを見せつけるチャンスだってことを自覚するべきだろう。

 

語っているきれいな言葉を放送してみれば良い。

「加害者が悪くても家族まで悪いわけじゃないですよ」

「法的に更生する権利は認められています」

 

とかな。

 

デマデマ喚いたその先に、事件の真相は早晩炙りだされるだろう。

 

その時にデマだとこき下ろしていた同じ情報を報道して金儲けがしたいだけなのは、多くの人が見透かしてるよ。

 

キレイ事言うタイミングっていつなの?今でしょ!?

 

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コメント

    • 迦陵頻伽
    • 2015年 3月 02日

    マスコミは自分達の権利がネットに奪われるのを恐れているわけだ。

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顔面キムチレッドのネトウヨ達

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