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事実をイデオロギーが超える時  多数決と正しさの溝、ブラック企業叩きと共産革命の共通点

  1. 経済
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目次

 

 

直視したくない意見には絶対に耳を貸さない民主性

重箱の隅をつつけばプロ評論家の出来上がり

 

9時から5時で帰りたいのはわかったけど、それで夜の営業時間にどうやって料理を出すんですか? とか、そもそもそんな勤務体系にしたかったら飲食に行くのはおかしいのではないか、とか。

営業利益率9%の会社で、2,3000万の売上が関の山の社員に300万も給料を渡すってかなり親切じゃないのか、というとブラック企業叩きは必ず発狂するか、重箱の隅をつつき始める。

こちらが数字をヤフーファイナンスから引っ張っていれば、自分は暇に任せてIRから有価証券報告書を引っ張り出してきて、ちょっとでも差のある数字を見つけてきては、決算がわかってないとか言い始める。

 

居酒屋の正確な決算なんか、投資することもないしどうでもいいわけで、そんなこと自分の勤務先の居酒屋でやってろって皆思ってることに気づいてない痛さ。

大筋で○○ですよと言えば「重箱の隅をつついてみたら□□が出て来ました」 知らねーよ。居酒屋に俺は勤務してない。

決算が本当に知りたければ、公認会計士呼んできて元帳と付きあわせてデューデリジェンスするのであって、資格ですらあやふやなブラック企業叩きにチェックしてもらう必要なし。

 

結局、重箱の隅をつついたって根っこの大筋は全くぶれてないわけで、こういうやり口こそ、動かない事実を突きつけられたらイデオロギーと革命の正当性を絶叫する共産主義者を彷彿とさせる。

(イデオロギーで科学的ファクターを否定するのは自民党も同じだがね。)

そういえば毛沢東も、二度目の大躍進政策がカンボジアで失敗に終わるまで、大躍進政策の正しさを信じて疑わなかったらしいよ。

 

「大躍進政策が失敗したのは革命を最後までやらなかったからだ」何千万人も餓死して成功してどんな意味があるんだっつーの。

 

どういうふうにつついても全然ぶれてない大筋の事実を直視できない自分の危なさに気づかない事が、社会人としての能力を物語っている。

 

・事実を直視しないことで一体どんないいことがあるの?

 

 

 

ブラック企業の肩を持つのではなくて、君達を軽蔑しているだけ

同情を引きたいならもっとそれらしくすれば?

 

ほとんどのブラック企業叩きは、自分たちの理屈がおかしいことを指摘されたら、相手をブラック企業の賛同者と認定してキチガイのように食い下がってくる。

そのためなら、数字もこねれば理屈もこねるし、最後にはダダまでこねる。

 

同情して欲しいのであればせめてもっと同情を引きやすい殊勝な態度でもとったらどうなのか。

俺みたいに第三者的な視点で客観的な意見を述べている殆どの人はブラック企業の肩なんか持ってない。

ほとんど大多数の人はブラック企業叩きが騒々しいので軽蔑してるだけ。

 

朝起きる GUNOSY読む 必ず2つ3つブラック企業の悪を糾弾する記事がある。

せっかくそういう記事が目に入るのであれば、もうちょっと理屈のあった記事を読ませて欲しいし、朝一番から子供と若者の教育に最悪のネガティブな見出しを読んで非常に気分を苛まれている。

だからこそブラック企業叩きの排泄物を皿にまとめて、「これがお前達の出した汚物なんだ」と突きつけたくなってくる。

 

近頃犬のフンでも持って帰るべき時代になったわけで、公衆道徳というものがあるのだったらうんこを撒き散らすのをやめて頂きたい。

学生の頃から適当に勉強して、成績もサークル活動も冴えないまま大学を卒業して、冴えない企業に入って生きて行ってる人々。

欲掻かんでも別にそれでええじゃない。何で社会人になったとたんスターになりたがるの?子供の頃からお前は冴えない奴だったんだよ。

 

今まで大して努力するわけでもなしにダラダラ生きてこれたんだし、今だって大げさに喚いてるだけで本当はそんなにしんどい思いなんかしてないんだろ?

何しろ本当にしんどくて無理だったらそんな仕事とっくにやめているわけで、本当にブラックで奴隷で過労ならインターネットなんかやってないし、確実に昨日までに過労死するかブタ箱に入っている。

いつまでも居座ってしんどいしんどい喚いているのは、被害者としての自分に酔ってるからなんだよ。

 

子供の頃を思い出したら、遠足とか修学旅行の帰り、学校や目的地まで後1時間かそこらの所で、怪我をする、ゲロを吐く、鼻血を出す、うんこを漏らしてスケジュールを狂わせる馬鹿が必ずといっていいほど居た。

もしそういう経験がなかったとしても君達もどうせ同じ穴のムジナ。

気づくのが2,30年遅かったってだけの話。

 

・いくら大勢で喚いても泣き言は世の中の主流にならない。なぜなら大多数の人が楽勝でできているから。騒いでるマスコミは君等を踊らせて出版物を売りさばきたいだけ。

 

 

 

他人の素質をあげつらうが自分の素質はひた隠しにする人

ツイッターのプロフィール読み返してみたことあるの?

 

ブラック企業叩きの顕著な事例として、そこまで詳しいならさぞかしすごい経歴なのかと思ってSNSのプロフィールを覗いてみたら

 

・ブラック企業の「せい」で精神を病んで休職中

・アニメオタク

 

こういう経歴のやつが異常に多い。別に精神疾患やオタクが悪いとは思わないけど、俺はアニメのことはわからないから横入りして論評しない。

つまり、それぞれ独自の経験や観点があって好き嫌いや正誤を論じている人に、全然知りもしない奴がクチバシ挟むのは失礼だって自覚してる。

 

アニメオタクなのはわかったけど、株の投資でもやってるの?企業の一個でも経営したことあるの?

アニメオタクはニッチな分野だから不可侵で、企業経営と勤務形態は公衆性が強いから素人でもくちばし挟んでいいってことなのか。

どうしてもそのふてぶてしい感覚が理解できない。

 

そもそも、精神を病んで、つまりキチガイになったといって会社をサボってる人。

ブラック企業を社会の泥棒みたいに言ってるけど、自分は同僚にどう思われてるか全然省みないわけ?

同僚にはそれこそ往生際の悪い泥棒だと思われてると思うし、現実的に傷病手当で生活しているのであれば、社会制度の泥棒なんじゃないの?

 

心が病んだとか苦しいとか言いながら、仮病かどうかも他人に判断がつかない「病気」。演技が巧い奴は皆病人になれちゃうね。

 

そもそも十中八九ブラック企業叩きって生活保護を泥棒呼ばわりで叩いてるやつと同類だよね。

自分自身が泥棒仲間ってことはカミングアウトしない?ブラック企業の不都合は意地でも認めさせたいから、最後は経営者の人格まで貶しておきながら、自分はキチガイって言葉を盾にしてしのぎきるつもりなのか??

そしてブラック企業叩きに飽きたら今度は生活保護をメッタ打ち。

 

これでも自分がおかしなやつだって自覚がもてない人はやっぱり狂ってると思う。

どうせこういう指摘にも、三々五々「俺はそんなこと言ってない」とか言いながら個別の話を持ち込む奴が出てくるだろう。

 

・ブラック企業は総論で糾弾して、俺達は個別で見てくれ。都合のいい評論家たち。

 

 

2P目のまとめ

「ブラック企業叩き」は

  • 動かない事実をつきつけられたら話の筋を枝葉末節にずらすことに腐心し

  • 泣き言が世の中の主流になるかもしれないと起きるはずもない奇跡に淡い願望を抱きマスコミに踊らされ

  • ブラック企業は偶像を個別企業に当てはめて叩きまわる割に、自分だけは個別で見ろと開き直る

 

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Taken
Guest
Taken

結局この議論はポジショントーク以上のものにならないんじゃないでしょうかね。
今のシステムの中でそれなりに地位も金もある人たちは、そもそもこのような議論を気にも留めないか、せいぜい不快感を示すくらいのもんでしょうし、特に地位や金がなくても、いわゆる「ブラックな」というか、労働中心的な環境の中でまがりなりにもやってきた人にとっては自分の半生を否定されたようでやはり良い気持ちはしないでしょう。
 
でも現実に過酷な労働に追い詰められている人や、腹の底で「仕事に人生を割きすぎる状態って違うんじゃ?」と思う人なんかは理屈云々置いといてやっぱ支持しちゃうんですよ。
 
とどのつまり我々は決して他人の人生を「生きる」ことはできないですから、「誰某が頑張っているから俺も頑張ろう」という共感の度合いにはどうしても個人差が生じます。
 
とはいえ、今は人々が自分の人生を文章に切り抜いて発信する、それこそこういうブログのようなツールが無数にありますよね。
電子世界の繋がりの中では、日本国外で働く日本人が「外から見た日本」という目線で日本の労働環境を痛烈に批判し、それが支持を集めるなんていう現象も実際に起きています。
そしてこういう「日本の労働環境ってなんか違くね?」という論調に対するカウンターオピニオンが、軍茶利さんのおっしゃっているようにイマイチ出てこない。
というか、恐らくオピニオン自体は存在してるんでしょうけど取り上げられていない。
個人個人が発信情報を扱えるようになった現実の中で情報が取り入れられないというのは、すなわちその情報が魅力的かつ有益で、周りの人と共有するべき情報だと思われていないということです。
 
そして労働に関するオピニオンをその発信者が労働を通じて得た「生き方の一部」であるとするならば、その「生き方自体」が今あまり人々の関心を集められていないということになる。
ここがこの議論における非常に面白いポイントではないかなぁと、自分は考えています。自分より稼いでいるか、バリバリ働いている人の人生に対して、かつてのような羨望ではなく緩やかな否定の見方が強まっている。
そしてそういった見方に「共感」する人の存在が目立ち始めている。あまつさえそういった人の中から出版物を刊行してそれなりの売上を得たりしているのまで出てきている。
これはもう、サラリーマンが揃って「仕事だりー」とぼやきながらなんだかんだ働いているような、ある意味で牧歌的なレベルの「労働に対する拒否感」とはまた違うレベルの話ではないでしょうか。

軍茶利さんが例として挙げているクメール・ルージュの虐殺だって、結果としては悲惨ですし、当時の人は無知だったかもしれませんが、先行きがどうあれ人々が具体的なアクションを取り始めた時にそれは現実になってくる。
私は今後の人々の流れ次第では、今まで日本が信奉してきた旧来の労働に対する価値観は、案外簡単に変わっていってしまうんではないかなぁと思っていますよ。
その先がどうなるかはまた別な問題ですし、その評価は後世の人が勝手にしてくれるんでしょう。
長文失礼いたしました。

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