目次
求められているのは職能以上に省みる素直さ
なぜ欲しがりは自分以外の要求を認めないのか
ブラック企業叩きは、例外なく経営者に対して聖人君子のような人格と裁定を求め、超人的な職能を要求し、自分の仕事っぷりを好意的に針小棒大に評価してもらって当然だと思っている。
そして会社には(おそらく)高いか安いか抜きにして、社内で言えば人一倍の給料をもらって当然だと思っている。(その根拠のない高い自己評価はどこから出てきてるんだよ。)
そして経営者が屁をこく度に悪魔のようにこき下ろし、自分みたいなろくでなしが勤めているおかげで冴えない会社を経営危機だのボロ会社だのと四六時中悪口を言っている。
つまり、自分は人一倍自己承認欲求を持っていて、それが満たされないことについて常に影で不平をつべこべ言って、自分にお似合いの社長さんの会社に勤めて社長をこき下ろしながら給料だけはポケットに入れる。
(人間としての恥が有ったら、悪口を言っている相手から金なんか受け取らなんだらええんと違うか。)
そして、会社側から仕事に即して新しい技能を身につけるように求められたり、(どうせ見積もり出しただけで受注したみたいな錯覚でもしてるんだろう)低い受注額を是正するために顧客を開拓するよう求められたら、「私は十分提供しているはずなのにこれ以上まだ求めるのか」と抜かす。
自分は信じられないくらい人に求めている現実にどうしても気付けないらしい。
ブラック企業叩きの大好きなワタミとユニクロを例に上げれば
ワタミ
・お金を払ってくれるお客様を精一杯歓待しよう(しかも単価2000円かそこらで)
・ボランティアや社会活動に積極的に貢献して、お店の外も見れる人間になりましょう
・景気の厳しい昨今で、他所の会社に倒産させられないように私たちは圧倒的に勤勉な人間でありましょう
ユニクロ
・最近、外資系アパレルが新たに日本に攻め込んできています。私達も海外に打って出るべき時期がやって来ました
・つきましては国際企業になりますので、社費半額負担で英語を覚えて頂きます
・センスのいい商品を作って他社に負けないように頑張りましょう
・不毛な残業とかいらないんで成果出してください
と言ってるらしい。24時間365日だ、グローバル展開だってつまりそういうことだろ。
この程度の事求められて何が不満でブラックなのか全然わからない。
そもそもまるで強制されたみたいに大騒ぎしてるけど、このどこに残業する必然性あるの?
欲するところをさっさと提供して、相手を納得させたら帰って寝ればいいんじゃねぇの。
普段から自分の納得ばっか追求して人の納得も理解も無視してるからまともな仕事ができないんだよ。
逆に自分が自分みたいな社員の働きをいくらで評価するか、売上や利益にどれだけ貢献しているかまじめに紙に書き出して考えてみろよ。
ひょっとしたら適性給与って手取り17万じゃなくて12万になるかもしれない。
そもそもブラック企業叩きは、東証一部上場の企業に就職する奴が、今時英語全然出来ませんで話になるとか本気で思ってんの?
一線級の給料を払えって主張したかったらインドネシア語と北京語も必須の時代になってきてると思うぞ。
ああしてくれこうしてくれというだけだったら、誰でもできる。
逆に自分が相手の求めに一歩譲るべき時だってあるんじゃないのか。
現にお前らは乙武が銀座で店に入れなかったという話で、乙武が障害者だからって叩きまくってたよな。
「出来ないのは悪いこと」って自分は人に言うだけか?
仕事が出来る人間になるのに、特別な才能なんか必要ない。「省みる素直さ」が欠落してるのがお前らの無能の始まり。
どうせ「俺は乙武さんには同情していた」とかまた個別の話を持ち込んでくるんだろうけどな。
・たかが数百円払っただけで美味い牛丼を食わせろとか、安全なユッケ食わせろと喚くくせに、何百万も年俸をもらって自分はつばも出さない意地汚さがブラック企業叩き
他人はお前らのサポートセンターじゃない
だれにでも不毛な質問するのそろそろやめにしたら?
6月22日、『Twitter』にてホリエモンこと堀江貴文さんに対して、 ある人が
「堀江さん、ブラック企業について ご意見お願いします。長時間労働や残業代未払い、休日の拘束など様々な要素がありますが、堀江さんも経営者としてスタッフの待遇についてお話いただけたら…」
とツイートした。それに対しホリエモンは
「嫌だと思ったら辞めればいいのでは?辞めるの自由よん」
と返答。別の人が、そのやりとりに
「やめさせないブラックがあるから問題なのでは?」 と返すとホリエモンは
「辞めるの自由」 とツイート。
「辞めることすら自由にできない会社の場合や今やめても次の就職先が見つからず仕方なく務めている場合はどうなのでしょうか?」
という人に対しては 「会社行かなきゃいいじゃん。起業すりゃいいじゃん」 と返信した。
その後も熱い議論は続いたが、「ブラック企業は辞めればいい」「起業すればいい、現在は起業もしやすい」 といったようなホリエモンの主張を受け入れられない者も多く、議論は平行線をたどったようだ。
・・・・・・受け入れられず ・・・・・・受け入れられず!
受け入れられない答えが返ってきたら相手を折伏するって、お前ら創価学会か。
ブラック企業叩きに話しかけられるときの顕著な特徴が、今までのページで薄々わかっているように、理屈が全然成立してないけど何故か断定的な断言口調か、まるで答えてもらって当たり前だと言いたげな問いかけ口調。
他人はお前らのサポートセンターじゃない。いつからお前らは俺の客になったんだ、って感じ。
そもそも他人に問いかけて、納得行かない答えが返ってきたらどうするつもりだったん?
まず問いかける前に、日ごろ仕事がきついんで愚痴をこぼしたいんです、とか慰めがほしいのか、それとも本当にわからない疑問に答えて欲しいのかくらい明らかにしてから問いかけたらどうなんだ。
なんのつながりも無さそうな相手に、自分の思い通りの答えを強要する不気味な集団。
卒業アルバムから電話番号と住所が消えるはずやで。
今自分がやってることを、道端でガタイのいい知らない人に素でやれる自信があるかどうかまじめに考えてるか?
ひょっとしたらリアルだったら場合によっては殴られるかもしれないとか、まじめに考えたほうがいいと思うよ。
そういうコミュニケーション障害もお前らを落ちこぼれにしている大きな原因だとまじめに思うわ。
・他人をサポートセンター扱いにしたかったらまず金くらい払ったら?「自分の労働」は有料で他人はただなのか??
3個以上当てはまる奴はブラック企業叩きと同類
自分はどうなのか考える癖をつける 君はまずそこからスタート
・お金をもらって助かった、ありがたいと思うことが年に3回以下
(つまりもらって当たり前だと思っている。払う側の立場になろうとしていない)
・忙しいが口癖の割りに、休日は趣味、アフター5は自分の用事と意外と充実している
(本当に言うほど忙しかったらそんなこと出来てない。つまり自分の客観的な状況ですら把握できてない)
・精神疾患を患っていることをカミングアウトしている
(弱いのは悪いことだという真実が全然見えてない。弱いのが許される世界に行きたければリタイアをおすすめする)
・ドアの開け閉め、スイッチのオン・オフがきちっと出来ずいつも隙間が開いて、どこかの電気がつけっぱなし
(コスト意識と計画性が欠落している)
・大して仕事もないくせに裏紙は絶対使わない
(暇だったらコストの削減に役立つことくらい率先してやったらどうなんや)
・皆自分の仕事を甘く見ているとまじめに考えている
(仕事は他人の評価が全てなのがわかってない。自分の納得で勝負したければ職人になるべき)
・社長は無能な悪人だとまじめに思っている
(自分がそれ以下なんだという事実に気づけない無神経さ)
・仕事先では無口なのに、会社に帰った時の言い訳は立て板に水
(顎動かすんだったら換金してくれ)
・皆の意見を聞かないと落ち着かない
(自分の信念がないから常に判断を他人に委ねようとしている)
・仕事とプライベートを必要以上に区別したがる
(自分が金使う立場の時どういう態度をとってるんだ)
・恒常的に残業を何時間もやっていて、しかも主な内容は書類作成
(頭のなかが整理できてないからすぐ終わることをいつまでもやっている)
・自分の彼女に仕事を転職するよう迫られている
(女は自分の発言のレコーダー。格好つけなおかしい相手の前でさえ愚痴をこぼす自分は格好悪いって気づくべき)
総じて言えば、自分が金使うときにどれだけ真剣か、その意識や想像力が欠落しているか、目をそらしている人間がブラック企業叩きの実像だろう。
本当だったら論評の対象にならない定食にまでB級グルメとか言い出して、数百円、せいぜい2000円までの支払いでグルメを求める消費者。
その環境で、自分がどれだけ真剣に頭と体使ってるか、一つも省みない。
そして逃れがたい事実が押し寄せてきたら「心に風邪引いたんで、休職します。傷病手当はよろしくね!」
煙草休憩まがいの気楽さでキチガイを盾にして仕事をサボって、皆が働いている時間にコンビニで買ってきたつまらない安酒を飲んでオダを上げる。
・泣き事ばっかり言っても不都合は決してお前を見逃さない。逃げる方法はただひとつ、不都合より速い速度で動くことだけ。
3P目のまとめ
「ブラック企業叩き」は
-
激しく他人の会社や知りもしない経営者を批判しながら、自分に過ちは一切ないかのごとく振舞い
-
びた一文支払ってない相手にまで尊大な態度で回答を求めたりする
-
そして現実から目を逸らしていれば、自分だけは楽に生きていけると何処かで思っている
「被害者」の自分は全て正しいという根拠不明の思い込みで、批判されることのない無敵の存在と自分を定義する異様な集団。
神のような目線で”ブラック企業”を叩く人達を、今日の長編記事で「ブラック企業叩き」と試みに定義してみた。
その実像は
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遵法を企業に求めながら日夜自分と関係ない企業の名誉毀損と営業妨害に精を出し
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誰にも委任されてない正義の執行官に自らを任命し
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自分の当事者性を棚に上げて自分の利益だけを声高に主張し、他人の不都合から目をそらし人の揚げ足を取っており
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動かない事実をつきつけられたら話の筋を枝葉末節にずらすことに腐心し
-
泣き言が世の中の主流になるかもしれないと起きるはずもない奇跡に淡い願望を抱きマスコミに踊らされ
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ブラック企業は偶像を個別企業に当てはめて叩きまわる割に、自分だけは個別で見ろと開き直り
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激しく他人の会社や知りもしない経営者を批判しながら、自分に過ちは一切ないかのごとく振舞い
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びた一文支払ってない相手にまで尊大な態度で回答を求め
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現実から目を逸らしていれば、自分だけは楽に生きていけると何処かで思っている
人達であることを解説してみた。
こんな連中が日本の主流になって本当にそれでいいのか?
これだけ特徴をあげつらわれて、一つも自分に関係がないと思えるのであれば、大したものだ。
そしてお前はこういう。
「記事の中に広告がちらついて見にくかった」
何でもかんでもタダ乗りか。そこまで言うならお前もタダ働き喜んでやってみろよ。
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銀と金
沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
結局この議論はポジショントーク以上のものにならないんじゃないでしょうかね。
今のシステムの中でそれなりに地位も金もある人たちは、そもそもこのような議論を気にも留めないか、せいぜい不快感を示すくらいのもんでしょうし、特に地位や金がなくても、いわゆる「ブラックな」というか、労働中心的な環境の中でまがりなりにもやってきた人にとっては自分の半生を否定されたようでやはり良い気持ちはしないでしょう。
でも現実に過酷な労働に追い詰められている人や、腹の底で「仕事に人生を割きすぎる状態って違うんじゃ?」と思う人なんかは理屈云々置いといてやっぱ支持しちゃうんですよ。
とどのつまり我々は決して他人の人生を「生きる」ことはできないですから、「誰某が頑張っているから俺も頑張ろう」という共感の度合いにはどうしても個人差が生じます。
とはいえ、今は人々が自分の人生を文章に切り抜いて発信する、それこそこういうブログのようなツールが無数にありますよね。
電子世界の繋がりの中では、日本国外で働く日本人が「外から見た日本」という目線で日本の労働環境を痛烈に批判し、それが支持を集めるなんていう現象も実際に起きています。
そしてこういう「日本の労働環境ってなんか違くね?」という論調に対するカウンターオピニオンが、軍茶利さんのおっしゃっているようにイマイチ出てこない。
というか、恐らくオピニオン自体は存在してるんでしょうけど取り上げられていない。
個人個人が発信情報を扱えるようになった現実の中で情報が取り入れられないというのは、すなわちその情報が魅力的かつ有益で、周りの人と共有するべき情報だと思われていないということです。
そして労働に関するオピニオンをその発信者が労働を通じて得た「生き方の一部」であるとするならば、その「生き方自体」が今あまり人々の関心を集められていないということになる。
ここがこの議論における非常に面白いポイントではないかなぁと、自分は考えています。自分より稼いでいるか、バリバリ働いている人の人生に対して、かつてのような羨望ではなく緩やかな否定の見方が強まっている。
そしてそういった見方に「共感」する人の存在が目立ち始めている。あまつさえそういった人の中から出版物を刊行してそれなりの売上を得たりしているのまで出てきている。
これはもう、サラリーマンが揃って「仕事だりー」とぼやきながらなんだかんだ働いているような、ある意味で牧歌的なレベルの「労働に対する拒否感」とはまた違うレベルの話ではないでしょうか。
軍茶利さんが例として挙げているクメール・ルージュの虐殺だって、結果としては悲惨ですし、当時の人は無知だったかもしれませんが、先行きがどうあれ人々が具体的なアクションを取り始めた時にそれは現実になってくる。
私は今後の人々の流れ次第では、今まで日本が信奉してきた旧来の労働に対する価値観は、案外簡単に変わっていってしまうんではないかなぁと思っていますよ。
その先がどうなるかはまた別な問題ですし、その評価は後世の人が勝手にしてくれるんでしょう。
長文失礼いたしました。
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>Takenさん
コメントありがとうございました。
折しも、今度書こうと思っていたキーワード「共感」について触れられているあたり、非常にご慧眼だなと思いました。
つまり、今日本人のカルチャーが「何を考えるか」ではなく「何を感じるか」の共鳴文化になった結果、感じる者の多いキーワードが大手を振って流通するようになったんだなぁと思います。
反面、感じるということだけでは、ロジックの塊である事業では役に立たないわけで、つまり冴えない業績の企業が増えているのは結果的には避けられない現象ということだと思っています。
しかし、いい大人が何を感じるかをテーマに、自分の弱さを看板にして、安酒を飲みながらSNSというのは、これは私の常識でしか無いのかもしれませんが恥ずべきことだと思いますし、それが主流の社会になることに対して危惧を抱かざるをえないですね。
核家族化と引き換えの自由な生活も、楽しい・楽と「感じる」人が多く、社会的にここまで進んで参りました。
その結果どうなったのか。
ユダヤ人を憎いと「感じた」人々が歴史的にどういう禍根を残したのか、我々はもう一度学ぶべきだと思います。
人間が動物から脱却してヒトになったのは考えたからこそだということは動かし用のない事実です。
実際問題、感じている人々は、労基法の枠から外れた仕事をしている一次産業の方々や、医師の苦労に関しては見ないふりをして自分の権利を叫んでいませんか。
労基法に違反した人がいなければ生活を支えられないヒトが大多数の時代に、自分の権利だけを主張している。
つまりブラック企業論争は権利闘争というようなものではなく、何も考えない人々の「感じ方」を闇雲に叫んでいる不気味な現象にしか私には見えないということです。
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