大川小遺族が提訴へ 23億円の損害賠償請求 石巻市など相手取り
東日本大震災の津波で、宮城県石巻市立大川小の児童・教職員計84人が死亡、行方不明になったのは学校側が高台に避難させるといった安全配慮義務を果たさなかったためだとして児童23人の遺族が10日、石巻市と宮城県を相手取り1人当たり1億円、計23億円の損害賠償を求め仙台地裁に提訴する。
学校管理下で大きな犠牲を出した問題は震災から3年を経て司法の場で検証されることとなった。
訴えによると、学校側は地震直後、大津波警報や保護者らからの情報で津波が到来する危険を予見できたのに、積極的に情報収集しなかったと指摘。裏山など高台に避難すれば助かったはずなのに、安全配慮義務を怠り、津波が来るまでの50分間、児童らを校庭に待機させ続けたとしている。
俺の居るところは全く揺れなかったんで夕方までそれが起きたってことも知らなかったわけなんだけど。
「なんだ、ジャワ島の津波映像かこれ」が最初の感想だったな。よく見たら、家のつくりや植物が全く違うし、どうみても日本。
まじかよと思って唖然としたのを思い出すな。
それで、二番目に思ったのが、関東に住んでいる巨額の資産を持った人が、次の日の朝の便を予約してドバイへの旅行を決定したことで、「これは原発の事故というのはのっぴきならないものなんだな」と思ったことだった。
実際「おい、原発もうやばいらしいぞ。俺は避難するんだ」と言ってたしね。
某国防関係組織の中の人に聞いたんだけど、もう中央防護部隊(だったか特殊環境専門の部隊)の出動準備は3月11日の18時前に始めてたらしくて、政府の中でも上層部がシッチャカメッチャカに混乱して情報が届いてなかったかもしれないらしいけど、現場では福島第一原発の復旧は絶望という話になって、どうするかをシミュレーションしてる最中だったそうだよ。
で、教訓を得るってことは、個人としてか集団としてかは別にして、総括をするってことなんだけど日本人はこの総括が一番苦手なんだよな。
「そういう話は不謹慎でしょ」と言い出す奴が居て、話の最中に自分の善人アピールをしだして、すぐに付和雷同する馬鹿が出てきて議論が封殺されていく。
民族的なものというか、お国柄というか、総括するってことは誰に責任があってその時どうしなきゃいけなかったかを討論していく作業なんだけど、これが全く出来てない。
つまり大川小学校の遺族の提訴なんてのはその典型例なんだけど、死ななくてもいい子供を23人も死なせておいて、今後どうするかという総括の結果を遺族に伝えることもできてなかったらしい。
冒頭に貼った動画に、この問題点を非常に詳細に指摘してあるけど、責任を取れない奴がこういう問題が起きる度に「委員会」を立ち上げるだけで何も改善できてない。
動画で見たらわかるけど、なんであのロケーションでわざわざ橋の袂まで逃げる必要があったのか全然訳がわからない。
児童の中には裏山に逃がしてくれって泣いていた子供も居るという。
わざわざ、教師たちは責任逃れのためにそういう子供を押さえつけて、地獄への片道旅行へ招待してしまったわけだけど、こういうのは結論が出るまできっちり詰めなきゃいけない。
法的責任が問われる法廷に引きずり出されるまでそれをやってなかったなんてのは、情けないの一言であって、まともな大人だったらそれくらいは自分でやらなきゃってことだ。
そして、不謹慎という言葉で善人アピールしたがる間抜けと、それに付和雷同したがる馬鹿も排除しなきゃいけない。
いつもそういうアホのせいでマヌケな組織が出来上がって誰も責任取らないこんにゃくのような組織が出来上がっていく。
いくら食っても身にならないところなんかまさにこんにゃく。
東日本大震災から3年、日本人は教訓を得てないから法廷闘争に至ったわけで、為政者も国民もあれだけの災害を忘却の彼方に追いやってはいけない。
残念だけど昔みたいに「先生の言うことを聞きなさい」って教えちゃ
ダメな時代になってるんだよね。
「信用できると思った人とはとことん付き合いなさい」はありでも
相手の肩書を前提に盲信したらこうなるっていう悲惨な事例が山ほどある。
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3.11から3年 被災地のいま
2011年3月11日の東日本大震災からまもなく3年。いま復興はどこまで進み、何が課題となっているのでしょう。わかりやすいイラストやメディアの連載などから、被災地の現状に迫ります。
最終更新日:2014年3月11日
「大津波の惨事「大川小学校」~揺らぐ“真実”~」の全記事一覧
【第38回】 大川小遺族が「明らかに人災」と提訴
総額23億円の損害賠償請求[2014年03月10日]
3月10日午後1時30分、東日本大震災の津波により児童74人が犠牲になった大川小学校の遺族が宮城県と石巻市を相手に損害賠償を求める訴訟を仙台地裁に起こした。訴えを起こしたのは、23人の児童の19家族。請求額は総額23億円に上る大型訴訟となる。【第37回】 大川小検証委「最終報告書」に“見切り”
空白の50分を明らかにすべく一部遺族提訴検討へ[2014年02月27日]
2014年2月23日、大川小学校事故検証委員会が最終報告書についての遺族向け報告会を開いた後、児童の遺族である7人の父親が、記者会見した。そして1人の父親がこう言った。「私は裁判に打って出たいと思います」。【第36回】 大川小遺族が検証委に最後の訴え
不十分な最終報告書に「限界」明記を要望[2014年02月14日]
大川小検証委は9日、児童遺族への最終報告書案に関する報告会を開催した。遺族側からは「事実解明を目指さないなら、検証という言葉を外すべき」などと最終報告書案に対する様々な意見が挙がった。【第35回】 大川小検証委、追加調査の可能性も?
噴出する疑問点を消化できず報告会は持ち越しに[2014年01月29日]
第9回大川小検証委会合で公表された「最終報告案」を踏まえた遺族向けの報告会が26日、開かれた。児童遺族らからは、生存教諭や校長の証言に矛盾点があること、市教委の説明に不明確な点があることを記述してほしいという意見が相次いだ。【第34回】 大川小検証委「最終報告書案」に落胆する遺族
委員長の「ささやかな達成感がある」発言に唖然[2014年01月22日]
結局、目新しい情報は、何ひとつ出てこなかった。84人が東日本大震災の津波で犠牲になった大川小学校。1月19日、ついに検証委員会の最終報告書案が示されたが、多くの矛盾や疑問が解明されないままの内容に、遺族からは批判や不満が噴出した。【第33回】 大川小遺族が検証委「設置要綱違反」を指摘
1月19日に最終報告案も一悶着か[2014年01月14日]
大川小事故検証委において、委員ではない事務局が聴き取り調査を行っていた実態が、第7回遺族向け報告会で明らかになった。しかし、事務局の聴き取りは要綱で定められておらず、遺族や専門家から要綱違反だと問題視する指摘が出ている。【第32回】 大川小検証委がついに“空白の50分”の検証開始
「遺族の知る権利」も今後の焦点に[2013年12月25日]
12月22日、第8回大川小事故検証委員会が開かれた。発足から10ヵ月以上が過ぎた今回、「(児童の避難を促す)教職員の意思決定が、なぜ遅れたのか?」という核心部分の議論が、来年1月となっている最終報告の直前にようやく始まった状況だ。【第31回】 信憑性に欠ける生存教諭の証言掲載はなぜ?
大川小検証委の「公正中立・客観性」に遺族が疑問符[2013年12月20日]
大川小学校事故検証委員会が大詰めを迎えているが、9ヵ月間の検証を見る限り、遺族たちが繰り返し指摘してきた疑問はほとんどクリアされていない。7日に行われた遺族向け報告会では、唯一の生存教諭の証言の扱いに、遺族から懸念の声が相次いだ。【第30回】 大川小検証委が初めて当日の避難行動を議論
9ヵ月目にしてようやく遺族と意見交換も[2013年12月04日]
東日本大震災の大津波で、児童・教職員84人が死亡・行方不明となった大川小学校の検証が始まって9ヵ月。11月30日の第7回会合で、初めて当日の校庭での約50分間の状況についての議論が行われ、検証委と遺族との初の「意見交換」が持たれた。【第29回】 大川小検証委で柳田邦男さんが根拠の欠如を指摘
遺族が「戦慄を覚えた」有識者ヒアリング[2013年11月10日]
石巻市立大川小学校の第三者による事故検証の開始から9ヵ月近くが過ぎた。だが、検証を見守る遺族たちからの信頼は、すでに失墜している。11月3日には、第6回会合内で有識者ヒアリングが行われたが、遺族の怒りは一層加速した。【第28回】 「山へ逃げよう」の大川小児童証言は“精査中”!?
教員の会話は「検証委とりまとめ案」に盛り込まれず[2013年10月23日]
東日本大震災の津波で84人が犠牲になった大川小学校。その第5回検証委員会が、10月20日に開かれた。検証委員会発足から8ヵ月を経たが、今回明らかになったのは本質とはまったく関係のない2点のみ。しかも児童の重大な証言が“精査中”となった。【第27回】 大川小の遺族がついに文科省へ意見書を提出
「検証委への不信感」に義家政務官はどう回答したか[2013年10月01日]
東日本大震災の大津波で石巻市立大川小学校の児童・教職員84人が犠牲となった問題で、検証委員会が立ち上がって7ヵ月あまり。期待とは違う方向に検証が進むことに不信感を募らせていた遺族たちが、ついに文科省へ意見書を持って乗り込んだ。【第26回】 大川小遺族・市教委の話し合いが10ヵ月ぶりに開催
これまでの説明会から変化した点、変わらない点とは[2013年09月19日]
石巻市教育委員会が主催する大川小遺族との話し合いが約10ヵ月ぶりに開催された。なぜこれほどまでにブランクがあったのか、遺族への心のケアが滞っていることへの質問などが相次いだが、これまでの説明会とは明らかな変化も垣間見られた。【第25回】 遺族と委員、どちらが専門家なのか?
「報告会」で表れた大川小検証委の“アバウトさ”[2013年07月29日]
児童・教職員計84人が死亡・行方不明となっている大川小学校の事故検証が「遺族向け報告会」が開かれた。報告会で遺族から上がったのは、検証内容や検証の進め方などに関する非常に厳しい意見で、委員の解任を求める声も出された。【第24回】 「なぜ50分間逃げなかったのか」は明らかにならず
遺族が憤る大川小検証委・中間報告の内容[2013年07月12日]
東日本大震災の津波で84人が死亡・行方不明になった大川小学校。7月7日の第3回大川小事故検証委員会では、中間報告がなされたが、その中身はすでに遺族が調べて来た事実ばかりで、しかも事実解明の核心部分の議論は、一切なかった。【第23回】 津波生存者の証言がないまま中間報告へ
大川小遺族に募る検証委員会への不安とモヤモヤ感[2013年07月05日]
東日本大震災の大津波で児童・教職員84人の死者・行方不明者を出した大川小学校。事故検証委員会の第3回会合が今月7日に開かれ、中間報告が発表される。3月以降、進捗の見えない状況におかれた遺族たちのモヤモヤした思いは、募るばかりだ。【第22回】 大川小検証委で遺族が初めて意見陳述
第2回会合でも見えてこない検証の行く末[2013年05月02日]
3月21日、第2回大川小学校事故検証委員会が、宮城県石巻合同庁舎ので行われた。今回の委員会では、児童の遺族3人が初めて検証委員の前で意見を陳述。だが、委員会が2回終わった現段階でも、結局何が決まったのか、よくわからない印象を受けた。【第21回】 “ヤンキー先生”の訪問で入り混じる期待と不安
苦悩し続けた「大川小遺族の2年」を振り返る[2013年03月13日]
東日本大震災で児童・教職員84人が死亡・行方不明となった石巻市立大川小学校。震災から2年を目前に、市内の斎場営まれた大川小の三回忌の合同法要にヤンキー先生こと義家政務官が、児童・教職員遺族、同級生の前で頭を下げ、お詫びを述べた。【第20回】 なぜ記者会見に出席したのは委員長だけだったのか
大川小検証委・初会合で抱いた真相解明への懸念[2013年02月13日]
2月7日に第1回大川小学校事故検証委員会が開かれた。これまで検証対象外だった「事後対応」を検証範囲に含めるなど成果もあったたが、「公開」が条件だった委員会については、委員が映像に“事前検閲”を迫る異様な展開になった。【第19回】 国会で大川小の検証を迫った唯一の議員の警鐘
事態はなぜ何も変わらないままなのか[2013年01月23日]
2012年12月、ようやく大川小の惨事を検証する第三者検証委員会が設置され、2月7日には第1回検証委員会が開かれることとなった。この問題を国会の場で唯一取り上げてきたのが、富田茂之衆議院議員だった。
「大津波の惨事「大川小学校」~揺らぐ“真実”~」の全記事一覧
【第18回】 石巻市議会承認で1月大川小検証委開催へ
遺族が批判する「人選」への“文科省の言い訳”[2012年12月28日]
大川小学校の惨事を検証する「第三者検証委員会」の設置を石巻市議会が承認した。市教委は、文部科学省の設置案に「(遺族から)概ね異論のない状態」などと説明したが、実際には「人選」などに対して遺族から異論や疑問が噴出、不信は強まる一方だ。【第17回】 大川小検証委員の人選に本当に異論はなかったか
期待した文科省にも裏切られた遺族の絶望と憤り[2012年12月18日]
東日本大震災の津波で多くの児童が犠牲になった石巻市大川小学校の惨事を検証する委員会の設置が、石巻市議会で審議されている。しかし、委員会の人選、内容を見てみると、行政側の都合や結論ありきで進められており、遺族の思いは全く反映されていない。【第16回】 ついに国主導で“大川小の惨事”検証へ
遺族が文科省に抱く大きな期待、よぎる不安[2012年11月14日]
文部科学省は11月3日、遺族と県教委、市教委とともに4者会合を開き、事故検証委員会を設置して1年後に最終報告をまとめる方針を明らかにした。これまで県教委や市教委にいら立ちを覚えていた遺族がこの動きに期待する中、文科省は真相を明らかにできるか。【第15回】 大川小児童の遺族が立ち上がってから4ヵ月
明らかになった真実、隠され続ける真相とは[2012年10月30日]
震災から1年3ヵ月あまりが過ぎた2012年6月16日、事故の真相が一向に明らかにされない現状を訴えるために遺族の有志が会見を行った。あれから4ヵ月半――。これまで、どのようなことが明らかにされ、何が課題として残されているのか。【第14回】 文科省主導で動き出した「第三者委員会」による検証
委員会メンバーの “人選” が議論の焦点に[2012年10月19日]
膠着状態が続いていた大川小学校の事故検証だが、9月下旬、文科省から事態の進展を促す働きかけがあり、昨年来凍結状態にあった「第三者委員会」を設置しての事故の検証に向けて、ようやく新たな動きが出てきた。【第13回】 津波からの避難を地域住民に呼びかけた続けた
市職員が知る津波襲来直前・直後の大川小周辺の状況[2012年10月03日]
東日本大震災の大津波により大川小学校の児童・教職員84人が犠牲となったが、あのとき行政は大川小や地域住民にどんな対応を取っていたのか。あの日、大川小のある釜谷地区に入り、津波からの避難を呼びかけた市の職員に当時の状況について話を聞いた。【第12回】 集落消滅の背景には“平成の大合併”の弊害も?
未だ解決しない大川小問題をめぐる地域住民の本音[2012年09月26日]
東日本大震災の大津波によって多くの児童が犠牲になった大川小学校。震災から1年半以上が経過した今も、遺族や保護者、石巻市教委の間で争いが続き、解決の糸口が見えない。こうしたなか、大川地区の地域住民はこの事態を今、どう感じているのだろうか。【第11回】 大川小児童の最後の足取りはどこまでたどれたか
初の現場検証でも曖昧にされた校庭での50分間[2012年09月20日]
震災から1年5ヵ月が経過した先月8月21日、石巻市教育委員会によって初めて、大川小学校の現場検証が行われた。児童の遺族や地域の人たちも参加した画期的な出来事に思われたが、実際には最後の足取りを曖昧にしたままの遺族に不満の残る結果に終わった。【第10回】 津波襲来直前まで何人もの人影が校庭に
間一髪で生還した地域住民が目撃した大川小の姿[2012年09月12日]
東日本大震災の大津波により、児童・教職員84人の犠牲者が出た石巻市立大川小学校。市教委の報告書では、児童は津波が来る数分前には、避難を始めていたことになっていた。しかし私たちは、大津波襲来直前に大川小の校庭で何人かの人影を目撃したという人たちの証言を得た。【第9回】 唯一生存した男性教諭の報告に大きな矛盾!?
大津波後の大川小生存者を見た夫妻の証言[2012年09月05日]
東日本大震災の大津波で、児童・教職員84人の犠牲者が出た石巻市立大川小学校。今もまだ真実が明らかになっていないなか、私たちは大津波が襲った当日、大川小の生存者の様子を目撃したという夫妻に出会った。夫妻はあの日、どんな事実を見ていたのか。【第8回】 平野文科相がついに大川小を視察
震災から1年5ヵ月でようやく国が動いた[2012年08月29日]
児童74人と教職員10人が、東日本大震災の大津波にのまれて犠牲になった石巻市立大川小学校。発生から1年5ヵ月を過ぎて、ようやく文科省が動きだした。8月19日、平野博文文部科学相が初めて大川小の校舎周辺を視察し、遺族の声に耳を傾けたのである。【第7回】 “大川小児童の重大証言”はなぜ無き物にされたか
遺族も憤る元指導主事が「証言メモを捨てた理由」[2012年08月17日]
大川小を大津波が襲う直前、「山さ逃げよう」と訴えた児童の証言をめぐり矛盾が噴出した。昨年6月の説明会ではその証言が紹介されたにも関わらず、現在、市教委は証言を無き物にしているのだ。今回は真実を明らかにするため調査メモを廃棄した当事者に話を聞いた。【第6回】 文科省への報告文書はわずかA4版5枚
中央官庁、大川小の惨事を把握せず[2012年08月02日]
大川小の惨事が起きてから早くも1年5ヵ月を迎えようとしている。しかし、2011年3月11日以降、石巻市立大川小学校の状況についての「報告」文書は、わずかA4版で5枚だけ。そして文科省も、その実態について十分に把握していないことが明らかになった。【第5回】 「大川小の惨事」の裏では何が起きていたのか
3.11後の混乱に襲われた市教委の逡巡[2012年07月25日]
未曾有の大災害に遭い、大川小学校をはじめ、多くの学校が被災した石巻市。同市教委は現在、大川小児童の遺族たちから震災後の対応における矛盾や不備を指摘されている状態だ。では実際、震災直後の同市教委は、いったいどのような状態に陥っていたのか。【第4回】 破棄されたメモの中に“大川小児童の重大証言”も?
大きく揺らぐ石巻市教委が作成した公文書の信憑性[2012年07月18日]
7月8日、市教委と保護者側の話し合いが行われた。議論となったのは、唯一生き残った男性教諭のFAXを巡る疑惑と、校庭で「山さ逃げよう」と訴えていた児童の証言だ。実はこのFAXと児童の証言を記録したメモをめぐり、真偽の曖昧さが浮き彫りになった。【第3回】 疑いは震災直後の“校長のひと言”から始まった
大川小遺族が指摘する「震災後の人災」[2012年07月09日]
東日本大震災の大津波によって、児童・教職員84人という、あまりにも大きな犠牲が出た石巻市立大川小学校。今回は、震災直後の校長のひと言をきっかけに疑問を抱き、遺族が指摘しはじめた調査記録の主な不審点を紹介する。【第2回】 「間違った公文書のまま既成事実化されてしまう!」
大川小の児童遺族が“第三者委員会設置”に憤る理由[2012年07月02日]
宮城県石巻市大川小学校の児童遺族と同市教育委員会の溝が埋まらない。大津波で、全校児童74が犠牲となった例を見ない事故。その原因や責任が今もはっきりしないなか、市は2000万円の「第三者委員会」設置を予算計上し、これが遺族のさらなる不安を煽っている。【第1回】 【新連載】
「避難途中に大津波」はウソだった?
石巻市教委の矛盾で明らかになる“大川小の真実”[2012年06月25日]
児童74人が東日本大震災の大津波にのまれて死亡・行方不明になるという大川小学校の「惨事」。実はこれまで当日の状況などが明らかにされてこなかったが、私たちが続けてきた情報開示請求によって、新たな事実が次々にわかり、ついに遺族が立ち上がった。
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