造影剤投与直後に呼吸困難、市民病院で女児死亡
読売新聞 6月10日(火)11時36分配信
愛知県常滑市の常滑市民病院で今月3日、入院していた同県内の女児(6)が、造影剤を投与された直後に容体が急変して死亡していたことが分かった。
急性アレルギー反応の「アナフィラキシーショック」を起こしたとみられ、病院は県警常滑署に連絡。同署は業務上過失致死の疑いもあるとみて、投与に問題がなかったかを調べており、今後、担当した医師らから事情を聞く。
幸運な事に生まれつき身体が頑丈な方だったもんで、アレルギーとか虫歯ってのと(虫歯は一回もない)比較的無縁の生活を送れていたんだけど、人間の体質って子供にかぎらず意外と変わるもんだよね。
「俺にアレルギーなんか関係ない」って思ってたけど、大人になってから自覚があるものが2つ出来たよ。
一つが紫外線アレルギーの軽度なやつで、もう一個が蚊。
日焼けして、真っ赤になって釣りしてても平気だったのが、20代の後半からビーチリゾートとか砂漠を旅してる時に紫外線アレルギーみたいなのが出る。
帯状疱疹のミニマム版みたいなのがあちこちに出来るんだ。
痛痒いものすごくうざい症状で、つまり紫外線で人類の何割かが持っている遺伝ヘルペスが活性化してしまうらしい。
多分、体質が何かで変わってしまって、免疫のバランスが子供の頃と変わっちゃったんだろう。紫外線が免疫に干渉してトリガーになるんだろうね。
蚊も、インドネシアを旅行中に物凄い数の蚊に刺されて以来アレルギーだ。
「なんかチクチクするぞ」「草かな」と思って晩飯にバビグリン(豚の丸焼きにご飯と香辛料で食べるやつ)を作ってる最中、足を見たら露出してる部分がごま塩に見えるくらい蚊が止まって、元気よく血を吸っていた。
蚊の唾液もなめていたらアナフィラキシーショックみたいになるらしくて、梅毒でも発症したのかと思うくらい赤い斑点が出来て(もはや痒いとかのレベルじゃなくて、熱くて痛い)、2週間位腫れが引かなかった。
風向き次第で蚊柱みたいなのが川や水田の近くに発生するのに、夕暮れ時にメガネを掛けずにワイワイ料理してたから全く気が付かなかった。
酒もだいぶ飲んでいたので格好の餌食だったんだろう。
それ以来蚊に刺されてもなかなか腫れが引かない、しかも異常な痒さを感じるようになっちゃった。
何か特定の種類の蚊には、足に何かの分泌液がついてるらしく、単に止まられただけでも痒くなったりする。
人間、↓に引用した通り受容できる毒物のボリュームが決まってるらしく、ある日突然そうして体質が変わったりするみたいだ。
「俺は健康」「私は平気」と勘違いしやすいものだけど、場合によってはアナフィラキシーショックを引き起こして死に至る場合もあるわけで、気をつけて生活しましょう、と。
豆知識:その後しばらくは頭痛の度にデング熱を疑ってどきどきしたけど、その手の熱病にかかったら肘の近くの血管を洋服の袖とかで縛って、腕の色が変色する様子を観察すれば良い。
まだらに赤くなってたら危険信号。病院直行です。
耳クソも体質変化の目安に思えるんだよな。
そういや、普段は乾いたのしか出ないのに、ひどく疲労している時と
紫外線が強い国で旅行してる時は湿った耳クソになってることが多い気がする。
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いきなり発症!怖い大人のアレルギー
▲アレルギーの許容量をコップにたとえるとわかりやすい。コップから溢れると、アレルギー反応が。ただし、その人が持つコップの種類、大きさはまちまちだ。
今までは何ともなかったものでも、ある日を境に突然アレルギー症状があらわれることがある。
一体なぜ、こんなことが起こるのだろう。考えられる「大人のアレルギー」の主な原因がアレルゲンの容量オーバー・免疫の矛先の変化のふたつ。
例えば、大人になってからの花粉による症状は、それまでに繰り返し花粉を体内に取り入れてきたことで、自分の中の「花粉、ここまでOKライン」を超えてしまったと考えられるのだ。
子どものアレルギーは、消化器官の発達によって症状が軽くなったり、なくなるケースもあるが、大人の場合は自然に治ることは少ない。
また、自分の体がどんな物質に対し、どれほどの量を摂取すると過剰反応が起こるのかをあらかじめ知ることはできない。いつどんなタイミングで発症するかわからない怖さがあるのだ。
アロマ、ゴム手袋も!?
身近に潜む、意外なアレルゲンさて、アレルゲンといえば、小麦や卵、そば、ピーナッツ類などが代表的。けれど、日頃よく食べる食品や、食品以外でもアレルギー反応が出ることが。その一部が下図。
▲水仕事のときに使うゴム手袋で、アレルギー反応を起こすケースも増えている。
<大豆>
健康のために豆乳を飲み続けていたら、ある日突然アレルギーに…というケースも。<アロマ>
アロマやハーブ類も、人によってはアレルギー反応を起こすことが。体にとってよいはずの行為が、かえって裏目にでてしまうこともあるのだ。<ニッケル>
ニッケルは、携帯にも含まれている。頬など携帯に触れる場所にかゆみやかぶれなどの異常を感じたら、ニッケルアレルギーを疑おう。<ゴム手袋>
意外なところでは、ゴム手袋もアレルゲンとなる。手荒れ予防のために使用しているはずが、かえってひどくなるようならご用心。ゴム手袋の成分が汗とともに皮膚から吸収され、アレルギー反応を起こすケースが最近増えている。とはいえ、どの物質でアレルギー症状が出るかは人それぞれで、極端にいうとすべての物質がアレルゲンとなる可能性がある。さらに、症状が出ない限り、アレルゲンを特定できないのがやっかいなところ。
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