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アルカイダの元報道官、スレイマン・アブガイス被告に終身刑、対テロ戦争終結 一方激化する宗教戦争 終わりなき十字軍に終結の見通しはあるか?

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アルジェリアで活動する「イスラム国」分派の武装組織「カリフの兵士」を名乗るグループは24日、人質のフランス人男性(55)を殺害する動画をインターネット上に公開した。AFP時事通信が伝えた。イスラム国は対イスラム国の有志国連合の国民を標的に「市民を殺害せよ」と呼びかけており、これに応じた報復行為の一環とみられる。

 男性は仏南部ニースの出身。観光目的で20日にアルジェリアに入り、21日夜に首都アルジェ東方のティジウズで拘束されていた。武装組織はイスラム国への攻撃を24時間以内にやめるよう仏政府に要求していた。

via: <「イスラム国」分派>人質の仏人殺害 動画を公開 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

 

対テロ戦争の次の戦争も敵の攻撃手段はやっぱりもっぱらテロと誘拐になるわけで、基本的な認識をアメリカは間違えていた可能性が高いよね。

それが何かというと、相手が強すぎる場合不規則攻撃による反撃しか敵の防衛・攻撃手段は残されてないわけで、”実力差があるやつには弓を引かない”ことが重要なんじゃないかと最近思う。

 

例えばISIS VS シリアとか、アルカイダVSアフガニスタンとかだったら実力が拮抗してるわけで、テロの必要性はない。

これがそういう組織VSアメリカになったらまず本土に反撃することが無理なわけで。

どうするかといえばやっぱりテロしかないもんな。

 

アメリカ的には承服しがたい話なんだろうけど、一番相手しやすい敵だけを絞り込んで生かしておいて、生かさず殺さずで適度にプロレスで衝突してたほうがいいんじゃないかと思うんだけどな。

アメリカと適度に対立している敵だけを残しておくと、自然そこに人心が集中して他のインビジブルな組織は出てこなくなる。

 

対テロ戦争にビンラディンの娘婿の終身刑判決で勝利した一方、アルカイダの後釜でISISが出てきてもっと巧妙に活動をしている現実。

もっと前から言えばイラクのフセイン亡き後、ISISというホメイニのような奴が実力を握りつつある現状がそれを物語ってる気がする。

 

結局、アンパンマンじゃないけど敵を殺しきらない事こそが平和の要であって、「冷戦は集結し世界は平和になった」とか言ってたのに、誰も平和の配当を受け取らないまま今に至ってる。

ソ連の崩壊から学ぶべきことはもっと多かった気がするね。

コントロールできる敵は生かしておくというのが多分肝なんだよ。

 

最終的にISISはイスラムによる革命とカリフの版図回復を訴え始めたわけで、対テロ戦争は宗教戦争に発展してしまった。

全て上述の項目を見誤ったツケといえるものだろう。

 

宗教戦争ということは十字軍と言える軍事活動なんだけど、それがいつ終わるのか?

今までの十字軍に明示的な終わりはなかった。

今のこの状況が新しく始まったものと言っていいのかどうかですら曖昧なわけだ。

 

終結の見通しは立たないし、それは多分5年10年後も同じなんだろうね。

 

 

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空爆でも地上戦でもケリがつかないし、国境と国家主権を無視して
掃討作戦を展開する必要性がいずれは出てきて、
それがまた敵を増やすという悪循環になるだろな。

 

 

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米ニューヨーク連邦地裁は23日、米国人殺害やテロリスト支援の罪に問われていたイスラム系武装組織アルカイダの元報道官、スレイマン・アブガイス被告に終身刑を言い渡した。同被告はビンラディン容疑者の娘婿。

ルイス・カプラン判事は、被告が反省の様子を全く見せておらず、「アルカイダの米国人殺害計画で、できる限りの支援を行った」と指摘した。

検察側は2001年9月11日の同時攻撃後、被告がカリスマ的な報道官として、戦闘員の勧誘活動に注力していたとし、「ウサマ・ビンラディンの多大な信頼を集めていた」と主張した。

via: ウサマ・ビンラディン氏の娘婿であるスレイマン・アブガイス被告に終身刑 – ライブドアニュース

 

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gundari愛国左派 Recent comment authors
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愛国左派

どんだけイスラムやアメリカ人が死んでも、結局自分は日本に住んでいるので日本の事が心配になるわけです。
宗教戦争に発展したとして日本が取るべき立場は、悲しいけど傍観になると思いますね。
その意味でも集団的自衛権の行使容認はやっぱりマズかったと思うな。

後関係ないですけど、http://www.tbsradio.jp/ss954/2014/09/20140924-1.html

グンダリさんはこれ見ましたか?