スコットランド独立投票、否決派が僅差で勝利 サモンド自治政府首相辞意表明 そもそもなぜ独立運動が未だにあるのか?インビジブルなジャコバイト達


自治政府首相、辞任を表明=スコットランド

時事通信 9月20日(土)0時22分配信

 【ロンドン時事】スコットランドのサモンド自治政府首相は19日、住民投票での独立否決を受け、首相職を辞任する考えを表明した。
 サモンド氏は「スコットランドにとって(独立に向けた)運動は続く。夢は決して死なない」と述べ、独立運動の継続を訴えた。 

via: 自治政府首相、辞任を表明=スコットランド (時事通信) – Yahoo!ニュース

 

そもそもなんでスコットランドで独立という話がいつまでもくすぶってるかというと、前の記事でも触れた通りイングランドとの文化的な壁のせいで存在を認知されてないってことがでかい。

これがエスノナショナリズムに火をつけてしまった。

反対にイングランド側としては、医療と社会保障で首根っこを押さえてるに等しいわけで、これを人質にして高齢者と子持ち女性の動きを抑えこみ勝利できたというところだろう。

 

実際問題通貨や経済に関して言うほどのでかい問題はなかったんじゃないかと思う。

それくらいイングランドとの交流は微妙な実態があるように見える。

 

スコットランドでは、既に紙幣は独自のものを流通させているってことを知らない人も意外に多い。

札の種類が違うんだよ、イングランドとスコットランドは。

そしてこの札をイングランドでお勘定の時に使ってみることで経済交流の度合いはしっかり測れる。

 

Newcastleのイングランド側の街でスコットランドのポンド紙幣(イギリス政府の保証付き流通紙幣)を支払の時に出しても、それが何なのか知ってる商店主の割合は非常に少ない。

「これ偽札じゃないのか」「外国の紙幣は使えない」と言い出す商店主ばっかりである。

でもその街から電車で1時間、2時間でその紙幣が流通している。

 

常識で考えれば、人や経済の行き来があればその紙幣の正体を知っているはずだし、ATMで使える以上偽札とか言い出さないはず。

そもそも政府が使用を保証してるのに、その有り様なわけだ。

 

ハイランド・スコットランドがどういうところか知ってるイングランド人がどの程度居るか?

これも微妙な話だ。

ひどい人になると「スコットランドって何?」とか言い出す有り様だ。

 

独自の文化や習慣を持つ人は、当然それに幾らかの自意識を持つのが必然であって、それを馬鹿にされることや存在しないような扱いを受けることに耐え難い屈辱を感じる。

 

例えば日本人が、神道というモノを外人に説明して、「何だ、アニミズムの一環なのか」とアフリカとかの精霊信仰と一緒くたにされたらむっとするんじゃないか。

少なくとも俺なら相当不愉快だ。(学術的に同じような括りになるのは知っていても。)

 

それが日常だったらどうなるか?こうなる。

そしてそのせいでしまいには王室まで引っ張りだしてテレビにコメントさせるなどイギリス政府は引っ張りまわされて大恥をかいたわけだ。

今後も独立派の慰撫のために支払うことになるコストは決して安くつかない。

 

英国王室まで引っ張りだして、ジャコバイトの存在を認知させたことを以って独立派はある意味での勝利を勝ち取ったとも言える。

 

日本でも居なかったことになっている民族やインビジブルな存在になった習慣や文化があるんじゃないか?

それを見なかったらどうなるか?こうなるわけだ。

その結果得するのか、損するのか?

 

その結果も明らかになったわけだ。

古人曰くの他山の石、それが目の前に転がっている。さぁ、これからどうしますか?

 

 

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何万円分もスコットランドポンドを持っていたらちょっとばかり残念な感じになってしまう。
繰り返すけど、これ相互で使用できるって政府のお墨付きがあるんだぜ?
イングランドのポンドはスコットランドで使えないことなんか、ないってのに。

 

 

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↓関連記事↓

 

 

 

<スコットランド投票>独立反対派が勝利した3つの理由 同志社大学・力久昌幸教授

 

イギリスからのスコットランド独立の是非をめぐって9月18日に実施された住民投票は、独立に反対が200万票あまり(約55%)、賛成が160万票あまり(約45%)となり、10ポイント差でスコットランドのイギリス残留が確定することになりました。それまで世論調査で独立反対派に20ポイント前後の差をつけられていた賛成派が、投票日の2週間前になって支持率を急速に上昇させて以降、独立への賛否が伯仲する緊迫した状況が続いていました。しかし、開票結果は投票日直前の世論調査結果(2~6ポイント差で反対派が優勢)を反映して、独立反対票が多数を占めることになったわけです。

■高齢者票

 それでは、なぜ住民投票で独立反対派が勝利することになったのでしょう。反対派の勝因については、まず年齢と独立への賛否の関係が注目されます。有権者を年齢で4つの層(24歳以下、25歳~39歳、40歳~59歳、60歳以上)に分けてみると、終盤の世論調査(YouGov)によれば、25歳~39歳の年齢層がもっとも独立を支持していた(賛成が反対を12ポイント上回る)のに対して、60歳以上の年齢層はもっとも独立に反対していました(反対が賛成を20ポイント上回る)。それに対して、24歳以下と40歳~59歳の年齢層では、それぞれ独立への賛否が伯仲していました。ということは、高齢者の反対が壮年層の賛成を上回ったということになります。

 なぜそうなったのかということについては、有権者に占める高齢者の割合が壮年層の割合よりも多かった(約28%対約23%)のに加えて、高齢者の投票率が壮年層の投票率をやや上回ったのではないかと思われます。独立によってそれまでの安定した年金給付が困難になるのではないかなどの今後の生活に関する高齢者の不安が、独立による生活水準の向上に関する青年層の期待を若干上回ったというわけです。

■女性票

 次に注目されるのは、独立への賛否をめぐる性差です。世論調査では、スコットランド独立に対する支持については、一貫して女性の支持が男性よりも低くなっていました。終盤の世論調査でも、男性では独立賛成が9ポイント高かったのに対して、女性では逆に反対が12ポイント高くなっていました。なぜ女性はスコットランド独立に懐疑的なのか、という疑問についてはっきりした理由はまだ明らかになっていませんが、一般に女性は男性より大きな変化を嫌うやや保守的な態度を持っているとされることが、今回の住民投票の結果にも影響を与えたのではないかと推測されます。なお、日本と同様にスコットランドでも有権者に占める女性の割合がやや高くなっていますので、女性の反対が多かったことは住民投票の行方に大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。

via: <スコットランド投票>独立反対派が勝利した3つの理由 同志社大学・力久昌幸教授 (THE PAGE) – Yahoo!ニュース

 

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コメント

    • 在日日本人
    • 2014年 9月 20日

    >他山の石、それが目の前に転がっている。
    >さぁ、これからどうしますか?

    「一部のバカが騒いでいるだけで古くから日本にいる人間は総じて自分達は「日本人」だと思うだろう」と平気で言える、歴史修正主義と差別主義と全体主義のネトウヨで溢れる21世紀の日本では、「在日」に対する態度からして、
    「後で因縁つけられるのも面倒なので、少数民族は皆殺しにするか、さっさと同化して、根絶やしにすべし!」
    と、本気で思ってそうです。

    でも、「本当に」ネトウヨが「本気で」そう思ってんなら、他国が民族浄化に文句を言う筋合いは無いし、万が一日本が民族浄化で根絶やしになっても、文句を言うなと思ってしまいますよ、ホント。

    • 迦陵頻伽
    • 2014年 9月 20日

    @在日日本人
    俺の言葉がそんなに気に食わなかったか?
    悪かったな、でもこれは事実だぜ。
    そして沖縄本土の文化やアイヌの文化に敬意をもっていくべきだと思うし。
    アイヌはもういないとか発言する馬鹿は罰せられなければいけない。

    それでも郷に入れば郷に従えということわざがあるように
    日本に長く住むなら日本ナイズされていくんだよ。

    かつて、百済から日本に移り住んだり、慶長の役で連れてこられた職人なんかも
    日本に帰化し溶け込んで日本人になっていった。
    そうでないと生きられなかったからな。

    日本の文化は島国文化だ。
    大陸のようにはいかんよ。
    ただ、古くからある風習や文化、そしてアイヌや沖縄のように
    日本本土の人間と歴史が違う人達がいることを認め
    それを大事に扱うことが必要であることは今回のスコットランドの件でわかっただろう。

    これは日本は他国と比べ影響は薄いが他山の石じゃないんだよ。
    多数派だからって少数派に対し好き放題やっていると痛い目をみるぞという教訓だ。
    それでも日本では影響は小さいだろうな。
    前も言ったが一部のバカ以外は日本人としての意識を持って生きている。
    それが今の日本だ。

    • ルイー痔
    • 2014年 9月 20日

    今ある日常が当たり前のものだと思うなってことだね。

    職場でまんべんなくスタッフに声かけて、どうでもいい話しながら全体の状況を把握しておけば何かのときに慌てなくてすむし、問題を未然に防ぎやすい。
    知り合いのバカオーナーの会社は職場へ適当に人を入れ管理教育もせず会話もせず、一月に1人辞めてった。
    あれはいい反面教師だった。

    • gundari
    • 2014年 9月 20日

    結局、文化へのリスペクトに「あれって経済的合理性と利便性を追求した結果の同化なんだな」という前提を持って、「それ故のノスタルジー」を受けいれる気持ちを持たないと摩擦になるんですよね。

    経済的に優位でいい暮らしをしてる方に人が流れるのはこれは性なので、同化の良し悪しで言えばまずは前提の2つの気持ちを準備せよってことですな。

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