[ワシントン 30日 ロイター] – 米国家安全保障会議(NSC)のミーハン報道官は30日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザに対する軍事作戦で、避難所になっていた国連が運営する学校を砲撃したことを非難した。
ガザの当局者によると、この攻撃で避難していたパレスチナ人少なくとも15人が死亡。ミーハン報道官は、「パレスチナの数多くの避難民に対する安全が国連が提供した避難所でも確保されていないことを非常に懸念している」と述べた。
そのうえで、ガザの国連関連施設に武器が隠されていたことの責任も追及すると述べた。
パレスチナの人の自衛の大義も十分理解できるながらあえて言ってしまえば、じゃぁイスラエルにどうしろと言うんだって話になる。
問題の根本的な部分を一言で言えば、パレスチナにしても他のアラブ諸国のタカ派にしても「イスラエル国家の存続」を頭から認めてないわけで、どっちも最終的に結末が絶滅に至る絶滅戦争をやっている。
アラブ・北アフリカでもハト派の人は「だってイスラエルの人ももうそこに家建てて商売までやってるのに出ていけるわけ無いじゃん」って言ってるけど、これは日本のザイトク問題と一緒で「現実にそこで生計を立てているものの処理をどうするのか」に行き着く。
その上で今現実に持っている生計をテロによって脅かされてきたのはイスラエルの紛れも無い歴史であって、キブツや学校が襲撃されて女子供も含めて相当数が死んできた。
どこの建物や家でもパニックルームやシェルターがあるのはそのせいだ。
反対に、パレスチナの人は英語で何かアナウンスが有ったと思ったらいきなりブルドーザーが突進してきて家も畑もぶち壊しにされ、全てを奪われて奈落の底へ突き落とされて生きてきた。
前者が現在で、後者が過去で、現在と過去がそれぞれを因果に絶滅戦争をやっている。
しかし、この問題の解決を図るんだったら早い話がもうちょっと現実的な問題解決を国際社会が提言しなけりゃ話にならない。
問題の根源はイスラエル人の軍隊が情け容赦ないことや、パレスチナのテロリストが気が短いことではなくて、あの狭い面積の乾いた土地に人口爆発が起きていることにある。
イスラエルの国土面積がおよそ日本列島の15分の1くらいで、ちょっとデカイ県と変わらない程度しかない。
そしてパレスチナとイスラエル双方の人口を合わせたらおよそ2000万人がたったそれだけの面積に居住していることになる。
これは日本の国土面積に3億人が暮らしているのと同じ計算になるわけで、少しでも支配権の及ぶ土地を拡大しようとして当たり前という結論になる。
しかもイスラエルは食料自給率が93%を超えていて、それだけ芋の子を洗うように暮らしていて尚全員が食っていくための果物から穀物畜産までを全部自力でやろうとしている。
そして世界各国はバカバカしいことにイスラエルの人口拡大政策になんにも制限をかけずに移民をホイホイ許している。
これで土地が足りると思う奴は頭がオカシイという結論になる。
早い話が狭い土地に人口が増えすぎて、人口密度のせいでストレスがぶつかり合い爆発する結果になっている。
しかもイスラエル人が生活習慣を変えないことは、寛容とユーモアが売りだったヴェスパシアヌスでさえ発狂してユダヤ戦争を戦った歴史からも明らかなのだ。
パレスチナ問題をどうしたら解決することができるか?
各国政府はイスラエルへ移住目的で渡航する国民を出さないようにすべきじゃないのか。
人口拡大してユダヤの宗教的自治権を確立させたいイスラエルの目的は十分わかるけど、その結果別な民族を絶滅させるのではホロコーストと言われてもこれは仕方ない。
殺し合いをやめさせるためにも国連は移民の制限を決議すべきじゃないんだろうか。
地図を見たらアホでもわかる。それ以外に解決のしようがない。
「これ以上絶対に手を広げない保障」これがないからゲリラ活動も先鋭化していくんだから。
ついでに言うとパレスチナの肩を持って現実的に解決を模索するなら、
それはアラブ人にイスラエルと同レベルの武装をさせることと直結する。
西側の連中はそのことを認識した上で口を動かしてんのか?
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7月25日にブライアン・イーノがデヴィッド・バーンへ宛てた書簡が、デヴィッドのWebで公開された。全文紹介する。
皆へ、
この手紙で暗黙のルールを破ることになるが、これ以上黙っていられない。
今日、私はパレスチナの男性がプラスティック製の肉用の箱を抱えて泣いている写真をみた。それは彼の息子だった。彼の体はイスラエルのミサイル攻撃でばらばらにされた。明らかに新しい武器、フレシェット爆弾だ。どんなものか知っていると思うが、小さな鉄製のダーツ状のものを爆薬の周りに詰め込んだもの、それが人間の肉を引きちぎる。少年の名前はモハメド・カリフ・アルナワスラ。彼は4歳だった。
私はその袋の中が自分の子どもだったらどう思うか考えているのに気がついた。そして今までになく怒りがこみ上げてきた。アメリカでは何が起こっているんだ?私自身の経験から、ニュースがどれだけ偏っているか、そしてこの話の片側についてほとんど耳にしていないことを知っている。しかし、それがキリストの目的のためか?答えは難しくない。なぜアメリカは民族浄化の一方的な実行を盲目的に支援し続けるのか?なぜだ?私にはわからない。AIPACの力について考えるのにはうんざりだ。もしそうであるなら、君たちの政府は根本的に腐っている。いや、それが理由ではない。しかし私はどうしたらいいのかわからないんだ。
私が知っていて好きなアメリカは、同情にあふれ、心が広く、創造的で、多様で、忍耐強く、寛大なものだ。私の親しいアメリカ人の友人たちは正にそれを体現している。しかしアメリカはこの酷い一方的な植民地主義の戦争を支援している。私にはできない。君たちだけでないことは知っている。どうしてこういう言葉が耳に入らないんだ?自由と民主主義の概念をアイデンティティの基盤にしている国が、人種差別主義の神聖政治を支持して金を使うのが、どれだけ酷く見えるか判っているのか?
私は昨年メリーとイスラエルへ行った。彼女の姉はエルサレムのUNWRAで働いている。案内をしてくれたのは彼女の夫でプロのガイドのパレスチナ人のシャディと、イスラエルのユダヤ人であるオレン・ヤコノビッチだ。オレンはIDFから来た元少佐で、パレスチナ人たちを殴るのを拒否するために公職を離れた。彼ら二人の間で何か苦悩があるのに気がついた。入植者たちが糞尿や使用済み生理ナプキンをパレスチナ人たちに投げつけるのを防ぐために、パレスチナ人の家はワイヤーや板を打ち付けてあった。パレスチナ人の子どもたちが学校へいく途中で、イスラエルの子どもが野球のバットで殴り、それを親たちが囃し立てて笑っている。村じゅうが脱出して洞穴で暮らしていると、入植者がその土地にやってくる。丘の上のイスラエルの入植者が、ふもとのパレスチナ人の農地に下水を垂れ流す。「壁」だ。検問所と、終わりのない毎日の侮辱。私は考え続けた。「なぜアメリカ人はこれを許容するんだ?なぜこれをOKだと思うんだ?それとも知らないのか?」
平和のプロセスについて。イスラエルはプロセスを望んでいるが、平和は望んでいない。「プロセス」によって入植者は土地を奪い、入植地を作る。パレスチナ人が感情を爆発させると、最新鋭のミサイルや劣化ウラン弾で体を引き裂かれる。それがイスラエルの「自衛の権利」だからだ(一方パレスチナ人は持っていない)。入植者の民兵はこぶしを振り上げ、他人のオリーブ畑を奪い、軍はさらに酷いことをする。ところで、彼らのほとんどは元々のイスラエル人ではない。ロシア、ウクライナ、モラヴィア、南アフリカ、そしてブルックリンから最近イスラエルへ来た「帰る権利」を主張するユダヤ人で、土地に対して神が与えた不可侵の権利だとの考えを持っている。そしてアラブ人を「害虫」扱いしている。ルイジアナの学校で過去にあった、傲慢で恥ずべきレイシズムとまったく同じだ。それが私たちの税金が守っているカルチャーだ。KKKに送金しているのと同じだろ。
しかしこれよりも、私を苦しめているのはもっと大きな構図だ。好むと好まざると、アメリカは「西側」を代表している。そしてこの戦争を支持しているのが「西側」だ。モラルと民主主義について声高く語っているのに。啓発的な西側の文化の市民的な達成のすべてが、狂気のムッラーの歓喜と偽善のために損なわれることを危惧している。戦争にモラルの正当性はない。現実的な価値はない。キッシンジャーの’Realpolitik’の感覚はない。戦争は私たちを悪に見せるだけだ。
これが君たちすべてを不快にするのは申し訳なく思う。君たちは忙しいし、政治にアレルギーもあるだろう。しかしこれは政治の問題ではない。私たちが作り上げた市民的な価値を破壊しているのが、私たち自身なんだ。この手紙には何も修辞的なことはない。もしも修辞的なことで済めばよかったのだが。
via: ブライアン・イーノ デヴィッド・バーンへの書簡でガザ虐殺を激しく非難:Fuck The Fuckin’ Fucker !:So-netブログ
沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
中国軍のバックアップで在日韓国人が竹島を侵略した時のノリで
日本人や他国の在日を暴力で排除し詐欺で土地を奪ったらどうか。
それが現地で起きた事だ。
イスラム教原理主義ってのは、韓国の日本軍慰安婦と同じものだ、
自分の悪事を相手の悪事として捏造するプロパガンダ専用の語だ。
明日は我が身と思う事だ。
なお、ハマスは自由民主主義の選挙で選ばれた唯一の正当政府だ。
何と言っても金がらみ以外の支持者が最も多い。
多勢に無勢を歪め続けるには常に金をつぎ込み続ける必要がある。
皮肉にも、もっとも平和に貢献したのは韓国だ。
リーマンショックで、日本は戦争の危機に突入した(ままだ)が、
こういう無駄遣いは出来なくなっていくだろう。
限られた金を「日本からの借金を踏み倒す」為に使う必要がある。
今が「最後の大反撃」だ。 いずれ必ず負ける。
本物のユダヤはスペインノリの滅亡民族、イスラエルは縮小米国。
本体が駄目になった、オマケは持たないだろう。
総理含め反米非米を首にして来た日本の官僚さえ米国を見捨てた。