価値観外交、実際は中国の陰口外交　スネオが恥かきに歩いているだけ

違うというならなぜ中国で海洋調査に抗議しないのか

すごくいいことを思いついた！もし他国が日本に攻めてきたら、9条教の信者を前線に送り出す。そして他国の軍隊の前に立ち、「こっちには9条があるぞ！立ち去れ！」と叫んでもらう。もし、9条の威力が本物なら、そこで戦争は終わる。世界は奇跡を目の当たりにして、人類の歴史は変わる。

— 百田尚樹 (@hyakutanaoki) 2013, 10月 6

2014年5月6日、環球時報（電子版）は、高村正彦自民党副総裁ら超党派の日中友好議員連盟の訪中団が5日、中国共産党序列3位の張徳江（ジャン・ダージアン）全国人民代表大会常務委員長と会談したことを受け、日本メディアが「中国側が今回の訪中団を重視している表れだ」と評したと伝えた。

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高村氏は会談で、「今の日中関係は『戦術的互損関係』のような状況で、『戦略的互恵関係』に戻すのが我々の責任だ」とした上で、「全人代委員長との会談を契機として、政府間の交流を深めたい」と述べた。また北京で11月に開かれるAPEC（アジア太平洋経済協力会議）首脳会議での日中首脳会談実現について「安倍首相の気持ちでもある」と伝えた。

via: 訪中の議員団が中国共産党の序列3位と会談、日本メディア「中国側の重視の表れ」―中国紙 （Record China） – Yahoo!ニュース

価値観を共有する相手の陰口を言いふらすのが日本人の価値観なのかと思ってめまいがしそうなんだけど、百田とか言うおっさんの言動を見てたらむべなるかな、だよね。

あれがただの友達というんだったら「ああ、有名作家とも友達なんだね」と思うけど、あれが「ブレーン」なんだろ。すごすぎるよほんと。

責任をもって国土を守る国民を育成するとかほざいてるらしいけど、だったらなんで自分が先に手本を示さないのか。中国訪問ついでに「海洋調査をやめろ、お前らの潜水艦に好きにさせねぇぞ」って自分が言えよ。

で、価値観というのも結構難しい話で、よくおねーちゃんなんかが「価値観が合う人と結婚したいと思ってます」なんて言うけど、価値観が合うかどうかの前にまず自分を受け入れてもらうことが必要なわけで、安倍内閣にそれは無理なんじゃないか。

実際、あちこちで忌避されてるようにしか見えない。

中東との資源外交とかも就任当初から行ってるけどなんにも成果が出てない。価値観の前に相手にされてないってことだけははっきりしている。

それも結局、日本より金をばらまく中国が登場してきたからであって、日本人の３分の１の所得の国民が日本の人口の１４倍住んでいて、ばら撒ける金がおよそ４倍以上もあるから至って当たり前の話なんだよね。

事ここに至って価値観を相手と共有したかったらどうすればいいのかという話で、じゃぁ価値観は何なのかという話になる。

日本人は基本的に単一民族で島国に住んでいたから、相手と何がしか共通するものがあるはずだと思い込んでいるけど、実際は共有できる価値観はないかもしれないと思わなきゃいけない。

宗教も違えば、生活も違って、抱えている問題や外で控えている敵の種類も違う。

大同小異に見える価値観の違いも宗教律に従って生きる人々にとっては決して譲ることの出来ない小異だったりする。

最終最後彼らと共有できる価値観とはヒューマニズムしかないのが現実で、言葉は悪いけど悲劇の犠牲者になった難民の受け入れを通じて尊敬される国という地位に投資しているのが西欧諸国といえるだろう。

今まではどっちかといえばヒューマニズムとは無縁の国家だったのが日本で、西欧諸国は積極的に難民を受け入れていた一方、日本は難民との接触自体を忌避していた。

ベンツを買ったりエス・バイ・エルの注文住宅を頼んだりして、嫁さんにはヴィトンとエルメスをもたせている田舎大尽みたいな感覚だったとも言えるのが今までの日本で、「金持ちの素振り」を見せながら地域行事や宗教への寄付をしてない土建成金みたいな存在だった。

（実は借金だらけというところまでそっくりだよな）

確かにODAも沢山投資してきたけど、それを活かす立ち回りが全く出来てなかったせいでみんながそんなものがあったってことを忘れ始めている昨今、過去にすがらずに目の前の悲劇に断固として介入する姿勢を示すべきだろう。

実に簡単な話で、成果が出るはずない外遊に使った５０億円を、今後は毎年数千人の難民の受け入れに使えばいいだけの話。

いずれ彼らの国も平和になって、「我々を助けてくれた日本」を故郷で口にしてイメージは嫌でも上がる。教育を施して帰ってもらうことでいずれはエリートになった彼らが強力に日本を支援してくれるはず。

イスラム教の国々でもサラディンが未だに英雄として扱われているのを見ても分かる通り、ヒューマニズムこそ人類普遍の価値観だ。

困った人間を助けるということは個人にとっても国にとってもかけがえのない将来の財産に必ずなる。

そろそろネトウヨのウケ狙いなんかやったって、国際的にはなんの意味もないってことに気づくべき。

SNSとニコニコ動画でウケ狙いやってる総理が、本物のエリートの外国の元首と同じ価値観を持てるはずがないって気づかないのがどうかしてる証拠だろ。

最終最後、日本を守る外交的な盾は「いなくなったら困る日本」のイメージを諸国に持ってもらうことしかない。

率先してそのイメージを買いに行く事こそ防衛の盾になるとも言えるんじゃないか。

結論：コアのテーマが特亜の悪口の内閣が、現実の戦争や貧困を抱えた国々とどんな価値観を共有できる？自分の国の貧乏人にさえ救いの手を差し伸べない奴にそんな離れ業ができるはずないよね。

日本国内の貧困と格差もかなりひどくなってる状況で、
確かに難民の受け入れなんて打ち出しにくい政策だろう。
ただ、弱り切った国が外国を漫然とさまよい歩くよりもよっぽど効果的なのも事実だからな。
ゴミ捨て場に行ったらすぐわかるけど、ゴミはいっぱい捨ててあるのにゴミ箱は捨てられてない。
それほど人間の暮らしの中で「受け皿」は重要ってことなんだよ。

ヒューマニズムの傑作

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安倍内閣が外交する「世界」のみんなが目を背ける光景

陰口外交で価値観共有できるのは韓国だけでは？

「あの国をなくしてはいけない」と思われる立派な行為は何か。今や人権と法の母欧州でさえ見て見ぬふりをするこの現実

火中の栗を拾いに行くのは今ではないのか

-2012年の日本における難民認定者数等に関する声明- 全国難民弁護団連絡会議
2013年4月

法務省入国管理局が2013年3月に発表したプレスリリースによれば、2012年における難民認定者数は18人と10年ぶりの低水準であり、難民認定率も過去最低を2年連続して更新したことが判明した。
また、人道上の配慮を理由に在留が認められた者を含めた庇護率についても、過去15年間で最低であったことが明らかになった。

1 10年ぶりの低水準の難民認定者数・過去最低の難民認定率・過去15年間で最低の庇護率

2012年に難民と認定された者は全体で18人であり、一次手続で難民と認定された者は5人、異議申立手続で難民と認定された者は13人であった。難民認定者数が20人にも届かないのは、2003年以来のことである。
また、一次手続で難民と認定された5人のうち3人は、法務省入国管理局による難民不認定処分が裁判所によって取り消されたために難民認定を受けた者であり、法務省入国管理局が実質的に一次手続で難民と認定した者はわずか2人にすぎなかった。

一次手続での処理数に対する難民認定数の割合は0.23％であり、過去最低であった2011年の0.33％をさらに下回ることになった。
また、異議申立手続での処理数に対する難民認定数の割合は1.30%であり、過去10年間で最低の水準になった。
一次と異議を併せた処理数に対する難民認定数の割合も、わずか0.56％である。

一方、難民と認定されなかったものの、人道上の配慮を理由に在留が認められた者は112人であった。
難民認定者18人を加えた庇護数の処理数に対する割合は4.07%であり、過去15年間で最低の水準となった。

なお、2010年からパイロット・プログラムによって受け入れてきた第三国定住難民については、日本への定住を希望する者がいなくなったことを受け、2012年は0人となった。

2 過去最高の難民申請者数と難民認定者の国籍の偏り

2012年に日本で難民認定申請を行った者は2545人であり、過去最高であった2011年の1867人を678人上回ることになった。
申請者の主な国籍は、2011年と概ね同様であり、トルコ（423人）、ミャンマー（ビルマ）（368人）、ネパール（320人）、パキスタン（298人）、スリランカ（255人）となっている。

ナイジェリア（118人）、ガーナ（104人）、カメルーン（58人）などのアフリカ諸国出身の難民申請者も2011年と同様に増加している。
一方、2012年の難民認定者の国籍については、18人のうち15人がミャンマーであり、ミャンマー出身者以外難民認定を受けた者は、わずか3人と、難民認定者の国籍が著しく偏っている傾向は2012年も顕著となっている。

3 難民認定制度の抜本的な改善に向けて

18人という難民認定者数、0.56％という難民認定率や4.07％という庇護率が、他の先進国の水準を著しく下回っているものであることはいうまでもなく、また、日本での申請者数の多い国籍のうち、ミャンマー以外の出身の難民認定者がいずれも0人であるという状況にも鑑みれば、日本における難民認制度は、もはや機能していないといっても過言ではない。

このような問題点については、自由権規約委員会をはじめとする国際機関からも度々指摘されてきたが、ここ数年の難民認定者数の水準は、難民審査参与員制度導入前の低さに戻っており、同制度導入が必ずしも日本の難民認定制度の改善につながっていないことが明らかになってきている。
全難連は、日本における難民条約の実質的な履行確保のため、国際難民法の水準をふまえた抜本的な制度的改善を強く求めるともに、難民を支援する関係機関や団体と協力しながら、そのための取組を行っていく所存である。

その他の参考リンク（必読）→

弱きを助け強きを挫く　日本古来の思想を今発揮するだけで日本の国際的地位は飛躍的に向上するのではないか

中国の陰口なんかなんの効果もない、弱さの証拠になるだけ。「そこにいてもらわないと困る日本」目指すべき

ナイジェリア・カノ（ＣＮＮ） ナイジェリア北東部のボルノ州で武装集団が学校の寮を襲撃し、当局者らによると女子生徒２００人あまりが連れ去られた。襲撃により学校の警備兵２人が死亡した。

同地ではイスラム武装勢力「ボコ・ハラム」が襲撃を繰り返し、３月には女子生徒の拉致を予告するビデオを公開していた。

当局者や目撃者の証言によると、同州チボクにある公立女子校の寮は、現地時間の１４日午後９時ごろ襲撃された。数十人の武装集団が警備兵との銃撃戦の末、生徒たちをトラックやワゴン車に乗せて連れ去ったという。

拉致された生徒の正確な数は不明。難を逃れた生徒の１人は、少なくとも２００人が連れ去られたと話している。

目撃者によると、学校の警備に当たっていた兵士２人が銃撃戦で死亡。武装集団は逃げる途中で民家や商店などに火を放ったという。

via: CNN.co.jp : 武装集団が女子生徒２００人拉致、警備兵２人死亡　ナイジェリア – (1/2)

【4月30日 AFP】ナイジェリア北東部ボルノ（Borno）の学校から100人以上の女子生徒がイスラム過激派組織「ボコ・ハラム（Boko Haram）」に拉致された事件で、地元指導者は29日、生徒たちが隣国に連れて行かれ、武装勢力の戦闘員の花嫁として売買されているとの情報を得たと語った。

 同州チボク（Chibok）地区の学校に通う12～17歳の女子生徒らは、14日に拉致された。ボルノ州当局は、被害生徒の人数は129人で、うち52人が逃亡に成功したと発表しているが、学校の校長を含む地元関係者らは、230人が拉致され、今も187人が拘束されていると主張している。

 チボク地区の長老グループを率いるポゴ・ビトルス（Pogo Bitrus）氏がAFPの取材に語ったところでは、地元住民らは北東部各地の「さまざまな筋」の支援を得ながら拉致された少女たちの行方を追っているという。

 ビトルス氏はまた、少女たちがチャドやカメルーンに連れて行かれ、イスラム武装勢力の男たちに花嫁として1人2000ナイラ（約1200円）で売られたとの情報が、カメルーン国境の複数の町から前日に届いたと話した。しかしこの情報は別の筋からは確認できず、国防省も見解の発表を控えている。

 脱出した少女たちの一部は、拉致された後に要塞化されたボコ・ハラムの拠点があるボルノ州サンビサ（Sambisa）の森林地帯へ連れて行かれたと語っている。

「西洋の教育は罪」という意味の組織名を持つボコ・ハラムは、イスラム教徒が多数派を占めるナイジェリア北部に厳格なイスラム国家を創設することを目指し武力闘争を展開しており、その中で度々学校を襲撃している。

 今回の集団拉致事件の発生から2週間が経過したにもかかわらず多くの少女が救出されていない事態に対し、国内では怒りの声が上がっており、首都アブジャ（Abuja）では30日に「100万人女性行進」と称する抗議デモが予定されている。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR

via: ナイジェリアの拉致少女ら、隣国で花嫁として売買か　写真1枚　国際ニュース：AFPBB News

【5月5日 AFP】ナイジェリア北東部ボルノ（Borno）州の学校から100人以上の女子生徒が拉致された事件について5日、イスラム過激派「ボコ・ハラム（Boko Haram）」が犯行声明を発表した。

 AFPが入手した長さ57分の映像の中で、ボコ・ハラムの指導者であるアブバカル・シェカウ（Abubakar Shekau）容疑者は「私がおまえたちの少女を誘拐した」と述べ、同州チボク（Chibok）地区にある学校から3週間前に拉致された女子生徒276人について言及した。

 同容疑者は、少女たちを拉致した理由について西洋的な教育を止めさせるためだと述べた。さらに、少女たちを「奴隷」として拘束しており「9歳や12歳で」花嫁として売り飛ばすつもりだと語った。

 州警察の2日の発表によると、少女たちのうち53人は脱出に成功したが、223人が依然拘束されている。

 チボク地区の指導者たちからは、少女たちが国境を越えたチャドやカメルーンで、花嫁として1人2000ナイラ（約1200円）で売られているとの未確認情報が寄せられている。(c)AFP/Aminu ABUBAKAR

via: 女子生徒の集団拉致、「ボコ・ハラム」が犯行声明 ナイジェリア　写真2枚　国際ニュース：AFPBB News

【5月1日 AFP】（一部更新）シリア北部アレッポ（Aleppo）で4月30日、政府軍が学校を空爆し、生徒17人を含む少なくとも20人が死亡した。

 非政府組織（NGO）「シリア人権監視団（Syrian Observatory for Human Rights）」によると、反体制派が掌握する同市アンサリ（Ansari）地区で行われた2回の空爆が学校を直撃。アレッポの活動家が配信した動画には、灰色の遺体袋に包まれて地面に並べられた子どもたちの遺体が写されており、中には血まみれの姿となった子どももいた。

 アレッポを拠点とする市民ジャーナリストのムハンマド・ハティブ（Mohammed al-Khatib）氏は、インターネットを通じたAFPの取材に対し、子どもたちが「図画展示会を開いていた時に、2回の空爆が10分間隔で学校を直撃した」と語った。

 シリア人権監視団のラミ・アブドル・ラーマン（Rami Abdel Rahman）代表によると、死亡した生徒は主に12～13歳だった。

 前日の29日には、シリア第3の都市である中部ホムス（Homs）の政府掌握地区で、自動車爆弾2発が連続で爆発し、民間人を中心とした少なくとも100人が死亡していた。同地区は、バッシャール・アサド（Bashar al-Assad）大統領も所属するシーア（Shiite）派の分派「アラウィ（Alawite）派」が住民の多数を占めている。

 この車爆弾攻撃については、国際テロ組織アルカイダ（Al-Qaeda）系の「アルヌスラ戦線（Al-Nusra Front）」が犯行声明を出している。

 29日には首都ダマスカス（Damascus）でも迫撃砲攻撃により14人が死亡。国営シリア・アラブ通信（Syrian Arab News Agency、SANA）は、首都郊外で活動する反体制派の犯行と非難していた。(c)AFP

via: シリア軍が学校空爆、生徒17人死亡　写真2枚　国際ニュース：AFPBB News

【AFP＝時事】灼熱の北アフリカ・サハラ砂漠で、不法移民の輸送請負業者に置き去りにされた約300人の移民が保護され、うち10人の死亡が確認された。生存者も衰弱しているという。スーダン当局が4月30日に明らかにした。

サハラ砂漠に遺体92人、行き倒れたニジェール難民

　スーダン外務省の高官が国営スーダン通信（SUNA）に語ったところによると、移民たちはスーダンとリビアの国境付近に広がる砂漠に放置されていた。請負業者が移民たちに車から降りるよう命じたという。保護された移民たちは「皆、飢え乾いている」という。

　移民の密入国を請け負う業者が不法移民から金を受け取った後で砂漠に遺棄する事例は、これまでにも発生している。この外務省高官は、「金のことしか考えていない」と業者を批判した。死亡したのはスーダン人6人、エチオピア人2人、エリトリア人1人、国籍不明1人という。

　一方、スーダン軍の報道官はAFPの取材に対し、スーダン人の死者は9人だと語った。置き去りにされた移民たちは計319人で、国籍はスーダンの他エチオピア、エリトリア、パキスタン、バングラデシュなどさまざま。リビアに向かっていた不法移民だという。

　スーダン国防省の声明によれば、移民たちはスーダン軍とリビア軍の合同作戦で救出された。

via: サハラ砂漠に移民300人置き去り、10人死亡 （ＡＦＰ＝時事） – Yahoo!ニュース

価値観を示し信念を共鳴させたければそろばんを捨てなさい

内閣府は２４日、日本の将来の人口推計について、出生率の回復と移民受け入れを仮定した場合、１億人以上を維持できるとの試算を発表した。２０１２年１０月１日現在の人口は１億２７５２万人。
　内閣府は「出生率回復ケース」と「出生率現状ケース」に分けて試算。回復ケースでは、１５年から移民を毎年２０万人受け入れるとともに、３０年に合計特殊出生率（女性が生涯に生む子供の数の推計）が２．０７まで上昇すると仮定した。それによると、６０年に１億９８９万人、１１０年でも１億１４０４万人になる。
　出生率が現状ケースで、移民を受け入れない場合、６０年に８６７４万人、１１０年に４２８６万人まで減少すると推計された。（2014/02/24-19:48）

via: 時事ドットコム：移民受け入れなら１億人維持＝年間２０万人で－内閣府人口推計

戦争をテーマに命をかけてきた女性ジャーナリストのマリー・コルヴィン（Marie Colvin）と、駆け出しの戦争ジャーナリスト、レミ・オシュリク（Rémi Ochlik）が、昨日（2月22日）、シリアのホムズで、政府軍側の攻撃によって殺害された。

二人は各国から集まった戦争ジャーナリストが根拠を置く施設にいたところを、政府軍の爆撃に見舞われ、死亡したものだ。

マリー・コルヴィン（55歳）は、イギリスで最も有名な戦争ジャーナリストだ。バルカン戦争やチェチェン戦争を報道して名をあげた。2001年にはスリランカでの紛争を取材中に、政府軍の攻撃が原因で左目を失った。それでもひるむことなく、眼帯をかけながら世界中の戦争地域をかけまわった。そのイメージが、彼女を戦争報道の女神的な存在に持ち上げたわけだ。

今回も死を覚悟しながらシリアの戦争の実態に迫ろうとした。先週は友人のカメラマン、ポール・コンロイとアメリカ人の女性ジャーナリストが政府軍の攻撃で重傷を負ったばかりだ。アサド政権は、シリアの実情が世界に報道されるのをきらって、彼らを攻撃しているともいわれている。しかしコルヴィンは、ひるまず現地にとどまり続け、命を失ったわけである。

オシュリク（29歳）は、チュニジア、リビア、エジプトのアラブの春を映像に取り続けてきた。キュニジアでは同僚カメラマンのルカ・デルゴが取材中に死亡した。それでも彼はひるむことなく戦場をかけ歩いた。コルヴィンと同じだ。

コルヴィンは死ぬ直前までFacebook を通じて情報を発信し続けていたようだ。それがいきなりとまってしまったので、心配した人々が、安否を確認するメッセージを寄せた。しかし彼女はついにそれらの声にこたえることはできなかった。

via: 戦争ジャーナリスト（マリー・コルヴィンとレミ・オシュリク）シリアに死す – 壺 齋 閑 話

軍荼利

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