今回の解散総選挙の行き着く先が必ず改憲運動になるということは既に既報で指摘したとおりなんだけど、改憲自体の必要性を別にして、それを行うのは環境と、誰がそれを担当するかが最も大事だということを指摘した。
今日本の改憲運動の中心でハブ機能を担っている、つまり中核の団体は日本会議だ。
ということは実質日本会議が改憲の行方に多大な影響を示してるということにほかならないわけで、日本会議の団体の性質こそが今人口に膾炙されている改憲問題の重要部分になるのだろう。
ということで手元の資料からそこら辺を調べていきたい。
日本会議の目論見と憲法違反
- 実は宗教団体に著しい影響を受けている日本会議
- 国粋主義を隠れ蓑にちらつくアメリカの影
- 憲法改正を代償に宗教革命勢力の票が欲しい売国ナンミョー議員達
- 選挙の争点に改憲を挙げなかった者は意見する資格なし
- 天皇を元首に指名する新憲法案、君らは神と天皇のどちらが大事なの?
- ”誇りを失った国家”や”日本国憲法で損した奴”を連れて来い
実は宗教団体に著しい影響を受けている日本会議
まず日本会議の支持団体を俯瞰すると、ほとんどこの日本会議という組織は宗教勢力で固まっていることが伺われる。
会長こそ海軍兵学校上がりの元最高裁長官の三好達になっているものの、63名のうち宗教関係者の役員は以下の通りだ。
[顧 問]
北白川 道久 神社本庁統理
鷹司 尚武 神宮大宮司
服部 貞弘 神道政治連盟常任顧問
渡邊 惠進 前天台座主
[会 長]
三 好 達 元最高裁判所長官
[副会長]
田中 恆清 神社本庁総長
[代表委員]
秋本 協徳 新生佛教教団最高顧問
稲山 霊芳 念法眞教燈主
岡田 光央 崇教真光教え主
岡野 聖法 解脱会法主
小串 和夫 熱田神宮宮司
黒住 宗晴 黒住教教主
関口 德髙 佛所護念会教団会長
髙城 治延 神宮少宮司
高橋 明 霊友会常務理事
武 覚超 比叡山延暦寺代表役員
長曽我部 延昭 神道政治連盟会長
德川 康久 靖國神社宮司
中島 精太郎 明治神宮宮司
保積 秀胤 大和教団教主
松山 文彦 東京都神社庁庁長
[理事長]
男成 洋三 明治神宮崇敬会理事長
63名のうち、実に21名。
一言で言えば宗教勢力に支配された組織ってことだ。
国粋主義を隠れ蓑にちらつくアメリカの影
日本会議の看板である櫻井よしこの経歴に注目して欲しい。
生い立ち
ベトナム・ハノイの野戦病院で日本人の両親の間に生まれた。帰国後は大分県中津市に住むが、のちに母(小千谷市出身)が郷里である新潟県長岡市に転居した。
新潟県立長岡高等学校卒業。その後、ハワイ大学マノア校歴史学部を卒業。
via: 櫻井よしこ – Wikipedia
この赤字の部分のハワイ留学をしたのが、これと言って問題を起こさず生育したのであれば18歳、1945年生まれの櫻井よしこであればそれは1963年前後のことだろう。
この頃にどういう手段でハワイに留学したのか?
ここに怪しさを指摘しない人ばかりなのが不思議な話だ。
この当時の日本というのは、まだ留学がポピュラーなほど豊かではなく、相当の大家でもなかなか外国に気軽に行くことは出来なかった。
当時の時代背景は小澤征爾の「ボクの音楽武者修行」、梟商小佐野賢治、花の嵐などで読み取ることが出来る。
東京オリンピックの前年で、うどんが一杯30-50円、立ちんぼの女(日本人)が500円(新橋とかに居たらしい、経験者談)とかで、月給が2万とかの時代だ。
当時の外貨事情というのは激しく制限されており、田中角栄を通じて政界に影響力を持っていた小佐野賢治がハワイのホテル買収事業を行い始めた1963年と櫻井よしこの留学は偶然にも一致している。
当時外為法の関係でどうやっても外貨を耳そろえて用意することが出来なかった小佐野賢治は、三和銀行(現東京三菱UFJ銀行)の信用保証という保証書を発行してもらって、それを担保にアメリカの外銀からドル建て融資を受けてプリンセスカイウラニの買収を実行した。
で、なんでその時代にハワイに留学して卒業できたのか?
まずこの疑問が尽きないわけだ。
どうやってドルを用意したのか?英語をどこで覚えてきたのか?
特に英語の疑問は大きい。アメリカで大学卒業するほどの英語ってことははっきり言ってネイティブと同等クラスだ。
あの時代にどこでそんな英語を覚えたというのか。
なにか特殊なカリキュラムをハワイで受けたのではないか?
ちなみに、こうした極右団体のスポンサーとして一部で有名になっている、アパグループの元谷外志雄氏はフーバー研究所に所属している客員研究員だ。
アーミテージ元国防長官、全斗煥とともにアメリカシンパ(と言うか工作員)として名を馳せた韓国大統領、金村康右こと金泳三がアパグループの発行するアップルタウンというミニコミ雑誌に登場している。
小さな信金に勤務していたパッとしない男が、突如起業してあっという間に大企業に、アメリカの政治中枢に近い研究所の研究員になり、元国家元首や国防長官にコネが出来る謎。
ものすごくアメリカンドリームな気がする。
日本初のクーデター事件だった三無事件も、一説にはアメリカCIAの極東防共作戦の一環だったという。
その三無事件に若かりし頃関係していたのは、安倍晋三氏とお友達で、朝鮮総連施設の競売で名を馳せた僧侶、池口恵観氏。
この他に財界の重鎮だった高齢の人物一名も日本会議の関係者に名を連ねていた。
巧妙なことにこうした人物は直接顧問などに登場しないものの、常識のある人なら察しがつくように付かず離れずで日本会議の周りをちょろちょろしている。
そして永田町の怪僧の二つ名で呼ばれる池口恵観氏の交友議員も大体は憲法改正や日本会議が関係する議連と重複している。
このおよそ250名と言われる議員は選挙対策ってことで消極的に参加している何割かの人を除いて殆どがアメリカの忠犬ハチ公みたいな連中だろう。
その結果はアフラックと郵政の関係に看て取れるわけだ。
沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
奴らは改憲したあと一体なにをしたいんだろう。孤立して自滅するオチくらいは分かってるだろうに。
岸信介は安保&9条が70~80年代の繁栄をもたらすところまで予想してたんでしょうか。
ところでご本尊についての記事だとネトウヨはなぜかおとなしくなりますね。慰安婦のときはあんなに騒いだのに。
@迦陵頻伽 さん
>ところでご本尊についての記事だとネトウヨはなぜかおとなしくなりますね。
ここで騒いでるコメント欄のキチガイの一部が工作員だからじゃないですかね。
時々、マヌケがVPNつけ忘れて書き込んでしまったのか、最初の間だけ法人契約の固定IPで書き込んでるのが散見されてました。
つまりそういうことなんだろうなと思うんですけど、その手の話題は触るなって指示が出てるんでしょうね。
まだまだ手元にいっぱい資料あるし、騒がれたくない部分もあるんでしょうし。
そもそも、あの慰安婦記事のコメントで結局効果的な論難が出来ず、大恥をかいたのもでかかったんじゃないでしょうか?
「9条改憲」って、国連憲章の敵国条項にぴったり当てはまりますね。日本会議のみなさまは、どこかの国から「軍事的制裁」を課してほしいと願ってらっしゃるんでしょうか。
”第53条第1項後段(安保理の許可の例外規定)は、第二次世界大戦中に「連合国の敵国」だった国が、戦争により確定した事項に反したり、侵略政策を再現する行動等を起こしたりした場合、国際連合加盟国や地域安全保障機構は安保理の許可がなくとも、当該国に対して軍事的制裁を課すこと(制裁戦争)が容認され、この行為は制止できないとしている”
いまいま占領してくださっているアメリカさまのお金が底をつきそうなので、こんどはわざわざことを起こして中国様にでも占領してもらおうっていう算段なのかな。そうなったら沖縄の人達とか、今度はもう東京の捨て駒にはなってくれないでしょうね。
戦前の日本は欧州型の貴族が支配する超格差社会だったが
今回は戦前よりも酷くなるだろうな
あの頃は自給率もあって多産多死の時代だったし
今はその逆だからな
アメリカの半数以上の議員がTPPに反対するほどに酷い条約だし
江戸の不平等条約よりも酷いTPPがトドメになりそうだわ
国の主権よりも大企業の主権が強い社会とかオワットル
富の分配の機能が殆ど失われて
1%の富裕層が富を独占して99%の国民は貧困に苦しむ社会が今よりも一気に突き進むわ
ぐんだりさんもこのようなブログを経営していて
当然背後に宗教関係の因果関係がある
それをブログの紹介で公表できないということは
この記事と同等か、もしくはそれ以上の反社会分子と関わっている関係が出るということで
ぐんだりさんは最終的には
自らの出自を明らかにされて、それでおじゃんになるバットエンドを
期待している どM坊主ということになりますが
いいんですね?念押し。
いいんですね?はい?
http://toi.oups.ac.jp/16-2wada.pdf?utm_content=buffer5936c&utm_medium=social&utm_source=facebook.com&utm_campaign=buffer
やっぱり日本会議とそれに扇動されたネトサポってクソだわ。