「複数の遺体を庭に埋めた」 福岡の殺人、容疑の夫供述
朝日新聞デジタル 6月17日(火)15時57分配信
福岡県筑後市のリサイクルショップ経営の夫婦が、店の従業員を殺害したとして殺人容疑で再逮捕された事件で、夫が「複数の遺体を実家の庭に埋めた」との趣旨の供述をしていることが捜査関係者らへの取材でわかった。夫婦周辺では5人前後の行方不明者がいて、夫はうち数人の死亡に関与したと供述しており、県警は、実家の庭などの捜索で得られた骨片などの分析を進めている。
殺人容疑で再逮捕されたのは、筑後市蔵数、リサイクル店経営中尾伸也(47)と妻・知佐(ちさ、45)の両容疑者=いずれも窃盗罪で起訴。県警の発表によると、両容疑者は共謀の上、2004年5月上旬ごろから、元従業員の日高崇さん(当時22)=同県みやま市瀬高町=の顔や頭部、背中などを殴る蹴るなどして同年6月中旬ごろ死亡させた疑いがある。県警は、日高さんへの暴行は日常的に行われていたものとみている。
捜査関係者によると、伸也容疑者は、夫婦の周辺で行方が分からなくなっている複数の人の死亡に関与し、その複数の遺体を実家の庭に穴を掘って埋めたとの趣旨の供述をしているという。
実家の庭に埋めて白骨化させるってのも結構おかしな話で、鶏くらいのものを一匹、1mくらいの深さに埋めて綺麗に白骨になるのに半年~八ヶ月かかるというね。
標本作ってる人に聞いたんだけど。
人間だったら1年2年かかってもおかしくないわけで、ほんまかいなと思ってしまうな。
仮に1年2年かかってもいいってことで人を殺しまくってたとして、行方不明者が6人とすれば2年に一人のペースで殺してたってことになるんだが、資金的に切羽詰まってこういう犯行を重ねていたんだとしたら、そんなペースで間に合うのかと。
ホントはもっと殺すなりしてて黙っているのか、豪遊と言ってもせいぜいが人間一人絞って数百万作ったら2,3年何とかなる程度のことしかやってなかったのかね。
骨片が発見されたというけど、ひょっとしたらバラバラにしてから埋めていたのか。
個人的には10人位殺してんじゃないのかと思うな。
昨日のニュース見て「あー、こいつ全部が全部自分で殺したんじゃなくて多分他人に命令してやらせてやがったな」と思ったんだけど案の定そのとおりだったわけで、面白半分に殺し合いでもさせて、覚えてない被害者もいるのかもなぁ。
この事件で気がかりなのって、カード作らせた、身分証明証偽造したと
そこから換金を始めてるんだけど、指南役が居ないととてもそんなことスムーズにできないと思うんだよなぁ。
つまり中尾はまともじゃない世界の住人で、ヤクザとかからそういう犯罪スキルを集めてたんじゃないかと。
もっと積極的に言えば指南役が居た可能性は否定出来ないと思うんだよな。
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「絶対的存在」、暴力で支配 元従業員殺害容疑の夫婦
殺人容疑で再逮捕された中尾伸也(47)、知佐(45)の両容疑者夫婦は2003年ごろから、福岡県筑後市内でリサイクル店を経営していた。
「2人は、店では絶対的な存在だった」。勤務していた男性は振り返る。
夫婦は、雇い入れた若い従業員たちを自宅アパートに住まわせるなどして、従業員を「支配」していた。夫婦が店を空けるときは10分ごとの連絡を従業員に求め、仕事でミスを犯せば、ほかの従業員の前でも殴る蹴るの暴行を加えた。
今回死亡が確認された元従業員、日高崇さん(当時22)も日常的に暴行を受けていたと県警はみている。
複数の関係者によると、伸也容疑者は地元の高校を経てホテルに勤務したが、数年で退職。福岡市内で働き始め、飲食店員だった知佐容疑者と結婚した。01年には筑後市近くで夫婦で喫茶店を開いたものの、10カ月で退去。98年に伸也容疑者が、01年に知佐容疑者がそれぞれ自己破産した。03年ごろにリサイクル店を開いた際には、開業資金を求められ、500万円を貸した親族もいる。
この間、夫婦は筑後市内などで転居を繰り返した。近所の住民は「日中でも窓やカーテンを閉ざしたまま。姿を見かけることはほとんどなかった」と口をそろえる。
一方で、派手な暮らしぶりも見せていた。外車や高級車を乗り換え、夫婦と子どもの3人暮らしで数万円分の出前を取ることもあった。ある知人は「10万円単位で馬券を買っている」と聞かされた。「不動産購入を考えている」と土地探しを頼まれた不動産業者もいる。県警は夫婦をめぐる金の動きにも関心を寄せている。
■被害者母に「返済」要求
日高さんは03年8月に伸也容疑者が経営するリサイクル店で働き始めた。親族によると、当初は自宅から通っていたが、その年末、伸也容疑者のアパートに住み込むようになった。
翌04年1月から、伸也容疑者が日高さんの母親に「息子さんの借金を返して欲しい」と求めてきた。母親が「息子と話せないなら払わない」と断ると、伸也容疑者と電話を代わった日高さん自身が、電話口で母親に金の支払いを求めるようになったという。
日高さんは住み込みを始めてから一度も自宅に戻らなかった。母親が店を訪ねても、「会いたくないと言っている」と伸也容疑者に面会を断られた。金の無心をする電話が母子の唯一の接点だった。支払わされた金は計三百数十万円。そして同年6月下旬、日高さんとの連絡は途絶えた。
翌月、母が再び店を訪ねると、伸也容疑者は「(日高さんは)金を持って出ていった」と説明。3年ほど前に親族の男性が伸也容疑者に日高さんの消息を尋ねた際には、「会社をやめて出て行ったのでわからない。(福岡県)久留米市で働いているとも聞いた。私のつてを使って捜しましょうか」と話したという。
関係者によると、同じ時期にリサイクル店で働いていた別の男性とも連絡がつかなくなっているという。
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