噂が飛び交う事故物件 そんなのまじであるの?
Twitterで話題になってたのでふっと思いついたけど、事故物件というか、心霊物件があるかないかというのを気にしている人は未だに多いらしく。
世にも奇妙な物語(まだやってたのか)でドラマを作るくらいだから、やっぱり「部屋借りて心霊物件だったら最悪だよな」って人は多いんだろう。
「本当にあるのかどうか?」大島てるとかいうサイトなんかで、事故があった物件を掲載してるけど、なかなか普通の物件で人が自殺したとか殺されたってくらいではどうも心霊物件にならないらしい。
めちゃくちゃ仲が良い不動産屋で、事故物件も儲かるならためらわずに転売する奴がいる。
ホステスが愛人の自己破産の際に「金の切れ目が縁の切れ目」と突き放した結果、無理心中で刺殺された(愛人のオヤジは病院で死亡)部屋を購入したりして転売したりしてたわけだが。
そういう物件は繁華街の立地が多く、酒飲んで帰るのがめんどくさくなった彼はしょっちゅうその手の物件に寝泊まりしていたけど、未だに何かが起きたことはないそうだ。
物故物件も田舎では増えているけど、やっぱりそういうのもおかしな話は殆ど聞かない。
つまり人が死んだりしたくらいでそうそう心霊物件なんてものにはならんのだろう。
じゃぁどういう物件が心霊物件になるんだろうか。
結論から言えば、心霊物件はやっぱりある。
というかそうじゃなかったらおかしすぎるだろこれ、って物件が本当にある。
そんでもって、集合住宅を点々としている環境の人はそういう激やば物件に出くわすことはあんまりない。
大島てるの事故物件とか、ああいうのは文字通り心理的な瑕疵の目安として確かめるほうが良いんだろう。
「一人暮らしなのに一人暮らしではないような…」
問題の物件は、千葉県浦安市のアパートだ。築30年と少々古いが、1Kで約20平米、バストイレあり、立地も上々、それでいて賃料がなんと2万3000円。本来の家賃は4万6000円とのことで、まさに破格と言っていい。
もちろん安いのには理由がある。「事故物件」だからだ。しかし、業者によるその説明が、なぜかやたら軽い。まずのっけから、
「事故物件♪ 人気の事故物件♪初期費用が少額♪TDL近い♪バストイレ付き♪」
と、「♪」を連発しながら事故物件であることをアピールしてくる。確かに、割安の家賃を狙って事故物件を探す人はいるが、業者の側が「新築♪」や「駅近♪」と同じノリで「事故物件♪」を主張することは普通まずない。同じスーモでも、ほとんどの業者は「瑕疵あり」「告知事項あり」などぼかした形で、隅のほうに小さく書いているだけだ。
続きもさらに凄い。
「一人暮らしなのに一人暮らしではないような感覚にさせてくれる寂しがり屋さんにオススメのお部屋です♪」
さらに、室内写真のコーナーには往年の人気漫画「オバケのQ太郎」のイラストが意味ありげに掲載されている。単に「事故物件」というだけではなく、出てはいけないモノがこの部屋では出るらしい。
本当にやばい物件は更地の状態で既にやばい
どういう物件がいわゆる心霊物件なのか?
土建屋から不動産屋まで、「その手の業界」の人は自覚がないけど濃い人が多い。
土建屋は従業員の属性柄濃い人が増えるんだろうし、不動産屋は人間交叉点のような職業柄どうしてもそうなるのかもしれない。
彼らと交流したり自分で不動産を売買していてやばい物件の方向性を振り返ってみたら、本当にやばい物件って競売物件に地雷的に混じってるし、あるいはそもそも競売にもでないまま、手がつけようがないままになっているような物件ばかりな気がする。
あと、原野と山。
(開発業者や施工業者が嫌がって避けるような物件が収益狙いの賃貸住宅になるはずもなく、やっぱりただの事故物件がそんな心霊物件になったりしにくいんだろう。)
しめ縄を張り巡らせている家なんかあったりして、ずっと新興宗教の拠点なんだと思っていたら、どの不動産屋も裸足で逃げるような心霊物件で、手がつけようがないから嫌がる神主を呼んできてとりあえずしめ縄張り巡らせてみました、なんて物件。
これなんか、そもそも売買の仲介や競売の手続きがまともに出来ないまま、昭和の終わりまでの15年位ずっとそのままになっていた。
(管理していた業者がバブル崩壊で倒産。ついに対処を迫られて霊能者の有名なのを呼んできて除霊後、更地にして競売。)
競売物件に関して言えば、皆破滅を避けるために最後まで必死で悪あがきするもので、生きた人間の怨念というのは死んだ幽霊より怖いの典型例なんじゃないかという不動産屋は結構多い。
(競売までの過程に死んじゃう人も少なくないし。)
そして一番恐ろしいのが原野と山。
心霊とかそういうのじゃなくて、その手の開発されてないものってのは、たまに祟があるそうだ。
心霊現象の王様 「祟り」
事故物件にビビる不動産屋や土建屋は少ない一方で、いわくつきの土地や山野をいじるのは極度に嫌がっている現実。
天災で地すべりを起こした山とか、開発現場で草刈りをしたらお塚が出てきてそのまま工事や修復作業がストップしている現場。
ひどいところになったら10年単位でそうなってるところがあるのは、まさに「その手の事件」で工事を請け負っていた会社が逃げ始めた現場そのものらしい。
というわけで神も仏もない異世界の住人のような土建屋と不動産屋から聞かされた話で記事を締めくくろうと思う。
土建屋:蛮頭さん(72)の事例
不動産開発業:ハートさん(53)の事例
沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
公営住宅とか、報道されてないだけで単身世帯のナマポ高齢者の孤独死とか多いけど、
ああいうのは事故物件扱いにはならないんですかね?たとえ腐乱死体のまま放置されていたような部屋でも、病死ならノーカン?
@迦陵頻伽
時と場合によるらしいですよ
孤独死が事件性のない老衰や病死であれば……
というよりもいわゆる「事故物件」という事項そのものは、賃貸借契約での説明(告知)の対象外でして
ただし、そうであっても法的な説明義務があるということです(判例あり)
ですから明確な説明義務期間も定められていないんですよ(心理的な問題ですからね)
事件事故であってもそんなことですから、ましてや自然死ならなおさらで
後々のトラブルを避けるのであれば説明するでしょうし、まあそこらはフレキシブルな対応ってことでしょうね
杓子定規に規定すると余計なトラブルの種になるってことでしょう
説明期間を定めたら、例えば江戸時代に処刑場だった場合はどうなるのとか、
事故直後の場合は告知だったら、身内に見かけだけの契約結ばせて、洗浄するって事もできますもんね
曰くつきっても色々あって単にやたら湿気がたまりやすいせいで家具やら家やらがすぐ傷んでどんよりとした雰囲気になる土地とかあるけど霊的なほうで本当にヤバイのって平将門の首塚ぐらいじゃないかなアレに比べると他は有象無象程度というかなんというか陰る