楽天銀行、世論通りのインチキ対応
事の発端は、ヤフオクに出品していたものが落札されて、落札者から楽天銀行の口座に代金を振り込んでもらおうと思ったんだが、一向に振り込まれないので、なんだろう?と思っていたら、落札者の方から「振り込めない」と連絡が来た事から。
詳細を聞いてみると、「振込処理は出来るんだが、その後楽天銀行から返金されてしまう。」との事。
返金されてしまうというのは、今まで聞いたことがないので、何か操作上のミスなのでは?と思っていた。
ところが、他の落札者の方からも同様の連絡が来て、これは楽天銀行側の問題だなと認識。
試しに、楽天銀行のサイトにログインしてみるが、普通に入出金の履歴も見れるし、特に変わった所は無い。
ただ、他の口座へ振込とかしてみたんだが、それは出来なくなっているようだ。ゆうちょ銀行から楽天銀行へ振込をしようとしても、やはり落札者の言っていたとおりダメだった。
早速、楽天銀行へ連絡して、何が起きているのか確認すると、最初に対応してくれた人では分からないとの事で、他の部署に電話を回される。
回された所は、犯罪対策室とかそんな感じの所だった。何が起きているのか???
現在楽天銀行で口座凍結祭り発生中だそうで。
なんか、個人間取引の件数が多い口座とか、法人口座で一定以上の資金の変動があったところをかたっぱしから凍結にしてるらしく、生活費から事業用決済資金まで突然氷漬けになって困り果ててる人が多数に上ってるそうだ。
他のネットバンクの経営はこなれてるだろうからこれは楽天銀行ならではなんだろうけど、オークションの決済口座や個人口座の多さを考えたらこれは結構重い問題なんじゃなかろうか。
そもそも突然口座凍結とか、クレジットカードが引き落とせなくなったり、突如生活に支障が出たりして、金融機関としての自覚を問われるレベルのことなのを考えろよと。
このトラブルをきっかけに、地縁を重視した経営の信金や第二地銀、農漁協の口座の可能性も生活レベルで見なおしたほうが良い人が多いと思う。
顔を知らない上に縁がないからそこまでの無茶苦茶をいきなりできるってことは、紛れも無い一つの事実なんだから。
まぁ、それにしたって楽天のいい加減な経営は、もはや日本のIT業界の象徴でありフラッグシップでもあるように思うが。
どうしてここまで消費者や取引先を馬鹿にしたことができるのか首を傾げる企業ばっかりだ・・・
個人的には、旅の窓口が楽天トラベルになるまでの経緯で、今日はすでに予測できていたんだけど。
一体全体どうすれば・・・・・?
このトラブルで金融庁や楽天本社への抗議や申し入れを推奨している人が結構いるけど、結論から言えばそれは速やかな解決にはつながらない。
大抵、解決までに小一ヶ月かかるのは変わらないし、それを時短するのは交渉スキルを要することになるのは間違いない。
そして解決してからも返金がいつになるか。
冒頭で引用したブログのオーナーはなんだかんだでヶ月単位の返金だったようだ。
この状況をなんとかしようと思えば、弁護士をすぐに用意できる人は仮処分の申請を申し立てるのが一番早いだろう。
凍結解除とか、どうせその後口座を使うかといえば使わないのだろうし、返金を求めて仮処分申請をしてしまえば、楽天銀行に逃げ場はない。
比較的簡単な申請になるし、手離れもいいということで弁護士はすぐに受任してくれると思う。
法テラスに相談に行くのでもいいし、そこらの弁護士を見つけて依頼するのでも良い。
とにかく現金を急いで取り戻す必要がある人は法的手続きに出るのが最短コースでの解決になるだろう。
予算は大体15-25万円くらいの着手金になると思う。
成功報酬は弁護士さんと相談するべきだと思うけど。
無論、これで発生した弁護士費用は事後ダメ元で楽天銀行に訴訟提起して自力で取り返すことをおすすめする。
一般的に弁護士費用は相手方に請求できないのが相場になっているけど、道理のない口座凍結で、多額の「事実上の出金手数料」を損失したという主張に法的な認容の余地が無いと思えない。
それで右往左往するのは楽天銀行の自己責任なので、遠慮無くやればいいんじゃないか。
でも、25万の金を用意できない、生活に直ちに影響が出ているような人も居るはず。
そういった人はどうすればいいんだろうか・・・・?
(※法テラスには費用立て替え制度があって、個人限定でそれを利用できる。弁護士一任方式で行きたい人はそれを利用するべきだ。)
一番ローコストで迅速な手段は?
弁護士を立てる金がないんだ! とか 法人なんだけど、全資金凍結されてますがな! という人。
文字通り手も足も出ない状態の人も法的な解決の道筋はじつはあったりする。
ちょっと前に、多重債務で困っている人にアドバイスしてうまく言った手法なんだけど、裁判所は実は裁判や仮処分申請以外にも使いみちはある。
それが何かというと、調停制度だ。
つまり裁判ではなく、ADR的な機能も備えてるのが裁判所で、司法関係のOBとか、地域の名士なんかが調停員を(多分)ボランティアでやっている。
この調停の申立は相手方に調停のお知らせが入って出席を促す制度で、無視される可能性もあるけど、大抵のコンプライアンスに真面目に気を配っている企業は出席する。
件の多重債務者だった人も、すべての債権者に調停を申し立てるようにアドバイスした結果、出席しなかったクレサラ会社は一つもなかったようだ。
流石にクレサラでも出席するものを楽天銀行が出席しないなんてことはないだろう。
経費は1万2万の世界なので、印紙代などでそれを準備したら即裁判所に駆け込むことをおすすめする。
書記官とか窓口の人に、いま直ぐ必要な金を凍結されてしまった、助けてくださいとでも言えばめちゃくちゃスピーディーな調停を決定してくれるはず。
当然、裁判所の人でもヤフオクくらいつかってるし、ネットバンクくらい使ってる人のほうが多いだろう。
文字通り犯罪に関わってないのに口座が凍結されたのであれば申立人に不利な結果は出ない。
なぜ金融庁の通報よりこれらのほうが有用かというと、金融庁にせよ楽天本社への抗議にせよ、その手法では楽天銀行は一円も負担が発生しないからだ。
コールセンター内部で収まる程度のトラブルだとしか思ってないから平然と凍結するわけで、「いい加減な基準で凍結したら無傷では済まない」と学習させないかぎりこういう連中の姿勢は改まることはない。
調停への出席や仮処分への抗弁で経費を発生させないかぎりはずさんな審査での凍結は絶対にやめないだろう。
現実世界で引きずり出してしっかり他の企業がコストを負ってやってる事業と同じことをしてるんだという認識をさせるのはとても大事なことだ。
その点、楽天を筆頭にIT関係のしょうもない企業は基本的な部分を舐めてかかっている。
だから他人の金を預かっておきながらこんな杜撰な対応に至ってるのだから。
ただし、この手法の場合相手が出席しなくてもペナルティーはないので、放置される可能性もある。
もし本当にそうなったらコメント欄で教えてほしい。
それってある意味、楽天銀行がサラ金以下だと示す消費者の大事な判断指標になるのだろうから。
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日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
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義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
そもそもなんで凍結したんですかね
なんとなーくだけど個人情報流失した前触れっぽい感じがします
おれおれ楽天だよ
>旅の窓口が楽天トラベル 懐かしすぎワロタ
まだ自分も凍結されたままです