底辺層の人にまともな仕事をさせたらどうなるか?考察”橋下風俗発言” アファーマティブ・アクションの現実


– 橋下市長が言うように、確かに彼女たちは自分の頭で考えて仕事に就いている。それは当然だ。人は生きるために、自分に与えられた情報の中で、最善の意思決定をするものだからだ。

 しかし、この意思決定は本当の意味での自由意志なのだろうか。他にうまくできる仕事がない状態で、長期的な損失を認識していても、今を生きるために「最善の」選択をせざるを得ない人々について、それが自由意志であると整理することは本当にフェアなのだろうか。

 貧困から意に反して風俗業で働いている女性が多いということであれば、やるべきことは風俗業をなくすことではなく、貧困問題(特に橋下市長がもともと拠 点としている大阪は貧困問題が日本で最も深刻な地域の1つである)にこれまで以上に真正面から取り組んで、それをなくしていくことではないだろうか。 - 引用

 

※全文は日経ビジネスで読んでみてね。

 

「風俗の活用を検討してみてはどうか?」という橋下市長の発言が、世論の巻き起こしを狙った彼の思惑通り様々な議論を巻き起こしているけど、大半の人の議論を見ていて思うのは、少しばかり人間を馬鹿にし過ぎではないのか、ということだ。

 

つまり、引用の部分の通り、たいていの議論の土台が、今風俗で仕事をしている人の「自由意志」を疑問視しているし、少し踏み込んだ議論をしている人にしても、金の無さや頭の悪さ故にそうした選択をしなければならなかったことを指摘しているばかりであって、ならそこで働いている人々がどこに行けばいいのか何も考えてないからだ。

 

俺が思うに、この-橋下市長が言うように、確かに彼女たちは自分の頭で考えて仕事に就いている。-部分について、もう少し議論をしている人や橋下市長を糾弾している人々は考えるべきだ。

つまり、これはいわゆる底辺層とそうじゃない人々の間に「情報格差」がある事を意識して書いているんだと思うけど、この情報格差こそいわゆる底辺層とそうじゃない人々をはっきり区分けしている壁であって、それは生来発生していて改善することの出来ない壁であるということだ。

 

例えば、日本で今話題になっている風俗嬢の人が、慎 泰俊氏の務めていたような世界的一流企業でセクレタリーとかオフィス業務をこなすことができると思うのだろうか。

業務自体はこなせるかもしれないけど、社内的な交流の輪とかに参加して苦痛を感じずにすむと思うのだろうか?

 

 

アファーマティブ・アクションの導入を進めるつもりか?

 

欧米には、表題のようなアファーマティブアクションという制度があって、有色人種や被差別側と認識されている人は一定程度の優遇措置を受けられるらしい。

俺は断言するけど、これは多分さらなる差別を助長して、制度優遇を受けた本人にとっても耐え難い精神的疲労をもたらしているだろう。

なぜなら、一般にいう情報格差とは、早い話が友人やその他の人脈、乳児期からの体験を通じた教養の格差を指しているのが実態であり、まるで知識の量だけを指しているかのような「情報格差」という言葉で覆い隠しているその実態が、「共通の話題」を指しているからだ。

 

アファーマティブアクションでほんの少しの引き上げを受け、厳しい勉学を通じて被差別者が獲得してきた知識が、その「共通の話題」になりえるだろうか?

この実態が調べたかったら、マンハッタンで働いている弁護士やウォール街の金融マンの出身家庭の所得を数値化してみればいい。

情報格差を埋めることですべてが解決するのであれば、今頃マンハッタンの弁護士も出身家庭が冷凍倉庫の作業員だったり、トラック運転手だったり。またはウォール街でシャンパンを飲んでいる金融マンも、街外れで立ちんぼをしていた母親の子だったりするのがありふれた光景になっているだろう。

 

情報格差の正体とは教養の格差

 

繰り返すが、情報格差を埋めたって、教養の格差を埋めなければ本当の意味での仲間になれない。

その教養とはこの場合、生まれ育ってからの共通の体験を指しているのであって、日本的にわかり易い表現で言えば、子供の時に両親がパチンコをしている間遊んでいた駐車場で見つけた不思議と、ボーイスカウトで体験したキャンプや、あるいは家の中にあった自分専用の本棚から手にとった分厚い本で読んだ遠い外国の不思議な神様や立派な王様の物語は、決して親しい交流なんか産みはしないってことだ。

 

両者が交流することでどちらかが(おそらく貧しかったものが特に)激しい苦痛や嫉妬を感じ、疎外感を感じドロップアウトしていくだけだろう。

 

常々、このブログでは、いわゆる底辺層や、性格的にホワイトカラーに向いてないにもかかわらず、世間的な風潮に流されるままに不向きなことをやっている人々をテーマに取り上げており、結果的に精神疾患や自殺、就職先の業績低下などを引き起こしていると指摘している。

 

そういえば昔、自分の金と体を張った社会的な実験として、そういう連中の雇用を自社で積極的にやっていた時期があったけど、実際は、金の無心と借りパク逃亡、仕事のサボタージュ、社内イジメの横行など恐るべき結果を引き起こしてしまっただけだった。

 

都度都度止めに入ったり叱ったりしているわけだけど、なにしろなんでそういうことをやるのかっていう動機が皆目想像がつかないため、発生を未然に防止する措置が取りにくかったのが印象的だった。

どうしてそういうことをやるのか?が想像もつかないわけだ。

 

引き上げさえ受けられれば被差別者は、世間的にまっとうといわれる人生を歩めるか?多くの場合答えはNOなのだ。

 

アファーマティブな人々のチャレンジの結果

 

元登校拒否児の技術者は、取引先企業の毛並みの良い技術者との交流に疲れ果て、また自分が製造している製品の品質に自信が持てず、プレッシャーで精神病を発症してしまった。

子供の頃からゲームとコンピューターしか触らなかった彼が、一流の社会人になるべくして読んでいた自己啓発本の数々。

それらも何一つ”アファーマティブではない人々”との共通の話題を作ることはなかったのだろう。

 

父親が子供の頃に死んでしまい、母子家庭で育ち、暴走族になってしまった弟に手を焼きながら育ってきた男。

こいつは借金グセがやまず、俺から300万ほど借金をしたまま辞職しているが、金を返済する気は全く無いようだ。返せと言うつもりもないけど、どうやら借金していた事実を帳消しにしたいがために暫くの間あちこちで俺の悪口を言いふらしていたらしい。

 

もう一人、同じように母子家庭だった奴も、貧乏故に学費を払うことが出来ずに学校を中退し、スーツも持たない状態で知人を通じて飛び込んできた。

浪花節と泣き落としに弱いもんで、訥々と語るその話を聞いて、半泣きになってスーツを買い与え、家賃タダで住まいを与えて、OJTで社員をつけて教育をして、どうなったか。

4ヶ月後、出会い系サイトで捕まえた何処かの人妻と社用車でラブホにしけこんで、友達を呼んで3Pプレイをしていて、帰り道に人身事故。

 

これが、現実。もちろん、責めようというつもりなんか全くないし、どうせその程度だろうという見切りは持っていた。金だって多分返す気無いだろうなと思って貸していたしね。

 

本当に危険なのは白いキャンバス思想そのもの

 

しかし社会では、底辺層の人はかわいそうな人で、チャンスさえ有ればまるで人生が変えられるかのような感覚を持っている。

つまり障害者天使論ではないけども、この議論をしている大抵の人は底辺層天使論を無意識に議論の土台にしているのではないか?

貧困や家庭崩壊、親の無関心で苦しんで、引きこもりや登校拒否になったり、何かで失敗して底辺の仕事を這いまわっている人々に善人であることまで強制するのか?

 

むしろそのお花畑とでも言うしかない白いキャンバス思想こそ俺は異常だと思う。

 

彼らには彼らなりの居心地のいい場所というのがあって、むやみにこちらの感覚を押し付けても困惑するだけ。反対にこちらが目指しているものに彼らの終着点を持ち込まれても困るわけで、無理に混ぜようとすることでさらにトラブルを生み続ける。

 

「情報格差」 これはいい加減で教養格差とはっきり言うべきだ。ITの知識が0の人でも、教養豊かなビジネスマンはビジネスにそれを活用することで生み出す+の効果をイメージしうるし、それを導入する会議に出席して、建設的な意見を述べることもできるだろう。

あるいは外国で不意に知らない人と交流する機会ができた時に、ある程度は相手の言葉で話して、その国の文学や、つい先月あったジャズの生演奏付き絵画展なんかについて盛り上がることだってできるだろう。

 

ある時、歌舞伎を見てみたいという社員が、俺に案内を乞うてきたので連れて行ったことがある。彼はその後二度と歌舞伎を見に行ってないそうだ。

そしてその後は熱心にお笑いグランプリを見て「仲間」とお笑いについて熱く語っていた。

(※参考記事 ”ニワカ物知りの小道具” サブカルで自分を他人と差別化したい人々)

 

 

そもそも交流する必要は本当にあるのか?”変わるべき”なのか?

 

本当の格差の正体はここであって、解決するためには「底辺じゃない層」の人々がパチンコや風俗に通って、もっぱら吉野家やマクドナルド・コンビニ、白木屋で飲み食いし、自分の子供を張り倒して、自分の彼女に奉仕させながら漫画を読んでいたという話を吹聴して大笑いしなければならい。

 

あるいは、わずかばかりの月給で、彼らに教養が付きそうな本を買わせ毎日それを読むことを義務付け、月に2,3回の楽しみの居酒屋やダーツバー、漫画喫茶やカラオケ通いをやめさせなければならない。

そして、その金でパチンコに行き、10万円勝っていれば滞納していた家賃を払えたのに、と憤る彼らをその都度なだめすかさなければならないだろう。

 

 

人間は変わることができる。これは確実なことだ。

しかし、空飛ぶ事に興味を持たない蛹が孵化することができるだろうか?答えはNOだ。

つまり、全ては彼らの意志次第の話であって、他人が介在して変化をそそのかすことで、「変わりたくない大多数」の人に『あなた達はダメな人です』というレッテルを貼ることに直結している。

 

別に、風俗嬢でも底辺層でもいいじゃないか。

世の中色んな人間がいて社会が回っているのであり、それに善悪や好悪のレッテルを貼ることで、現代式の身分制度を彼らに押し付けているのと同じ事になってしまう。

風俗嬢や底辺層は、教養ある人々からすれば不可触民なのか?欧米と日本の国教がヒンズー教になったとは俺は知らなかったよ。

 

たしかに、経済的困窮や、半ば強要に近い形で風俗に転落した女性も居るだろう。そしてそこで働く男たちも。

しかし、蓋を開けてみれば彼らの”転落”以前の生活は上述までの通りであり、はっきり言って2,3ヶ月働いた結果、「お金がいいからこれはこれで悪くない」と思ってる事例が圧倒的に多いだろう。

そして、それこそ自発的にそこへたどり着いた人々も、それ以外の職業や社会にアジャストする努力を断念した結果そこへ居るのであって、そういった人々は、「底辺じゃない層」の人々が理想とする形へアジャストする努力を、精神を病み、収入を半減させながらでもやり続ける義務があるとでも言うのか?

 

それこそ沙汰の外である。

 

繰り返す。人間は変わることができる。「まだ変われてない人」も、舞台がまだ準備中ってだけ。

しかし、変わりたくないのもあるべき一つの意志の形なのだ。

 

この問題のネット上での反応→(キジトラ速報へジャンプします。)

 

弁護士ローズの妹ヤリマンマギー。
肉体以外何一つ売りがなく、素行最悪、盗癖あり。

字が読めない彼女が、社会と摩擦を起こし続けてある日、会ったことがなかった
祖母と出会い、いつまでも続かない若さを悟り自立の道を歩み始める。
エンディングで感動する人99%の名作。

 

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コメント

    • 生活保護家庭出身者
    • 2013年 5月 18日

    ひどい差別主義ですね。貧乏人の家庭にうまれたんなら、教養なんて無理して
    身に着けるなよ、と?
    僕自身、母子家庭で母親はスナック勤めで毎晩朝帰りするような
    家庭で育ったけど、一応働きながら早稲田大学を卒業できたし、
    教養面では、全然対したことはないけど、
    東大卒も多数はいるような企業で違和感を持たずに
    働けてます。友人にもそのような人は、たくさんじゃないけど複数はいる。
    身の回りの事象をつぎはぎした文章で心理を語ったような
    気やならないでください。
    .

    • gundari
    • 2013年 5月 18日

    >生活保護家庭出身者さん

    失礼ですが、あなたは勉強はしたけど本は読まなかった口でしょうか?
    私の書いていることをどう読んだらそう思うのか、皆目理解出来ません。

    無理して「もっと正しく生きろ」と「あるべき生き方」を振りかざして他人に迫る無意味さを説いているのみです。

    あなたの書いていることが嘘か本当か、私には判断出来ませんが、あなたは納税者と社会に世話になっていたことを忘れて、
    攻撃的になって自分の今の幸せを振りかざしていませんか?
    もう一度本文と自分のコメントを読みなおすことです。

    あなたのコメントを読んでいたらため息が出ます。
    .

    • aaa
    • 2013年 5月 18日

    >生活保護家庭出身者さん
    なにかはからずもこの記事の説得力を補強した印象を受けました。
    一生懸命生きてきたのでしょうが、その一生懸命さ故に不愉快な相手、言動に対しても
    相手を理解しようとする心の余裕が足りないのではと思います。
    ちなみに私の感想は、
    ・底辺と上流を闇雲に混ぜるな。どっちも疲れる。
    ・底辺から抜けだそうと頑張ってる奴は変われるけど、変わろうとしない奴は底辺のまま。
    ・底辺はなんだかんだ底辺が居心地いい。
    病気のホームレスを病院で保護したらにすぐに脱走した話など聞くと、やっぱり一理あると思いますよ

    .

    • engoshageki
    • 2013年 5月 18日

    はじめまして
    偏見/差別感情があまりにも出ているので読んでいて気持ちいいものではないですよ
    沢山ありすぎるので、特に気になった母子家庭を中心にして、生活保護家庭出身者さんに援護射撃を

    母子家庭なんか米国ではありふれているでしょうし、母子家庭育ちでも立派にやっている人は少なくないと思いませんか
    アメリカンドリームという言葉があるように、米国は成り上がりこそすごいという文化で、育った環境が悪くてものしあがってやるぞという気概のある人は沢山いると思います、成功している人もそれなりにいるのではないでしょうか
    http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A0
    母子家庭でも情報、教養は母親、環境、本人次第でいくらでも得られる
    逆に苦労して育ててくれた母親に恩返しなどと考えて必死に努力ができる人もいると思う(よいとまけの唄は最高ですねえ、おっと脱線。)
    そこを筆者さんのたまたま知っているたった2例の悪いパターンだけを引き合いに出して母子家庭育ちは底辺だ、などと決めつける(と文章の構成からはそう読みとれる)のが実に不快だと思いましたよ
    (私は母子家庭育ちではないですが母子家庭の出自やら中卒などでも素晴らしい友人はいます)

    学歴はなくても立派な方はおられますよね。田中角栄さんや安藤忠雄さんのように超一流の人も。たったの二例だと説得力はないかもしれませんがね。。。

    とはいえ結論など賛同する部分も大いにあります、こういう考え方もあるのかと視点の違う興味深い意見もあったりと勉強になりました

    橋本さんの今回の発言は、よく言った!と個人的には思ったけど、日本のメディアなのに逆方向の報道ばかりですね、うまく運べば日本のためになりえる発言なのになあ。

    • gundari
    • 2013年 5月 18日

    >engoshagekiさん

    偏見、差別感情があるようにみえるのはあなたにその感情があるからそう見えるだけだと思います。
    そしてそういう感覚がある自分を認識しているからこそ、母子家庭や貧困世帯で、誰でも教養が得られる、とか彼らにもいい人が居るなどという発言が出るのだと思います。

    正しくは、母子家庭でも裕福でさえあれば教養は得ることができる、でしょう。
    その日の1000円に行き詰まっている家庭の子供が、どうやって海外体験を得たり、貸出期限を気にしなくて良い自分の本を気が済むまで反芻できるというのですか?
    誰が考えても明らかな因果関係があるものを、皆自分が善であると強調したいがために見ないふりをしているだけですよ。

    貧乏には貧乏の悲しみがあるんですよ。それが慰めで生きている人の気休めを、だれでも得られたはずの豊かさの虚構を語ることであなた達は取り上げています。
    何故貧乏な人は気休めさえ気楽に持てないのでしょう?金持ちには金持ちの苦労がある、と世間で膾炙されているのに。

    学歴がなくっても立派になれる人は居ます。しかし彼らは足らざる自分の教養や幼少時の体験を実績や才能、洞察力で埋めた結果そうなり得たのであって、
    富裕層の子弟はそういう下積みがなくてもある程度楽に結果を得ることが出来る可能性が高いのが現実です。

    「貧乏でも田中角栄が居るんだから、お前も頑張れ」とは裕福な家庭で言われません。何故なら田中角栄以外にもたくさんの選択肢がはじめからあるからなんです。
    私は現実論として、いわゆる貧困や底辺といわれる人だけが、なぜそういうやたら高いハードルを提示されるのか、という疑義を提示しています。

    貧乏人は田中角栄やマイケル・ジョーダンを目指さなきゃいけないとあなたは思いますか?

    そして、やたら高いハードルを達成して、全能感に支配された人々は、しまいには朝帰りしてまで自分を食わせてくれた母親を軽蔑しているかのような言動を平気でするようになり、
    周囲の人々が自分に気遣ってくれているのかもしれないと立ち止まって少し考える謙虚さを失っています。なんでも頑張って成果を出せばいいってものじゃないっていう実例です。

    そして、橋下発言は結局は日本のためにならないと思います。国際世論に抗し切るだけの実力は我が国にはないからです。
    負ける喧嘩はしないほうがいいのではないかと私は思います。しかし、普段はかれをボロカスにこき下ろす私も、内心拍手しています。
    ついでに言っておきますが、わずか二例の、などとおっしゃっていますが、何故二例だけだと思ったのか知りませんが、母子家庭を差別してるのはあなたにほかならない。
    私はあなたの言う決め付けをせずに、雇用と金を貸してやるという支援で現実に相当の金額を出費して母子家庭のみならず底辺層にチャンスを与えることに尽力して来ました。
    その過程で得られたことを公表しただけの人間に、いくら金を出したのかも皆目検討がつかない人間が、差別だ!と食って掛かる。

    これは、母子家庭に(一銭も出さずに)味方することで善人であることを確認したいあなたのあさましい性格と、母子家庭という単語を見た途端差別を連想するあなたの差別意識こそがそうさせていることなんです。

    私は多額の出費をして底辺を支援しました。あなたは何を支援するのですか、口だけですか?
    .

    • 瑠璃
    • 2013年 8月 10日

    古い記事にコメントすみません。
    とても興味深く読ませていただきました。

    以下のコメントは、この記事のテーマと少しずれているかも知れません。
    記事は「経済的な部分」が中心なっているとは思いましたが、
    「性格的にホワイトカラーに向かない」「元登校拒否」という言葉もあって、
    こちらのほうでいろいろ考えさせられたので、長くなりますが読んでいただけると嬉しいです。

    私自身はいろいろ苦しんだ結果、ある程度までは這い上がることが出来た(と自分では思ってる)人間です。
    学生時代はいじめたりいじめられたりという経験がありますし、
    非常にお恥ずかしい話ですが結婚相手に対するDV加害者になってしまっていた時期もあります。
    アルバイトをしても、上司やお客さんと衝突を繰り返して、なかなか上手くいきませんでした。

    (特別貧しい環境で育ったわけではありませんが、両親がすぐ大声怒鳴ったり、殴ったり、私の大事にしている物を壊したり、「文句があるなら出て行け」という事で、思い通りに操ろうとする人たちでした。)

    主に、配偶者と出会えたおかげ&ネットビジネスに出会えたおかげで、
    今はなんとかある程度の収入と、多少は人と関われる能力と、今後の目標なんかも持てるようになりました。

    でも基本的には、ここに書いてある”底辺の人たち”に近い要素を持っているので、日頃からイロイロと考えてしまいます。

    特に異常な犯罪(猫を虐殺とか、監禁とか、虐待とか)を見るたびに、
    ほんの1歩間違えば、私もそういうことをやっていたのではないか、と。

    教養もですが、それ以上に自信や自尊心、向上心が持てる状態にまで持って行くことが必要な気がしています。

    貧しさの問題ももちろんあると思います。
    「衣食足りて礼節を知る」という言葉は真実だと思っていますし。

    なんというか時々、たまらない気持ちになります。
    特に異常者を一方的に叩いて終わり、みたいな場面を出くわしたときには。

    この記事を読んで平和的に、底辺でも安定して生きている人たちは、
    確かに変わらなくても良い気がしてきました。

    しかしそれが、世の中への妬みや恨み、攻撃的な行動になってしまう人たち、
    変わりたいけど、変われない、と足掻いている人たちも大勢いる。
    そういう人たちのことは、どうすれば良いのだろう、と考え込んだりもします。

    でも現実問題難しい。

    途方もないパワーが必要なことは、私も実感として、
    そして過去の私以上に重度な人もたくさんいるだろうから、そういう人はそれより強いパワーがもっともっと必要なのだろう、と想像します。

    gundariさんのように、資金や職、住むところを支援し、直接生身で関わってさえ、非常に困難なのですよね。

    住み分けが大事。全てをささげるくらいの覚悟がないなら、近づかない。
    考えない。忘れる、しかないのでしょうか。

    結論の無いコメントですみません。

    • gundari
    • 2013年 8月 10日

    >瑠璃さん
     
    私は世間で言う底辺の人に変化を促す人がなぜ変化を促すかというと、はっきり言って自分の安全と優位を確認するために、100に1も成功しないことを他人にそそのかしているだけだと思っています。
    そしていわゆるまともな人になれという同調圧力を無意識にかけてるのだろうな、と。
     
    私は世間的に言う底辺の自分も成功者の自分も何者でもない普通の人の自分も知っていますが、いずれも経験した結果、
    変化には尋常ではないパワーと時の勢いとでも言うものが必要だと思っています。
     
    その実際の圧力や道程を知らぬものが「普通である自分」の幸せや自分に見えにくい優位を確認するために底辺の人をそそのかすことはひどいことだと思ってます。
     
    変わりたいとあがく人って、そそのかされて苦しんでる人のほうが私は多いと思いますね。
    他人に挑戦を強いるまでもなく、人間の才能や器量は収まるべきところに収まっていくものです。
     
    大切なのは内心見下しているくせに親切ごかして「まともになれ」というのではなく、良き隣人であろうとする姿勢ではないでしょうか。
    求められれば手を貸す。しかしそそのかさない。
    良き隣人でいるために見下さず胸筋を拡げて付き合う。
    肝要なのはこういうことだと思っています。
     
    .

    • メンチカツ子
    • 2013年 8月 13日

    初めまして。
    ツイッターでのフォローありがとうございました。
    この記事は眼から鱗で御座います。
    私も『アメリカでは積極的格差是正措置を進めながらも、日本より職業差別が酷いのではないか』という“風聞”(都市伝説レベルかもしれませんがご容赦ください)耳にしたこともあります。
    ただ人間は悲しいかな、勿論、自分を含めて「経験則に基づく自分が思う正義の形」に当てはまらない人物に対して、どうにかして理屈付けて優位に立ちたいという思ってしまう生き物だと痛感しています。それは治りもしないし、私もどこかで軽蔑されていることでしょう。それを克服するには、ありとあらゆるヒエラルキーに共通する巨大な敵を作る以外にないと思います。
    長くなりましたが、私が思うところは“優位に思っていることを気取られずに”相手に共感を示し、建前と本音を使い分けて接するのがベターかな、というところですね(^_^)

    .

    • gundari
    • 2013年 8月 13日

    >メンチカツ子さん
     
    コメントありがとうございました^^
    建前論としては結局それが正解、というかベターなのでしょうね。
    私は自分なりのモアベターとして、人に対しての好悪をはっきり区別して、好の部類の人とは楽しく隔たりなく付き合い生きていく方針です。
     

    .

    • 迦陵頻伽
    • 2014年 4月 16日

    お前が、底辺層だわ。

    • 転職活動中
    • 2014年 12月 04日

    底辺層ですが参考になりました。
    記事には概ね共感できます。
    しかしそれでも尚、人には落とし所と言う物が必要ですからね。
    歴史や他者の失敗より、自分の経験から学ぶ事の多い底辺層が足掻くのは必然だと思う。
    因みに記事の底辺じゃないと仰ってる層も僕は底辺だと思ってましたよ。

    • 転職活動中
    • 2014年 12月 04日

    記事→主さんの考え

    • 日本総底辺時代が現状だと思う
    • 2015年 4月 18日

    小賢しい理屈並べても、あなたは仕事を与えられないし、産み出せない
    そも、日本の事例で教養の差を語られても、欧米ほどの開きがあるようには思えない
    結局そこにあるのは、あなたの差別意識では無いですか?

    • gundari
    • 2015年 4月 18日

    @日本総底辺時代が現状だと思う

    ね、教養がなかったらお前みたいに自分がどれほどアホなのかも理解できないんだよ。

    • 日本総底辺時代が現状だと思う
    • 2015年 4月 19日

    政治を語るような暇人にかまったこちらがアホなのは十分承知なのですが、アホにもわかるように具体的に指摘してもらえますか

    • gundari
    • 2015年 4月 19日

    @日本総底辺時代が現状だと思う

    >小賢しい理屈並べても、あなたは仕事を与えられないし、産み出せない

    まず本文を読まなかったアホだということがこの時点で確定している。

    >そも、日本の事例で教養の差を語られても、欧米ほどの開きがあるようには思えない

    どれほどの欧米経験があるのか詳しく説明しろよ。

    >結局そこにあるのは、あなたの差別意識では無いですか?

    そして本分を読んでないのコンボ。
    もし読んだ上でその結論に達したなら議論の値打ちがないアホだってことだよ。
    国語からやり直せよ。

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顔面キムチレッドのネトウヨ達

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