鈴木貴子議員が議員辞職すべきたった一つの理由 深刻な政治家の人材不足


議員辞職勧告以前に、推薦した民主党にも若干の責任

 

民主党は1日の常任幹事会で、離党届を提出していた鈴木貴子衆院議員(比例北海道)について、離党届を受理せずに除籍処分とすることを正式に決定した。あわせて、党として議員辞職を勧告することも決めた。

 鈴木氏は、民主党が衆院北海道5区補選(4月24日投開票)で共産党と連携して無所属候補を推薦することを批判し、2月26日に離党届を提出していた。将来的には自民党で活動する意向とみられる。

via: 鈴木貴子議員を除籍 民主党が正式決定 (産経新聞) – Yahoo!ニュース

 

鈴木貴子議員が議員辞職勧告を受けた一件。

あんまりニュースにならなかったけど、かなり深刻な日本の政界事情を伺わせるエポックメイキングなニュースだったんじゃないだろうか。

 

個人的には、鈴木貴子議員が親父さんにそっくりの容貌にもかかわらず、普通に女に見えるジェンダー的な部分がものすごく気になって、村上氏の娘さん強制捜査の時のニュースを思い出してしまった。

なぜ親父さんを見ても可愛いとは思わないのに、似たような容貌の女にちょっと可愛いとか思ってしまうのか、と。

(似たような要望の男だった場合、鈴木宗男そのものだな、村上そのものだなでスルーするものが、そうじゃないのって不思議だよね。)

 

党への反逆が議員辞職勧告理由の主たるニュアンスである一方、この間の沖縄の今井絵理子騒動と同じく、もうちょっとラディカルな問題を内包している気がする。

 

無論、鈴木親子からしたら元々、辻元清美議員がいる民主党に親和的な感情なんかあるはずがなく。

元々、鈴木親子が心中複雑だったのはそうなんだろうけど。

 

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本当なら自分で立候補するべきだった鈴木宗男 晩節を汚す事態に

 

そもそも論で言えば鈴木宗男は結構好きなタイプの政治家だ。

やまりんの事件で地元企業への口利きが槍玉に挙げられて失脚していたけど、それは何もおかしいとは思えないわけで。

北海道の中でもど田舎の中小企業、たまには儲け話の一つも回してあげるのも代議士の仕事のうちだろう。

 

要するに人情味あふれる政治家=鈴木宗男だと思っていた。

 

で、鈴木貴子の今回の離党騒動で、鈴木宗男氏がまるで議員であるかのようにあちこちで色々喋っているけど、現状を見る限り政治家としては鈴木宗男が娘を操っていたのだろうことは誰の目にも明らかだろう。

 

つまり、鈴木宗男の傀儡=鈴木貴子だったわけで、政治家として一個の独立した人格を彼女は持ってなかった。

鈴木宗男が情に厚い家族主義者なのだとしても、有権者は子供に投票したつもりは無いんじゃないのか?

(あるかもしれないのが怖いけど(笑)

 

つまり、代議士が親の代弁者として国会に参るのはちょっとお門違いだと思うわけだ。

代議士というのは有権者、とりわけ支持者全体の代弁者として議論しに国会へ登壇しているわけで、親の代弁者であってはならないというのは常識じゃないんだろうか?

鈴木宗男は今回ここまででしゃばるのであれば自分で立候補して代議士になるのがけじめというものだろう。

 

自分自身の晩節も汚してしまったし、娘の自立した存在という、大人としての基本要件に大きな疑問符をつけてしまった。

つまり、こんな親の操り人形みたいなガキに議員の資格はないという意味で議員辞職勧告を出すべきだった話で、反党行為が話の中心というのはちょっと違うと思う。

 

もう一つ言えば、そんなこども店長みたいなやつを推薦してしまった民主党、議席が欲しいから堅いところを狙わなきゃいけないのはわかるけど、何でもかんでも推薦を出したら良いってもんじゃないと思う。

そんなことをしていたらおおさか維新の会と何も違いを打ち出せないのであって、いい加減な候補を擁立する悪癖は早く是正するべきだと思う。

 

そしてそれを受け入れる自民党は、この騒動を目の当たりにしながらなお受け入れたわけで、政界の人材不足はもう末期的と言っても良い絶望的な状況なのだと理解するしか無いんだろう。

こども店長はCMの中での空想上の存在だったのに、「こども議員」は公職者として議員バッヂをつけて実在している。

笑い話にもならんのじゃなかろうか。

 

「幹事長としての資質が問われる」「必ず選挙で示しをつけてみせたい」-。鈴木宗男元衆院議員は26日付の自身のブログで、長女の貴子衆院議員(比例北海道)の民主党離党に際し、議席返上を求めた同党の枝野幸男幹事長の対応を激しく批判した。

 宗男氏は、前回衆院選で代表を務める地域政党・新党大地が選挙協力した結果、民主党の北海道での比例代表得票数が約21万票増えた経緯を挙げ、「これは民主党だけの票ではなく新党大地の票が入っている結果である」と指摘。比例選出を根拠に議席返上を要求する枝野氏を「このことを分かっていないだけでも幹事長としての資質が問われるのではないか」と批判した。

 また、枝野氏が「こういう行動をする方(貴子氏)への支持は間違いなく消えていく」と述べたことに対しては「この言葉を覚えておいてほしい。必ず選挙で示しをつけてみせたい」と“宣戦布告”した。

 枝野氏が「長い目で見れば政治生命を損なう誤った選択だ」と評したことにも「そっくりのしをつけてお返ししたい」と反論し、「人間味も人情もないこのようなお方が幹事長であることに(原文ママ)民主党の今の置かれた状況ではないのか」と逆襲した。

 

via: 鈴木貴子氏離党 宗男氏が枝野幹事長に逆襲!「人間味も人情もない幹事長…」:イザ!

 

 

競争から置き去りにされてきた政界 待遇を再考するべき!?

 

こうした事情を考えると、政界の深刻な人材不足が窺える。

つまり人材不足だから二世議員が出てくる、これは皆が納得する理由だろうと思う。

で、二世議員が存在できる理由は、競争が政界に存在しないからだというのもちょっと考えたらすぐ理解できると思う。

 

人材が不足している以上実績で競争する理由がないわけで、だからこそこども議員や汚職議員がいつまででも居座れるわけだ。

争うべき実績がそこに存在しない場合、「曖昧模糊とした安心感」が投票の動機になるのも仕方ない。

 

しかし政治というのは競争が基本原理の世界で、その一点で語れば日本の政界というのは実に異様なガラパゴスな環境に置かれている。

冷戦時代はアメリカの軍事力を背景に外交をしていたし、経済政策については冷戦の最前線として、諸外国からかなり優遇を受けて海外に進出していた。

もちろん、日本への投資は同様の理由で過剰と言っていいほど受けていたのも論を俟たない。

 

不景気を年表で追うと、1989年のベルリンの壁崩壊、1991年のソ連の消滅、そしてその後の状況の安定をステップにして徐々にひどくなっているのは当時を生きた全ての人がリアルに思い出すんじゃないか。

つまり冷戦が終わった後、欧米はもう日本に過剰投資する理由もなければ、競争上で優遇する理由もなくなったから不景気はどんどん深刻になったわけだ、大雑把に言えば。

(もちろん、日本は儲けた金をドイツほど賢く使わなかったのも後がひどくなった大きな理由だろうけど。)

 

よく考えたら日本の政界というのは、戦後の大部分の期間、内でも外でも競争から切り離されて過ごしてきた。

これが日本の政界が世界でも群を抜いて無能な根本的な理由だろう。

競争の経験が無い上に、今まで海外から大きく甘やかされてきた経験しかない政治家たちは冷戦終結以降、日本人にとって悲惨な結果しかもたらしてない。

 

世界中から馬鹿にされているドナルド・トランプの公約

・「アメリカの労働者を海外との競争から守る」

日本の支持される政治家の公約

・「日本の労働者を世界と競争させる」

ドナルド・トランプは自腹で選挙を戦い、日本の政治家は税金からもらった給料と支持者の金で選挙を戦っている。

 

で、結果を出せない政治家、つまり二世たちは彼らの失政のおかげで後世に大きな禍根を残そうとしている。

 

昨今、地方でも国会でも、議員の待遇の締め付けや議員定数の削減が叫ばれ続けている。

つまり、今の待遇でも「優秀な一般人」は魅力的だと思わない議員待遇は年を追ってどんどんひどくなる一方だ。

 

今の地方議員を見て欲しい。金子やすゆきやら小野寺まさるやら、しまいにはエロ動画をFC2で生放送して小遣い稼ぐような全くどうしょうもないような能なしのオンパレードじゃないか。

当たり前の話で、本当に優秀な奴が自分の豊かな人生と引き換えにしてまで他人に奉仕なんかしてくれるはず無いわけだ。

 

 

本当は議員定数倍増、報酬倍増が日本の打開策じゃないの?

 

にも関わらず、国民が良い待遇で議員に働いて欲しいと思える結果を誰一人生み出せず、苦し紛れに手弁当で滅私奉公することでしか目先をごまかせないのが現状ではないんだろうか?

 

本当は状況が悪化している今、議員一人当たりの年俸を2億円にしてでも超優秀な人に来てもらうのが先だろう。

それだけ儲かったら、一部上場の経営者クラスの報酬だ。

つまり、経団連とかのつまらない献金に踊らされる可能性は激減する。

 

しょぼい議員報酬で、それしか能がない二世議員がのさばるから余録で稼ぐしかなくなり甘利のような奴が出てくる。

落選してもしょうもないタレント活動のほうが儲かるから杉村太蔵みたいな奴が出てくる。

それにしがみつく奴の無能さは言語を絶するし、それを利用して転進を図る奴の人間性のダメさ加減は箸にも棒にもかからない。

 

議員定数を削減すると言ったって、今まで野党とサヨク以外で保育所の不足に気づいていた議員がどれほど居るんだろうか?

つまり、今の数ですら日本人の悩みに目が行き届いていないのに、数を減らしてもっと問題を乱立させるのか?

 

全ては政治の競争不在から今日の状況を招いている。

今本当に必要なのは議員の定数増加、議員報酬の倍増だろう。

 

次の選挙で擁立されると噂される候補の誰が優秀なんだろうか?

乙武さんには申し訳ないけど、彼は所詮有名な障害者なのであって、その常識や能力の部分が現状に役立つとは全く思えない。

今井絵理子に至っては論外だろう。

 

本当に来てもらうべき候補者の首を縦に振らせるためにも、有権者はもうちょっと目先の金以外のことを考えるべきじゃないだろうか?

「隗より始めよ」まさに国会の今の状況はそこまで落ちぶれていることは、この一件からも明らかだ。

 

一部上場企業の経営者で、過去最高益を毎年叩き出すような人と遜色ない人物が政治家になって、まじめに競争したら今の議員がどれだけ生き残れるだろうか?

その果実を受け取るのは有権者だ。

今のところ報酬は全然比較にもならないし、そういう人が立候補して当選する隙間は選挙区にはない。つまりそれは起こりえない。

 

亡国の危機に瀕した燕は、隗より始めた結果あの軍神楽毅が現れた。

そのとき昭王は議員定数削減や、国会議員の身を切る改革を呼びかけたんだろうか?

 

安倍晋三の愛読書の作者は、百田尚樹や門田将隆。

田中角栄の愛読書が菜根譚。

 

気づかないうちに激しい劣化が進んでいる。

競争のないガラパゴス環境を、有権者も知らず知らず助長している。

鈴木貴子はその象徴だったわけだ。

 

議員定数削減をすればするほど、鈴木貴子や安倍晋三のお友達が増えるだけになるだろう。

もっともっと、今が嘘みたいな激しい劣化を国民は目の当たりにする。

朝三暮四の猿知恵で目先の金の話ばかりするのはいい加減にした方がいい。

 

うむ、此度の小渕優子経済産業大臣辞任の件ですが、ネット上ではさまざまな議論を呼んでおりますが、当ブログとしては今回、「世襲議員」についてその功罪を考察したいのであります。

 まずは日本における国会の世襲議員の実態を数字で押さえ、その割合が国際的に見てどうなのか客観的に分析しましょう。

 最初に今回辞任表明をした小渕優子さんも大臣だった我が第2次安倍内閣の閣僚の顔ぶれから現自民党大臣の世襲議員率を押さえておきましょう。

 公明党の太田昭宏国土交通大臣を除いた第2次安倍内閣 (改造)の自民党出身18人の閣僚のうち、安倍晋三興内閣総理大臣を筆頭にそのうち9人が世襲議員が占めています、世襲議員率50%であります。

 

via: 我が第2次安倍内閣世襲議員率50%は何を意味するのか考察する

 

 

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コメント

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  • コメント (3)

    • 元通りすがり
    • 2016年 3月 13日

    >そもそも論で言えば鈴木宗男は結構好きなタイプの政治家だ。
    自分も結構好きな政治家だったんですけどねぇ。
    理想のためには、敵の懐にも飛び込んで行く。「敵を知り、己れを知れば百戦危うからず?」的な豪胆な戦略家の一面と、人情家の面を合わせ持った稀有な政治家だったんじゃないでしょうか。往時のソ連・ロシア外交は圧巻だったなぁ。
    安倍チョンとどんな話し合いをしたのか知らないけど、老いて「計算高さ」だけが際立ってきたんじゃないでしょうかね。

    • 梨さん
    • 2016年 3月 13日

    鈴木宗男は気骨のある政治家だと思っていたのですが残念でなりません
    娘の鈴木貴子が民主党を離党する時に言わせた捨て台詞の共産党アンチ発言のホモウヨ臭さが無念でならないです。
    まさかムネオも自民党特有のホモウヨ政治家だったとは

    • gundari
    • 2016年 3月 13日

    @梨さん

    あんまり他人にそういう方向の期待をしないので、そういう方向の残念さはなかったんですけど。
    あの年代の人が「立つ鳥跡を濁さず」の日本の美徳を忘れてしまっているのが今の政界の堕落なのだと思いました。

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