「小渕優子氏は何も知らないし、悪くない」と言い残し失踪
小渕優子・前経済産業相(40)の不透明な政治資金収支報告書問題で、地元の群馬県中之条町が揺れている。小渕氏の辞任から一夜明けた21日、問題となっている同氏の政治資金収支報告書を作成し、町長の辞職願を提出した折田謙一郎町長(66)は役場などに姿を見せず所在不明となった。町議会議員からは「町政の投げだしだ」「責任の取り方がおかしい」などの批判が相次いだ。
折田町長は20日午前、政治資金収支報告書を作成した責任を取るとして、辞職願を議会に提出。報道陣の取材を受けた後、所在が分からなくなった。中之条町内の自宅にも戻らず、夫人は「連絡ありません。どこにいるか分かりません」と話すだけ。秘書役の行政推進課担当者も「どこにいるか知りません」と話した。
何も知らないし、悪くないってのは半分その通りなんだろうね。
半ば自分の親戚の子みたいな感じで面倒を見ていて、甘やかしついでに「会計は任せとけよ。領収書を何でも集めて全部渡しといて」とか言ってただろうってのは容易に推察できる。
育ちが良くなればなるほど、金の勘定にはうるさくても会計にはルーズになる。
金銭感覚と会計感覚は似ているように見えて全く別で、結構重代続いている家でも、当主は金銭感覚はシビアだけど会計は大抵めちゃくちゃだ。
随分前、一緒に博打をやっていた人にある夜何百万か金を貸したんだけど、朝会社まで乗せてってあげようと思って迎えに行ったら、電話で経理部の人に今すぐ金を振り込めと怒鳴っていたのを思い出す。
「別に、いつでもいいんだから給料日に返せばいいでしょ」(遠回しにしばらくやめときなよって言ったつもり)って言ったら、『給料はまた博打に使うからちょっと借りるだけだ』とか意味不明なことを言っていた。
飲み食いでも感覚の違いは際立つ。
俺はどんだけ豪勢に飲み食いしたところで、大体は会社の経費を使わずに自分の金で飲み食いして、高い安いはあんまり気にしたことないんだけど、上記のような人々は会社につけ回す代わりにそれが高いか安いかだけ妙に気にしている。
俺の常識からすれば、決算書の利益を減らすくらいなら自分の遊び金でやれよと思うんだけど、なにか違う理屈を持っている。
決算書の利益を極大化させて、社員の給料でも上げてやって。より質の高い人間を探すほうが建設的な気がするんだけど、今のところ彼らのほうが優秀な人生の成果を出しているので、まぁあっちが正解なのかもな。
その結果、この親切そうな町長さんは、大臣を辞職させたという結果に耐えられなくなって失踪したのかもしれないし、ちょっと怪しい雰囲気の人から謎かけされて失踪したのかもしれない。
こういうので、当事者(この場合小渕優子議員)が主導的に何かやるという可能性はだいたい絶無だ。
政治家というのでそこまで根性が据わってるやつなんかはそんないないからね。
そのかわり、ためらわずに決断して問題を処理する役目の人というのはしっかり居て、そういう人が渉外を取り仕切っている。
政治家に必要なのは人を失踪させる判断じゃなくて、「失踪してもへこたれない神経」の方だから。
この違いはデカイよ。
連座制というのは有罪が確定した場合議員が連座するもので、いなくなってしまえば公判が維持できないため連座しなかったりする。
そこをどう読み取って謎かけした奴が居たのか、はたまた「美しい日本の伝統」で詰め腹を切ったのか。
いずれにせよ「地獄への道は善意で敷き詰められている」とはよく言ったもんだと思う。
自分がおぶってやったような子供にはだれでも甘くなるよね。
自分の甥や姪の感覚で接してたらきつくも言いにくいよな。
そもそも超えられない上下関係だってあるんだし。
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折田町長は小渕氏の収支報告書の責任者で、今回の不透明な「政治とカネ」を知るキーマン。ほかの関係者には「(自分の)周囲が騒がしくなるので、職務ができなくなる」とも漏らしていたという。
突然の首長不在に町議会も対応に追われた。原沢今朝司(けさじ)町議会議長によると、21日午前の全員協議会で、出席した18人の町議会議員の大半から「町政の投げだしだ」との批判が相次いだ。地方自治法の規定では、辞表提出から20日で自動的に失職するが、それ以前に辞職する場合には議会同意が必要となる。
原沢議長は、職員を通じて記者会見を開いて説明するよう折田町長に助言したが、拒否されたと明らかにし、「元秘書としての責任と、町長としての責任を混同している」と述べた。
折田町長は20日、収支報告書の提出に関し「(報告書記載の)代表者や会計責任者に伝えているが、具体的な内容までは話していない」と説明していた。全容を知る折田町長に対し、議会は24日の臨時会出席を求めることになったという。
故小渕恵三元首相と小渕氏の秘書を30年間務めた折田町長は、2008年に事務所を退職。12年に無投票で町長に初当選した。秘書を辞めた後も、「生涯小渕の秘書としてお仕えする気持ち」から、問題となっている小渕氏の政治団体の会計をチェックし、収支報告書を作成、提出していた。
一方で、町長就任後はメガソーラー(大規模太陽光発電所)や電力小売りの新電電「中之条電力」を設立。自治体が主体となった全国初の新電電として注目され、積極政策で先頭に立ってきた。
[2014年10月22日9時6分 紙面から]
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義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
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失踪の次は自殺ですかね。
同情論で幕引きを図る、と。