[ワシントン 24日 ロイター] – フランスで24日、ルフトハンザ系の旅客機が墜落した件で、米国家安全保障会議(NSC)のミーハン報道官は、現時点で「テロ」攻撃を受けた兆候は確認できないとの認識を示した。
同氏によると、オバマ大統領も事故について説明を受けた。米当局者が、フランス、ドイツ、スペイン当局と連絡を取り合っているほか、調査を支援する用意があると説明した。
国務省は、事故機に米国市民が搭乗していなかったかを確認している。
ルフトハンザ系のLCCが墜落、と言うんだけど、墜落原因はテロかと思ってたら「自己責任」が原因らしいね。
ついこの間テロがあったばかりのフランスなんかに近づいたからこうなったんだろう。
元防災担当大臣の鴻池議員の談話を見て深く納得した。
鴻池祥肇元防災相は19日の派閥会合で、チュニジアの首都で博物館が襲撃され、日本人3人を含む多くの外国人観光客が死傷した事件について「『絶対に行ったらいかんよ』と言われる所は行かんことだ。日本中が大騒ぎし、官邸の国旗が半旗になる。こんなおかしな話はない」と語った。
近頃、こういうことの原因や背景を考えようとしたら「テロリストを擁護するかの如き揣摩憶測」とか言われるらしいんで俺も気をつけなきゃ、察してくれw
今度の墜落は、途中で急激に降下し始めて、それから突然墜落して4000mほど下の雪山に残骸が散らばってるというけど、自己責任とか寝言はともかくとしておそらくはテロなんだろうな。
普通に墜落したとは思えない、文字通り木っ端微塵の粉々になっている機体が尋常じゃないことがあったのをはっきり物語っている。
10時半~10時53分まで墜落に関係していると思しきアクションの間に時間があったこと、非常事態宣言を出してからでもおよそ10分少しは墜落までに間があったはずで、何か一般的な原因だったのだとしたらその間に通信を経由してメッセージを届けているはずだし。
おそらくはテロリストがハイジャックして、ある程度高度を下げるところまでやいやいやりあって、テロリストが自爆したとかそういう話なんだろう。
折からのテロの危険性で世界が怯えている状況下、もし本当にテロだった場合世界の交流と流通が竦み上がってしまうだろうから国際的に特定機密として扱って臭いものに蓋をするんだろうけどね。
今回はフランスメディアの報道や政府発表を見て、こうした恐怖との戦いがどれだけシビアなものか学習する機会としても観察しなけりゃいけない。
フランス政府はそうとう早い段階から生存は絶望的と発表していた。
このシビアさはどうだろうか?
日本だと、御嶽山の噴火でめっちゃでかい岩石に押しつぶされた人に対しても心肺停止と表現している。
もし死んだ死んだと報道したら不謹慎だってことで袋叩きにあうと思う。
しかしフランス政府的対応の場合、結果として死がありうるということを受け入れた上で非常に合理的に考えているし、社会も悲しみこそすれヒステリー的な受け止め方はしてない。
どうみても死んでいる人を心肺停止と表現する一方で、どう考えてもありえないだろうという自己責任発言はヘラヘラと笑って受け流している国民性の違いは、今後日本が当事者としてこうした危険性と向い合う中で際立った違いとして現れてくると思う。
良し悪しは別として、戦いだけを切り出した時にそれはろくな結果を生まない欠点になるのだろう。
他人事として事象が存在した場合、徹底的に堕落した反応を示す一方で
自分が関係する場合や不謹慎として誰かを叩ける場合はヒステリー的な反応を示す。
文字通りクレーマーのおばちゃんみたいなクズ反応で、21世紀早々世紀末感じちゃうよ。
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【パリ=竹内康雄】スペインのバルセロナからドイツのデュッセルドルフに向かう独航空会社ジャーマンウイングスの旅客機が24日、フランス南東部に墜落した。エアバスの小型機「A320」で、乗客144人、乗務員6人が乗っていた。フランスのオランド大統領はテレビ演説で「生存者はいないようだ」と述べた。
在バルセロナの日本総領事館などによると、搭乗者名簿に日本人とみられる2人の名前があり、日本政府は確認を急いでいる。ロイター通信によると、米ホワイトハウスは「現時点でテロとの関連を示す情報はない」との見方を示した。
ジャーマンウイングスは格安航空会社(LCC)で、航空大手の独ルフトハンザの子会社。ジャーマン社は記者会見で、ドイツ人67人が搭乗していたと明らかにした。
現場はアルプス山脈に近い仏南東部バルスロネットの近郊。機体の残骸が標高2千メートル付近の山中で見つかった。自動車では近づけない山岳地帯で調査が長引く可能性がある。急に高度を下げて墜落するまでの時間は8分だったという。通常よりも低い高度で飛行していたとの仏メディアの情報がある。
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