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Fire、リタイア インフレ時代の新しい生き方最新版

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Fire、リタイア新しい生き方に移行する人が増えた時代

 

お久しぶりの皆様、あけましてGW。
俺はコロナに感染したら鬱陶しいし、外に出るコストが跳ね上がる時分、引きこもりライフを満喫している。
緑、霞が美しい季節。喧騒に距離をおいてひとり静かに過ごすのが一番の贅沢なのだ。
(Net-FlixやAmazonの映画も見てないやつが溜まっていたしね。)

Twitterで相互フォローしている人や、そうでない人も含めて軍荼利の記事を読んで影響を受けたのか、元々そうだったのか案外結構な人が表題のような生活をしていたり、静かにそちらに移行しているのを目耳にしている。

今まで自分自身がそちらに移行する前に時々記事にしてきたけど、はじめてみての雑感を含めて改訂版のつもりで改めて書こうと思う。
こちらはダイジェスト版、もう一本ディティールに立ち入ったもの(住むということについて)を投稿する予定だ。

※Googleにブログ記事が引っかからなくなった昨今、そういう人がそんなにいるのかはわからないのだけど、新規流入者向けに前置きしておくと、これは沢山稼いでゴージャスに生きてやろうという人に向けた記事ではない。

静穏とQOL、世の中の混乱からの耐性を第一義においたFireやリタイアを指しているのであって、生活のエッセンスに頻繁に都会を組み入れたい人や、金が有り余っている人に有用だとは思えない。
金が有り余ってる人にまぁまぁおすすめなのはマルタ島、バリ島、ロンドン、上海あたりだ。
都会に月に数度はでかけたい人は、それが東京であるのなら伊豆、大阪であるなら和歌山or京都市外(長岡京とか山崎とかあの辺)、それより西なら広島に行くといいのではないか。

この記事が対象としている人は、東京までのアクセスが飛行機のフライト時間目安で家を出て5時間以内のとこならどこでも一緒だ。
天気、水、景色が合うところに行くのが一番いい。それは多分あなたの故郷の辺境だろう。

 

 

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暮らしの実際

 

現在の生活は、約1,5万坪のくらいの(未開拓部分相当含む)農園、家庭菜園、自宅を古民家と普通の文化住宅と2軒で暮らしている。
未開拓部分の農園は景色がいいのでそのうち隅っこに海見小屋的なものを建てて海がきれいな日を満喫する別宅にしたいとか妄想している。
既に人間関係があるやつとだけたまに仕事の話をして娑婆に出て銭勘定の仕事をする他(スタートアップ向けのボランティアはやめた)、たまに株を売買して晴耕雨読の暮らしといった感じ。

季節の野菜を植えて、天気次第で船か歩きで釣りに行って、鳥獣を捕獲し米、麺、油、調味料以外は大体自給自足の生活をしている。
寒けりゃ火をおこし暑けりゃ海につかって帰ったら水浴びして窓開けて昼寝。それでも暑い寒いとなったら、ホテルを予約して街に出る。
ついでにセフレと遊びに行って都市生活を楽しんで、飽きたら引っ込むルーティン。
やってみて悪くないという実感はかなり強い。金は極めてかからない。

暑いのを辛抱する、寒かったら布団かぶって寝る、セフレは手を切る、外食をやめるとやったら多分月に3-4万で暮らせるのではないだろうか。

未成年者だった頃からおっさんに差し掛かる年になるまでずっと会社経営をしていて、以来ストレスと無縁の暮らしや、支払いを何も考えなくていい暮らしというのをしたことがなかった。
思い返したら当時は自社農園持ちのオーベルジュとかに泊まってとれたて野菜のサラダとかがついたオーガニックなコース料理とかに宿泊合わせてペアで20万とか払っていた。
本音で言うとストレスを我慢してむちゃくちゃ金使ってあれだったらこっちのほうが全然楽。

あれがしたい、これがほしい、あるいはしなければいけないというところを通り過ぎた人はこれ、全然悪くないんじゃないか。

浪人になってから数年間、ブログとか書き出してからの幾年か普通の人みたいに家賃払いながら暮らしてみたりして、普通の実入りで普通の支払いしながら暮らすのも実に鬱陶しかった。
あれで普通のサラリーマンみたいに働くとなったら発狂するのではないか、世の中に頭おかしいやつが多い理由をしみじみ体感した。
物珍しくて面白かったのは最初の数年間だけだったし、こういう暮らしをしながら飽きたらたまに違う生活を楽しむルーチンに旅行を混ぜたら多分ストレスは極限まで軽減できるだろう。

え?教育??
そんなもんはお前が馬鹿だったらどこに住んでも一緒なのである。とりあえず本でも読め。

 

リアルFIREの強みを確保すべし

 

こうした暮らしの中で、万人が享受できる最大のメリットは何か。
それは待つ力を最大限発揮できるということだ。

今まで何回か「待つ」ということをテーマにして記事を投稿した。

  1. 自転車操業の哲学
  2. 生き金という妄想

待つということがいかに大切か、数式で言うとこうである。
数百万円を株に全力で突っ込んで、耐え忍んでいる最中に家賃の支払期限が来た。
家賃の支払いが7万円、7万円を捻出するためにする損切りは25万円、耐えた結果上がったときに25万円の含み損を切った株数を持っていたら利益は80万円だった・・・

つまり支払いを抱えての生活で気楽に勝負に出ることはできないし、一年にそう何回もないチャンスを見送りにするか、半力で投資して生殺しのようなことをいつ果てるともなく知れず続けるかしなくなる。
全ツッパでぶっ放して読みが少しずれたら7万円を支払うために105万損をする、こんな事は持続不可能なのだ。
大勝したかったら最後の1000円まで突っ込むか、一発で10倍とか30倍になる銘柄を探し当てて最後まで持つ他ない。
(そうじゃなかったら大体2000万以上で3-5分割でマイルドに分割して投資して、生活費を別で200万くらいキャッシュで持っておくかだろう。それができる人は変な冒険はいらないと思う。)

娑婆の中で粘っている人がなかなか浮かばないのはこれを理由にしている。

あるいは友達が誰か起業するので、手伝ってくれと言う。
そりゃ最初の半年一年、あなたに支払う金なんか持ち合わせているはずもない。
手伝えば高い蓋然性でうまく行き当然利益の配分に与れるはずがこれも見送り空振り。

こうやってみんな飼い殺しにされている。
何もせずにだらだら生きていける環境は案外大事なのである。

そう、この手のFireで得られる最大の財産は待つ力なのだ。
つまらないことで右往左往するから失敗するのである。
最後食って寝るだけはほとんどタダという人間ほど強いものはない。

そしてそういうのが気に食わなかったり理解できないという人は、正直隠居生活に向いてないと思う。
君はまだ卒業には早い、戦いを続けるべきだ。
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Fire、リタイアの準備

 

こうした形のFireで、準備しておきたいものは何か。
まず一番が日用大工と農業の知識だろう。
といっても大げさな話じゃない。畳をフローリングに自力で張り替えたり、どの作物になんの肥料をやったらいいのかという最低限の慣行農法の知識とかその辺。

こうした生活をしようとしている人に欠落している知識は大体、これ。
有機農業で食っていきたいとかわかったけど、畑の草焼きの意味がわからないし煙が臭いとかまじで言い出す人がいて愕然としている。

そう、変なオーガニック農法のセミナーには行くらしいのだが普通の知識がないのだ。
家庭菜園で自分たちが食う分の野菜を確保するだけでもある程度は知識がないときついのではないか?
いい加減なことをやった畝と真面目に管理した畝で比較したら、種の発芽率の時点で有意に違いが出ている。

メジャーな農業関係の企業が出してるような書籍を一回読み込んでおくといいと思う。
料理と一緒、まずレシピ通りに作れるようになってから工夫すればいいのに、そこをすっ飛ばして前衛的なことをやろうとしたら必ず失敗する。

家庭菜園でも虫をどうやって解決するか、土壌がどうなっていてなぜ害虫や病気が発生したかとかそういう問題はつきもので、そこを合理的に解決するのは変な青汁とか木酢液ではない。
中性洗剤と使い古しの揚げ油とかの方が全然役に立つんだけど、変な木酢液とかで解決する人は中性洗剤で乳化した油で虫の気孔がふさがって死ぬという馬鹿でもわかる理屈は理解できないらしい・・・(理科の時間に何をやっとったんだろうか)

ともあれ、そういう基礎知識とセットでマキタのインパクト、丸のこ、草刈機(エンジン式)、耕運機(エンジン式)、噴霧器(国華園の安いやつで十分。液肥、除草剤の噴霧、播種時の灌水に必須)、鋤鍬鎌は持っといたほうがいいだろう。
特に荒廃してた農地の再生は地道に小石を取って油粕、バーク堆肥、鶏糞や牛糞をすき込んでいって2年位メンテナンスするしかない。

除草剤まくか草刈りするかして、耕運機で土起こしして堆肥をすき込んで。
まぁ2年したらふかふかの黒や茶色の土に生き返ってくれる。

あと、あなたが何歳かは知らないが、こうした生活をしたい人は大概30-40代ではないのだろうか。
それより上の人なら専門職かなにか、あまり社交的な部署にいなかった人である蓋然性が高いだろう。

自分自身が問題を抱えている可能性を無視しないで振り返っておいたほうがいいというのを一言念を押しておく。

つまり社会人としての成熟したスキルがあんまりないのだ。
物事を決定する立場になったことがなかったり、組織外の全くの赤の他人とコミュニケーションを取ることをせずに生きてきたのではないだろうか。

それによって他人がどういう印象を受けているかを考えたほうがいいのではないかなと他人を観察していて思う。
今までの暮らしが合わなかった人。
今度は周囲があなたのような人ばかりになったらどうだろうか?
それで自信を持って相当面白くなると即答できない皆さんは若干気をつけたほうがいいことがあるのではないか。

今までは欠けているピースを誰かが埋めていたのか、まだその役職になかったから求められてはいなかった。
さぁ困ったぞというその時に多分それはあなたに突き刺さることになる。

 

補助金とかは?aboutファイナンス

 

この暮らしを始めるまで農林水産とは言え補助金の執行は適正に行われていると思っていたけど、これはどうやらそうでもないようだ。
行き先の地域によってまともに機能しているかどうか、それこそ地域内の圏域によっても大差がある。
これについてはないものと思ったほうがいいし、多分もらうまでの過程や窓口のダメさ加減考えたら貰わないほうが楽なのではないかと思う。

仮に一次産業で食う気であれば、まず漁業はおすすめしない。
漁協をまともに運営できているのかどうかが運ゲーすぎるのと、まともだったとしてもハードルは結構高い。
まず発狂してケツを割るのが落ちだろう。

では農業はどうだろうか。
これについて確かなのは米野菜はやめた方がいいと言うことだ。
初期投資がでかすぎるし、設備機材土地居抜きで引き継ぎできなかったら、食っていける面積をおっぱじめたらだいたい初期投資で破産するのが関の山だろう。

おすすめはとりあえず果樹園。
これは極めて設備投資が低い。国の自給率向上政策には全く糞の役にも立たない業種なんだけど、とりあえず果樹園を始めるのが採算面で一番安全だと思う。
専業で食っていくために必要な面積は、平たい条件のいい土地で3000坪以上だろう。
これも設備投資はしては「いけない」

一次産業は代々の営業の積み重ねの資産、例えば親父が使ってたトラクターだったり、じいちゃんが植えた苗木やおじさんが建てたハウスを流用することで多世代でペイアウトさせている。
これを一代でまとめてやったら絶対に採算が合わないので、パンフレットや農政課、農協が何を喚いても『したけりゃお前の金でやれ』とはねつけてやっていくしかないだろう。

基本、初期投資の出費はダラダラと際限なく続いていく。
軽トラがないとものが運べない、コンテナがたくさんになったからロープで固定しよう、ちょろっと肥料撒いておくか・・・
これが倉庫や車庫にあるから農家はとりあえずなんとかなっているのであって、これを身銭切って1から揃えていくのは数年かかる。
(どれもあなたの家の物置にないわけだからね。)
およそ200-300万は持ち出しを覚悟しとくといいと思う。

同時に3-4年はよっぽどうまく立ち回らないと現金収入はない。
つまり自分のペースで無理なくやっていかないと、補助金貰ったがために計画の主導権を失ったら割と苦痛に満ちたものになるのは疑う余地がないのだ。。

つまり、5年位だらだら出費が続いてもヘラヘラしとける準備か、程々現金が入ってくる感じの環境整備はやっぱり必要になるのである。

それがテレワークか、投資かはともかくそうなのだ。
やめたくて仕方ないかも知れないけど、実家に帰る後継者以外は一本足打法で一次産業はマジでおすすめしない。
俺だってたまに手伝いを頼まれたり、経営者間の付き合いの名残があって、株でちびちび稼いでるからやれているのであって、それ抜きでやったらかなり厳しい感じになるのは間違いないと思う。

ではなにが今までと違うか?
そこに焦りや期日がないってことだ。

最悪月に数万円で雪隠詰めをやり過ごせる環境はどんな財産より強い最強のカードだと思う。
なんなら月に家賃収入が1500万あったりする大家業でも時代の移り変わりで破産するのは世の常だ。
それだけのやつが巨額の財産と大きい収入を持って失敗するのは、毎月の支払いがあるゆえにである。

それと切り離される環境、その暮らしの中に楽しみを自分で作っていく工夫こそ醍醐味と言えるだろう。
そういうわけでFIRE、リタイアは悪くないということをダイジェスト版の本稿で改めて明記しておく。

特に殿様みたいに生きてきた俺みたいな人間は、しょうもない野菜とかがとりあえず収穫できたとかが殊の外、嬉しい。

しばらく連絡してなかった元の社員や、しばらく疎遠になっていた人に野菜を持っていって酒飲んだりむしろ交流が拡がっている。
最初は誰も俺がそうして生きていることを信じなかったけど、いまや季節の風物詩として楽しみにしてくれているのだ。

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