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焼身自殺と神風特攻に違いはあるか?  覚悟の意味と命の価値  平和ボケで尊厳と命の価値見失う日本人

  1. 生活・文化・健康
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新宿の集団的自衛権反対で焼身自殺した人もネトウヨには袋叩きの昨今。

神風特攻と焼身自殺に違いはあるのか?と。

神風特攻は引用の通り、本当は嫌がっている人に命令をベースにして押し付けられたもので、「国を守りたい、自分の信念に殉じたい」という意志があったのかなかったのかを突っ込んだらむしろ焼身自殺のほうが自発的な政治活動だっただけに価値はあるんだろう。

 

新宿の焼身自殺をテロと糾弾するおよそほとんどのネトウヨは「人前でガソリンをかぶって火をつけた」と喚いているけど、爆弾抱えて飛行機が飛んで行くのとどちらが危険か?

これも考えるまでもなく飛行機のほうが危険に決まってる。

消防と警察力がまともに機能している状態で、少々の人混みでも警察が群集を整理しながらその目前で自殺したって危険性なんかあるわけがない。

 

危険極まりないテロといえばどちらか?誰にとってかというのを別にして特攻だろう。

 

こういう矛盾を抱えたまま神風特攻を賞賛し、覚悟の自決をテロとこき下ろすようになった日本に違和感を感じる人はどれほどいるんだろうか?

人間の命とか尊厳の価値というのは純然たる行為とか結果的な利得なんかで計られるものではない。

残された縁者がどれほど去った人を悼むかという部分だけの話で、縁もゆかりもないネトウヨがいくら「悲しむモノマネ」をしたところで鼎の軽重に何の影響も及ぼさないし、どれほどこき下ろしたところで天秤が都合良く動くものでもない。

 

自発的に死を選んだことに対して遺されたものが意味を見出しているだけの話で、特攻隊だって本質で言えばほとんどが自暴自棄の行き着く果てだった。

ある人はソ連軍に向かってポツダム宣言受諾後妻とあいのりで特攻し、あるいは本当は嫌だったけどその場の空気に流されて出征した。

 

こうした事実の利用方法で最もタチが悪いのは自分の主張の正当化や装飾品のアイテムとして消費することだ。

一体どれだけのネトウヨが本当に心の底から特攻隊を悼んでいるのか?それほど賞賛するなら自分やその家族は特攻するのか?

そうした内省的部分をもたずして焼身はテロ、特攻は神風と喚いてもどちらも貶めているだけではないのか?

 

あるいは二度とあんなことが起こらないように追悼しているのだと、排泄物を放り出すかのような汚れた口で言うのかもしれない。

なら彼らは争いをやめてくれと言って死んでいったのに何故悼んでいると抜かしながら他人に対して攻撃的になるのか?

お為ごかしの材料に他人の墓まで掘り起こして利用している最も薄汚い人間は自分自身ではないのか?

 

「爆弾を抱えて特攻し中国人を殺せばいいんだ!」こう喚いて本当にやった奴は見たことがない。

こうした眠たい発言から察することができるのは、今の日本人はボケてしまったという現実だけ。

殺せと言って殺さず、死ぬ覚悟があると言って尚死なず、権力が用意した治安の中で誰かが作ったアニメを見て、温かい風呂に入り、腹いっぱい飯を食い、暇つぶしにツイッターやブログのコメント欄で意味のわからないことをわめき続けている。

 

戦時中、潔く死んで来いと言い万歳三唱で兵を送り出した日本人は、帰還した兵隊を罵倒しマッカーサーに歓迎の手紙を書いていた。

それが国民性といえばそれまでなのかもしれないけど、確かなのは生き死にの問題を気軽に喚いて常に被害者になろうとする奴にろくなものはいないという人類発祥以来の不変の法則だけだ。

 

命の意味や尊厳なんてものに他人が容喙するほど不遜なことはあるまい。

切腹にせよ自決にせよ特攻にせよ死を選んだ動機や結果、その値打ちは他人が推し量れるものではないからだ。

 

 

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職業的ネトウヨほど激烈に焼身自殺を糾弾する。
覚悟の死の賞賛をしている当事者からして覚悟の死で反対意見を述べられるのが
最も不都合だという証拠なんだろう。
ポツダム宣言受諾後、満州で飛んだ谷藤徹・朝子夫妻は何を思って飛んだのか?
少なくとも銃後の民も天皇陛下も帝国軍も関係なかっただろう。
朝子の目に自慢の夫だったパイロットは頼もしく映ったのだろうか?

 

 

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―では、特攻隊員に選ばれたのはいつだったのですか?

手塚 昭和20(1945)年の2月20日です。全員が講堂に集合して上官から「現下の戦局が厳しい状態にあるので、特攻をもって戦局の大転換を図る!」と訓示があり、その後に身上書を渡されました。身上書には家族構成、学歴などを書く。そしてもう一枚用紙がありました。

―もう一枚の用紙とは?

手塚 特攻希望調査書です。「熱望」「希望」「否」の3つが書いてあって丸をつけろと言うんですよ。

―みんなどうしたんですか?

手塚 勇ましい人は「熱望」に丸をつけて、「やるぞー!! ウォォォー!」って講堂を飛び出していった。彼らはみんな死んじゃったよ。

―手塚さんはどれを選択?

手塚 う~ん、「熱望」は絶対に無理だし、かといって「否」に丸をつけることもできないし……。

―「希望」にしたんですか?

手塚 「希望」の「希」にバッテンして、ただ「望む」と書いて出しました(笑)。

―「否」を選んだ人は?

手塚 後で聞いた話だけど、いた。「僕はまだ操縦員として未熟で、特攻作戦に参加できません」と理由を書いていたけど、翌日に大修正ですよ。結局ね、どこ丸つけても無駄だったみたい。

via: 元特攻隊員の男性「今の日本の状況は、開戦前に似ている」 – ライブドアニュース

―出撃する戦友たちを見送るときの気持ちは?

江副 寂しいし、恥ずかしかった。今でもそれは思ってる。

―出撃後にやることは?

江副 遺書や遺髪とか、出撃した戦友たちの私物の整理をするけど、事務的にやってた。泣くこともないですよ。「次は自分だ」と覚悟してたから、特に自分の家族のことも思い出さなかったな。考えるのは戦友のことだけ。前日までバカ話してたヤツが次の日にいなくなる。それが日常だったんだよ。すごい時代だったな。

―江副さんにとって戦友とは?

江副 あのとき一緒に死ねばよかった。今でも、そう思える仲間が戦友。

―ちなみに、江副さんは遺書とか書いたんですか?

江副 書いたけど、うまく書けなくて、やめちゃったよ(笑)。

via: 元特攻隊員だけど何か質問ある? 【第2回】江副隆愛さんの場合 – 社会 – ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

―そして昭和20(1945)年になると戦況はますます悪化。江名さんの元にも悲しいお知らせが!? 特攻が決まったのはいつですか?

江名 昭和20年の4月10日。飛行訓練から帰ったら、戦友が「おめでとう!」と言うんですよ。そして黒板を見たら自分の名前が特攻編成に入っていたんです。

―それを見たときの心境は?

江名 血の気が“サーッ”と引いた。それだけです。

―すぐに死ぬ覚悟はできた?

江名 なかなか腹は括れませんよ。それでも戦友の前では平然としたそぶりをしていましたけど、内心は動揺していました。戦友たちは元気づけようとしてくれるんです。でも割り切れなかった。

―っていうか、特攻って志願なの? 命令なの?

江名 黒板に名前が載ってから、上官から訓示がありました。「おまえたちを『正気隊』という部隊名に命名する。近く鹿児島の串良(くしら)基地へ進出して特攻作戦に参加してもらう。ひとつ頑張ってもらいたい」。命令でしたね。そして、鹿児島の串良基地へ飛行機で移動しました。伊豆半島近くでは富士山が見えました。初めての飛行訓練で見たときは「天国だ!」と思いましたが、このときは「今生の別れ!」という思いで富士山を見つめていました。でも、この後の飛行で何度も富士山を見て、そのたびに「今生の別れ!」をしていましたけどね(笑)。

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茨城県の百里原基地での正気隊隊員たちの記念写真。最後列右端が江名さん

via: 元特攻隊員だけど何か質問ある? 【第1回】江名武彦さんの場合 – 社会 – ニュース|週プレNEWS[週刊プレイボーイのニュースサイト]

 

 

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自称ネトウヨ
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自称ネトウヨ

江田島の第1術科学校にある教育参考館で、血文字で書かれた、恨み辛みの込められに特攻隊員の遺書を見たときに、自分が平和な時代に生まれたことを感謝したね。

とらふぐ
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とらふぐ

特攻はね、悲劇なんですよ。勇敢でも勝利のために我が身を捧げた礎でもない。100%勝ち目のない戦争を長引かせるためシャブ打って頭パーのまま自殺させられた悲劇。沖縄集団自決と一緒で国家による無意味な殺人です。

絶対に許されないものとして語り継がなくてはいけないのですが、被害者としての特攻隊員に目を背け為政者に都合の良い美談に仕立てあげようとするネトウヨには吐き気を催すしかありません。他人の痛みがわからない、戦争も特攻も物語として消費するだけのネトウヨが持ち上げてるにすぎないのです。

特攻はただの犬死。主体性は100%国にある。

ルイー痔
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ルイー痔

死を笑ったり利用するのはねえ、生活者的に考えて、ないねえ。
平和ボケなんだろう。

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

特攻は戦闘、ガソリン自殺はただの迷惑行為
自分に火をつけるのが放火になるかは知らないけどね

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

すみません、初めてこのサイトを見たので勘違いしていました
焼身自殺を肯定的に書いていたので、てっきりおかしな記事等を引用してネタにしているのだと思いコメントしてしまいました
大変失礼いたしました

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

gundari

口が汚すぎることを自覚したほうがよいのでは。

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

以下は特攻から奇跡の生還を果たした鈴木勘次氏の手記より抜粋。
特攻を賛美する連中はこれを100回読むべき。
—————————————-
私達の特攻への出撃をすなおに称賛し、失敗は許されない
自己放棄の心を賛辞で語られていても、われわれへの死を悼む悲しみ、
哀れみの表現はなにかうつろに聞こえ、かえって先立たれた先輩、
同僚を傷つけているような腹立たしい気持になることすらある。

どう説明しても、その時の私達の気持は経験していない人達には理解できないだろう。
日本人の好む”オナミダ頂戴的”な効果を狙った演出のように思えることが多い。
こんな演出で、犠牲者を英雄だといわれるのを聞いていると、
特攻隊は、軍隊が作り出した”最低の芸術品”だといっているように聞こえる。

(中略)

今となって考えてみると、特攻とは私にとって、まことに不愉快なことであった。
当時の考え方からすれば、終戦条件によっては、処刑、あるいは隠遁生活を
送らなければならないと思っていた。「俺も恐ろしい体験者だな」と帰国当時、
二、三度考えたこともあったが、戦争の思い出はなるべく避けるようにしていた。
吉川功、田中茂幸の二人の同僚と、最後まで行動を共にした体当りという
自殺行為の記憶は、時代とともに美化された思い出に変るものではなく、
三十数年過ぎた今でも、身体の傷とともに心の傷として残り、消え去らないものである。

こんなことから、私は特攻を崇拝する人、あるいは「特攻」という言葉に反感を覚える。
殉国も、献身という賛辞も私にはすべて不謹慎な偽りの言葉に聞こえ、素直に喜ぶことはできない。
殺りくを途中でやめられない悲劇こそ戦争であろうが、国民があらゆる負担や苦難に堪え、
国土を破滅に引きずり込もうとしている軍や政治に、懐疑や警戒をいだかなかったこと。
特に戦争末期に勝ち目のないことを誰もが知りながら、愛国心や正義感や精神力で
勝利を期待できるように印象づけ、捨身の特攻体制を英雄化し、
大勢の犠牲者を出させるような行為に憧憬するがごときは、
「戦争に勝てないような国民は生きるに値いしない」と考えている軍人や、
一部の責任者もきびしい批判を受けなければならないが、国民全体の良心と、
良識の弛緩からきている事柄が自己批判されていないのではなかろうか。

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

焼身自殺はただの迷惑行為だろう
一緒にするセンス自体がおかしい

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

ネトウヨでカミカゼ賛美してる奴なんているのか
俺はじぶんで右に寄ってる自覚はあるが、カミカゼを命令した奴は、ヒトラーにも勝る残虐非道の儕であり、政治・軍事の基礎の基礎さえ知らんバカだと思ってるぞ
うーん……今の巡航ミサイルを先駆けた存在で、戦術的にはそう的外れでもなかったと言えなくもないが、あれのせいで熟練のパイロットが全滅したことを考えれば、どうやってもプラスには評価できん
まあ、それより先に熟練の飛行機技師がいなくなったから、そのせいで、腕の立つパイロットが生き残って米艦載機とマトモにやり合ったところで、犠牲者の数がそう変わったとも思えないが……

特攻の精神? それこそ現代において賛美されるべきものじゃないだろう

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

誰もあの攻撃で勝てるなんて思ってない
神風特攻はアメリカによる本土上陸を少しでも遅らせる為の作戦の一つでしかない
1日でも本土上陸を遅らせて、外交による戦争終結を目指そうとした当時の日本の戦略の極々一部だ
日本の植民地化をどうしても防ぎたかった人間たちの足掻き

それは誉められた物ではないが貶す物でもない

迦陵頻伽
Guest
迦陵頻伽

そんなもん、ヒステリー女が手当たり次第に物投げてるのと大して変わらないよ。

そもそも、誰も特攻隊員そのものをけなしてはいない。
しかし、特攻に命を捧げた栄誉は死した当人のものであって他の誰のものでもないってだけだ。
それをネトウヨは日本人みんなのものであるかのように吹聴するから頭がおかしいの。

迦陵頻伽
Guest
迦陵頻伽

@gundari
レスされた当人ではありませんが

戦争中に軍事目標の破壊を目的に行うのと
民間人相手に行うのと
言論弾圧された圧政の中抗議のために行うのと
民主主義国家の中行うのと
それぞれちがう意味合いでうけとられることがあるのは確かかと思います。
どれにどれだけ該当するのかといった判断するのは政治や裁判所になりますけどね。
あるいはひょっとしたら心理学者という可能性もあるでしょうか。

常に被害者になろうとする人間にろくなのが居ないというのは同感です。

日本猿
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日本猿

@迦陵頻伽

>外交による戦争終結を目指そうとした当時の日本の戦略の極々一部だ

海軍は43年には特攻を準備し始めている。
戦争も予算獲得競争の結果だったことは海軍関係者が証言しているし、陸軍高官も対米戦争は仕方ないと言いながら当事者は戦争を止めてほしいと目で訴えていたんだから心証を汲み取れなかった相手が悪いと言う始末。

どこにも戦略なんてなかった。
行き当たりばったりの連続。
日本にまともな戦略眼があったかのように思いたいのは分かるが、現実にはそんなもの皆無ですから。

日本猿
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日本猿

最近は特攻を描くと、家族愛が必ず紛れ込んでいます。
“祖先の皆さんが戦ってくれたおかげで今の平和がある、ありがとう”みたいな結論を導き出すのが正解、という風潮あるように思います。

硫黄島の手紙も何故かその結論を導き出した人達が多く、感動の連続だったらしいです。でもあの映画は、理不尽な命令を下した上層部への冷たい怒りが根底にあったはずで、感動を覚えるような話ではない。全体的に読解力が落ちて楽な解釈へと逃げる人が増えていると思いますね。

戦後の様相は豚と軍艦に描かれていますが、これが不愉快の連続。
白人のパンパンになるのが女の幸せだと言う家族、米軍を神様扱いする日本人、白人に愛想を振りまく女たち…”守ろうとしたんだ、だから偉い”で終わったらこれらのことがさっぱり分からないでしょう。

ルイー痔
Guest
ルイー痔

戦争は国家がするものだから責任は国であって兵士にはない。
特攻の策は愚か、兵士の死そのものは無駄ではないと思う。無駄になると遺族がかわいそうだから。

だから特攻は、国の方針はしょうがなかったんだとなるのがアレ。
勝つために人間爆弾は本末転倒。
同胞を大勢殺した相手の子分になってでも人権意識を学ばねばならなかったてことか。

あの映画つまんないね。
エンターテイメントとして安全運転するとああなるのかな?
ベトナム戦争ものは救いが無くて面白い。戦争ってああいうもんだよね。

迦陵頻伽
Guest
迦陵頻伽

いや、この昇進自殺はただのバカ。何かと比較する対象にすらならない。日々死んで行く人々の一人なだけ。無理して意味付けして頭の中は面白いことになってるから幸せだよ。