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堀江貴文氏「株買えばさー生活こまんないでしょ。自己責任、ピケティのrですよ」 ライブドアのチャートをご覧ください・・・

  1. 経済
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働いて貯金して株買えばよかった、自己責任でしょ

 

 

投資の話をするので嫌な、相手にするのめんどくさいタイプってのが、確率や効率教の信者と、長期投資が収益をもたらす教の信者、投資は所詮博打教の信者に集約される。

 

確率や効率教の人は市場というのは合理的に動いていくものだと思い込んでいる。

株式市場が合理的に動くのが真実だったとして、すべて確率通りに効率よく動いていくのだと仮定すれば、投資というものは手を出してはいけない死亡遊戯になる。

すべての企業や権利の行き着く先に「消滅」「敗北」という必然があって、ほぼすべての人はその結果から逃れることは出来ない。

 

実際問題市場というのはある程度効率よく確率通りに動いているけれども、その中から何を買うかという段階で人は必ず躓くようにできている。

投資専業で真面目に銘柄を分析したり、手口や出来高を監視している場合は引っかからないように気をつけることができるけど、多くの本業が別にある人というのはその場その場で花型の株を買うようにできている。

なぜなら知らないものを買うことは出来ないからだ。ではその花型銘柄はどうなっただろうか?

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これはこうした理屈を振り回している当のホリエモンの経営していた会社の末路で、最も激しい典型例といえるけど、「人為によって」合理的かつ効率的に動いている場合、公論としての確率や効率は途端に信用できなくなる。

この場合の合理や効率は行動分析学的なものになるし、悪意が混在している可能性すら考慮しなければいけない。

一般の人々がこうしたリスクを看破するほど株に熱中して仕事をしなくなった時に、こうした連中が大好きなイノベーションは起こりえるんだろうか?

 

確率や効率という合理の権化は時折人の目から現実を覆い隠す。

 

逆に長期投資教の信者はどうだろうか?

そういう人は未来のアメリカになりうる国に移住して一から投資を始めるしかないだろう。

アメリカ的な椅子に座れる国以外のすべての国で長期投資は投資の主体に破滅的な損失をもたらせている。

 

バブル崩壊前後からすでに30年近くたとうとしているけど、この長期的な期間で、天井から現在の株価を俯瞰したら半額になっている。

当時の今より値打ちがあった1万円は当時より価値の低い5000円に成り下がった。

タバコが一個280円、ジャンプが200円かそこらだったんじゃないか。つまり半額以下の損を被っている。

 

これは保険契約なんかでも同等な話で、初任給が2万円くらいの時代から生命保険をコツコツ積み立ててきていた高齢者が、当時必死の思いで投資していた保険商品の満期金は300万とかだったりする。

死亡保険だって1000万もないんじゃないだろうか?

物価や貨幣価値はそれくらいの規模で動くというのに、その当時の我慢が将来の保障につながったか?答えは馬鹿でもわかるだろう。

 

長期投資をする場合に、もっとも重要なのは「今現在我が国の経済は春夏秋冬のどの位置にいるのか」を見抜く能力になる。

一日中株式を研究して仕事をほったらかしにしても見抜けるかどうか怪しいそれを、みんなが理解できるまで株を研究したら、長期投資教の信者が大好きな「健全な経済成長」は夢幻に露と消える。

 

投資は所詮博打教のやつのウザさは、「見て、あそこに犬がいたよ」くらいなどうでもいいことを、あたかも新発見や真理のようにわめき続けるところにある。

そんなものはだれでも一目見たらわかるのであって、わざわざ口にだすなってことだ。

 

基本的にこうした素養を求められるチャレンジが、誰にでも勝つチャンスが有るというのは詐欺に等しい嘘だろう。

一般の覚悟がない人にそんなもんを求めるのはお門違いなのであって、こういうことを金持ちや雇用者側が喚き出すのは危険な徴候だ。

 

相場で勝つポテンシャルを持ってない奴がいるから有能な奴が財産を偏波的に所有できるし、偏波的に高い所得を得ることだってできている。

 

この議論でより重要なところは、そうした世間の土壌とも言えるものをどう養生していくのかというものに尽きるのだろう。

暮らす、食べる、生きるという事に絞り込んだ議論しか聞かなくなって久しいけど、日本が貧しくなっている原因は、そうした土壌に対してQOLを考えなくなったことが大きいだろう。

 

土に肥料をやらずに連作しているのと同じことで、「何の取り柄もなかったただの働き者」や「自暴自棄な土方やペンキ屋」だった人が、年をとってつらい思いをし始めた時に、限度はあるにせよどうやって楽しく暮らしてもらうかは肝なんだと思う。

横浜の大都会の片隅で、悲惨を絵に描いたような年寄りが目につく状況で、誰が明日への希望を持つんだろうか?

 

忘れられて久しいQOLという概念を思い出す必要に駆られているのではないかと思う。

「彼らは無駄遣いしたんでしょう」だからこそその当時の日本は豊かだった。

誰も無駄遣いしなくなった今、幸せな人間は増えたのか?

 

効率や確率、自己責任という霞に曇った目にはそれが見えないらしい。

 

 

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バブル期から今まで上場していた銘柄で上がったものって、1割もなかったと思うよ。
長期投資という念仏を唱えても、金を無駄に寝かせる期間が長くなるだけなんだよ。
その金でフランス旅行でもしたほうが楽しかったよね、どう考えても。
寝かしとくだけで半額以下になるよりよっぽどマシだよ。

 

 

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27日深夜に放送の「朝まで生テレビ!」(テレビ朝日系)で堀江貴文氏が、不況で失業に悩む高齢者を「自己責任」と一喝した。

番組では、「ピケティ旋風と日本の格差」をテーマに、日本の格差と貧困の問題が話し合われたが、そのなかで経済ジャーナリスト荻原博子氏が、失業者であふれる神奈川県・横浜の寿町の例を取り上げた。

荻原氏は寿町の日雇労働者を「昔、みなとみらいを作る時に良い給料でガンガン働いていらっしゃったかたたちなんだけれども。ご高齢(60歳以上)になると働けないですよね」と、実態を訴えた。

すると、堀江氏が意見を挟み「稼いでたときに、つまり『r』に、どんどん(お金を)入れれば良かったんですよ」と、失業者の投資意欲の欠落を指摘した。

堀江氏の言う「r」とは、経済学者トマ・ピケティ氏の提唱する資本主義の方程式「r(資本収益率)>g(経済成長率)」の「r」のことだ。ピケティ氏は、資本主義社会では、労働から得られる所得「g」より、株や不動産収入など、資本による収益「r」が上回ることを指摘している。

堀江氏は、格差に対して個人は余裕のあるうちに、賃金を資本収益に転換すべきと指摘したのだ。

堀江氏は「とにかく消費にね、バンバン金使っちゃって、何も投資をしてないわけじゃない。でも本当は投資できたわけでしょ? めちゃくちゃ稼いでたっておっしゃいましたよね?」と、荻原氏の発言に噛み付いた。

さらに、堀江氏は「そこで贅沢をして、夜の街とかで散財したりパチンコやったりとかして、めっちゃ金使ったんだと思いますよ。だけど、それは半分くらい何か、株式に投資をしとくとか、できたんですよ」と、まくしたてた。

それでも失業者を庇護する荻原氏に、堀江氏は笑みを浮かべて「その時に『投資しなさいよ』って言って、その人たちが素直に投資したと思いますか? 絶対できない」「(散財を)国が『そんなのは駄目なんだ!』って言うことだってできないわけでしょ? じゃあ、これもう完全に自己責任じゃん」と語り「何でそんなことをした人を助けなきゃいけないんですか」と畳み掛けた。

via: 堀江貴文氏が高齢失業者を擁護するジャーナリストを論破「自己責任」 – ライブドアニュース

 

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読者Kあ在日日本人gundari Recent comment authors
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迦陵頻伽
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迦陵頻伽

卑しくも国会議員になろうとしていた人間が、戦争になったら僕外国に逃げるよって公言しちゃっていますからね。正論だろうが何だろうがこんな人間が何を言っても説得力ゼロですよ。
人間だから考え方が違うのは当然ですが、ダブルスタンダードな人間は信じられない。明日には逆のこと平気で言いますし。
そもそもどんな理由があろうとライブドア株を暴落させて、株主に大損こかした経営者が、何で胸はって人に投資すすめてるのと、この豚さん自分自身に矛盾を感じないのか、そんな些細なことを気にしない哲学の持ち主なのか、本当に自分大好き他人なんてどうでもいいって人間なのか、一般人の自分には理解不能です。

在日日本人
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在日日本人

>長期投資をする場合に、もっとも重要なのは「今現在我が国の経済は
>春夏秋冬のどの位置にいるのか」を見抜く能力になる。

堀江チョンバブルのときに、株とかの本を読んでいたいました。
「効率的市場仮説」とか「ランダムウォーク」とかで、ファンダメンタルでもテクニカルでも株価の予想は困難で、プロの投資家でも平均株価のパフォーマンスを上回るのは困難どころか大抵は平均を下回っているから、だったら「平均株価に連動する上場投資信託(ETF)を買っとけはOK」と言う話を読んだときは、心の底から「こんなことを考えた人は、なんて頭がいいんだ!」と思いました。
ただ、リーマンショック後、「ETFよりも個別株を買っておいた方がよさそう」と、理論的に正しいはずなのにそうじゃないと思うようになって、その理由を考えたら、市場全体の動向がものをいうんですよね。
グラフのとおりバブル以降株価は下がりっぱなしで、上がった時でも平均株価が2万円を超えないですから、ETF買っても「市場の平均にあわせて下がっていく」だけですからね。
「r(資本収益率)>g(経済成長率)」の式だって、バブル以降の日本にあわせたら「株もっているよりもタンス預金のほうが効率いい」ことになっているので、「r(資本収益率)>g(経済成長率)」になるとおもいます。
また、貼ってあるグラフを良く見たら、1985年前に買っているならプラスかもしれないですが、それ以降、特にバブル時期に買った株はみんな大損してるので、結局儲かった時期に「投資」してても「損」してることになります。

堀江チョンの話って、詭弁なんですよね。

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

ライブドアなんか買うのが悪い。

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

堀江が
ムショに入って 出てきただけで なんで 株のお金が 消えるの?
なんで 会社が なくなるの?

あ
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この記事は、誇張ではないか。

株式投資に熱中する人って、そんなに人口いますか?

株なんて、オタクの趣味なのでは?

かなり数学の才能、要るでしょう。人口の1割いるかどうかでしょう。

それもエリートは大企業とか行くから、はぐれ株ニートみたいな落ちこぼれですよね。

株式投資で、資産運営をしている人々といえば、

ソレって個人よりも、証券会社が勝手に売り込みに行ってる人口が、一番多いですよね?

自分はバカじゃないが、経済ニュースはチェックしても、自分は株をやりません。

金がないからですが、どんだけ金があってもやらないです。

そんな暇があったら、他にやりたいことあるし。

数字が苦手なの分かっているし、金儲けの方法として、時間の無駄だから。

今の経済は、この記事にあるように、労働者が株に熱中しておかしくなってるんじゃなくて、

ピケティの言った、労働収入より、利子収入の方が大きいという、問題なのでは?

読者K
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読者K

横から失礼いたします。常識的な考えでいう「安全で魅力的なリターン追及可能な円建てのアセットが不足しまくっている」という現在の環境を鑑みればそう考えることもできますね。面白い着眼点というか発想というかその通りな面もあるかもしれないですねえ。でも、逆に考えれば人以上に資本が余りすぎているという状況が顕著な我が国の状況は考え方によってはチャンスだと思いませんかね?ソフトバンクの孫社長はうまくその環境を使いこなそうとしているのかもしれません。要は私の考えでは少なくとも円建ての負債に対するとらえ方としては積極的にリスクをとっていいと思うんですよね。政府債務はインフレ税による返済以外に方法はないかもしれない現にその方向で進んでいる可能性が高そうです。だったらと私は考えますね。株でも不動産でも積極的にキャピタルゲインを狙っていく方向で考えています。