「世界に伍す企業体に」＝今までまともな努力したことなかったんです宣言

東京電力と中部電力は7日、燃料・火力発電分野での包括的な提携の協議に入ることで基本合意したと正式発表した。記者会見した広瀬直己東電社長は「中国、インド、韓国勢に対抗できる燃料の調達規模が必要。世界に伍（ご）して戦う企業体を目指す」と強調。水野明久中部電社長も「力を合わせれば燃料消費量を削減できる」と効果に自信を示した。
　燃料の調達から火力発電所の運営までを担う新会社を、今年度中に折半出資で設立する。戦後から地域独占体制が続いた電力業界で初めて主力部門での大型提携が実現する。

via: 「世界に伍す企業体に」＝燃料・火力発電で包括提携―東電・中部電が基本合意 （時事通信） – Yahoo!ニュース

原発の電力が一番安い＝大嘘ってのは、製造業でも重厚長大寄りの人ならアホでも知ってる話だし、そもそもあれが高いこれが安いと言ったって、削れる部分についてまともな経営努力なんかしてないってのは、まともにBtoBの仕事してる奴にとっては常識だったわけで。

その証拠がこれだってお話。

つまりこのニュースで馬鹿でもわかることは、合理化について今までやってないほうがおかしかった努力なんか何一つやってなかったってことなんだよ。

燃料仕入れも三々五々バラバラ、お公家気取りのみなし公務員がカモネギで資源国にぼりまくられて、その燃料にさらに上乗せした価格で本社に卸し、天下りの資金を貯めこんでいた。

工事会社とかの下請けピラミッドもだいたい同じ構造。

企業が電力と取引したいのがなんでか、そりゃ儲かるからだ。

他のどんな企業と取引するよりもね。

難しいことをやるから儲かるんじゃなくて、ただ儲かる仕事が転がってるだけ。

●●電工なんて名前で仕事やってる関連企業で、民間工事に入札できて、落札出来てる会社があるか、といえば一個もない。

それがコスト体制を物語っていた。

で、決算ががたがたになって、立て直しにまともな経営努力が必要になってまっさきに手を付け始めたのがこの手の合理化。

原発の再稼働に手を付けずにまず火力発電に手を付けたわけだよ。

つまり原発が誰にとってもメリットの有る発電なんで言うのは大嘘だったわけです。

騙されたアホの皆さん、お疲れ様ってかんじだな。

今後も原発の再稼働を祈って夜な夜なTwitterかなんかで頑張ってよって感じだ。

ついでに↓に引用しといたけど電力不足も大嘘だった。

何しろ九州から東京まで売りに行くほど電力があるわけだよ。

数字は嘘をつかないというけど、算数が出来ない奴が数字を並べたら間違った結果しか出てこないし、そもそも嘘つきが造った数字は、嘘を形作るための数式にすぎないってこと。

子供の時に九九をやりこまなかった阿呆から順番に損をするように世の中出来てんだよ。

根拠の無い風評No,1＝原発安い
違うんですかね？

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液化天然ガス（LNG）の調達量で国内首位の東電と2位の中部電の提携が実現すれば、世界最大規模の調達元として価格交渉力の強化が見込める。
　包括提携は、東電の総合特別事業計画（再建計画）に盛り込まれた目玉施策の一つ。長引く原発停止で膨らむ火力発電の燃料費を減らし、古い火力発電所を建て替えることなどで年間6500億円のコスト低減を図る。両社は今年度末までに資産査定を行った上で、詳細な事業計画を詰めて最終合意を目指す。　

via: 「世界に伍す企業体に」＝燃料・火力発電で包括提携―東電・中部電が基本合意 （時事通信） – Yahoo!ニュース

　九州電力と出光興産、東京ガスが、首都圏で大型石炭火力発電所の建設を検討していることが３０日分かった。２０２０年ごろの稼働を目指す。九電としては初めて、従来の供給地域外に発電所を造って企業や家庭に電力を販売する。１６年の家庭向けを含めた電力小売り全面自由化をにらみ、業種や地域の垣根を越えた電力の販売競争が激化しそうだ。
　首都圏には関西電力と中部電力が既に進出し、企業など大口顧客向けに営業活動を始めた。九電が加われば、東京電力を含めた電力上位４社が最大消費地でしのぎを削ることになる。東電も１０月から中部・関西圏で越境販売を始める。価格競争が全国規模に広がり、電気料金低下にもつながりそうだ。

via: 時事ドットコム：九電、首都圏で電力販売へ＝出光・東京ガスと火力発電所

軍荼利

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