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古舘伊知郎、岸井成格ら相次いで降板決定 メディアと消費者の関係が新時代に突入、次は小林よしのりの番

  1. 経済
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囁かれる政権の圧力、そのウソホント?

 

テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」のメインキャスター、古舘伊知郎さん(61)が、来年3月末の契約終了とともに降板することについて、テレビ朝日は24日、東京都港区の本社で取材に応じた。古舘さんのほか、篠塚浩報道局長、青木吾朗広報局長が同席した。主な一問一答は次の通り。

 

 

篠塚報道局長 報道ステーションの古舘キャスター(の出演)が来年3月31日に終了する。古舘さんが所属するプロジェクトとの制作協力契約も終了。2004年4月スタートからまる12年になる。

 

via: 古舘伊知郎さん:降板について一問一答 – 毎日新聞

テレビ朝日「報道ステーション」のメインキャスター、古舘伊知郎さんの降板について、同番組のコメンテーターだった元経済産業省官僚の古賀茂明さんは24日、「辞めると決まったからには、古舘さんは残り3カ月、やりたいことをやってほしい。辞めた後には、テレビの裏事情をすべて明らかにし、視聴者のメディアリテラシーを上げてほしい」と述べた。

via: 古舘さん降板:古賀氏「辞めた後、裏事情すべて明らかに」 – 毎日新聞

 

しばらく前から安倍一派から袋叩きにあっていた、岸井・古舘といった面々。

政権の圧力とでも言うべき事実があったにせよ、ついに降板だそうで。

 

世間では一般的には、報道への圧力という事を皮切りに同調する論調が一般的だ。

しかし、彼らの降板というのは、そもそものメディアと消費者の関係が新時代に突入したことを示している。

この状況を引き起こす手助けをした連中も、いずれはその時代によって後悔させられるだろう。

 

つまり、これはメディアの発信力が弱体化して、自分たちのキュレーションを世間が形のまま受け入れてくれなくなったことを示している。

同時に、それでも尚視聴者に対して、発信側としての立ち位置を保つために超然とした態度で報道を続けるべきだったものが、幾度も度重なった炎上に新聞社も含めて屈服を繰り返すと言う愚を犯した。

 

堀を埋められて困るなら、徳川家と講和してはいけなかった大阪城みたいな話で、幾度かの屈服を経てメディアもついに消費者の選別にさらされるべき存在ということを自分で認めてしまったわけだ。

今後、何年かの過渡期を経て発信するイデオロギーという立場を彼らはなにか別なメディアに譲ることになるだろう。

 

同時に、圧力をかけて報道を屈服させてきた連中がそのわずかな期間にのさばるだろうけど、象徴の失墜と同時に彼らも岸井や古舘と同じ目に合わされる。

それは彼らに対してのものよりより苛烈な、パージとでも言うべき現象になるだろう。

世の中、因果応報という言葉があるのを忘れてはいけない。

 

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右派が馬鹿なのと並立した重要問題 ”専門家でもなんでもないコメンテーター”

 

右派の馬鹿どもが、読売・産経新聞に、岸井氏個人を狙い撃ちして意見を封殺する圧力広告を載せたらしいが、その中に最近わしが評価したばかりのケント・ギルバードがいたことは残念だった。
今度「朝ナマ」で会ったら、面と向かって注意してやろう。

「あなたの意見には反対だが、あなたが意見を表明する権利は命がけで守る」、これはヴォルテールの名言とされているが、はっきりしていない。

フランス革命直前の啓蒙思想家には、わしは疑問を感じるところが大いにあるにもかかわらず、この言葉は好きだ。

自民党がわしをゲストに呼ぶ勉強会を中止させたことも象徴的だが、権力による「圧力」に屈する姿が、古舘氏・岸井氏の降板に影響しているのなら、確かにジャーナリズムは死ぬのかもしれない。

果たして本当に政権批判がテレビから消えるのだろうか?
いやな時代になってきた。

 

via: 政権批判がテレビから消える日

 

つまり岸井や古舘が降板になった経緯を具体的に推測するのだとすれば、最後に圧力が一押しになったにせよ、消費者側のニーズに応えられてなかったことが挙げられる。

つまり、消費者をして、「この人でなければいけない」と言わせるだけのコンテンツを提供できてなかったわけだ。

右翼と左翼の関係で俯瞰すると、この点で事態を誤る原因になる。

 

殆どの人はそこを掘り下げて考えていないけど、つまりこの両者は素人だったわけだ。

岸井氏は、政治や報道について玄人だったとしても、経済的事象の解説や政治家の行動の未来予測に関して玄人だったとは思えない。

 

彼らがアベノミクス選挙についてテレビで語り続けていた時に、俺は安保選挙だし改憲選挙だと指摘していた。


どちらが正確だっただろうか。

たとえ各々ははっきりと覚えてなかったのだとしても、同じような積み重ねは視聴者の中でくすぶり続けていたはずだ。

 

冒頭の画像でホリエモンに必死で食い下がっていた古舘にしたって、視聴者がホリエモンの口から聞きたいことを掘り下げることには成功しなかった。

 

当たり前の話で、自分で企業を上場するまで育て上げたいわゆる経済のプロと、テレビ番組の中のプロとでは前提知識が違いすぎて話し合いがまず成立しない。

だから視聴者の多くが聞きたかったはずの未来予測や、直近の経済の動向をホリエモンが語ることがないインタビューに終わった。

 

つまり、多くの報道関係者や安倍アンチはサヨクとか右翼で語りたがっているけど、視聴者とキャスターという関係で言えば「こいつらの話を聞いてもしょうがない人」という判断を受けていたわけだ。

圧力は既に死に体だった彼らを火葬しただけだろう。(同時にテレビ局や軽減税率で浮かれる新聞社も荼毘に付した。)

 

しかし同じ理屈は、多くの人はホモウヨ側・安倍側の論客にも感じている。

青山繁晴のCIAがどうたらとかいう話、真に受けてる奴そんなにたくさん居るんだろうか。

 

上念司やら三橋貴明に財産を預けてみようと思うやつは居るんだろうか?

その点では、知名度の高い漫画家というだけの話で、歴史や民俗の専門家ではない小林よしのりだって一緒なことだ。

 

 

評価軸が多様な時代に プロが発信力を得た時代にアマチュアは通用しない

 

なぜそういう時代になったのか?

それは日常のニュースレベルの小さなイッシューに、SNSとかでプロや近所の人が生の情報やプロの見識を発信しだしたことと無関係ではない。

 

そういう人達が生々しい最新情報や、克明かつ経験知にあふれた情報を発信する時代に、当り障りのないどうでも良い素人の意見が通用するはずがない。

ニュースの真相を語りたいのであれば、東芝の粉飾決算を不正経理と言い捨てているようでは話しにならないだろう。


 

時給1500円のデモにしたって「そうなったら私達庶民は助かりますよね」と言って次のニュースどうぞ、では人々が時間を割く意味が無いだろう。

本当にそんなことが出来るのかとか、時代の激変の背景に何があるかとかそういう情報がなかったらなにより生活の指針にならない。


 

もしニュースが視聴者を横目に超然と発信する側として君臨し続けたいのであれば、もっともっと内側までえぐるような情報を語れるプロフェッショナルを集めることだ。

素人の床屋談義は最近はSNSで解決している。

お茶の間の中継点というだけの役割は既に報道に期待されてない時代になった。

(報道がその役割を担っていた事自体おかしかったしね。)

 

海外のニュース番組はどうだろうか。

答えはやはり海の彼方にあるのではないか?

 

ブログメディアやまとめブログも早晩同じような洗礼を受けるだろう。

辛うじてブルーオーシャンとして残っているのは、サラリーマンの傷の舐めあいコンテンツ程度じゃないんだろうか。

 

自画自賛じゃないけど、ろくすっぽ相場も張ったことがない、うどん屋一軒経営したことがないアホが、韓国だ中国だ、愛国だ経済だ語って通用する時代はもう終わりを迎えている。

ユダ金やチョンの陰謀かいんきんたむしか知らないけど、白飯で握った寿司やハンバーグっぽく見える泥団子を食っても腹壊すだけだ。

 

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