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「力による変更ガー」発狂 イエメン紛争にサウジアラビアが軍事介入

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ウクライナを熱狂的に支持する人々はイエメンの原理主義者も支持?

 

 

まるっきりロシアとクリミアの問題と同じように発展してきたイエメン問題。

これは日本やアメリカもイエメンの原理主義者の肩を持って「力による変更は許されない」と武器弾薬や人道支援を行って情勢の安定化に尽力しだすんだろうか?

まさかサウジアラビアの肩なんか持つはずないよね、ロシアみたいな野蛮な国は許せないって制裁するくらいなんだし。

 

とりあえず原油の輸入を中止して経済制裁でもするつもりなのか、サウジアラビアにどんな制裁をするのかと生唾飲んじゃうよw

 

イエメンの動乱で最も懸念される西側への影響というのは、とりあえずは原油価格の高騰だろう。

日本はインフレターゲット政策を導入してるので、すべての物価を押し上げる原油高は歓迎するだろうけど、日本以外の大概の国は困ったことになると頭を抱え込んでるはずだ。

 

早い段階から必ずスエズ動乱に発展すると再三指摘してたけどやっぱりそうなったわけで、早晩スエズ南海の出口で波状攻撃が始まるはずだ。

その場合傭船料から保険料まで跳ね上がることは避けられず、ゴムボートに爆薬を詰んだローコストなテロで攻撃側は気楽に戦果をあげられるようになるだろう。

 

こうした中東の戦いで考えなきゃいけないことは二点だ。

まず鳩山元首相がクリミアで発言した「日本はアメリカに洗脳されている」という言葉で、それが事実だという現実を考えろという部分になる。

 

大抵の人は、危険なイスラム原理主義者と民主化が進んだある程度文明的な国の戦いだと錯覚するけど、これは疑う余地がない宗教戦争なのであって、民主主義とか西側という単語が入る余地が全く無いものだってことだ。

つまり彼らが争っているのは、「どういう解釈のイスラム法で統治すればより幸せになれるか」というものなのであって、サウジアラビアが民主主義国家だったりするわけではないことを多くの人は気づいてない。

 

現実にサウジアラビアでは石投げ刑に代表されるイスラム法による刑罰が現役でしっかり存在している。

そうした事実を知らないままに正義風にきこえる美文に酔いしれて旗を振っている姿を洗脳と言うんだろう。

 

もう一つに、イエメン紛争を通じて日本の離島政策や防衛政策の肝要な部分も透けて見えている。

結局のところ通商妨害が一番ローコストで戦果の上がる方策なのであって、沖縄防衛とか基地展開というものを見直すケーススタディーになる。

 

例えば今現在日本人は戦争の前線を沖縄や尖閣諸島だとか思ってるらしいけど、わざわざ局地戦で大量に血を流してくれるような間抜けな敵なんか居るわけがない。

もしそんなことが本当に出来るんだったら金門島はとっくに占領されてなきゃおかしいし、台湾もフィリピンも国旗が今でもはためいているのは異常事態だと言わざるをえない。

 

台湾は長い間中国の脅威に対抗してきたけど、1990年代~の開き続けてきた中台の実力差はとっくの昔に挽回できない規模になっている。

 

台湾は経済的な依存関係を大陸と築きあげつつミサイルに多額の投資をして戦争を未然に防止している。

一方で有効な対策を打てなかったフィリピンですら力では圧倒的に劣っているけどこれといって中国に攻撃されてない。

 

両国の現在から学習するべきなのは、相手の危険度の正確な測定と、前線の設定を間違ってはいけないという部分だ。

仮に中国が日本を攻撃するのであれば、純粋に通商妨害作戦で日干しにするのだろうし、わざわざ沖縄で血で血を洗うくらいならはじめから東京にミサイルを打ち込むに決まってるってことだ。

 

起承転結の起と結をまじめに考えれば、誰かが自分を殺すために何をしなきゃいけないのか見えてくるのだろうし、不必要な投資より必要な投資を優先するという頭の整理にもつながるはずだ。

そしてあらゆる戦で馬鹿が大将をやって勝てるはずがないというシビアな現実も見えてくるのだろう。

 

司令官が安部チョン、指揮官が田母神クラス。前者がキムチ焼きそば、後者がネトウヨビジネスでコリアンバー

茨の道に見えるけどね。

 

 

「力による変更ガー」発狂 イエメン紛争にサウジアラビアが軍事介入 god budah defence international

 

ほら、早くサウジアラビアを非難しなきゃ。
「ブサヨはアムネスティを批判しろよw」とかが口癖の人は。
まさか君たちの大嫌いなアグネス・チャンみたいな
「ダブルスタンダード」な姿勢だったりしないよねぇ?

 

 

「力による変更ガー」発狂 イエメン紛争にサウジアラビアが軍事介入 god budah defence international

 

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イエメンへの介入でゲリラ戦に巻き込まれる危険を負ったサウジアラビア、石油輸入国にとって最悪の事態へ

 

 【ドバイ=久門武史】サウジアラビアは26日、内戦の危機に陥った隣国イエメンで、イスラム教シーア派系の武装組織「フーシ」に対する軍事作戦を開始した。イエメンではフーシが政権掌握を一方的に宣言して攻勢を強め、首都を逃れたスンニ派のハディ暫定大統領側が軍事介入を要請していた。スンニ派諸国による介入の背景にはシーア派の大国イランとの確執があり、中東地域全体の緊張が高まっている。

 駐米サウジ大使がワシントンで記者会見し、米東部時間25日午後7時(日本時間26日午前8時)に空爆を始めたと明らかにし、10カ国による共同作戦だと述べた。サウジ、カタール、クウェート、バーレーン、アラブ首長国連邦(UAE)の湾岸5カ国は「ハディ大統領の要請に応え、イエメンを守る決断をした」とする共同声明を発表した。エジプトの中東通信は、同国が作戦を政治的、軍事的に支援していると伝えた。

 

via: サウジ、イエメンに軍事介入 中東の緊張高まる  :日本経済新聞

 

ロイター通信はサウジ国営放送の情報として、サウジ軍などがイエメン上空を飛行制限区域に指定し、外国船舶に同国の港に接近しないよう警告したと報じた。

 イエメン北部を拠点とするフーシは昨年9月に首都サヌアに侵攻し、今年2月に政権掌握を宣言。25日にはハディ氏の避難先の南部アデンの郊外まで進撃していた。米国務省は25日、ハディ氏がアデンの公邸から退避したとの認識を示した。同氏の所在は不明だ。

 サウジがシーア派台頭を恐れて他国に介入したのは、2011年の中東の民主化要求運動「アラブの春」の際、隣国バーレーンで反政府運動が活発化したのを受け、同国政府支援のため軍を派遣して以来となる。

 サウジはフーシの攻勢の背後にイランの支援があると疑っている。サウジなどスンニ派のアラブ諸国は、イランの影響力拡大を警戒。サウジのサウド外相は23日、フーシの攻勢について「この問題が平和的に解決されなければ、侵略から守るために必要な措置をとる」と警告していた。

 

via: サウジ、イエメンに軍事介入 中東の緊張高まる  :日本経済新聞

 

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ys
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ys

このような紛争などの各国の戦いの目的や目標を読み解くにあたって、やっぱり孫子やマキャベリを読んだほうがいいのか、と思ったりしますね。
ニュースや記事を読んでるだけじゃ理解し切れないので。

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

フーシは正当政府じゃないし空爆は当然でしょう