安倍晋三氏の新必殺技「アベ仕草」　国会で「論破」される政治家達と振り付けを覚えた新人類　コモンセンスや良識はネットの忌み子を矯正できるか

安倍晋三首相は１２日、昨年１１月のＴＢＳのニュース番組に出演した際の発言が、報道への圧力ではないかと指摘されたことについて、「（番組への）圧力と考える人は世の中にいない。番組の人たちはそれくらいで萎縮してしまう人たちか。極めて情けない」と述べた。

via: 安倍首相「番組それぐらいで萎縮、情けない」　予算委：朝日新聞デジタル

細野議員の質問を受けた安部総理の答弁というのに限らず、最近は見るに耐えない悲惨な答弁ばかりの国会。

よくもまぁこんな馬鹿を政治家に選んだもんだと選挙区の人間に感心してしまうけど、山口4区では韓国ウォンがそのまま使用できるらしいしその辺に真相の奈辺があるのかもしれない。

とんでもない決めつけだ→翌日ヤクザからの下村献金を大臣が認める

さて、この手のバカが案外答弁をやりすごせているのには理由があって、答弁とか議論というものは基本的にじゃんけんと同じ理屈で動いている。

グーを出した相手にグーを出して、どちらのグーがより正しいのかを論争するのが答弁や議論。

これが常識的な観念であるがゆえに下村大臣や安部総理は切り抜けおおせたといえる。

あいこしか出さない「最初はグー」で始まる掛け声を省略したじゃんけんをしている国会で、不意打ちで「最初はパー」と掛け声を変更して相手のグーを叩き潰しているのが安倍内閣のやり口だ。

つまり既存の政治家はある意味で頭がよくお育ちや親の教育が良かったゆえに、安部総理や下村大臣らが”同じ常識を共有しているはずだ”という前提で「議論」をしてしまっている。

ところが安倍内閣の切り返しはそれらを「口ゲンカ」として”言い負かすこと”を目的化させて先鋭化させたものであるために、野党は思う壺で翻弄されている。

エロ漫画なんかで、上品なお嬢さんが土方かなんかに犯されそうになっても「そのようなことはお断りいたします」なんて言って、土方が意に介さず獣欲をぶつけてるようなのと同じような構図だ。

相手より一段下に立つことを手段として選んだことである意味無敵化している。

その品性のなさに気づくことができない支持者は大喜びするし、その支持者を喜ばせるためにわざとそうしている連中は高笑いしているという構図だ。

そして質問者側は今までの常識では考えられなかったありえなさすぎるやりとりに呆然とする。

アベ仕草はそういう意味では極めて破壊力の高い答弁対策であり、香港から見学に来た議員達は抱腹絶倒したか、幽霊でも見たような顔になって静かに目線を交わしていたのではないかと思う。

今頃、北京に日本の没落を確信した旨報告しているはずだ。

個人的に野党の皆さんに今アドバイスするとしたら、有田芳生氏を質問に立たせることだということだな。

少なくとも振付のコーチとして有用に使えるはずだ。

その理由は後ほど説明する。

細野氏が質問した報道機関への圧力問題で、「私がその場で言ったことについてその場で反論すればいいではありませんか」とアベ仕草で答弁した安部チョン。

では実際その場で反論したらどうなっていたのか検証してみよう。

「私に論破されるのを恐れた」というけど、論破するしないではなくて文字通り耳をふさいで一方的に自説を開陳している姿が浮かび上がってくる。

このニュースキャスターの汚いものでも見たような顔を見ればわかるだろう。

論破とか議論とか言うものではなくて、これではキチガイのパントマイムとしか言いようがない。

この同じニュースキャスターは総選挙前にも討論していたけど、相手が総理だからか相当加減して論を挑んだにもかかわらず、安倍チョンはアベ仕草を長々と開陳した挙句発狂していた。

重要な事実に気づかなければいけない。

この手の連中と議論をする意味なんか全くない。

これが異常だという感性を共有できない人のする議論というのは口げんかなのであって、同じテーブルに付いた時点でそれは失敗なのだ。

どうすればこれに対処できるのか？

恥をかかせ続けて泣かす以外に方法はない。

内容やロジックが子供の口げんかなんだから本当にそれ以外ないわけだ。

もう一つの方法は有田氏のような人を呼んできて独特のロジックで壊れるまで攻撃してもらうのか。

いずれにせよいわゆる「選良」と呼ばれるハイソサエティーな人達に出来る芸当ではないということを認識するべきだろう。

余談だが細野氏はいい線いっている。

個人的に持っているカリスマが品位の格差を見せつけて、引きずり落としを狙った総理の中傷は失敗した。

他の政治家では殆どの人が中傷で品位を汚されて終わるのだろう。（党首の岡田さんでは全然、無理だろう。）

ここまでの馬鹿を威圧するレベルのカリスマとなれば、小泉総理かご子息くらいの傑物にならないとちょっと厳しいだろうね。

３人とも共通してオーラを身にまとっている。

女はその格差に敏感だ。金だけあってもとっちゃん坊やには出来ないことがある。

連れている女に男のすべてが見えるし、彼を狙ってくる女が男の求心力を示す。

つくづく細野議員を民主党の党首にしなかったのは惜しかった。

大将の器は十分にあったのだが。

器の次に求められる運があれば彼にはまだやるべき使命があり、舞台は未だ準備中なのだろうけど。

安倍晋三氏は第一次内閣と第二次以降とでは大きく変わったと思う。

前回の安倍内閣では、世間は袋叩きだったけど個人的には悪印象は全くなかった。

なぜなら行動の背景に相応の品位があり、上滑りであまり中身をかんじない政策ながらも閣僚はしっかりしていたしね。

つまり手段を選ばない狂気を身にまとって帰ってきた第二次安倍内閣は全く変わってしまっていると認識するべきだということだ。

なぜそうなったのか？それは総理のメンタルの弱さを想像しなかった世間の叩きにあったのではないかと思う。

原因に関しては世間は猛省するべきだと思う。

安部総理の育ちを考えてみて欲しい。

嫌なやつになる余地もそれほどないと思うし、父親は忙しく寂しくはあったろうけど、お人好しに育つ路線しか用意されてなかったはずだ。

現実嫁さんを見る限りでは大らかな人のように見えるし、大らかな嫁さんが惚れて結婚したんだから、やっぱり亭主の安倍晋三氏も基本は大らかな人間なんだろうと思う。

ところが総理大臣に就任して以降の世間の叩きはどうだったろうか？

かなり品格の面でひどかったと思う。

あまり他人の悪意に接することのなかったお人好しに、入れてはいけないスイッチを入れて余りある酷さだったはずだ。

現に今Twitterで流れている多くの安倍批判はもはや批判とはいえないシロモノで、ネトウヨのミンス連呼と同じレベルになっている。

どうして安倍死ねとか下痢とか、くだらないことを連呼するんだろうか？

多分にお人好しで、あまり物事を深く考えないがゆえに目の前のことに親身になり、「そんなバカな」で誰も相手にしなかった拉致問題をクローズアップしたブラック化する前の安倍晋三氏。

ブラック化して安倍チョンにしてしまったことを、くだらない中傷をしてきた当事者は猛省しろと言いたい。

例えば安倍晋三氏は下痢しなかったら無能じゃなくなるんだろうか？

それ違うだろ。

つまり問題なのは無能なことであって難病にかかったことでもなんでもないんだよ。

日本の民主主義は身体障害者は総理大臣になれないというコンセンサスを持つのだろうか？

民主主義で選抜された、エンリコ・ダンドロというヴェネチアの国家元首は盲目だった。

８０歳を超えて就任した盲目の老将が拡大したヴェネチアのプレゼンスと版図を見て考え直せ。

批判する前に考えてほしい。

・これは中傷か？

・相手を大事に思う人がどれほどいるのか

アベ仕草の生みの親は正しく中傷だし、安部総理を追い詰めて辞職に追い込んだ過程を考えれば、アベ仕草と現在の安倍チョンはネット社会の忌み子というのが芯に来るだろう。

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関連記事２→

麻生総理時代のホッケの話とかももろその範囲で、西日本でホッケを食べる習慣なんかないから。

事実ついこの間までそこらのスーパーでは売ってなかったんだから、本当に。

アベ仕草を見ていて、統一教会やオウムが盛んだった頃の脱会問題を思い出す人は少なくないんじゃないだろうか？

当時は新興宗教盛りの時期で、勧誘や折伏を経験した人は少なくなかったはずだ。

ああした連中の勧誘や、論戦のストラテジーは基本的な路線で全て一緒だ。

それは議論をさせない、話の腰を折る、質問をずらして自説を述べ続ける、これが肝になる。

自分の主張を手を変え品を変え垂れ流し続けて一切まともに応答しない。

つまりまさに

これは正しく宗教がトラブルで弁護士と対決する時と同じ対応をしているということだ。

辞職後の期間でここまで完璧なアベ仕草を完成したあたりに宗教で総務的な対応をこなしてきた者の存在を示唆している。

さしづめ日本で最も日本人とトラブルを起こしている韓国宗教、統一教会なんかが図星の線だろう。

故にこれは普通の政治家が対処できるシロモノではなく、アベ仕草を打ち壊すためには、統一教会やオウム真理教と徹底的に闘い抜いてきた有田芳生氏のノウハウが必要なのではないかと思う。

なんなら超党派で有田氏に学ぶべきだろう。

この手法は恐らく、信じがたい世間の悪意に直面してダークサイドに落ちてしまった安倍晋三氏が、安倍チョン化して世間に復讐するために練りに練った報復の手法なのだ。

現実にマスコミなどを攻撃するセリフが完全に意趣返しになっている事に少し注意深く耳を傾けるべきだ。

そしてリベンジというありえない動機で総理大臣が生まれてしまった憲政史上初の椿事を教訓に、今後の対策としてアベ仕草の存在を許さない議会運営ノウハウを積んでいくべきだと思う。

今はもともと政治家の安倍晋三氏がこうしているものの、時代の流れのうちに本当にナチ的政権や宗教政権ができかねない。

ヒトラーも同じような手法で馬鹿を踊らせて政権を握ったし、中世欧州ではキリスト教、日本でも法華や本願寺、天台宗などが同じような論法で政治に容喙してきた。

開戦直前からの帝国政府も国家神道を中心に同じ論法を採用していたことを忘れたのだろうか？

それを排除し防止するノウハウがなかった枢軸国はああなってしまったことを忘れてはいけない。

別にナチを例にするまでもなく、アベ仕草がらみで工藤会がどうなったか考えてみて欲しい。

選挙で嫌がらせを引き受けて、代金を踏み倒されそうになって火炎瓶で安倍事務所を攻撃し脅迫した工藤会。

今起きていることが意趣返しなのだとしたらどれほど今の安倍晋三氏の復讐心が強いのか想像できるはずだ。

そしてそれが強く働いたからこそ今安倍内閣は日本会議や統一教会、生長の家などの新興宗教や、キモいナショナリストとの交際を隠さなくなったのだろう。

現に統一教会はすでに内閣おつきの教育改革会議とやらに人を送り込んでいる。

意趣返しのために使えるものはなんでも使うと決心した。

その為に手駒を並べて全力で意趣返しを狙っている、これがおそらくは実像のはずだ。

目的は政治的なものにはなく意趣返し、だからこそ品位をかなぐり捨ててまであんなことをやっているのではないかと想像する。

そして再度繰り返す。

コモンセンスやモラルから逸脱してしまった中傷は批判とは言わない。

ユダヤだのジャパンハンドラーだの、陰謀論で平野達彦みたいな事を言い募るのも不快に思う人間を増やすだけだ。

これらが輻輳した結果投票率はどんどん下がり、うんざりした視線で物事を観察する人間がいかに増えたことか。

センセーショナリズムを追い続けた結果、報道と文化人、ネットとアンチが怪物を産んでしまった。

してやったりの笑顔で日本の品位を貶めて、意趣返しが成功する度に陰険な笑みを見せるようになった安倍晋三。

モラルと良識に守られた社会にこうした怪物は生まれない。

悪意への対策と同時に悪意を生んでしまった無作為も日本人は改めて反省し自戒すべきだ。

安倍晋三は報道を弾圧した。言論の自由も侵害している。

しかし意趣返しを決心させるほどに中傷で追い詰めたのは彼らのせいだと言わざるをえない。

改めてヒトの尊厳と為政者の立場へのリスペクトを思い出すべき時代が来たことも悟らなければ。

軍荼利

沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
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