若い上級国民に顕著な薬物汚染、汚職のモラルハザード
NHKは11日、自宅で危険ドラッグを所持したとしてアナウンサー、塚本堅一容疑者(37)=東京都文京区=が、医薬品医療機器法(旧薬事法)違反の疑いで厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されたと発表した。
取締部によると、逮捕容疑は10日午前10時ごろ、東京都文京区の自宅マンションのリビングで、指定薬物を含んだ液体数ミリが入ったガラス瓶2本を所持していたとしている。「自分で使うために持っていた」と容疑を認めているという。
NHKのアナウンサーの若いのが薬で逮捕されて、事件はNHKのアナウンサー室に家宅捜索が入る前代未聞の展開を見せている。
オリンピックロゴの佐野の件に今の若い世代のいわゆる上級国民のモラルハザードが象徴されていて、ある一定の年代を境に(団塊ジュニアより下)こういうことを何のためらいもなくやってしまう、闇金ウシジマくんに出てきそうな奴らが増えている。
オリンピックの佐野や、塚本アナウンサーなんてのは、職歴や学歴、当世流の人脈という点ではいわゆる上級国民の象徴と言っていいと思う。
なんで彼らが、誰が見てもダメなこの手の事件を平然と起こすのか?
現在上級国民は教育勅語の復活とか真顔で喚いている奴が多いけど、彼らがそう感じている危機感は、自分たちの息子の世代を見ていて本格的に不安になっているからだ。
下村元文部科学大臣に象徴されるように、小泉改革以降上下が入れ替わった日本の社会ヒエラルキーの中で、上位側に転身した連中はどうやってのし上がってきたか?
サラ金や補助金詐欺に象徴されるように、法律の壁に向かってチキンレースを繰り広げて、よりキレていた連中が上位側に行ったことが特徴的だ。
(GOOD WILLの折口とか。)
そして塚本や佐野の親世代はそうした手法を先鋭化させて利益を得ることに必死でだった連中で、その親の背中を見て育ち、そうした風潮に満ち溢れた社会の中で大人になってきた、いわば脱法のサラブレッドみたいな連中なわけだ。
(この場合の社会=それを道徳的な理由で白眼視したり批判したりする奴のいない社会、ってこと。私立学校などで勝手に囲い込んで社会化されている。)
で、塚本が吸引していたのは脱法ドラッグという名称で販売されていたもので、違法化される前は法によって罰されることがないという売り文句で販売されていたものだし、オリンピックロゴの佐野にしても、法によって罰せられることのない範囲で巧妙に立ちまわっていたことが挙げられる。
少なくない数の一般国民も「法律を破らない」と誇らしげに叫びながら、道徳的に見たら完全にアウトの主張をするのが増えているように、物事の基準に法律を据えてしまうことでこの手の連中はいくらでも出てくるようになるわけだ。
教育勅語の大枠の精神性というのは、自らを持って他人の手本を任じられる人間になれよというもので、教育勅語の復活を喚く人間が社会の手本になれるような人間になればわざわざ大騒ぎする必要が無いってことを誰も指摘しない。
その結果NHKで大真面目にニュースをアナウンスする一方で家に帰ったらイチジク浣腸みたいなのをケツに突っ込んで、デリヘル嬢といろんな世界に昇天するような連中を産み育てた奴が勝手に危機感に苛まれているってことだ。
入れ替わった上級国民の人数×3、4くらいの勢いでこういう連中が居る。
階級が固定化される社会的な情勢を見る限りでは、国会議員からキャリアの官僚までいずれはこの手の連中の巣窟になるんだろう。
「法律ガー」連呼の頭のなかって、それさえ破らなきゃ大丈夫という仕組みになってるわけで。
思想信条の問題で自分に禁じていることとか、哲学や美学の問題であえてやらないことが0なわけ。
喧嘩上等を標榜して、金属バットで袋叩きにするのが得意な関東連合と何も変わらないよね。
で、そいつらが一流大学卒業して、社会の上層部であれこれ決めちゃうわけだ。
まともになるのって案外難しいだろ?
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NHKは11日、自宅で危険ドラッグを所持したとしてアナウンサー、塚本堅一容疑者(37)=東京都文京区=が、医薬品医療機器法(旧薬事法)違反の疑いで厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部に逮捕されたと発表した。
取締部によると、逮捕容疑は10日午前10時ごろ、東京都文京区の自宅マンションのリビングで、指定薬物を含んだ液体数ミリが入ったガラス瓶2本を所持していたとしている。「自分で使うために持っていた」と容疑を認めているという。
取締部は11日に塚本容疑者の勤務先であるNHK放送センター(東京都渋谷区)のアナウンス室も家宅捜索しており、入手ルートなどを調べている。
NHKによると、塚本容疑者は2003年入局。京都、金沢、沖縄放送局を経て、昨年2月にアナウンス室に配属され、現在は夕方の「ニュース シブ5時」のリポーターを務めていた。
NHKは「誠に遺憾であり、視聴者の皆さまや関係者に深くおわびいたします」とのコメントを出した。【古関俊樹、一條優太】
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義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
コラム:米国を脅かす「アフルエンザ」、裕福な若者に蔓延
ttp://jp.reuters.com/article/column-affluenza-us-idJPKCN0UQ07Q20160112
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民主主義の限界なのかもしれません。儒教の出番。