千葉大学、サークル活動の飲み会で念書　「死んでも文句言うな」　師走のアルハラにご用心

そこまでして酒を飲む意義って何？

千葉大学で、サークルの誕生会で飲み会やるのに誓約書をとって、と言うんだけど。

そこまで馬鹿みたいなことして無茶飲みをするなよと思うけど、サークルのやつが強要しなかったとしても背伸びして無茶飲みしようとしたり、女を飲ませて前後不覚にして食っちまおうと思ったりなかなか集団で飲んでいて、しかもガキが中心だとうまくコントロール出来ない。

友達の会社で新入社員が入ったあと飲み会をやっていたら、3次会で無茶飲みをした若い子が、帰宅後にゲボ吐いてぶっ倒れたらしく、親からキチガイじみた電話がかかってきたりして、あんまり後味は良くない。

ネットで受け止められてるほどめんどくさいことをやっているサークルかどうかはともかくとして、とにかく一定の線を踏み越えない程度に酒を楽しむようにしないと間違ったら悲惨なことになるのは東大のテニスサークルの悲劇が証明している。

これも大学や新入社員だけじゃなかったとしても、アルハラがひどいおっさんとか酒癖悪いやつなんかが迷惑をかけるもので、今からの師走の時期と春の時期は酒が大して好きじゃない人にとって気が重い時期でもあるだろう。

さて、そういうアルハラが多い時期に、飲み過ぎを防止しようと思ったらどうすればいいか？

酔っ払うために酒を飲んでる奴はあんまり意識しないらしいけど、人間の体というのは良く出来ていて、大体一線を越える前にストップする指令が出るようになっている。

酒をあんまり飲んだことがない人や、弱い人が交じる場合は一回り小さいコップを用意して少しずつ飲むように工夫するか、杯を持って逡巡している人を観察しておかなければならない。

アルコール中毒と泥酔は、一杯の盃の中にその境界線が入っちゃってた場合で、もったいないという非常にさもしい理由でぐいっとやって、意識しないまま境界線を踏み越えることで発生する。

できるだけ小分けにして飲むことで防止して、一線の手前で立ち止まってる人には「しんどいならそろそろ烏龍茶かジュースにするかい？」と聞いてやるのが冷静な人に求められる立ち回りだろう。

大抵、かなり酒飲む奴でも酔っ払う手前に「これいっぱい空けたらだいぶ深酔いするんだろうな」と知覚する線があるもんで、殆どの人はそこで杯を持って逡巡する。

そこでストップさえすれば汚くゲロを吐くこともなければ、深酔いしてブレーキが壊れて急性アルコール中毒なんかになったりしないわけ。

その一線を越えたら満腹中枢や深酔いしないでおこうというストッパーが一気に決壊して、めちゃくちゃに飲み食いしてぶっ倒れるところまで一直線というわけだ。

この時期、飲み会ついでにちょっとSEXしちゃおうみたいな機会も多いけど、そういう人も気をつけたほうが良い。

居酒屋で飲み食いして盛り上がった場合、興ざめにならないためにエレベーターで出てはいけない。

唐揚げ臭いにおいがエレベーターに充満して、さっきまで居酒屋でエロティックに見えていた女が一気に唐揚げ女に転落するし、気が利いた色男もMr.からあげクンにあっという間に価値が暴落する。

階段を手でも繋いで降りて、とっととホテルにしけこんでとりあえずシャワー浴びたほうが良い。

ナイスミドルも残尿の匂いで蒸れた汚いおっさんに転落する危険性は大いにある。

翌朝起きたら、部屋は二日酔い特有の芽キャベツのような匂いでムンムンしてもいるはずだ。

できるだけ湯船に湯を張って汗かいてから寝たほうが良いのも言うまでもない。

次の日の朝起きて、換気できないラブホテルの構造を心底呪ったことがある人も少なくないはずだ。

夢は綺麗なままで楽しみたいところ。

酒でゲロ、唐揚げ女と翌朝芽キャベツと言うのはなるべく回避したい方向で。

引っ込み思案な人が楽しみやすい・飲みなれない人が辛くない
この2つは楽しい集いの要点。
一滴も飲めない人もまた来たいような飲み会が一番いいと思うよ。

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テニスサークルのメンバーらと飲酒中、急性アルコール中毒で死亡した東京大２年、高原滉（あきら）さん（当時２１歳）の両親が２２日、死亡は酔いつぶれた後に放置されたのが原因として、参加していた元学生２１人を相手取り、計約１億７０００万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。提訴後に両親が記者会見し「むちゃ飲みや集団の無責任に警鐘を鳴らしたい」と話した。

　訴えによると、高原さんは「東京大学グリーンテニスクラブ」（解散）に所属。クラブは伝統的に、飲酒中にフォークダンスを踊り、音楽が止まれば中央で焼酎をラッパ飲みする飲み方をしていた。高原さんは２０１２年７月、学生とＯＢら約４０人で飲み、酔いつぶれた後、約４時間放置され死亡した。

　当時２年生以上の学生ら３１人のうち１０人は両親に弔慰金を支払ったが、２１人は「法的責任はない」と応じなかったため、提訴した。父、俊彦さん（５２）は「大事になるから救急車を呼べないという心理が働いたのかもしれないが、放置された息子は見殺しにされた」と話した。

　遺族らでつくる「イッキ飲み防止連絡協議会」によると、飲酒による若者の死者は１４年までの１０年間で３４人に上り、飲ませた側に賠償を命じる判決も出ている。今成知美事務局長は「『場を盛り上げないといけない』と自ら飲んで死亡するケースが多く、『空気を読め』という雰囲気が飲酒の強制になっている。参加者には責任が生じることを自覚してほしい」と指摘する。

via: 東大生飲酒死：賠償提訴　両親「むちゃ飲みに警鐘を」 – 毎日新聞