落とし前・ケジメを無視して極道以下に成り下がった安倍晋三
サンフランシスコ講和条約第十一条
日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。これらの拘禁されている物を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は、各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない
A級戦犯、とくに象徴になった東條英機の事後処理と連合国の反応が、
・遺体の埋葬と法要を許さない(遺骨は太平洋に遺棄され、遺族が手にしたのは元部下が盗んできた遺灰だけだった)
に象徴されるように、永遠に許さないという方針で統一されたものだった。
このA級戦犯問題で日本人が認識しなきゃいけないのは、何が問題でそれを解決するためにどうしなきゃいけないのかという部分だろう。
まず問題をわかりやすいように2つの事例に置き換えればいいんじゃないだろうか?
自分の家族を殺した犯人が刑務所に収容されて、出所してきて出所祝いを家族でやり、ケーキを食ったり七面鳥を食ったりしている。
彼らの考えではムショで刑期が終わったことできれいな体になり罪は消えたというものらしい。
シャンパンに酔いしれる彼らを見てどう思うか?
答えはそこのところにあるんだろう。
ヤクザ抗争で言えば、対立する組織を倒して勝利し、首謀者に指を詰めさせて金を払わせた後、約束事を交わして手打ちしたとする。
その後対立組織が指を詰めた連中を称揚し決起集会を開いているのを見たらどうしようと考えるか。
やはり答えはこのへんにあるんだろう。
事後処理としてのケジメや落とし前はだいたい世界共通だ。
世界中で極刑が死刑か終身刑になっているのを見ればアホでも分かる話で、ケジメの部分から逸脱しないことが付き合いの肝要といえるだろう。
それが受容できないのであれば、そもそもサンフランシスコ講和条約を締結しなければよかったし、ポツダム宣言も受諾しなければよかったということになる。
それだけの覚悟があって当事者が慰霊ごっこに興じているのかといえばそんなこと全くない。
この場合、覚悟があるということはもう一回連合国側を全部敵に回して勝つつもりがあるのかないのかという話になる。
では慰霊ごっこに興じながら集団的自衛権なんか言い出すのはなんでなのかという話にしかならないわけで、そういうゴッコに国を付き合わせるのをやめなさいという話にしかなり得ない。
何回も言ってるけど、日本が受諾した後国交の開始を請願した際の基本条件は、戦後の連合国主導の国際秩序への参入以外の何物でもない。
それらの対立軸を主張するのであれば、日本は単独武装して第三世界として生きていくより他にない。
繰り返し問うているのはその覚悟があるのかないのかというはなしであって、結論としてそんな覚悟はないだろうと言っている。
外交手腕でこうした問題を起こさないようにしたかったら、そもそも論として明治以来の日本政府を襲名しなければよかった。
第●●代内閣総理大臣を数えたら伊藤博文から始まっていることからも明らかなように、日本政府は戦争の遺産をすべて引き継いで成立したものであって、知らん顔がしたかったらドイツを見習って新政府樹立を行えばよかっただけの話だ。
それから何代もの変遷を経ているとはいえ、引き継ぐということはそういった宿痾の引き継ぎも兼ねているわけで、それらの総括を行わずにこうした行為に手を出すということは、国民を巻き添えにした戦後の世界秩序への挑戦と取られても仕方ない。
もう一度聞く。ネトウヨと安倍・百田にもう一度全世界を敵に回して戦う覚悟はあるのか?
そしてその戦争で敗北した時に、敵と同胞の血でまみれたその手を自らの血で拭うことになるだけの覚悟があるのか?
本当はないんじゃないのか?ゴッコのつもりだからかんべんしてくれよって心のなかで思ってるようにしか見えないけどな。
皆が皆お前の親って訳でもあるまいし、誰でも彼でも甘えが通じると思ったら大間違いだと思うけどね。
何でも主張するのは勝手なんだけど、
大人が主張をするってことはその結果の責任を取る意志があるってことと同一だよ。
ホントのホントに命をかけて主張してるんだろうね?
責任負うってことは、もう一度特攻が必要になったら一番に自分の子供から行かせる覚悟も含めての話だ。
極東国際軍事裁判(東京裁判)でA級戦犯として裁かれた元日本軍人らを「昭和殉難者」として追悼するため今年4月に和歌山県で行われた法要に、安倍晋三首相が哀悼の意を示すメッセージを送っていたことが27日、分かった。メッセージ文には、自民党総裁の肩書で「魂を賭して祖国の礎となられた」などと記されていた。
法要は4月29日、和歌山県高野町の高野山奥の院にある「昭和殉難者法務死追悼碑」で行われた。遺族や陸軍士官学校出身者ら約220人が参列。追悼碑は、戦犯の名誉回復と慰霊を目的に1994年に建立され、A、B、C級戦犯として処刑されたり、病死、自殺したりした元軍人らの名が刻まれている。
首相は「今日の日本の平和と繁栄のため、自らの魂を賭して祖国の礎となられた昭和殉難者のみ霊に謹んで哀悼の誠をささげます」などとしたメッセージを送った。主催者によると、首相は昨年の法要にも党総裁名で同様のメッセージを寄せた。
菅義偉官房長官は27日の記者会見で、首相の対応について「私人としての行為であり、政府としてのコメントは差し控えたい」と述べた上で、「A級戦犯は、極東国際軍事裁判所で有罪判決を受けた。わが国はサンフランシスコ平和条約で裁判を受諾している」と語った。(2014/08/27-17:06)
安倍晋三首相が4月、A級、BC級戦犯として処刑された元日本軍人の追悼法要に自民党総裁名で哀悼メッセージを書面で送っていたことが朝日新聞の調べで分かった。連合国による裁判を「報復」と位置づけ、処刑された全員を「昭和殉難者」として慰霊する法要で、首相は「自らの魂を賭して祖国の礎となられた」と伝えていた。
メッセージを送ったのは高野山真言宗の奥の院(和歌山県高野町)にある「昭和殉難者法務死追悼碑」の法要。元将校らが立ち上げた「追悼碑を守る会」と、陸軍士官学校や防衛大のOBで作る「近畿偕行会」が共催で毎年春に営んでいる。
追悼碑は連合国による戦犯処罰を「歴史上世界に例を見ない過酷で報復的裁判」とし、戦犯の名誉回復と追悼を目的に1994年に建立。戦犯として処刑されたり、収容所内で病死や自殺をしたりした計約1180人の名前が刻まれている。靖国神社に合祀(ごうし)される東条英機元首相らA級戦犯14人も含む。
沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
うん、馬鹿なりに理解出来た。
解り易い。
確かに、例え電報でも、総理の名前で参加してしまう事は講和条約違反だ。
安倍は、一体、何がしたいんだ?
安倍もネトウヨも親や教師の目を盗んでこっそりいけないことする子供みたいだよね。
ネトウヨも
「ただの慰霊」
「死者をいたわって何が悪い」
と日和る始末。靖国は打倒YP体制の象徴として戦後右翼のバックボーンだったのだがバカウヨにそれを背負う気概はないだろうな。脊髄反射でもっともらしい言い訳を述べるだけ。
関係ありませんけど、ヘイトスピーチ規制法のついでに国会周辺のデモも規制されるみたいですね。
グンダリさんはどうおもわれますか?
@愛国左派 さん
明日辺り記事にしてみようと思います。
結構色々思うところがありますね、あれは。
イスラムにとっ捕まった、戦争マニアのぶよぶよ(イシバさん似w)元気かな?
行動力のあるネット右翼ってのも迷惑なものだね。
動きのすばやいデブってたまにいるけど、迷惑じゃないからね。
ネットや内輪でワーワーピーピー言ってるうちは、勇ましいけど、実際現場に出ちゃうとあっと言う間だったね。
あれ見て、口だけじゃなくって行動に移したら、現場に出ちゃったら、ああいうことになるって、ちょっと想像力を働かせたら分かるよね。
ネットや内輪でワーワーピーピー言ってるだけだから、関係ないって思ってるんだろうね。
前回と後ろ盾の厚さが違うのか知らないけど、強気が続くけど、本気を匂わせながらちょっときつめに脅されたら、また胃腸が悪くなって引っ込むってコトにならないかな。
それとも本気でやれると思ってるのかな?
世界のレベルとしては、イスラムにとっ捕まった、戦争マニアのぶよぶよ(イシバさん似w)ってこと、みんな自覚してないんだね。
今までずっとアメリカの丁稚してきても、結局何にも身についてないから。
番頭と、使用人とは雲泥の違いだから。
http://www.huffingtonpost.jp
はここの記事を引用すればもう少しかっこつくのになあ