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パリ シャルリー・エブド社襲撃事件 パリ北東部で犯人、警察と戦闘中 犯人のサイド・クアジ容疑者はイエメンでアルカイダの軍事訓練経験

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【パリ時事】AFP通信によると、パリ北東部で9日、警官隊と風刺週刊紙銃撃事件の犯人とみられる男が銃撃戦となった。男は人質を取り、立てこもっているという。

via: Yahoo!ニュース – パリ北東部で銃撃戦=風刺紙銃撃の容疑者か (時事通信)

 

現在、パリ銃撃事件の犯人がパリ郊外で銃撃戦を繰り広げてるらしいけど、まぁイスラムの侍、ムジャヒディンというにふさわしい結末を描いたようで。

この際はっきり言ってしまえば、言論というものの運営者の多くがいう「守るべき言論の自由」は人間の命にまさるか考える切っ掛けにすればいいんじゃないのかね。

 

この事件でもそうだし、9・11でも思ったんだけど、「これは戦争だ」とか言ったって、こっちから相手の国にミサイル打ち込んだり、戦闘機を飛ばして爆弾を落としといて、とっくに始まってたと言うんだよ、戦争。

向こうに力がないことを根拠に自分たちはやられないと錯覚していただけの話で、始まりの狼煙はとっくに上がっていて敵は反撃の機会を執拗に狙っている。

つまり「これが戦争です」ってわけ。

 

甘すぎた、考えが何もかも。

そんで、どいつもこいつも人が死んだとか言って発狂して、「民主主義と自由を守ろう」と言うんだけど、わざわざ戦争をおっぱじめてプロパガンダで相手をコケにして、報復されたくらいで根性がなさすぎる。

民主主義と自由が人殺しによって破壊されるならお題目より人命を守ればよかっただけの話で、自分勝手なこっちの都合でだけ相手が動くと思ってるほうがアタマが悪いわけだ。

 

事件当日、外で「花火のような音」が響いた時、レジェール氏は編集会議に出席していた。犯人の男は全身黒ずくめでマスクを着用。両手に武器を持ち、「シャルブ!」と同紙編集長の風刺漫画家、ステファヌ・シャルボニエ氏の名を叫んだ。
 そして血なまぐさい銃撃が始まる。レジェール氏は最初、誰かの悪ふざけかと思ったが、火薬の臭いが鼻をつき、同僚が次々と倒れるのを見て、現実の出来事だと認識したという。「私はとっさにテーブルの陰に隠れ、犯人は私が見えなかった」と振り返った。
 その後、爆発音がして静まり返り、犯人が別の男と話す声が聞こえた。犯人らは生き残った者がいないか確認するため部屋へ戻ったが、床は倒れた人で埋まり、歩き回る余地はなかった。
 「どうやって逃げたのか、今でも思い出せない」とレジェール氏は話す。犯人が立ち去った後、無事だった者で負傷者の救助に当たった。

via: 時事ドットコム:「部屋は血の海だった」=仏風刺紙銃撃事件の生存者語る

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民主主義と自由を守るなら、フランスだけでやってりゃよかったのになんでイスラム教の国に攻め込んで押し付けているのか理解しかねるし、むしろオフェンシブなのはそういう意味では民主主義と自由の方だってことを忘れてる。

自由で民主主義になれ、と言ってイスラム教に戦争を仕掛けて、人命を無視して自由というミサイルを撃ち込み民主主義という戦闘機を飛ばしてイスラム教徒を殺しまくっておいて、お題目の値打ちですら曖昧という部分には目を背けている。

本当に自由なら他人が何をやってようが放っておけばよかったんだよ。

 

それで、プロパガンダ(風刺)で相手の最も癇に障る部分を複数回コケにしておいて、死んだらこうやってわけの分からない看板を振り回して、「言論に暴力で立ち向かった」とか言い始める。

なら、攻撃された側の媒体は反論が来たら逐一それを同じだけのスペースを取って載せるんだろうか?

目立った場合に100万部出版できる雑誌にどうやって個人が反論できるかもわからないし、イスラムの反論を西側がまじめに拝聴するのか?

 

つまり、もともと言論で相手を受け入れるつもりもないくせに言論を喚き散らし、相手の警告にもかかわらずいつまでもコケにし続けてきた結果なわけで、同情の余地は今回フランス側にはみじんもないと思う。

総評すれば、お題目に掲げて人殺しをしてまで他人に押し付けようとした自由と民主主義の信者には覚悟が足りないね。

 

今まで民主化のためにどれだけの人間を殺したのか。

そりゃ同じようなお題目を掲げた奴に逆に殺される場合だってあるに決まってる。

 

言論でだけ戦いたいなら相手も同じ土俵に引き上げなきゃいけない。

でもほとんどのやつは言いっぱなしで違う言い分には絶対に耳をかさない。

 

それらは自由とか民主主義ではなくて、イデオロギーに基づいた攻撃に他ならなかったわけで、攻撃する以上闘いの覚悟を持っておくべきだった。

そしてそれがなかったからといって被害者の顔をしても手遅れではないのかと思う。

 

繰り返す、「これが闘いです」。

それでも民主主義と自由を守るための戦いを続けるの?

 

戦うってことは暴力が不規則で波状に出現して、最も弱いものを必ず殺す。

今まで西側の経済制裁を受けた国で、目論見通り政治的エリートは抹殺できたか?いつも死んでいたのは無力な民衆ばかりだった。

今回イスラムは最も弱いものは狙わなかったけどな。

 

言論で戦う?それならなぜイスラム教徒には暴力で向かっていくのか。

仏東部のビルフランシュ・シュル・ソーヌでは8日、モスク(イスラム礼拝堂)近くの中東料理店で爆発があった。西部ルマンでもモスクに手投げ弾が投げ込まれた。いずれもけが人はいない。

 シャルリーエブドの弁護士は8日、来週号は100万部を発行すると明らかにした。

via: Yahoo!ニュース – <仏週刊紙襲撃>逃走の兄弟立てこもり 特殊部隊が包囲 (毎日新聞)

自由と民主主義の信者の皆さん、口から出てる言葉の整合性、気をつけたほうがいいで。

 

攻撃当時の動画はこちら→

 

 

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ある意味この手の反応の思考停止ぶりって、
ネットイデオロギーとすごく酷似してるんだよね。
相手がアウェーの自分の土俵でだけ戦うわけ無いだろ。
それがわかってない奴が面白半分で引き金を引くから地獄を見せられる。

 

 

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【パリ宮川裕章、斎藤義彦】仏週刊紙「シャルリーエブド」のパリにある本社が襲撃され、12人が死亡した事件で、容疑者のうち逃走を続けていた兄弟2人が8日、パリの北東約60キロのクレピアンバロアで立てこもった。治安当局の特殊部隊が付近を取り囲んでいる。兄弟はサイド・クアシ(34)とシェリフ・クアシ(32)の両容疑者。過激派組織に関与して過去に訴追され、テロ要注意人物として当局の監視対象になっていたことも判明した。

 仏捜査当局は8日、兄弟と関係があるとみられる複数の人物を拘束した。バルス首相が明らかにした。捜査当局は7日深夜(日本時間8日朝)に仏北部シャルルビルメジエールの警察に出頭したハミド・ムラド容疑者(18)を逮捕した。

 AFP通信などによると、8日朝に兄弟とみられる武装した男がクレピアンバロアに隣接するビレコトレのガソリンスタンドに押し入り、食料品などを奪った後、車を捨てて徒歩で逃走した。2人は覆面姿で自動小銃やロケット砲のようなものを持っていたという。

 仏メディアによると、兄弟はパリでアルジェリア移民の両親の下に生まれ、幼少期に両親が死亡。弟は仏西部レンヌで過ごしていたが、兄との交流を続け、時期は不明だが、パリで一緒に住むようになった。

 2005年1月、仏国内の過激派組織を捜査当局が解体した時、兄弟は組織に関与したとしてパリで逮捕された。家宅捜索で弟のシェリフ容疑者がシリア行きの航空券を所持していたことが判明、シリア経由でイラク入りし、対米テロ戦に参加する意図があったとされている。シェリフ容疑者は08年、フランス人をイラクのアルカイダ系分派組織に送り込んだとして執行猶予付き有罪判決を受けた。サイド容疑者は証拠不十分で無罪だった。当時の弁護士はフィガロ紙に「人生に迷った若者が過激派組織に出会い、自分にとって重要なものと考えてしまったのだろう」と語る。

via: Yahoo!ニュース – <仏週刊紙襲撃>逃走の兄弟立てこもり 特殊部隊が包囲 (毎日新聞)

 

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迦陵頻伽
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迦陵頻伽

人間も組織も本性は苦境に立たされた時に出る、と言われています。
不意打ちで一発殴った時の絵がある意味格好良いのは当たり前であって、
私としてはその後の逃走劇を見て「侍は殉教しちゃったんだなぁ……」と感じてしまいました。

今回のテロは良い意味でも悪い意味でも「軍人の恐ろしさ」であって、
今までの「殉教者の恐ろしさ」は消滅したと言っても過言ではないと思いますよ。

で、「国と国」として西欧と対峙するなら勝ち目は絶対に有りません。
「宗教と国」ではなく「国と国」の関係になったら、最近のテロを支える移民との接点が無くなってしまいますから。