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報道と言論のガラパゴス日本 常岡浩介氏を村八分にする報道界と百姓読者達 ”報道”は安全パイで千日手 ガサ入れ当たり前の”ジャーナリスト”の現場

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◇軍事マニア、本気か疑問…取材の常岡さん

 都内の自宅の家宅捜索を受けたフリージャーナリストの常岡浩介さん(45)は毎日新聞の取材に対し、「北大生は以前から取材をしていた人物で、実際にイスラム国へ向かうのなら取材のために同行するつもりだった。任意で事情を聴きたいということだったので拒否した」と話した。

 容疑の関係先として捜索を受け、ビデオカメラやパソコンなどの取材機材を押収されたという。

 常岡さんによると、男子学生とはイスラム国を取材した際に知り合った友人の紹介で8月に初めて会った。その際、イスラム国に参加するためシリアへの渡航を思い立ったきっかけとして、古書店の張り紙を挙げたという。

 ただ、学生は軍事マニアで本気で渡航を希望しているかは疑問に感じたという。

via: イスラム国:北大生ら参加計画 警視庁家宅捜索 – 毎日新聞

 

韓国がどうした、ロシアがどうしたという中でじゃぁ日本の言論と報道の自由はどうなのかという話なんだけど、基本的にはガラパゴスとも言えるし、死んでいるとも言えるだろう。

基本的には村八分の発想の百姓思想にとりつかれた国民が多いからじゃないだろうか。

論理的に考えたり、蓋然性によって生じる反論というものが受け付けられない根性が染み付いている人はかなり多い。

 

1 その結果、報道というものが利権化

2 大勢と違う意見は袋叩きにあう、結果的に大衆迎合に近い活動しかしなくなる

3 論理的に反論する能力がない権力は私刑もしくは司法による恫喝を行い、白痴の百姓根性の人達は大抵人格や家族を攻撃し、2によってそれにメディアが意見提起をしない

 

これが日本の実像だ。

一見すると言論の自由はあるようにみえるのが日本の特徴で、それが何故かと言うと既存のメディアは、基本的に柵からはみ出すことに手を付けないからだ。

必要なことでも視聴者や読者、あるいは権力と対立しそうな場合報道をしない自由を行使して対立を避けているから報道の自由に関しての意識は育ちようがない。

 

もちろん報道をしない自由というのも、高楊枝では腹一杯にならないという悲しい現実があるからそれはそれで結構なんだけど、1のように報道が利権化している場合、個人で活動して勝手に問題提起しているジャーナリストを排除・阻害する方向に走っていくわけで、そうなった時に報道をしない自由は「報道をしない悪意」に切り替わっていく。

 

例えば従軍慰安婦問題でも、大概のメディアはその報道をしない自由を行使して、吉田証言を疑問視する意見を無視し続けたわけだけど、今度はネトウヨが増えてきたら2の通りにいきなり手のひらを返し正反対の方向で報道をしない自由を行使し始める。

 

そして朝日を攻撃している政治家を見ても明らかなように、国際的に問題視されないよう私刑によって権力が報復することが通例化しており、巧妙に問題の多い現状が糊塗されていると言っていいだろう。

民族が辱められたとか、実害があったというなら、法治国家なんだから堂々と裁判所に訴えでればいいものを何故かそうしない。

(この辺は社会的なコンセンサスの問題で、「裁判=おおげさ」という眠い部分がそうさせている事も多分にある。)

 

その状況を、活字=真実論に毒された白痴読者たちが何でもかんでも鵜呑みにしてより悪化させている。

権力が私刑によって報復するとか本当は最悪の事だし、メディアにしてもジャーナリストを名乗っている個人が家宅捜索を受けていることについて問題提起しないということが狂っている。

そしてそれを異常だと気づけない読者もかなり問題があると思う。悪循環だけは立派に機能している最悪の状況に見える。

 

この際、報道とか活字というものの捉え方を、改めて周知を図るためにも再定義したほうがいいんじゃないだろうか。

つまり「誇張」「誤報」「誤導」、JAROのいう「ウソ」「オオゲサ」「マギラワシイ」が悪いのか?ってことだ。

こと報道とかジャーナリズムに関して言えば、それは悪いものじゃないってことを学習すべきだ。

 

例えば、明らかに戦争を狙っている政治家が為政者になって、最終的な着地を戦争、と目論んで政策を立案していく。

最初はキレイ事を謳い文句にいろいろな政策を少しづつ通すんだろう。

その時に、その方向性を感じ取れたジャーナリストであれば針小棒大、オオゲサに騒いで炭鉱のカナリア役を果たしてもらわないとモノの役に立たないってことだ。

なんなら毒ガスの溜まった坑道に行かさないためにウソくらいついたっていいんじゃないか?

 

当然、それは産経新聞みたいにソ連のスパイだったような会社は、逆の方向に回転させるときもあるんだろう。

その時には、常岡浩介氏みたいな大勢を屁とも思ってないジャーナリストがこぞってその嘘を白日のもとに晒せばいいわけで、多様性が自浄を促す結果になる。

 

現状では風見鶏がカナリアを自称して、三々五々勝手にその辺で活動しているカナリアを「胡散臭い」と喚いている状況だ。

 

↓に画像が確かピューリッツァー賞の受賞写真だったと思うけど、こうした国際的権威のある受賞作品にもたくさん捏造や誇張があって、その検証なんかを海外のテレビ番組で結構綿密にやったりしている。

 

ところがそれが捏造や誇張だったことが判明しても、海外ではその作品のもたらしたインパクトを否定する方向に行ってない。

例えば↓の餓死寸前に見える少女が最終的に救済されたり、ハゲワシを撮影者が連れてきてそこに据えたものだったとしても、アフリカに飢えがあるという事実なんか変わらないってことを判断できるからだ。

 

さすがに21世紀の現在それを判断できる日本人が大半ではないのかと思いたいところだけど、どうもそうではないのが現実なんだろう。

きっちり読み取れる人が2-3割、読み取れない人が4割強、残りがなんの関心もない人、という感じじゃないだろうか。

そして4割強の人の内、3割近くが党派性で目が曇った愛国ムジャヒディンだったりするんじゃないだろうか?

 

つまり韓国だ後進国だと笑う対象を探す以前に、自分も大して進歩できてないんじゃないかっていう問題意識を共有するほうが先なのが偽らざる日本の現状だってことだ。

当の後進国は曲がりなりにも進歩を続けている最中、笑えない話だけど歩みを止めて後ろからやって来る者を笑うのに時間を割いているのが日本だからだ。

 

「みんな=正しい」「一流企業だから嘘を言わないのだろう」という百姓の村八分根性がそれを促進している。

 

結論:「ウソ」「オオゲサ」「マギラワシイ」は多様性のない社会下に限って有害といえるだろう。

 

 

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洞窟の中に風見鶏を持ってはいらないよね。
なんでかって言うと風向きなんか調べる意味が無いからなんだよ。
一寸先は闇、この点で洞窟と未来は近似している。

 

 

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For the last few days, photos of Shamil Tsuneoka, a Japanese freelance journalist covering Syria, have been circulating on social networks. Some of the pictures show him posing with leaders of Syrian jihadist groups, or posing with a rifle in front of one of the black flags used by Al Qaeda. His close relationship with jihadists may allow him unprecedented access, but it has brought up questions about his status as a journalist.

Tsuneoka is not the only Japanese national to have travelled to war-torn Syria. In the first months of the conflict, there were reports of a Japanese truck driver engaging in “war tourism”, a Japanese journalist converted to Islam by the Free Syrian Army, and another journalist who died in Aleppo under unclear circumstances.

However, Tsuneoka is a different case because he is unusually close to the jihadists from the groups Junud al-Sham (“the Soldiers of the Levant”) and the Islamic State of Iraq and the Levant (also known as ISIS), the latter of which has links to Al Qaeda. These fighters, who are normally very wary of journalists, seem to allow him complete access. Photos that he posted online have fed rumours that he has joined Al Qaeda’s ranks. Tsuneoka claims that he has not in any way joined up with the terrorist group, but that his proximity to jihadists has helped him cover conflicts all over the globe for the last twenty years.

via: Meet Shamil Tsuneoka, the Japanese journalist who befriends jihadists | The FRANCE 24 Observers

 

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あ CB250RS-Zgundari Recent comment authors
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名無し
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名無し

まさか日本人が新聞を各一紙しかみてないとでも思ってるんですか?
うちの地域じゃ(わりと田舎な地方ですが)2紙3紙取るのが当たり前で、今回はどのぐらいが正しいだろうという考察が学生の頃から話し合いするのが当たり前の日課でした
今の若い子連中じゃタブレットで海外紙も網羅してたりするので、主の言ってるようなガラパゴス化はこのご時世ないんじゃないかなーと思います
(ネトウヨブサヨ限らず、アホな底辺はネットで隔たった言論に飛びついてますが)

あと、日本以外でもその局や新聞社ごとのプロパガンダはありますが、その辺については主はどう思いますか?

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

反論するより謝ったほうが楽という村社会の知恵がこの状況を生み出してるんだろう。ただこれは謝らせる側の問題というより謝る側の問題だと思う。この記事にあるような理不尽な攻撃を行う者は確かにいるだろうけど、そんなのは日本だけのことじゃない。今の状況は戦うことを頭から拒否しなければ覆せる。

名無し
Guest
名無し

田舎暮らしですが、隣同士で新聞回し読みしてる家庭もありますからね(別々の新聞やら雑誌取ってたり)
それでみんな同じ意見かと言われれば全然別々ですし
(名古屋に住んでた時はわりと近いことしてる人達が多かったかな?)

たしかに東京はやたら一辺倒な人が集まってる地域だなぁと思うので、『東京ですら』っていうよりは『東京だから』と思ったほうがいいと思いますよ

CB250RS-Z
Guest
CB250RS-Z

仏教の説話になんかあったな。管理人氏のプロフィールは本当だったのか!?とか。

ジャーナリズムの「誤報」「誇張」はまあ許容範囲だとしても「誤導」や「デマ」は勘弁してくれと思う。

まして大手新聞記事にデマが仕込まれたらちょっときつい。そこまで勤勉じゃないんだよね。
それでだまされるのは自業自得といわれればそうなんだけど。

ネットが発達して昔より情報の多様性が担保されたのかといえば、結局検索エンジンに依存しているから
そうともいえないし。

もっともジャーナリズムはカナリアだと割り切れるならまあそれはそれでアリかなという気もする。

 
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最後の写真はどのような意図で?
これを撮ったカメラマンはピュリッツァー賞を受賞しましたが、良心の呵責に耐えきれず自殺してしまいました。

それから百姓で悪かったなwうちは農家だw
五大明王の一尊、軍荼利明王の沽券に関わりますよw

あ
Guest

これはアメリカでもそうでしょう
戦争状態ですから
イスラム国=敵国=悪
イスラム国に参加することも悪
イスラム国での取材で得た情報を隠そうとするジャーナリストも悪

こういった同調圧力の中で取材をするのは相当な覚悟が必要でしょうね