THE・山口組だった組織もきっぱり絶縁 際立つ決断力
山口組 処分状 pic.twitter.com/SvsVMhH33T
— 組長 (@6yamaguchigumi) 2015, 8月 29
山健・宅見組が分裂というのがダイエーの名が消えた翌年というのが、一つの時代の終わりを告げているのだとつくづく痛感するけど、山口組が分裂だそうで。
ただ、分裂というよりかは、五代目までずっと山口組の中の巨大組織として優越的地位で党内与党の地位に与かってきた組織が、出奔したという方が正しいんではなかろうか。
組織としての山口組の決定をひっくり返すほどの力を今まで山口組の中で振るってきたわけで、既に山口組の組織規範の中ではかなり厄介な存在だったのが山健なわけだ。
本当は序列で言えば宅見組のほうが上になるはずが、絶縁処分状で宅見組より頭にきてるのがその傍証で、今まで山健ばかりが美味しい思いをしていると頭にきていた他の派閥の人も相当いたんじゃなかろうか。
ヤクザとは趣味の話と馬鹿話くらいしかしないのであんまり詳しくはないけどね。
どうも、やっぱり面白くないことはあったみたい。
それでもこの処分状に名前が記載されている団体だけでも、あっと驚くような規模になっちゃうわけで、これをけじめとしてしっかり追放するというのは簡単な話ではない。
コーポレート・ガバナンスで言えば粉飾で架空の手柄を作って組織を盤石にするよりかは、反目の取締役を追放して会社の運営を合理化するべきだったのに、東芝みたいな一流企業でも結局できないまま脆弱な基盤を粉飾でごまかしていた現実がある。
普通に考えて、会社の部署で20%とか30%の業績を担当している部署が、社内独立みたいになって専横を始めたとして、一般的にはなかなかその部署を粛清するなんてことは出来ない。
集団で反撃された時のダメージを考えたら、責任者の解雇なんてかなりためらってしまうだろう。
言ってしまえば、解雇した後独立して反撃してくる可能性が高い連中をどう処分するかなんて悩んでいる経営者は相当多いはずだ。
暴力団に至っては尚の事で、この絶縁処分の団体を合算しただけで末端のチンピラを入れたら1万人を超える組織力だ。
現に2000年台に入っても宅見組は銃撃事件の関係者に暗殺部隊を送り続けていて、事実暗殺という難題を成功させている組織なわけで。
ある程度融和的な姿勢で話し合いを設けつつ、切る時にばっさり処分した司忍組長は只者ではないってことだろう。
常識的に考えて、非関西の組織が山口組の親分になるというのは普通有り得ないことなわけだが、それを実現した「社長力」は相当のものだってことだ。
経営危機の会社は司忍組長に再建方法を相談したらうまくいくかもしれないレベルだろうね。
手形帳と銀行印は預けないほうがいいと思うけどw
事後の問題としては、山健やその他の絶縁組は火になって生存を図ってくるだろうけど、それをどうトラブルに発展させずに決着するのかがテーマになるんだろう。
規模からして力で決着をつけるというのは、ちょっと厳しい。
多分、関西の今は経済的に死んでしまった土地に封殺する、経済的な棲み分けという形になっていくんだろう。
ただし、山健組は今まで組織内の専横を利用して規模を維持してきたわけで、今回山口組を割ったのも、主には「今までの好き勝手が通らなくなった」というのが本当のところだろう。
それは中々他人を同調させるのは難しい動機で、山健に親密だった組織も山口組に残留している現状はそれを物語っている。
棲み分け後に規模や体面、組織力を維持していくためには相当厳しい反省が必要になるはずだ。
仮に司忍組長体制が少々我田引水を計っても、過去の履歴からしたらそれくらいしてやっとバランスが取れる計算になるってことに残留組は納得してるはずだから。
そして今回の処分に至るまでに、弘道会という組織の強さも実感していることだろう。
棲み分けで済むのであれば、自分自身の綱紀粛正を計って、立派な任侠組織として組織改革を行うのが急務になるはずだ。
(今本当に真面目な任侠組織になったらめちゃくちゃイメージいいと思うし。)
抗争とかそんなのは言うほど心配ないんじゃないのかねぇ。
大日本平和会が山口組と対立していた頃だって、どっちも本部が神戸だったけどそんな大して危なかったわけでもないしね。
”切りたくても切れない”では命取りになりますよと世間に示した処分だったね。
まぁ、只者では山口組組長になれんわなぁ。
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【主導権争い】
「6代目の考え方にはついていかれへん」
分裂の動きが表面化した27日。山健組幹部が外部に語ったとされる離脱の動機には6代目山口組、篠田建市(通称・司忍)組長の組織運営に対する強い不満がにじんだ。
山健組は5代目山口組組長(故人)の出身母体で、先代の在任中は圧倒的な存在感を示した。ところが、2005年に6代目体制に移ると、名古屋市に拠点を置く篠田組長の出身母体「弘道会」(構成員約千人)の影響力が一気に高まった。
例えば人事。ナンバー2の「若頭」など重要ポストに弘道会出身者を次々と引き上げる一方、執行部に批判的とされた組長らは容赦なく切り捨てた。忠誠心を試すかのように、傘下の組長を全国から神戸の総本部に頻繁に呼び寄せるなどし、重い経済的負担を生じさせたのも不満の種となった。
多くの捜査関係者は、こうした状況が山健組を中心とする「関西」系の直系組長らと「名古屋」系との亀裂を深めたとみる。
【情報が交錯】
ただ、かつての“本流”が、なぜこのタイミングで組織を割って出るのかは判然としない。暴力団事情に詳しい関係者の間でも実際に分裂に動くことには懐疑的な見方があったが、ある捜査員は「情報をつかんだ今月下旬以降、緊迫感が一気に増した」と明かす。
「総本部を神戸から名古屋に移す」とした弘道会側への反発や、山健組幹部の降格人事の動きが引き金とも言われるが、県警幹部は「いずれも現段階では風評にすぎない。慎重に見極める」と語る。
離脱して新組織に加わる直系団体の数をめぐっても「11」「13」「15」「18」「22」など情報が二転三転し、激しい駆け引きが繰り広げられたことをうかがわせた。
情勢の見極めが難しい背景には、警察当局に対し「会わない」「事務所に入れない」「情報を出さない」の“3ない主義”を徹底する6代目体制の特質もある、と捜査関係者は言う。
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