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「だれでも良い、殺したかった」  AKB48握手会襲撃事件、梅田悟は新手の通り魔か?転職繰り返し、無職  増加の一途たどる「無敵の人々」の恐怖

  1. 経済
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「誰でもいい」「殺そうと思った」=AKB負傷、逮捕の男―岩手県警

時事通信 5月26日(月)16時43分配信

 岩手県滝沢市で開かれたアイドルグループAKB48の握手会で、メンバーら3人が切り付けられ負傷した事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された無職梅田悟容疑者(24)=青森県十和田市=が岩手県警の調べに対し、「人を殺そうと思った」「誰でもよかった」などと供述していることが26日、捜査関係者への取材で分かった。
 梅田容疑者は折りたたみ式ののこぎりで切り付けており、バッグを所持していたことから、県警捜査1課などは事件直前までのこぎりをバッグに隠していたとみて調べている。
 同容疑者は25日午後5時ごろ、滝沢市の岩手産業文化センターで、握手会に出ていたAKB48メンバーの川栄李奈さん(19)と入山杏奈さん(18)、男性スタッフをのこぎりで切り付けて負傷させたとして逮捕された。 

via: 「誰でもいい」「殺そうと思った」=AKB負傷、逮捕の男―岩手県警 (時事通信) – Yahoo!ニュース

 

以前、通り魔殺人で「ヤフー!チャットバンザーーーーイ!!!」とか叫んで有名になった竹井聖寿、あれと一緒に働けますかって記事を書いたけど、これがリアルなんだよなぁ。

失うものがなくなって、将来への希望もなくなったら人間は残りの寿命を数え始めるのが本能だ。

壮気・覇気・野心によって支えられていたものが崩れ去ったら弱い動物になってしまう。本当にそうなった時に皆が骨身に沁みて感じることだ。

 

身体もとたんに弱くなる。同時に生き物として弱くなったことを実感する。

そして人によってはそこまでの過程で磨り減ったものを実感してますます自己嫌悪に陥るんじゃないか。

社会と共存しなければいけないという精神の箍が毎日きつく締め付けてきて、己を苛む原因になる社会と接点を作らせようとする。

 

こういう時にそういう常識を無視して仙人として暮らせる奴はこういう事件を起こさない。

「再起しなければいけない」と思って焦燥しつつ、もはや精神を支えるものが全くない人間が突如狂っていく。

つまり、ある時社会との摩擦に耐え切れなくなった失うものがない人が、「無敵の人」になってこういう狂気を発露する。

 

てっきり、AKB商法に引っかかって結構な金を使ってこうなったのかと思ったら、多分そうなった自分から見て光って見えるものが許せなかったのかも知れないな。

目立っているから狂気の誘蛾灯になったんだろう。

(そういう意味では華原朋美なんかも危ないだろうな。)

 

引きこもりってのを馬鹿にするやつは結構いるけど、俺はむしろ引きこもりって頑強な精神を持っていると思う。

社会と接点を持たないでいる恐怖に耐えられる人間って実は少ない。

それを無視して自分のテリトリーから出ないでいる奴ってある意味子供の頃から刷り込まれた常識を無視できるやつだ。

 

こういう将来への希望を失うような状態に、人間はいつか必ず堕ちる。

本気で寿命のカウントダウンが始まった時。「こんなはずじゃなかった」と壮年に家族や何も残せなかった自分を見て絶望した時。

自分の築き上げてきたものがもろくも崩壊していくのを目の当たりにした時。信頼に後ろから刺された時。

 

その時に発狂するのか、全てを達観して仙人になるかで人生は再び姿を変える。

彼は仙人になりそこねたんだろうし、今駅員に暴力を振るったりしている年寄りものその口なんだろう。

 

社会と関係ない自分の縄張りを持たない生き物は弱い。

別に、それがアニメやツイッターでもいいし、マンガや小説でもいいだろう。

あるいはバイクや釣り、登山やキャンプ、プログラミングや海外放浪だっていいと思う。

 

人間は物理的な栄養素だけじゃなくて霊的な栄養素も人生に必要としている。

こうして、狂気を発露する奴は十和田のような静かな美しい街にいても遷ろう四季に人生の意義を見出すことが出来なかった。

見るだけじゃなくて物事は観た方がいいし、観察するだけじゃなくて考えた方がいいし、吹く風に意味を求めた方がいい。

仕事があるってことだけが人生の意味なのか。金が無いだけで人生は終わりか?

意外とそうでもないってことを日本の八百万の神思想は示唆している。

 

通り魔になるか、仙人になるか。あるいは落ちぶれもせず社会でいきいきと活躍するか。

どれになるかは決断次第で、何を選ぶかで生きる価値は変わっていく。

 

 

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「AKBに興味ある様子なかった」と逮捕された容疑者の母親

Web東奥 5月26日(月)9時48分配信

 梅田悟容疑者の十和田市の自宅で応対した母親は25日夜、「息子に間違いない。大変なことをしてくれた。なんでこんなことをしたんだろう」と話した。
 母親によると、梅田容疑者は24日午前4時半ごろ「散歩に行ってくる」と言って外出。その後すぐに自宅に戻った後、再び外出したという。外出後、何度も梅田容疑者の携帯に電話をかけたが、つながらなかったという。
 母親によると、梅田容疑者は市内の中学を卒業後、三沢市内の高校に進学。高校2年の時に通信制の高校に転校、卒業後は県内外で仕事をしていた。昨年4、5月ごろに十和田市に戻った後、仕事に就いていたが、同年12月に辞め、現在は無職だったという。梅田容疑者の部屋にはAKBのCDなどのグッズはなく、興味がある様子もなかったという。また、母親は「普段はおとなしく、あまりしゃべらないほう」と話した。

via: 「AKBに興味ある様子なかった」と逮捕された容疑者の母親 (Web東奥) – Yahoo!ニュース

 

AKB襲撃:容疑者、大阪で警備員…「勤務態度はまじめ」

毎日新聞 2014年05月26日 11時25分(最終更新 05月26日 12時09分)

 岩手県滝沢市でアイドルグループAKB48のメンバーらが握手会で男に切りつけられた事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された青森県十和田市の梅田悟容疑者(24)は以前、大阪府吹田市の管理会社に警備員として勤務していた。同社によると、2012年1月に求人広告を見たと応募してきた。面接で「青森で土木関係の仕事をしていたがなくなった。県外で働きたい」と話したという。正社員として採用され、吹田市内の社員寮で暮らした。主に建設現場での交通誘導に就き、月給は約20万円だった。

 同8月、「母親の具合が悪いので青森へ帰る」と、いったん退社したが、同12月「母親が良くなった」と再び勤務。だが昨年3月、自分の体調不良を理由に退社したという。

 梅田容疑者を知る社員によると、勤務態度はまじめで職場や寮でトラブルはなかった。同僚との付き合いはほとんどなかったが、「雪深い青森を離れたい」「母親に仕送りをしたい」などと話すこともあったという。この社員は「おとなしい性格で、こんなことをするような人には見えなかった。AKBファンという印象もまったくない。驚いている」と話した。

 青森県十和田市の梅田容疑者の自宅近くに住む人は「小中学生のころはおとなしい感じだった。この数年はお盆や正月にしか見なかったが、5月に入ってから自転車で出かける姿を見かけた」と話していた。【村上尊一、佐藤裕太】

via: AKB襲撃:容疑者、大阪で警備員…「勤務態度はまじめ」 – 毎日新聞

 

非常に興味深い考察を引用

「無敵の人」が増加する脅威

数年前に、秋葉原マツダ本社工場の無差別殺傷事件*1などについて、知人と話したことがあります。

これらの事件の共通項は、いわゆる「負け組の男」が犯人であることです。その時の会話では、犯行に至る心理を、

  • 犯人にとっては生きていくことそのものが苦痛。
  • 苦痛から逃れるために死を願うようになる。
  • 「一方的敗者」として死ぬことが悔しいため、自分を苦しめた「敵」に一太刀浴びせてから死にたい、と考える。
  • しかし、敵は「社会」という漠然としたものであるため、代わりに「社会でうまくいっている人々」を敵と(無理やり認識)して攻撃する。

ではないかと分析しましたが、「黒子のバスケ」事件の犯人の告白がその分析と合致することに驚いています。(以下、強調は引用者)

動機について申し上げます。一連の事件を起こす以前から、自分の人生は汚くて醜くて無惨であると感じていました。それは挽回の可能性が全くないとも認識していました。そして自殺という手段をもって社会から退場したいと思っていました。痛みに苦しむ回復の見込みのない病人を苦痛から解放させるために死なせることを安楽死と言います。自分に当てはめますと、人生の駄目さに苦しみ挽回する見込みのない負け組の底辺が、苦痛から解放されたくて自殺しようとしていたというのが、適切な説明かと思います。自分はこれを「社会的安楽死」と命名していました。

ですから、黙って自分一人で勝手に自殺しておくべきだったのです。その決行を考えている時期に供述調書にある自分が「手に入れたくて手に入れられなかったもの」を全て持っている「黒子のバスケ」の作者の藤巻忠俊氏のことを知り、人生があまりに違い過ぎると愕然とし、この巨大な相手にせめてもの一太刀を浴びせてやりたいと思ってしまったのです。自分はこの事件の犯罪類型を「人生格差犯罪」と命名していました。

自分は人生の行き詰まりがいよいよ明確化した年齢になって、自分に対して理不尽な罰を科した「何か」に復讐を遂げて、その後に自分の人生を終わらせたいと無意識に考えていたのです。ただ「何か」の正体が見当もつかず、仕方なく自殺だけをしようと考えていた時に、その「何か」の代わりになるものが見つかってしまったのです。それが「黒子のバスケ」の作者の藤巻氏だったのです。

知人は、「“負け組”を減らす政策を採らなければ、“社会への報復型犯罪”増加は避けられないのでは」と危惧していましたが、この犯人も同様の警告をしています。

via: 「無敵の人」が増加する脅威 – Think outside the box

 

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gundariAKB48 命 まゆゆ命 Recent comment authors
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AKB48 命 まゆゆ命

今回の事は、ぜったいに許せない行為だ。AKBが何したって言うんだ。
復興応援で何度か来てもらってたの。物凄く申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これで会いに行けるプロジェクトがなくなったらどうするんだ。容疑者の奴すべての責任をとれや、その覚悟があってやったんだろ~。