厚木市ビニール袋死体遺棄、夫の竹内清容疑者を逮捕　貧困で医者にかかれず

２１日午後６時５分ごろ、神奈川県厚木市水引２丁目のアパートの一室で、この部屋に住む男性（５８）の兄（６１）が袋に包まれた遺体をみつけ、１１０番通報した。

　県警厚木署の調べによると、遺体は女性で、和室に横たわっており、粘着テープで貼り合わせた半透明の袋で包まれていた。兄はアパートの大家から「家賃が支払われていない」と連絡を受けて訪れ、大家に鍵を開けてもらって入ったという。署は遺体の身元の確認を急ぐとともに、死体遺棄事件として捜査を始めた。

via: アパートで袋に包まれた遺体　厚木、死体遺棄事件で捜査：朝日新聞デジタル

58歳の旦那に71歳の妻、家賃も払えない貧困。

なんかめまいがするような悲惨さだけど、貧乏の本質を端的に表しているケーススタディだな。

貧乏関係の話題で、おにぎりパーティーがどうのという生活保護関係の話題があったけど、貧乏だとまるで頭がまわらない。

普通に考えたらこういう回避方法だってあるんじゃないか、という普通に考える能力を喪失している。

貧乏人全般というのではないんだけど、一般的に貧乏な人というのは、自分が追い詰められてパニックになっているという現実や、自分が馬鹿だからそうなっているという事実を受け入れることが出来ない。

そういう人に「○○すればもっと安く済むよ」と言ってもデモデモダッテが始まるし、「お前そのやり方はダメだから訂正しなよ」と言えば自信満々に自説の正しさを披露し始める。

この竹内さんという人も、嫁さんが体調が悪いならどうなるものでなし、生活保護を受給しに行けばよかったのに、そこまで知恵が回らなかったのか生きるのが面倒になっていたのか。

生きるのが面倒になって投げやりに放置していたら死んでしまったのかもしれないけど、多分知恵が回らなかったんだろう。

この事件に象徴されているように、大体の場合貧乏は馬鹿を象徴している。

貧乏でも貧乏に見えないように普通に生きている人と、誰が見ても貧乏でどうしょうもない暮らしをしてる人の違いは馬鹿かどうかという基本の部分で、見るからに貧乏な人を相手取って馬鹿じゃないのかといっても無意味だ。

馬鹿故に貧しくて、貧しさ故に広がる悲惨というのをどうするかっていうのが福祉なのであって、トリクルダウンで好景気という一方網から外れた奴がこうして日陰で生きている事実を周囲も政治も忘れてはいけない。

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馬鹿が馬鹿たる所以は頑ななところに端を発する。
何を担保にしてそう思うのかわからないけどとにかく自分の説が一番正しいと思い込んでいる。
バカにつける薬がないというのはその辺のところを指しているんだろう。

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神奈川県厚木市のアパートの一室で女性の遺体が袋に包まれて見つかった事件で、県警は２２日、この部屋に住む無職竹内清容疑者（５８）を死体遺棄容疑で逮捕し、発表した。容疑を認めているという。

　県警によると、竹内容疑者は８月下旬ごろ、同市水引２丁目の自室で死亡した妻靖子さん（７１）の遺体を遺棄した疑いがある。解剖の結果、死因は胃潰瘍（かいよう）に伴う病死だという。

　竹内容疑者は「妻が吐血して意識がもうろうとしていたので、布団に寝かせた。翌日に帰宅したら死んでいた」と供述。火葬する金がなく遺体を放置し、腐敗が進んだため袋で包んだという。

　家賃などの支払いに困って１２月中旬から家を出ていたが、２２日に横浜市内のパチンコ店で発見された。

via: Yahoo!ニュース – 妻の死体遺棄容疑、夫を逮捕　死因は病死　神奈川・厚木（朝日新聞デジタル）