チリで母犬が人間の子育てにチャレンジ ネグレクトで餓死寸前の二歳児を母乳で育てる


緑豊かな印象とは裏腹な不毛の干魃地帯、チリ・ボリビア国境

 

生まれたばかりで親から見捨てられた仔犬がメス猫から乳をもらって育つ。そんな温かい情景が伝えられることは時おりあるが、ヒトの子供が犬に育てられるというのは今の時代まず聞かない。このほど南米チリで…。

チリの首都サンティアゴから2,000kmほど北に位置するアリカという海辺の町から珍しいニュースが飛び出した。親のネグレクトゆえにお腹を空かして徐々に弱っていった隣家の2歳男児を、間もなく母親になろうというそのメス犬は見るに見かねたのであろう。なんとその子に母乳を与え、飢えから救っていたことを『Global News』ほか複数のメディアが伝えている。

via: 餓死寸前の2歳児、隣家のメス犬の乳首に吸い付いて飢えをしのぐ(チリ) | Techinsight|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト

 

母犬が子育てにチャレンジというけど、チリ・ボリビア・ペルーの国境地帯とハイチ、中央アジアは旧アラル海地域なんてのは、飢餓や貧困で言えば極限状態に近い地域だ。

この地域に共通している特徴は環境破壊による食物連鎖の崩壊で、一般的なイメージにある緑豊かで魚の跳ねまわるイメージとは程遠い状況で人々が暮らしている。

 

東南アジアでも、農地をプランテーション化された地域を除いて餓死者があまり発生しないのは自然環境から果物や魚、食用昆虫といった栄養源を各々好きに確保できるからだったりする。

一方でフィリピンなんかはバナナとか換金作物ばっかり栽培して、主食の米やおかずになる食品の生産や自給がやりにくいため、今よりもっと西欧の権益がしっかり息づいていた頃は本当に餓死者がよく出ていた。

(つい20年ほど前まで。)

 

ハイチなんかも元は自然の楽園だったのが、林業と燃料確保、資源の採掘で無計画に山を荒らしまくり、結果的にハリケーンで土砂が流出してサンゴ礁のリーフが壊滅、山から自給していた食料の代替を海に求めた結果、乱獲で魚も激減して、挙句の果てにスキューバダイビング客をすべて失うという七転八倒の状況だ。

 

↓がこのネグレクトの起きたエリアの航空写真だけど、このエリアでアル中になった人が働きもせずにどうやって食い物を確保すればいいか考えたら、この児童が置かれた極限状態も察することができるだろう。

 

写真右上がポトシというボリビアの街で、これは昔ポルトガルの貨幣に使う高品質の銀や銅、他にも沢山の鉱物の産地だった。

セロ・デ・ポトシ(七色の丘)と呼ばれた新大陸の憧れの土地で、ここで行われた貨幣の偽造事件がポルトガル王室の財政に引導を渡す結果になって、大航海時代のボートメンバーだったポルトガルはスペインの属国状態に陥った。

七色の丘と呼ばれたのは鉱床が露出してそれぞれきらびやかに輝いていたかららしい。

 

この荒涼とした山々で、数百年前は欧州からやってきた人々が影絵の世界のように華やかな暮らしをしていた。

ここらの遺跡では古伊万里やボーンチャイナの骨董が発見されたりもしているそうだ。

(昔の貿易船では、東洋陶器は高付加価値の商品で船頭たちがこぞって積み込んでいたらしい。)

 

中央付近はあの有名なウユニ塩湖で、まぁつまりこの辺りは、ただでさえ元々緑豊かな状況を維持するのは大変なエリアだったし、元々露鉱床があったような地域だから川に魚もいなけりゃ、飲料水の確保にまず頭がいたいような地域だったはずだ。

 

そこで中南米の国にありがちな、その場しのぎの鉱山採掘を繰り返しこうしてハゲ山の面積が広がり続けて今に至っている。

周辺国のジャングルから仕事を求めて流入する人々で、貧困をごちゃ混ぜにして鍋で煮詰めているような状況なんだろう。

現在のところ重度の飢餓地域とは目されていないものの、年々増加している飢餓人口8億人、次の増加はこうした中南米の過酷環境地域でカウントされることになるはずだ。

 

こうした問題の解決は今後イスラエルと日本が重点的に研究している、微生物・プランクトンの食料転用が大々的に成功するのを待つしかないだろう。

結局のところ世界の人口の1割強を占める飢餓人口に、既存の普通の食料を提供しようとしても金がおっつかない。

ユーグレナなんかがやっている代用食品で埋め合わせるしかない時代も、人口爆発の勢いを見れば間近だというのは火を見るより明らかだ。

 

カソリックもローマ法王あたりが声をかけていい加減で避妊を容認したらどうなんだろうか。

こうした地域で貧困が蔓延しているのは、適切なバースコントロールを信仰で忌避してる人が多すぎるというのも一因だろう。

コンドームの利用でさえ敬遠している人々が多い。

 

結果的にそれしかすることがないなかで、育てるアテもない子が芋の子のようにどんどん生まれてきて、すり鉢の底に滑り落ちるように貧困が再生産される。

 

この子は犬の母性本能のおかげで助かった。

でもよく考えたらその犬でさえ栄養確保するのが難しいような地域で、神の御心としか思えない奇跡の積み重ねが起きたに過ぎない。

飼い主が裕福でなかった場合、この子は逆に犬の栄養源にされていた可能性が高い。

 

この地域では仕事の斡旋と食料の配布、植林の推進と同時にコンドームの配布を行うべきだ。

 

ちなみに、ユーグレナの緑汁↓は飲んでみたけど、フルーティーな野菜ジュースと同じ味だった。

青汁とかが苦手で飲めなかった人は、見た目は青汁っぽいけど試してみる価値はあると思う。

 

 

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結局のところ、植林を先進国で負担して推進する以外に経済問題と環境問題の解決方法はない。
この茫漠とした広大な地域に植林事業を推進すれば、一大経済圏が出来上がる。
ハゲ山再生技術世界一の日本とイギリスは、技術指導でも多額の経済効果が発生すると思うんだが。
(鉱山採掘と農業推進で、数百年前から日英は禿山と戦い続けている実績がある。)

 

 

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生まれたばかりで親から見捨てられた仔犬がメス猫から乳をもらって育つ。そんな温かい情景が伝えられることは時おりあるが、ヒトの子供が犬に育てられるというのは今の時代まず聞かない。このほど南米チリで…。

チリの首都サンティアゴから2,000kmほど北に位置するアリカという海辺の町から珍しいニュースが飛び出した。親のネグレクトゆえにお腹を空かして徐々に弱っていった隣家の2歳男児を、間もなく母親になろうというそのメス犬は見るに見かねたのであろう。なんとその子に母乳を与え、飢えから救っていたことを『Global News』ほか複数のメディアが伝えている。

優しい母性でヒトの子にも乳を与えていたのは、自動車修理工場で飼われているメス犬の“Reina”。妊娠して母乳が分泌されるようになったReinaの腹に隣家の2歳の男児が顔を寄せて懸命に乳首を吸っている様子を発見し、飼い主のLory Escuderoさんは驚いて通報した。男児は保護されると健康チェックのため病院に運ばれたが、Diego Gajardo警視の発表によれば、栄養失調、毛ジラミ、皮膚感染症などが確認されたものの間もなく退院となり、現在は児童福祉当局のケアのもとで家庭裁判所のヒアリングを待っているという。

なおアルコールへの強い依存が認められて母親も医療施設に収容されたが、男児への虐待行為などはなく、保護責任者遺棄として咎められることもないもようだ。チリの人々もペルーやボリビアとの国境に近いそのあたりを極貧地区と呼んでおり、そうした国から仕事を求める人々が次々と流入して失業者であふれかえっているという。

 

via: 餓死寸前の2歳児、隣家のメス犬の乳首に吸い付いて飢えをしのぐ(チリ) | Techinsight|海外セレブ、国内エンタメのオンリーワンをお届けするニュースサイト

 

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コメント

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  • コメント (1)

    • 迦陵頻伽
    • 2015年 9月 08日

    チリってそんなに酷いのか。内乱が起きて東西分裂するかもしれない。

顔面キムチレッドのネトウヨ達

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