FC2に司法の手が入った直接の理由は?
大手動画投稿サイト「FC2」を使ったわいせつ動画公開事件で、京都府警サイバー犯罪対策課などが、FC2を開設した米国在住の40歳代の男について、わいせつ電磁的記録記録媒体陳列容疑で逮捕状を取り、国際手配したことが捜査関係者への取材でわかった。
府警はこれまでの捜査から、違法動画の公開についてサイト開設者の刑事責任の追及は可能と判断した。
捜査関係者によると、男は、実弟でサイト運営法人の関連会社「ホームページシステム」(大阪市)の元社長(39)(起訴)やFC2会員の男(罰金刑確定)らと共謀、2013年6月、会員の男が撮影、投稿したわいせつな動画をインターネット上で公開した疑い。
FC2の事実上のオーナーに司法の手が入ったと言うんだけど、今度は警察も絶対捕まえる気らしく、ICPOを通じて指名手配したね。
恐らくアメリカでFBIに身柄を連行されて引き渡しされるんだろう。
法律的な意味でそこまで警察が腰を上げた大きな理由は、日本法人のホームページシステムでとれる証拠だけでは刑事責任をしっかり負わせるには足りないと判断したからだろう。
ただ、元々の事件の発端は、別にFC2だけがそうだとは言わないけど、こうした事業展開に当然のように付随しているモラルハザードだ。
こういう事件はそもそも訴えがなかったら警察動かないんだけど、通常は警察に話を持ち込む前に、たとえ企業間であってもまずは弁護士や法務担当者、あるいは直接の被害者や迷惑を被っている人がクレームをつけてくる。
現在のところ、気軽に公開できるシステムは安価に開放する一方で、そうした被害の差し止めを直接求める人々に対しての門戸は閉ざされたままだ。
例えば月額1000円もしない金額でブログを借りて害意を持った投稿を繰り返したり、数百円の契約料で動画を投稿してハラスメントが出来る一方で、その被害者の人がそれを差し止めるにかかるコストはいくらになるんだろうか?
弁護士に委任するのであれば、受任の時点で着手金は25万とかそんなもんだ。
(発信者の情報が断片的にわかるだけなのに。)
FC2はそういう部分でもアメリカの法を盾に逃げ続けて、今までその金が無駄金に終わった「気軽な1000円の被害者」は山ほど発生していたはず。
本来は情報通信業界が日弁連と紳士協定を結んでいて、本当は7万5千円くらいで開示請求をかけられる仕組みがあるのに、表現の自由をかさにきて揉め事の当事者の立場から逃げ続ける企業の無責任で有名無実化している。
(弁護士会照会の制度。)
しかし、1000円を稼ぐために揉め事に発展するかもしれないビジネスを選んだ自分の都合は棚に上げて、「うちは中立です」「揉め事めんどくさい」「お金だけ欲しいんです」と主張しても納得する相手はいないわけで、そのいい加減さが結果的にFC2利用者による問題行為を継続的に続発させて今日に至った。
つまりいい加減な姿勢でのらりくらりやっていたせいで、業を煮やした被害者が結果的に刑事事件化するしかない方向に追い詰めたのはまさに自己責任であって、最低限のコストを投資して、常識・モラル・人間の感覚でそういったことに対処することを怠ったゼニゲバのツケってことだ。
この流れはまだまだ続くはずだ。サイバーエージェントあたりが結構危ないだろう。
自分のところのコンテンツの被害者にはいい加減な対応を取る割に、万札を数える手だけが早いようなクズに社会は味方しない。
高橋容疑者のFaceBookを見たけど、刑事事件化して指名手配されているのに、拝金主義者らしき取り巻きが馬鹿っぽい応援コメントを投稿して、いいねボタンを押しまくっていた。
クズにつける薬はないと確信させられる。
条文だけで法律を読んでしまうアスペルガーと事実認定という強力な司法
FC2では違法動画が蔓延(まんえん)していたが、運営法人「FC2社」は米国にあり、捜査は困難とされていた。しかし、動画投稿者に報酬を支払う業者とホーム社がその割合について協議していたことなどがわかり、府警は、ホーム社がFC2を実質運営していたと判断、今年4月に元社長らを逮捕した。
この手のアスペルガー傾向のモラルハザードを起こしやすい連中というのは、大抵法を条文通りに読んで結構自分に都合がいい解釈をしがちだ。
その傾向は最近増加傾向に見えるけど、警告しておくが法律でもっとも勘違いしやすい部分は実運用の傾向の分析だ。
つまり、条文組み合わせで有罪にならないとしても、裁判で類推可能な証拠を積み重ねることで事実認定をすることは可能だということだ。
ネトウヨブームに乗じて挙証とか立証ということを勘違いする人が増えた気がするけど、別にそのものズバリの証拠がなかったところで、合理的かつ帰納的な類推が成立してしまった場合、いくら強弁をこねまわしたところで言い訳は一切通用しない。
殺人にしたって、支配的な地位にいる人間が「あいつ鬱陶しいよな」と執拗に部下に言い含めた場合殺人教唆は成立してしまうわけで、この運用部分を勘違いしてはいけないってことだ。
高橋容疑者の場合はアメリカ法人を盾に逃げ続けてきたけど、この運用から見た場合日本に事業の軸足があるのは明らかだった。
経営実務の問題で日本で事業活動をせざるを得ない状況でその言い分が通ると思っていたのは致命的だったと言える。
FaceBookでもアホ信者がいいねボタンを押しまくっている動画サイトランキングも、日本国内のランキングを注目していることを証明してるけど、その手の軽薄な投稿もそうした判断の証拠材料として使われるだろう。
ケツが青いクズが六法全書かじって適当に経営したくらいで逃してくれるほど警察は甘くない。
「金さえあれば」の拝金主義はそろそろ終わりにするべき
この高橋容疑者のFBでイイねを押してる連中を見てるとわかるけど、彼らはスマートに違法行為をする主義の連中なんだろうか。
違うはずだ。本当は違法行為は正しくないし、不法行為を犯して金儲けをして、不法行為の責任を追求されたら割にあわないと思ってるはずだ。
ところが、彼らはまさにそういう行為をして金を儲け、開き直っている高橋容疑者を終始賞賛している。
これは簡単にいえば高橋容疑者が金持ちだから賞賛してるのであって、この気持ち悪いSNS空間はまさに拝金主義を典型的に表していると言える。
しかし日本でもここまで浸透したインターネットはそこまでゼニゲバな連中によって生み出されたものなんだろうか?
元々小規模な先端研究所で生まれたネットワークという構想は、そういう欲とは無縁のギークによって生み出されたもので、その明るい光り輝く未来を嘱望して世界に開放された。
ほんの今から25年ほど前の時代の、今日のネットの基盤になった黎明期のユーザーだってそこまで金に先鋭化した発想はしてなかったはずだ。
日本での伸びを失ってものすごくどうでも良い事業しか生まれてこない状況は、目先の金のことにだけ集中する拝金主義が蔓延した結果ではないんだろうか。
これは日本のみならず世界的な傾向とも言えるけど、商業主義も度を過ぎたらいずれその社会は破綻する。
マクドナルドがチェーン化する前の個人商店だった頃に、今みたいな糞不味いハンバーガーを作っていたとはとても思えない。
スタバも成長が終わった今と違って、アメリカ大陸北部でひっそりとブームになり始めていた頃とではもっとまったりとした空気があってそこにはエッヂを生きる人の時間が流れていた。
もっと大きな国という組織でも、シンガポールやアメリカでは行き過ぎた商業主義と金による階級社会は疲弊と行き詰まりを露呈した。
成長や発展というのは、たとえ自分と反対側の立場の人とでも方向性だけは一緒にしない限りは起こせない現象だ。
でも、今のこういう拝金主義の企業は、その活動の陰で迷惑をかけられている人を徹底的に無視して、そういう人達の忍耐や泣き寝入りによって営利活動を追求する。
そういう人々が果たしてそういう会社の方向性を受認してくれるのか?
そして国際指名手配されて今に至る。
早晩、金融口座も凍結されるはずだ。
大規模な活動の中であっても、時々はその迷惑を受ける人の小さな声が目につく。
クレームの山の中に混じった小さいその一つを拾い上げて反省するという作業は中々の難題だ。
時にはたくさん寄せられる理屈の通らないキチガイじみたクレームにも見えてしまう物に共感するよりは、金をばらまいて女を口説き旨いものを食って酒を飲んで博打に興じるほうが楽しいから。
金があると見せつけていれば永久に自分を賞賛し続けるBot達の賞賛の海を泳ぐほうが快適だろう。
しかしそれを怠ることで、事業も人も心を無くす。
1万円儲けたら3千円はメセナと思って投資するのが壊れないコツだ。
(実体験からして儲けの3割というのが黄金比率な気がする。)
その3千円を貯めこんで、忍耐と譲歩を示した世間に背を向けた奴は必ず破滅しているのは、世界共通だ。
日弁連と締結した紳士協定を踏みにじっているIT業界も、今後逮捕事例や捜査の介入事例が相次ぐだろう。
(なぜか是正より政商化する方向で手を打つ経営者ばかりだけど。)
どうせ彼らは些細な法律違反によって逮捕された、警察の恣意だと強弁し続けるだろう。
金がある俺に社会が嫉妬した、と。
しかし事の起こりはそこじゃないことに気づけない限りは永久に変わることも進歩することも出来ない。
沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
アホな経営者にアホが群がるって、感じですかね。
こんなのに振り回されてる、日本国家もですが。
カリビアンドットコムの社長はプライベートジェットを持ってるとか
良くも悪くもサイコチックに金稼ぎできる奴がのし上がる感はあるね
俺にはできないやある意味で羨ましい
肉体的に痛い目見させないと理解しないぞ この手の猿や犬のような連中は
fc2についてこれだけ的を射た分析をしてくれているブログも珍しいですね
FC2に支持者などいません。
「金を払わないといけないものをタダで見せてくれる」というだけの理由で
FC2を利用している単なるクズ、これが何十万人もいるというだけの話です。
facebookで高橋理洋と懇意にしてるアカウントをウォッチしてみると、
amweyの会員にいそうな成功者にあやかりたがるイタい若者よりも、
風俗産業の関係者や元ヤンキー風の男女が非常に多いことがわかります。
拝金主義というよりもDQNのBBQパーティーといったほうがしっくり来ると思います。
高橋兄弟は経営能力が優れているわけでも何でもなく、
ただ利益のために危ない橋を渡り続けているチンピラのような人物でしょう。
最も非難されるべきは、叩けるハエを叩ききれずにオロオロしている国や警察です。
こんなチンピラに翻弄されて、法治国家として恥ずかしくないんでしょうか。
失礼、
×amwey ○amway
です。無粋ですがヘンに揚げ足取られたくないので。