札幌の男性、労災認められず 福島第1原発で収束作業後がん併発
05/03 07:51 更新
東京電力福島第1原発事故の収束作業で、2011年に4カ月間従事した後に三つのがんを併発した札幌在住の元作業員男性(57)の労災申請=社会面のことば=が、認められなかったことが2日分かった。同原発の地元の労働基準監督署が不支給を通知した。記録上の被ばく線量や被ばくから発症までの期間が認定の目安以下だったためとみられる。男性は労基署の決定を不服として福島労働局に審査を請求した。
厚生労働省によると、福島第1原発での被ばく作業を理由にした労災申請は全国で9件あり、3月末までにこの男性を含め6件が不支給と決定された。同原発の収束作業では、多くの作業員が高線量の被ばくを強いられたが、発がんとの因果関係の立証は難しく、労災認定のハードルの高さが浮き彫りになっている。
昨日「働くことは美徳でも何でもないし、単に選択肢がないだけの人生は結局本人を疲弊させるだけ」って全く無関係の内容の記事で書いたけど、典型的な事例。
福島第一原発で働く人にとってはあんまり聞きたくないことだろうけど、ぶっちゃけ後々起きる問題に政府が今の時点で何かする予定があるかといえば無いわけで、行く方が負けだと思うんだよね。
「今から何かあったら助ける」ほど政府が道徳的だった場合、なんで彼らは原発労働を選択せざるを得ない暮らしに今なっているのかと。
あんまり褒められた考えじゃないけど、正直な話この手の仕事はそれこそ移民がやってるならまだ納得がいくわけだ。
いま東京の中央部で働いている外国人は、こんな危険さが全くない普通のサービス業で働いたり、金融関係のオフィスでホワイトカラーとして働いていたりする。
彼らが働く環境を作るために日本人として生きてきたこの北海道の人は、そういう仕事には就業できなかった。
そして今57歳にもなって原発で働いて癌になって、切り捨てられた。
わかりやすく言えば、移民の方が政府にとって安楽に働いて欲しい大切な人なんだろうし、今から助ける気があるほどこの男性のような境遇の人に同情していたら、そもそもそういう人が底辺に転落しなくても生きていける社会保障をしっかり準備していただろう。
ある意味で片道分の燃料しか積んでない特攻野郎と見て福島で働かせているからこういう結論になるわけだし、そうした過酷な労働環境の人件費の中抜きを事実上黙認している。
労災認定されなかったとしても、東電が下請けに払っている金と同額の金を受け取っていれば、とっさの医療費くらいに困るはずもなく、末端で虫けらが苦しむかどうかより、中抜きのシステムを維持して金を餅撒きするほうが政府にとっては大事だってことだ。
環境を変えたい人は当然そういう企てに力を貸さないことでしか目的は達成できないわけで、福島なんかで働くのをやめた方が賢いと思う。
絆なんていう震災以来の掛け声も嘘っぱちで、昔は20ミリシーベルトで白血病を発症した人に労災が認定されていたものが、今福島じゃ20ミリシーベルトのエリアに帰れと避難者を帰らせる事業もやっている。
一方で東京の公園で放射性物質が見つかったら、「因果関係が認められない」「ホルミシス効果で健康になる」という今までの言葉をかなぐり捨てて立入禁止にし、即座に学者を派遣して調査している。
こうしたことを指して福島差別と言うんじゃないのかと。
福島を差別するなとか言ってる奴の宣う絆なんか全部が嘘っぱちだ。
食べて応援というけどそいつらは毎日福島の食材で生活してるのか?
役所でも年に何回かそういうキャンペーンをするだけなんだろうし、政治家もカメラの前でしか食わない。
そういう虚妄のパフォーマンスに騙される方は愚かだし、差別とはそうして騙そうとしていることを言うのが本質だろう。
いい加減で基本的な認識を持たなければいけない。
東京の放射能は危険で福島の放射能は安全なんだよ。
安全な放射能で何かあっても自己責任というこれが答えだ。
嫌ならそのサークルしか出て行くしかない。騙されて輪に入ってくるものを利用してそのサークルは維持されている。
リクビダートルへの保障に手を付けた悪の帝国ソ連のほうがよっぽど人道的なんだよな。
赤の危険性を叫ぶ右巻きのほうが有害なのは今も昔も、か。
福島第一原発を観光地にしようとか、東京の似非文化人は言うよね。
なら豊島区の公園を観光地にしろよ、撤去せずに。口だけじゃねぇか。
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東京に飛来したら突然危険になる、福島滞在中は安全だったはずの放射性物質
東京都豊島区は23日、区立池袋本町電車の見える公園(同区池袋本町)の地表から、国の除染の基準値(毎時0.23マイクロシーベルト)を大きく上回る同480マイクロシーベルトの放射線量が測定されたと発表した。区は、何らかの物質が地中に埋められているとみて、公園を立ち入り禁止とした。
区によると、22日に園内の滑り台などが付いた複合遊具1台から、同0.06~2.53マイクロシーベルトの放射線量を検出。区は原子力規制委員会の助言を受け、23日に改めて遊具周辺を測定したところ、遊具付近の地表の一部から、同480マイクロシーベルトの放射線量が検出された。
高い放射線量が測定されたのはこの一カ所のみで、遊具周辺は22日からフェンスで囲み、立ち入りをできなくしていた。区は専門業者に依頼し、対象物の特定や除去を行う。また、池袋保健所に窓口を設けて、公園利用者らからの健康相談を受け付けるとしている。
22日に区の除染基準値を超える放射線量が検出され、公園への立ち入りを禁止して公益社団法人日本アイソトープ協会とともに調査を行っていた。24日に高い数値が測定された地点を中心に試掘し、掘り出した土壌を搬出。その後線量値が大きく低減した。
25日に公園内の放射線調査を行ったところ、放射線量は通常の数値内で、土壌への汚染も確認されなかったことから、区長が安全を宣言した。26日午後1時より、地域の人々による安全性の確認を経て公園の封鎖を解除するとしている。
除去された放射性物質はラジウムで、密封された状態。放射線(ガンマ線)を出してはいたものの、ラジウムそのものは外に漏れてはいなかった、つまり周囲の土への放射能汚染はなかったと説明している。原子力規制庁は「線量が高い範囲は狭く、長い時間立ち止まるような場所ではないため、普通に遊んでいる場合であれば、人体に影響はない」との見解を示している。
区では相談窓口を設けているほか、周辺住民への個別相談会を予定している。
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コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
老人が原発で働いて癌になって、切り捨てられた。
もう日本は滅びた方がいいんじゃないかなと情けないけど思う。
絆という言葉のなんという軽さか。
誰かが行かなければ福島の放射能は解決しないのに、危険に見合った賃金も払わず、癌になったら自己責任。
これを自己責任、自業自得で処理できるならもう何でもありなんじゃなかろうか。絆、絆、騒いでいたアレはなんだったんでしょうか。
この方は2011年に作業されたんですね。一番危険な時期に作業された言わば「英雄」じゃないですか。当時も「福島50人?の英雄」とか何とか、右よりのサイトでも騒いでいた頃。当時の論調は「日本人はこんなに凄いんだ」的な、まるで戦中の特攻隊のパイロットを見るかのように語っていたと記憶してますが、靖国の数多の英霊達も無能な指導者の無能な作戦によって無残な死に方をせざる得なかった。この福島の英雄にも同じ事を強いているように見えてしょうがない。死ぬまで虫ケラのように扱い、死んだら「英雄」として教科書にでも載せるんでしょうか?似非ウヨの連中も中共・韓国を卑しめるのは、千歩譲って分からなくもないが、この方は国難に当たった「日本人」でしょう?こんな扱いは酷過ぎる。ここは右だろうが左だろうが声を上げるべきではないか。それとも彼等お得意の「在日〜」とでものたまって何事もなかったようにスルーか?
これが、政治家や官僚や富裕層の本音。責任を他人になすりつける
典型的な例だろう。沖縄の米軍人の犯罪に対しての対応もしかり。