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七ヶ浜家族殺人 長男佐藤長一さんの遺体 介護疲れ殺人から猟奇事件に発展  次女は依然行方不明

  1. 老人・高齢化社会
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皆殺しで家出、家庭内で対立?

 

近所の主婦(68)は「信じられない。介護疲れの果てに起きた事件だとばかり思っていた」と、2人目の遺体発見のニュースに動揺した様子で語った。

長一さんは会社勤めで、仕事ぶりは真面目だったという。倹約家で道具をきちんと手入れをして使うなど、しっかり者として知られていた。

関係者によると、長一さんは4月以降、突然、会社に来なくなった。次女(55)は勤務先からの電話に「頭が痛いと言っている」「風邪をひいた」などと欠勤の理由を伝えていたという。

近所の自営業の男性(74)は「きょうだい間のトラブルは聞いたことがない。かのさんと最後まで同居していた次女が全てを知っているはずだ」と語った。

近くの男性会社員(51)は「次女は『(長一さんは)仙台で働いている』と話していたのに…。かのさん方で一体何が起きたのか」と絶句した。

via: <七ケ浜遺体>長男は4月以降欠勤? (河北新報) – Yahoo!ニュース

 

介護疲れ殺人か、気の毒になんて思っていたら猟奇殺人に発展していたそうで。

介護疲れが動機にせよ、これくらいの世代の人って世の中の変化の煽りを受けて家庭内対立の火種を深刻に抱え込んでいる事例が多い。

今40代の人なんかも賢い人はそうなることを予見してるんじゃないか。

 

介護疲れから家族皆殺し、そして家出という線に、そもそも今まで生きていた人生で家庭内格差があった事を強く伺わせているけど、40代以上の家庭ってのは長男という立ち位置が強かった世代を意味している。

具体的には家督の相続を前提に長男のアニキは大学に行って、それ以外は諦めて地元に就職したとか、そういう格差だ。

 

今の世相で言うと、大学を出た兄は就職で落第したり、せっかくそれなりの企業に就職したと思ったらシャープみたいになったり、三洋みたいになったりという事例が珍しく無い。

長男で家を継ぐと言ったって、大学を出た派遣社員になってるなんて当たり前すぎて珍しくもない。

そもそも長男帰ってこないから面倒もクソもない事例なんか全体でも圧倒的に多いはずだ。

 

結果的に、「兄ちゃん、今まで長男でいい目にあったんだからお父さんたちの老後は頼んだよ」という暗黙の了解が履行されなくなって、今まで閉じこもった環境で生きてきた格差組の家族はそれからも家にまとまわりつかれた生活を余儀なくされちゃっている。

 

この次女がそうだったとは言わないけど、同世代の多くの人が都会に出て、アーバンライフを一度は経験してきた世代なのに、ど田舎にへばりついて生きてきたことでフラストレーションを募らせていたのかもしれない。

そしてボケていく親の介護・未だに偉そうなアニキの家事と、結婚もせずヘドロの底の様な暮らしをしていて「このまま私は死んでいくのだろうか」とか思ってキレてしまったんじゃないかなんて思ってしまう。

 

「割にあわない人生を生きてしまった」恨みつらみ、怒りが半端じゃないってことをこの事件ははからずも露呈してしまった。

田舎になればなるほどその辺鈍感に生きている人は多い。

 

家族に今までどう接してきたか考えながら、「他人に損をさせていた部分があった」と思った人は多少なり憚って生きていくべきだし、偉そうにしていたなと反省点が見つかった人は「楽しい暮らし」を皆でするように気をつけて生き直したほうが良い。

この事件の予備軍になりかねない歪みを内包した家庭って案外多い気がする。

 

「他人を絶望させた当事者」の立場で受ける報いってのはあんまり安くないよ。

 

 

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まぁ、他人に平然とそう接してしまう人が反省できるのかというのは大きなハードルかもしれないけど・・・

 

 

 

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 宮城県七ケ浜町東宮浜神明の無職佐藤かのさん(87)方の庭の地中から、かのさんとみられる女性の遺体が発見された事件で、宮城県警は22日、この家の床下から新たに男性の遺体が見つかったと発表した。同居する長男の会社員長一さん(57)とみられる。県警は長一さんが何者かに殺害、遺棄されたとみて、塩釜署に捜査本部を設置した。

 捜査本部によると、同居する次女(55)と連絡が取れなくなっており、次女が何らかの事情を知っているとみて行方を捜している。
 男性の遺体は身長約170センチ。あおむけで、死後数カ月~1年が経過し、一部が白骨化していた。後頭部に複数の傷があり、死因は頭蓋骨骨折による脳損傷。青い作業服と黒いセーターを着用し、作業服のポケットに長一さんの運転免許証が入っていた。室内に荒らされた形跡はなかった。
 近くに住む長女らが20日午前、実家を訪れた際、「遠くへ行きます。今までありがとう」などと書かれた次女の置き手紙を見つけ、県警に相談。庭を調べたところ、警察官が土の中から遺体の一部が出ているのを見つけた。翌21日、地中から掘り出された女性の遺体は死後数週間から数カ月が経過していた。目立った外傷はなく、死因は不明。
 関係者によると、かのさんは要介護4。寝たきりで次女が主に介護していた。町職員らが今月15日以降、介護認定の調査で訪れた際、次女は「母はいない」「親戚の所に行っている」などと答えたという。
 次女は19日夜、長女宅を訪れ、「(人生が)つまらない」「もう疲れた」などと漏らしていた。近所の男性が20日朝、多賀城市内のバス停で次女を目撃したが、その後の行方は分かっていない。
 現場は七ケ浜町役場から北約1キロにある海沿いの住宅地。

via: <七ケ浜遺体>57歳長男か 床下から遺体 | 河北新報オンラインニュース

 

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迦陵頻伽
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迦陵頻伽

blog主様御自身の価値観も「他人の幸福は自分の不幸」的なのだろうか。と、思わせる文章です。
田舎に住み続けて実家と関わりを持ち続けるものの多くがこの事例に当てはまるとミスリードを誘っているようでもあります。
センセーショナルな文章は読み手を引き付けますが、読んだ後に持たれる感想も相応なものなのです。
時事ネタに対する御自身のお考えを公開するには足りていないものが多いようですね。

偏り見る者
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偏り見る者

イエを維持出来ないことが判ってないイエ、普通に現代日本あるあるだと思いますがね。
逆にモラリストの長男が貧乏クジ引いたりしてるケースも含めてね。

こういう国内の危機を疎かにして、国外に向けて空威張りすることしか興味が向かない。
それはただの現実逃避で、愛国心じゃありませんよ。

名無しのプログラマー
Guest
名無しのプログラマー

>迦陵頻伽
よう新参。ネットには慣れたか?