では戦争は避けられるのか?  長崎平和祈念式典「平和への誓い」城台美弥子  繰り返す歴史、三歩進んで二歩下がるのが人の限界


 

誠に素晴らしいスピーチで、安倍がギョロ目で睨んでいたのを見て爆笑してしまったけど、この様子ではあれを聞いて帰りの車中で他人に八つ当たりでもしたのが関の山だろね。

あんなやり方で民主主義国家の議会を壟断したら国民にああ思われて当たり前という基本的な発想がないんだろう。

そして考えることすらしてないから当然のリアクションに腹を立てる。そして二重に人前で恥かくんだよ。

 

しかし城台さんの願いも虚しく戦争は確実に繰り返される。

およそそういう歴史的なムーブメントというのは100年単位で地球を一周してるもので、歴史は100年未満でなかったことになりその余の年数で新しい秩序を作るための衝突を起こしおよそ10-20年かけて新しい姿に変貌している。

前の戦争から70年。今から10年後に戦争が起きて100年紀にようやく間に合うかどうか。

 

日本もアメリカも平和への努力は並大抵じゃなかったという証拠でもある。

この100年の間隔をどう延長するかまたは短縮するかが覇権国とそれ以外の立場の違いになるだけだ。

 

戦争の予兆現象はだいたい宗教から始まる。

奇妙な新興宗教が勃興し、新たな宗教の隆盛と反対にだいたい既存宗教の権威が弱まる。

そして大逆事件あるいはオウム事件のような現象を経てそれらは徹底的に弾圧される。

 

その次に弱い群衆集団が自分の苦しさを大声で訴え始めそれが次第に誰かへの憎しみの声に変貌していく。

これは大体自分の苦しみに何の関与もしてない第三者に対しての憎悪で、ダンボール工場の派遣社員が愛国と反中韓を訴えているのなんか典型例といえるだろう。

自分より弱いものには自己責任を叫んで突き放す割に、自分の苦しみにだけは人一倍自愛的なのが特徴的だな。

 

そうして本当の危機の根源を見誤ったまま何の関係もない第三者を攻撃し続けるうちに、苦し紛れの罵詈雑言が耳に入って向こうもこちらを憎悪し始める。

 

そして敗北する側は自分がやられる側に回るとは夢にも思ってないことが特徴だ。

あれだけ強かったアメリカだって日本に本土攻撃されたらどうしよう、ドイツが来たらヤバイぞとマジになっていた一方、東京にB-29が来るようになるまで日本では神州不滅論を叫び、頭の悪い年寄りが「B-29などワシの気合で東京湾に墜落させてやる」と喚き散らしそれを新聞に掲載して絶賛していた。

気の毒だけどその爺さんかその家族、あるいは全員が、東京大空襲で蒸し焼きになったのだろう。その時どのB-29が東京湾に爺さんの気合で墜落させられたか誰一人検証してないはずだ。

 

今現在、日本で戦争や自衛隊の最強論を叫んでいるどの連中が自分の街にミサイルを打ち込まれてゲームやネットができなくなりスマホがガラクタになると思ってるだろうか?

自分が殴られる可能性のないゲームルールなら、そりゃだれでも最強になれる。

 

なかなか人類の進歩というのは一足飛びには行かない。

 

 

この動画で語られる貧困と性を笑って語っていた時代から、その悲惨さに憤って悲しみを感じる感性を持つほど進歩したはずの文明は日本の経済力の凋落とともにここまで転落した。

それが金が余ってるゆえの余裕で発生したものだったがゆえに文明が文化になるほどの定着が実現できなかった。

文化は品性でありその身に生まれながらに持っているものだ。文明ということは成金の似非ボランティアと同レベルだったってことにほかならない。

 

そして今日本人の精神レベルが戦前日本と同レベルだと国際社会に見せつけながら宗教・倫理的道徳だけは戦前が見る影もないほど凋落している。

 

その時と今の違いは、原爆を落とされたらひどい目に合うことをすでに知っていること、誰がそれを持っているかを知っていることだけ。

どちらも恐ろしいことにそれを相手が使うことを防ぐ方法なんか本当はないってことを考えようともしないしそれが現実になると考えもしてない。

 

三歩進んで二歩下がる。そして歴史は繰り返す。

だからこそ科学や哲学、あるいは教養や文化で次の一歩を大きく飛躍させようと人類はあがき続けてきたのだ。

 

 

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一つだけ救いなのはほぼすべての「サバイバー」が
次の惨劇をこの世で見なくて済むだろうってことだけだ。
見ていれば良い。どう遅くともこのままなら20年以内に焚書が始まり、
楽勝だったはずの相手に日本が蹂躙される結果になる。

 

 

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長崎は九日、被爆から六十九年の原爆の日を迎え、長崎市松山町の平和公園で市主催の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれた。出席した安倍晋三首相の目の前で、被爆者代表の城台(じょうだい)美弥子さん(75)が「憲法を踏みにじる暴挙」と集団的自衛権の行使容認を痛烈に批判した。田上富久(たうえとみひさ)市長も平和宣言で「平和の原点がいま揺らいでいるのではないか、という不安と懸念が急ぐ議論の中で生まれている」と指摘。政府の姿勢に対する被爆地の懸念があらわになった。

◆被爆者代表「平和への誓い」全文

 一九四五年六月半ばになると、一日に何度も警戒警報や空襲警報のサイレンが鳴り始め、当時六歳だった私は、防空頭巾がそばにないと安心して眠ることができなくなっていました。

 八月九日朝、ようやく目が覚めたころ、魔のサイレンが鳴りました。

 「空襲警報よ!」「今日は山までいかんば!」緊迫した祖母の声で、立山町の防空壕(ごう)へ行きました。爆心地から二・四キロ地点、金毘羅山中腹にある現在の長崎中学校校舎の真裏でした。しかし敵機は来ず、「空襲警報解除!」の声で多くの市民や子どもたちは「今のうちー」と防空壕を飛び出しました。

 そのころ、原爆搭載機B29が、長崎上空へ深く侵入して来たのです。

 私も、山の防空壕からちょうど家に戻った時でした。お隣のトミちゃんが「みやちゃーん、あそぼー」と外から呼びました。その瞬間空がキラッと光りました。その後、何が起こったのか、自分がどうなったのか、何も覚えていません。しばらくたって、私は家の床下から助け出されました。外から私を呼んでいたトミちゃんはそのときけがもしていなかったのに、お母さんになってから、突然亡くなりました。

 たった一発の爆弾で、人間が人間でなくなり、たとえその時を生き延びたとしても、突然に現れる原爆症で多くの被爆者が命を落としていきました。私自身には何もなかったのですが、被爆三世である幼い孫娘を亡くしました。わたしが被爆者でなかったら、こんなことにならなかったのではないかと、悲しみ、苦しみました。原爆がもたらした目に見えない放射線の恐ろしさは人間の力ではどうすることもできません。今強く思うことは、この恐ろしい非人道的な核兵器を世界中から一刻も早くなくすことです。

 そのためには、核兵器禁止条約の早期実現が必要です。被爆国である日本は、世界のリーダーとなって、先頭に立つ義務があります。しかし、現在の日本政府は、その役割を果たしているのでしょうか。今、進められている集団的自衛権の行使容認は、日本国憲法を踏みにじる暴挙です。日本が戦争できるようになり、武力で守ろうと言うのですか。武器製造、武器輸出は戦争への道です。いったん戦争が始まると、戦争は戦争を呼びます。歴史が証明しているではないですか。日本の未来を担う若者や子どもたちを脅かさないでください。被爆者の苦しみを忘れ、なかったことにしないでください。

 福島には、原発事故の放射能汚染でいまだ故郷に戻れず、仮設住宅暮らしや、よそへ避難を余儀なくされている方々がおられます。小児甲状腺がんの宣告を受けておびえ苦しんでいる親子もいます。このような状況の中で、原発再稼働等を行っていいのでしょうか。使用済み核燃料の処分法もまだ未知数です。早急に廃炉を含め検討すべきです。

 被爆者はサバイバーとして、残された時間を命がけで、語り継ごうとしています。小学一年生も保育園生も私たちの言葉をじっと聴いてくれます。この子どもたちを戦場に送ったり、戦禍に巻き込ませてはならないという、思いいっぱいで語っています。

 長崎市民の皆さん、いいえ、世界中の皆さん、再び愚かな行為を繰り返さないために、被爆者の心に寄り添い、被爆の実相を語り継いでください。日本の真の平和を求めて共に歩みましょう。私も被爆者の一人として、力の続くかぎり被爆体験を伝え残していく決意を皆様にお伝えし、私の平和への誓いといたします。

 平成二十六年八月九日

 被爆者代表 城台美弥子

via: 東京新聞:「憲法踏みにじる暴挙」 長崎、集団的自衛権に怒り:社会(TOKYO Web)

 

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コメント

    • 迦陵頻伽
    • 2014年 8月 10日

    田母神さん、そういう事は福島第一原発から言わないと意味ないですよ。。。^ ^

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