その後、飯島氏は、爆弾発言を開始する。
飯島氏は手元のメモを見ながら「補欠選挙をやった後に7月～9月の経済状況が明らかになる。11月17日くらいにはわかりますから、20日くらいに総理は消費税を10％に上げるかどうか決断する」と一気に読み上げた。
さらに「その後の12月2日にねえ、思い切って衆議院解散して、12月の14日に投開票。24日に内閣改造、予算は越年」と、真顔で淡々と告げた。
解散とかないない、と思うけど、政治的に追い詰められて、党内からの支持基盤を喪失しつつある安倍としては党内を平定するのに一番効果的な脅しとして解散をちらつかせてるんだろう。
今自民党の地方の代議士で最も嫌なことはなにか？
それは当たり前の話だけど、選挙だ。
自民党の元々の代議士でも、下野してる期間資金源を断たれて政治資金はがたがたになった。
なんとか議席を維持できた人でも、民主党の自民党資金源へのストレートな攻撃は大打撃だっただろう。
議席をトリモロしてから２年半、自民党代議士関係の企業でも、東日本はともかく、西日本では業績が１割アップした程度が関の山だろう。
もともと不景気を凌ぐのに最適化した会社の経営状態で、仕事をそんなに急激に受注できるはずもなく、資金の基盤は回復してない。
前回の解散総選挙がまさに乾坤一擲の大勝負になった人が相当数居るわけで、今すぐ選挙と言われて体が動くほど資金的余力があるやつなんかほとんど居やしないよ。
今回、安倍が解散してどうなるかといえば、安倍・麻生の派閥の力が拡大するわけで、アベノミクスの手下を増やせる効果がある。
それを狙い目にして揺さぶりを「自民党議員」に対してかけているというのが正解に近い予想になるんだろう。
反面、野党議員がどうかといえば、最大野党の民主党の場合、党は空前の金満状態であり、政権獲得時の泡沫議員も都合のいいことに全部消えてくれた。
中核の議員しか残らなかった結果、選挙を戦えるだけの金ならいつでも準備ができている。
このことから想像するに、実際に安倍が解散を実行したら、安倍に従わないが国会議員の力を維持したい人が民主党に転向するきっかけを作ることになるはずで、むしろ対立軸に塩を送るのと同じ結果しか想像できない。
今回の解散の噂というのは、単純にハッタリの可能性のほうが高いだろう。
裏では「もし解散になってもうちの派閥に入れば支援がある」などと誘惑して支配下の議員を増やそうという党内政争の道具の気がしてならない。
もし本当に解散したらどうなるか？
西部日本では選挙資金が壊滅状態になってフラフラになる自民党議員が続出するだけだ。
結論：たった２週間ほどの儀式を行うために政治を停滞させて、同僚議員を財政的に追い詰めるって、無責任さで民主党を責められないんじゃないか？
そのハッタリを本当にやるかもしれない幼児性に畏れを感じる奴も居るかもしれない。
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安倍首相の右腕とも言われる飯島氏の発言に、スタジオは一瞬静まり返った後、騒然となった。
評論家の加藤清隆氏は「飯島さんが言うと、ちょっと影響力が大きいから…」と、突然の爆弾発言に困惑。スタジオでは出演者やスタッフのざわめきがこだました。
辛坊氏は、飯島氏が読み上げたメモを見つめながら、「凄い、もう日程決まってる！」と大きな声をあげる。
中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋氏は「解散は大安の11月19日ではないか」と異論を述べ、加藤氏と津川雅彦は解散総選挙をやる必要はないと、飯島氏に反論した。
しかし、飯島氏は「やる必要はないけど、やってもいい」と、再び意味深な発言をする。
飯島氏の発言は、政府関係者としてのパフォーマンス的な発言なのか、ただ単に自身の憶測を述べたのか、共演者もその意図を測りかねている様子であったが、内閣官房参与がテレビ番組で政局スケジュールを暴露する異例の展開となった。
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義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか？
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なんかFirefoxだと、10月29日より後の記事がリンク切れ起こして見れないというか、
キャッシュでも漁りに行っているような変なことになってます…。
Chromeなら見られるのになぜ…