ゲームソフト大手のカプコンが、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けソフト「モンスターハンター4」のヒットの影で、収益性の高いスマートフォン(高機能携帯電話)向けゲームでは大幅に出遅れている。一部ソフトの開発中止などで50億円の特別損失を計上し、平成26年3月期連結業績予想は下方修正した。専用機でも欧米で好調な据え置き型ゲーム機「プレイステーション(PS)4」に大作ソフトを出せておらず、「モンハン頼み」から抜け出せなければ苦境に陥る可能性が出てきた。
ゲームが売れなくなった理由をまじめに考えてみたら
- 高い(とても子供の小遣いで買えるような値段じゃない)
- 今三十路四十路の人がやってた頃の世界観から何も変わってない
- メジャータイトルがここ20年位使い回し
このへんに集約されるんじゃないかね、主な原因って。
特に、タイトルの使い回しと言っても、俺びっくりしたけど遊戯王とかが未だに現役なんだろ。
あんなの、携帯電話がまだ出回ってなかった頃からやってたような作品で、そんなのが現役でいるってこと自体相当おかしいと思うんだよね。
そういうコンテンツが登場してた頃というのが、「世界観」「ゲームシステム」に色んなモノが登場してた時代で、それがシフトすることで市場を独占したり、人気化することが可能だった時代。
それが固定化してしまった以上、限られたパイを群雄割拠で奪い合うようになるのはもうどうやったって避けられない。
そうなると、経営の古い会社ほどレガシーコストにさいなまれるのは自然な話しであって、スマホが敵とかそういう問題の前に、ゲームを当てるという非常に山師的な仕事が生業なのに、背広を着た社員ばっかりでコストがめちゃくちゃかかってる現状から見直さなきゃいけないと思うね。
いらないよ、背広なんか。パッとしないカジュアルウェアで、カップラーメンすすりながらなんか面白いゲーム作ってやろうとしてる奴のほうが絶対に役に立つ。
山師が一山いくらの話をするのに、背広なんか着る癖をつけるから駄目になる。
この動画見てもわかるけど、何でもいいからとにかく面白そうなゲームを「ローコストで」安く作った方がいいに決まっているのに、山師に背広を着せてもっともらしい資料を作るのに何千万もかけている。
リスクとか将来の可能性のコントロールなんかできない。
コントロールできるのはいくら掛かるかわかってるコストのほうであって、リスクなんかを管理しようとするから大昔のゲームタイトルにいつまでもしがみつく羽目になるんよ。
沢山ネズミを捕るという猫を高値で少し買ってくるより、よくわからない猫だけどとにかく猫なのは確かなものを沢山放つほうがネズミはたくさん捕れる。
猫を沢山放せば放すほどネズミは捕れる。
こんなことはアホが考えてもわかることで、金がかかる猫を少し買っても寿命が来て死んじゃったらハイそれまでよ、絵に描いた猫と一緒で人間の才能は子供なんか産まない。
生み出した作品か本人の才能の寿命が来たらそこまでで終わり。
沢山の新陳代謝を勢い良く楽しくこなしていくらで、無難そうなものに生命維持装置をつけて延命をはかろうったってそうは問屋が卸さないんだよ。
昔、ファミコンの時代だった頃、とにかくいろんなゲームができていた。
その頃、まだ海のものとも山のものともしれない企業群にジーパンとボロいTシャツの社員が集まってゲームを作りまくっていた。
みんなが「どうなるかよくわからない、とにかく猫である」存在だった。
彼らに背広を着せ、あるいは背広が合わないやつを追い出した結果が今。
本当に敵はスマホなのか?そこから考えなきゃダメだと思うよ。
結論:ビリー・ザ・キッドやマルボロボーイのいなくなったアメリカに、もはやフロンティアの夢はない。高橋名人がいなくなったゲーム業界、何をか言わんやだよ。
ゲームを世代共通化した事、家族共用化した事がとどめだったんじゃないか。
バイオハザードを家族ではやらんかもしれないけど、親父も息子も同じものを遊ぶ。
やっぱり子供には子供の縄張り、カルチャーが必要で、それが失われつつあることが
少子化や草食化を含めたあらゆる問題の根源になっていると思うね。
縄張りを持たない子供が「私は雌だ」「俺は雄だ」という自意識を
いつから持つようになるんだろうか?
高校生くらいでも雄の顔になってないガキ、今いっぱいいるぜ。
友達親子とか糞食らえだと思うよ。
↓関連記事↓
- なぜ日本の水産資源は減少するのか?各地で消えるサカナ達 シラス、ノレソレ、ウナギ、マイワシ、カレイ、アイナメ、ハゼ 川と砂浜、健康な山林を取り戻せ
- バードカフェ・グルーポンおせち騒動、クーポンサイト没落で予見されるアドセンスの衰退、コンテンツの退化 ネット広告、これからどうなる?
- MADE IN JAPAN 沈没 TOYOTA600万台リコール 武田薬品の糖尿病治療薬アクトス、6000億の制裁金 水に落ち叩かれる日本企業
- 「僕は算数ができない」安倍ちゃん、デパ地下で涙の激白 消費税増税施行で物価が上がったことに隠せぬ驚き、白痴が為政者になった悲惨な日本人
- 携帯電話は無能と貧困の象徴 多重債務者に限って着うた・着メロを設定している不思議な法則 サブカルとガジェットは無能の黄信号
- 水泡に帰すアベノミクス 文字通りただの水ぶくれ 臨界点超えた日本経済現場から崩壊、すべてのビジネスマンは統計数字でその実像注視すべき
- オープン2ch・まとめブログに先の展開は見えるか? 離散と集合、烏合の衆の派閥化で早晩権益化するオープン2ch、無能と関わったら終わりの始まり
- クリミア併合問題、ロシア向けVISAカード決済停止 ロシアで凍結される総額12兆円の人質、市場から消えるロシアマネー、安保理での衝撃発言 西側の孤立化策は成立するか?
- ドン・キホーテ、AKB48の独占権巡り京楽とAKS提訴 過去にも39億円巨額債務巡り法廷闘争、右腕もバッサリ刑事告訴 イオンとも正面から殴り合い 安田CEOに勝ち目はあるか
- ”生産性低い事業、無能者が群がる” ウリモノはムダ働き、後進国並みの輸出品目が日本の労働の実態 広がる中小企業と上場企業、官民の所得格差
そもそもの凋落の原因は、「子供向け商品の開発失敗」と「コストの肥大化」の2つ、小手先の対策では何も解決しない
カプコン幹部は「開発スタッフはこれまでの経験上、スマホ向けでもゲームを“作り込んで”しまう」と明かす。スマホ向けゲームは開発費を安く抑えて収益性を高めており、カプコンがコストをかけて開発したスマホ向けゲームは結局、不発に終わった。タイトル名は公表していないが、「モンハン」の名を冠して昨年2月に配信を始めた「モンスターハンターマッシブハンティング」(今年3月末でサービス終了)の不振が特に響いたとみられる。
これらの影響でカプコンは3月31日、50億円の特別損失の計上を公表。26年3月期連結業績予想を、営業利益が当初予想より20億円少ない100億円に、最終利益は35億円少ない33億円にと下方修正した。
一方、売上高については、モンハン4の販売本数が計画を大幅に上回ったことから、当初予想より45億円多い1015億円に修正し、初めて1千億円を突破する見込みに。良くも悪くも、「モンハン頼み」が、より鮮明になった格好だ。
■なぜ?PS4ではなくXBox Oneに新作…
一方、カプコンの抱える問題は、スマホ向けゲームだけとはいえなくなっている。ゲーマーから熱い支持を受け、欧米を中心に大ヒットしているPS4向けのゲーム開発が遅れているからだ。
現在、カプコンはPS4向けではダウンロード専売のソフトを1本配信しただけ。ファンが期待する大作ソフトは、いまだに発売されていない。発売予定のソフトも基本プレー無料の「ディープダウン」(配信時期未定)のみだ。
辻本春弘社長は、「基本プレー無料はスマホ向けで主流のスタイルだが、ゲーム専用機でもビジネスとして成功している例があるので、チャレンジしたい」と強調する。カプコンは完成度に自信を持っているが、課金のシステム次第ではファンが望むゲームと一致しない可能性もある。
PS4のライバルの米マイクロソフトの据え置き型ゲーム機「Xbox One(エックスボックス・ワン)」向けには1本ソフトを発売し、100万本を超えるヒットを出しているが、エックスボックス・ワンは日本では今年9月発売予定。日本のゲーマーはまだ遊べず、不満が高まっている。また、エックスボックス・ワンはPS4と販売台数で差を広げられており、カプコンの「戦略ミス」ととられても仕方がない状況だ。
PS4向けでも米国で6月に開催予定の世界最大のゲーム見本市「E3」で、大作ゲームの発表を予定している。バイオハザードシリーズの新作とみられており、ファンの注目が高まっている。バイオハザードは最新作「6」が世界で560万本以上を販売しており、「7」も発売されると同程度の売り上げが期待される。
今年度はモンハン4の改良版「モンハン4G」の発売を秋に予定しているが、ゲームに詳しいアナリストは「モンハンの業績への恩恵は、25年度より少なくなるのは間違いない。スマホ向けでヒットが必要なのはもちろん、ゲーム開発のスピードが速い欧米メーカーに取り残されないためにも大作ソフトが必要」と分析する。カプコンがやはり正念場を迎えているのは、間違いない。(藤原直樹)
沸いてくるクソコメ、踊るクソリプ。年単位でつきまとうネットストーカー。
日本有数のネトウヨ・キチガイ・ネットトロルウォッチャーです。
主に経済・哲学・ライフハックを扱います。
コメント欄は日本有数の保守(ホモ)、ネトウヨ、ネットトロル博物館となっております。
義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
子育て世代の貴重な見本がコメント欄に大量に所蔵されています。
パクリがだめになったのも原因かもしれませんね。
昔は「著作権なんて関係ねぇ!」みたいな勢いで、ヒット作の模倣品がどんどんつくられましたが
それによってより面白いゲームが生み出されたり
たとえパクリでも、そのゲームを売って得た資金が新たな作品をつくる土壌になったりと
ゲーム業界に活気があったような気がします。
最近は個人製作のフリーゲームが大手のゲームより面白いことがあるので驚きます
『2048』とか今の日本企業に作れるでしょうか。
MHFで泥棒見たいな課金してるから見捨てられたんだよ
スクエニと共に潰れろ
パクリは駄目に決まってんでしょ。そもそもパクリの横行で先行開発投資よりも猿真似の方が効率いいことになったから基礎研究分野を蔑ろにしたり「何だかよく分からんが取り敢えず猫」や「背広の似合わない人」を放逐するようになって開発力が衰えてるんだから。
>たとえパクリでも、そのゲームを売って得た資金が新たな作品をつくる土壌になったりと
>ゲーム業界に活気があったような気がします。
↑ここで活気が出るのは18禁エロゲーム界隈かエロ同人誌くらいですよ。ドラクエかFFの劣化コピーみたいな同人ゲームしか作れない人の言い分ですわ。それは私が90年代後半~2002,3年頃に業界の中の人だったからよく知ってます。基礎研究の段階でパクリが有効なのは認めますし学ぶは真似ぶでもあるから真似事を否定する訳じゃありませんが、それで有象無象が乱立して収拾が付かなくなったら却って業界は落ちぶれるんですよ。
ましてやそれが基礎開発者よりパクった側の方が儲かるんですが? ってなったら、誰も『テトリス』や『2048』のようなゲームは作りませんよ。ゲーム業界以前の昔はオセロ(リバーシ)を日本人が開発したこともある程度に創造力ある制作者って居るもんですけど、ゲーム業界や漫画同人業界が勃興するほどにパクリだっていいじゃない? っていう安易な輩が出てきて、それが文化の食い潰しをやってるだけなんです。
あと、基礎・基本が似通っているものと「あからさまな意図を持ってのパクリ」は違いますけど、ここんとこの区別が付かない(出来ない)人が活気云々とか訳の分からん事を言うくらいだったら精神病院に行った方がいいです。そういう意味ではゲーム業界もそうですけどユーザー層(これはゲーム業界に限らずどこの業界にも当て嵌まりますけど)の質が低いのも結構問題ではあるんですよ。モラルが無いとか。そういう次元から駄目な人が多いのも問題。
体モラルとか依存症的に駄目人間とか、そういう人のやることって賭博ですよね。パチンコ業界なんか全部が悪いとは言えないし思えないけど、それでも性質の悪い事例が散見されれば駄目産業として認識される。で、そのパチンコってのは商品開発の基本として「馬鹿に変に高度な物を与えても絶対に追いつけないから徹底的に下衆で行け」ってのがあったりします。90年代のことですから今どうだか存じませんけど、今でもそんなに変わって無いと思いますよ。
変わってるんだったらパチンコって業態自体が変わってますしね。
ゲーム業界もそれに通じて「馬鹿かカス相手に屑(ゴミ)を売れ」で成り立ってる麺がありますから、それが行過ぎればキモオタ商法に成り下がる。そこから始まってるから日本の企業の開発力って落ちるんですよ。パクリくらいしか出来ないアホが現場に居て、それでパクリを否定されれば開発力が落ちるでしょ? って、そういうのを「病膏肓に入る」って言うんですけどね。どうしょうもない。
@匿名
昔のスパルタンXとかそう言うのパクリがたくさんあったけど、面白かったよね。
著作権者の収益権利については保護されるべきだと思うけど、過度な用途制限はろくな結果を産まないと俺も思いますわ。
日本人が創作で成功した歴史なんてそんなにない。
自分の得意分野を自ら封じ込める、しかもその動機が目先の権益確保とは、愚かなことだと思います。
@のらねこ さん
カプコンVSコナミ的な構図で、お互い揶揄しながらパクり合ってた頃の方が面白かったと思う。
ユーザーもノッてたしね。
一概にパクリ否定するのは俺は良くないと思いますね。
大事なのは権利者の収益の保護であって、用途の制限にまで踏み出すことは間違ってると思う。
こういうのって線引が難しいから、馬鹿を入れないために厳しい線を引いちゃいがちだけど、再考の余地は十分以上にあると思いますよ。
ソニーのMP3ウォークマンとか、マジックゲートとか素晴らしいアイディアも全部著作権と業界の軋轢で叩き潰された。
日本にアップルが必要だと思うなら、どこかで制度は見直すべき。
@匿名
>MHFで泥棒見たいな課金してるから見捨てられたんだよ
今カプコンって従量課金みたいなことやってるの?
アノ手の課金ゲームと高い置物ゲームって全然子供の味方じゃないよね・・・
クラシック音楽やテレビと同様に、人間が喜ぶ主要なパターンが出尽くしたのかも。
モニタとコントローラの組合せによる表現が限界を迎えていて、
新たなパターンを産み出すにはインタフェースが革命的に進化する必要がある。
例えば、脳に直接作用して五感を再現するとか、
民間機フライトシミュレータのように加速度や衝撃を5万円の機械で再現するとか、
電話では隠れてしまう思考をオンラインで共有するとか、
コンピュータ自体がソフトウェアを作るようになるとか。