「心不全」は大体自殺か不審死のフラグ
千佐子容疑者は佐賀県出身。北九州市の高校卒業後、市内の都市銀行支店で働いていた1969年、大阪府貝塚市の男性と知り合い結婚した。同市に移り印刷業を営んでいたが、男性は94年に54歳で病死した。
卸会社社長とは2006年に知り合い再婚。社長は同年8月28日、自宅で亡くなり、検視の結果「脳梗塞」とされた。08年2月ごろには農家の男性と3度目の結婚をしたが、男性は同年5月17日、自宅から救急搬送され死亡。「心筋梗塞」だった。
千佐子容疑者はいずれも遺産を相続し、自宅などの不動産を全て売却。億単位の金を得たとみられるが、社長の場合は親族に民事調停を起こされ一部を返還した。
09年ごろには交際相手の奈良の男性が病死。末期がんだったという。
裏側から訃報の死因を見てるとよく分かるんだけど、自殺とかで訃報を流す場合、あるいは老衰でこれといった原因もない頓死もあるけど、「心不全でお亡くなりに」と流している。
債権者集会なんかがあったあと、突然心不全で訃報が流れてきて、あちこちから流れてくるうわさ話を拾っていると大体自殺。
債権者集会で敗軍の将がワイワイやられたり、ペーペーの若いのに頭を下げているととても正視できなくていつも債権放棄をするばかりだった。
まぁ、しなくてもどうせ取れないんだけどw
訃報を聞いた以上、遺族の足しになるように香典くらい持って焼香に行くんだけど、これがもう、悲惨なんだよな。
薄々わかってて香典渡してるけど、遺族の抜け殻みたいになってるのを見てるとひどく疲れてしまう。
このように「心不全」ってのは自殺の言い繕ったものだったり、死因がよくわかりませんでしたという場合の表記だったり、不審死の言い換えの場合だったりする。
心不全とか心筋梗塞がどうとか言うのは、どんな死に方をするにしても、事故や頭を撃ち抜かれたとか、出血多量の場合をのぞいて最終的に心臓が不全を起こして死んでいる。
つまり最後は大概が心不全なので、青酸カリを飲んだ結果心不全とも言いかえることが出来る玉虫色の表記だ。
さて、今の時代ではどうやって入手したのか検討がつかない青酸化合物だけど、いわゆる青酸カリというのは今でも一部の業種の製造業や、一昔前の印刷会社だと容易に入手できた。
もちろん、鍵のかかるロッカーの厳重に保管してあり、今の時代では防犯カメラとかで監視してるだろうけど、印刷用のインクや顔料に青酸カリは使われていた。
その経営者の家族だったりした場合どうだろうか?しかも何十年前で。
印刷というのはCMYKのシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色を原色にして成り立ってるんだけど、このシアンというのが青酸化合物、つまりシアン化合物の薬品で作られている。
古い絵画などの青も毒物を含んでいる。
堅山南風とか藍色の美しい顔料を大量に使っていた作家のアトリエなんかもそこらじゅう毒物だらけだったってことw
(今はもうそんな危ないインクは使ってないそうだけどな。)
おそらく今の今までばれないと思ってタカをくくっていたのは、死別した最初の夫の印刷会社の在庫までは調べようもなく、青酸カリの入手経路がばれないということに絶対の自信を持っていたからだろう。
今回、その秘蔵場所がバレたことで押収されて自信の根拠はもろくも突き崩されたわけだけど、警察はもう一歩踏み込んで、千佐子の共犯者まで洗い出さねばなるまい。
この間も記事にしたけど、これだけ盛大に遺産を取り込んで、遺族とのトラブルをどうやって解決していたのかってことだ。
先物で使い果たしたというのもいまいち信用出来ない。
同じ会社に口座を開いて共犯者が向かい玉を立てていたら投資を装ってマネーロンダリングも出来る。
先物で借金ができただの利殖を図っただのというのがいかにも怪しい。
追証の入金の催促は非常に機械的で、フローで常時金が入ってきてるわけでもない被疑者にそんなトレードが現実的に出来るのか?
ヘタクソで損ばかりしてたというけど、本当だったら借金する間もなくポジションクローズされて終わりなんだが。
しっかり調べてみることだ。
ホント北九州から見の事件が多いな、こういう猟奇殺人。
リサイクルショップの中尾の事件もあれからどうなってんだ?
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京都府向日市で2013年12月、筧勇夫さん=当時(75)=が毒物の青酸化合物で殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された再婚相手の千佐子容疑者(67)の関係先から、事件に使用されたとみられる青酸化合物が押収されていたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。千佐子容疑者が隠し持っていたものだといい、同容疑者の関与を裏付ける重要証拠とみられる。
青酸化合物は、同容疑者と内縁関係にあり、12年3月に変死した大阪府貝塚市の本田正徳さん=同(71)=の遺体からも検出されている。これらの入手ルートは判明しておらず、京都府警は大阪府警と連携して事件の全容解明を目指す方針。via: Yahoo!ニュース – 青酸化合物を押収=千佐子容疑者、関係先に隠匿―夫殺害、入手先解明へ・京都府警 (時事通信)
京都府向日市で2013年12月、筧勇夫さん=当時(75)=が青酸化合物で殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された妻の千佐子容疑者(67)が、筧さんを除く再婚・交際相手5人から遺産を相続しながら、そのたびごとに主に商品先物取引に投じては損失を出し、大半を使い果たしていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。
京都府警は、千佐子容疑者が常に資金難の状態にあり、結婚相談所を介して資産を持つ男性を探し、結婚や交際を繰り返していたとみている。
捜査関係者によると、5人は、06年8月~13年9月に死亡した兵庫県西宮市の医薬品卸会社社長=同(69)=▽大阪府松原市の農家の男性=同(75)=▽奈良県の男性▽大阪府貝塚市の本田正徳さん=同(71)=▽兵庫県伊丹市の元内装業の男性=同(75)=。
5人から相続した遺産は、計約8億円相当に上り、内訳は不動産や預貯金、死亡保険金、遺族年金など。不動産は相続するたびに地元不動産業者を通じて売却し、現金化していたという。
千佐子容疑者は主に、これら遺産の大半を先物取引に投資。しかし、利殖がうまくいかず、逆に損失を出していたという。定職に就いた形跡もなく、遺族年金で生計を立てていたとみられる。via: Yahoo!ニュース – 先物で損失、遺産使い果たす=千佐子容疑者、5人から相続―資金難、財産求め結婚か (時事通信)
関係者によると、千佐子容疑者は昨年11月1日、筧さんとの婚姻届を京都府向日市役所に提出。以前から一人で住んでいた堺市内のマンションから引っ越しはせず、週に2回程度、向日市の筧さん宅に通う生活だったという。
その一方で、千佐子容疑者は結婚直後に大阪市内の結婚相談所を訪問。夫がいることは告げずに「本気で婚活している」などと話し、条件として「年収1000万円以上の高齢者」を挙げていた。
「楽しく生きたい。嘘ついてない。死ぬ前の晩、夫は…」
--夫を殺害したとの疑いが浮上している
自分と夫(筧勇夫さん)は二人暮らしなので、第一発見者の自分が疑われるのは当然だが、そんなことはしない。私は犯罪者になりたくない。楽しく末永く生きたい。絶対しない
--夫に毒(青酸化合物)は飲ませていないのか
手に入れる方法があったら教えてほしい
--体内から毒が見つかったと聞いたとき、どう思ったか
ショックだった。どうしてこんなことになるのか理解できなかった、亡くなる前、「死にたい」とは言っておらず、思い当たる節もない。24時間、夫の行動を把握していたわけではないし、夫がどこかで毒を手に入れて自分で飲んだのかもしれない
--嘘はついていないのか
ついていない。ずっと疑われ、死にたいと思っているぐらいだ
--京都府警から任意聴取を受けているようだが
毎日呼び出され、どういう経緯で亡くなったのかと(聞かれた)。死体検案書には毒が入っていたと書いてあったが、まったく心当たりがないと答えた
--夫が悩んでいる様子はなかったか
亡くなる前の日の晩、背中がめちゃくちゃ痛いと言っていた。言葉にできない痛さだと
via: 疑惑の妻「毒、心当たりない」「彼の魅力は子供いないこと」 京都・青酸カリ事件(1/2ページ) – 産経WEST
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