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佐野研二郎パクリ問題、長引く 東京五輪はHIKIKOMORI文化でOMOTENASHI?

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SNS化する日本、ネット有名人が真相を斬る時代に(笑)

 

古市氏は、佐野氏を1人で会見に臨ませたことについて不満を露わにし「これはコンペで選ばれたわけで、選んだ審査員もいたし、東京都の担当者もいた」と、昨日の会見が、佐野氏に責任を押し付けていることに苦言を呈した。

さらに古市氏は「あと、オリビエ・ドビさんて、そんなに世界的に有名なデザイナーではないですよね?」と、失笑しながら批判を展開し始めた。

古市氏はドビ氏に対して「Twitterもフォロワー数が300人しかいないような『弱小の人』なんですよ。だから、本当に言いがかりだなって思っちゃうんですけどねえ」と、Twitterのフォロワー数を絡めて“言いがかり”と切り捨てた。

via: 古市憲寿氏 オリビエ・ドビ氏を「弱小の人」と批判する一幕 – ライブドアニュース

 

「Twitterのフォロワー少ない奴が著作権とか言ったってねぇ(笑)」というコメントの報道を見て、日本人のネット脳も相当ひどい所まで来たなと思ったけど、このひきこもり文化で東京五輪のオモテナシをやってしまうんだろうか?

 

「スミマセン、これはどうやって使うんですか」って外国人に聞かれたら『おまえTwitterのフォロワーしょぼすぎw』『んなこともしらねーのかよwww』とかアニメアイコンがうじゃうじゃ湧いてきて、日の丸の旗を振り回しながらご接待。

SNSの中でもFacebookとTogetterは特徴的にすさまじい臭さを醸し出しているけど、アニメアイコンがやかましいSNSの世界は着実に現実社会に影響を及ぼし始めていると思う。

 

この古市のセリフというのは、「世間様での常識」という世界共通の当たり前の感覚より、「ぅちらの掟」が優先され始めた日本の状況を端的に物語っていると思う。

佐野研二郎を擁護する者は後をたたなかったけど、それはなぜなのか?

 

佐野研二郎のやってる事自体の善悪はともかくとして、彼が今まで受賞を積み重ねてきたのが「ぅちらの村」の力のおかげだったのと同様、擁護するコメンテーターも、後ではしごを外されて赤っ恥をかいても、また「ぅちらの村人」がうじゃうじゃと出てきて擁護してくれる安心感があったからだ。

である以上同じ村人である佐野を守ろうと腰を上げるのは自然な話だったんだろう。

 

一昔前に、消防団の避難勧告を無視して川に流されたヤンキー集団のBBQを「あいつら馬鹿じゃねぇの」と日本人は言っていた。

それから10年位たった今、アニメアイコンをつけた多くの人が川流れのDQNと同じ精神性で「ぅちらの掟」で世相を斬り常識を語り始めたわけだ。

 

フォロワーの数と著作権や主張内容に関係ないだろうという冷静な人の常識は彼らには通用しない。

ぅちらの掟やぅちらの村に言いがかりをつける奴は論破してやる、これが古市や佐野を氷山の一角に突き出している日本の恐ろしい何かの実態なわけだ。

(ぅちら属性のアニメアイコンにネトウヨが多いのと、本件の中核に安倍内閣と森喜朗が居るのは偶然ではない。)

 

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本人の言い分と著作権関係のめんどくささ

 

 

佐野のパクリ問題に関して、はっきりいってパクリと言われても仕方ないだろうなと思う。

そもそも、日本をデザインするんならもうちょいなんか日本的な何かがあるだろうとマジで思うし。

 

そして純粋な権利面の話に集約して観察すると、佐野が何を強弁したところでこれはもうどうしようもない話で、使用を取り下げるしかないのは明らかだ。

 

一昔前にハイスコアガールという漫画が著作権関係で刑事事件化していたけど、どんなひどいのかと試しに取り寄せて読んでみたところ、なんでこれが著作権問題になるのか素人にはイマイチ理解できなかった。

 

しかしこれで司法が腰を上げる程度の論理が成立するのであれば、佐野のデザインの類似に関して法的リスクが発生するのは至ってアタリマエのことで、これはどうあがいたところで訴訟問題に発展したら佐野は敗訴するだろう。

そして問題は「ぅちらの村」感覚の恐ろしさを示唆している。

 

元からこういう業界で働いて頭角を現したという佐野研二郎氏、今まで業界で生きてきて、こうした事例を見てまじめに考えたことがなかったんだろうか?

 

これだけセンシティブに権利が発生する著作権を扱って、公然とオリジナリティーを主張することに微塵の疑いも抱かない鈍感さは、国際的に見てやばいところまで行っちゃってる。

しかもその言い訳材料がTwitterのフォロワー数。

うちのコメント欄で発狂しているネトウヨが「こんなしょぼいブログで」と発狂してるのと同じような話で、ぅちらと無関係な人の殆どは愕然とするような言い訳材料だ。

 

そしてオーストリアの王立劇場の権威を嘲笑しながら「ここも有名になってよかったですよね」と傲然と言い放ってしまう無神経。

この神経で外国人をオモテナシしてしまうと表明するところに、電車の窓から尻を出して糞尿を垂れ流していた日本人の明治時代を想起して、100年の時の流れは何だったのかと唖然としてしまった。

 

ひょっとして日本人は現代でも土人の一種として嗤われているのではないかと真剣に心配になってしまう。

 

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内輪で固まって外部の声に耳を閉ざす日本社会

 

招致ロゴと甲乙つけがたいくらい素敵です!。佐野氏のは気持ちが沈みます。

Posted by 笠島 正敏 on 2015年8月19日

 

消されてたらこちら→

 

TogetterのアニメアイコンやFacebookの意識高い系、つまりアスペルガーの同人サークルやJCの二代目集会化した日本社会は、外部からの割と客観的な批判を受け入れる力を失ってしまった。

 

今現在日本社会を動かしている原動力は、東京五輪の新国立からロゴまでの一連の騒動が示しているように、「ぅちらの異物」の排除圧力に成り下がってしまったってことだろう。

景気が良かった頃諧謔的に日本を自分で嘲笑っていた余裕を日本人は全く失ってしまった。

 

そしてその同人サークルやJCの集まりで、女の取り合いが始まったり別れ話でもつれたら、騒動ではじき出された奴は二度とサークルに入れないという子どもじみた仕組みもそっくりそのまんま。

 

ただでさえ幼稚化して劣化した組織は自浄能力ですら失ってしまったってことだろう。

↑のFBのコメント欄を見てほしい。

これ、アイコンをアニメ物に変えたり、日の丸にすり替えてTogetterのキモオタのまとめに貼り付けてコラージュしてもわからないんじゃないか。

 

これが日本を代表するデザイナーと同じ村人で、実績を謳い最前線で仕事をしている人々の実態の一部だ。

彼らほど儲かってないだろう、この扇形のロゴをデザインした人との差異を考えたら本当に気の毒になってしまう。

 

まぁ、その不条理さがクールなジャパンだと言われたら、反論する気も起きないんだが・・・・

 

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迦陵頻伽
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迦陵頻伽

何で日本はこんなに田舎臭いのか
文化の中心であるはずの東京が田舎者の巣窟だからか

迦陵頻伽
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迦陵頻伽

何年か前に新書でありましたね、新村社会がどうのこうのって若者文化を解説するやつ
今はそういう環境で育った人が社会に出る時期になったんですね

hogehoge
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hogehoge

今回の件、意図的な盗用が立証されなくても、似た画像であれば著作権侵害と判断されるのかどうかが気になる点の1つです。

あと、他作品と類似になり易い単純な図形が、今回採用されてしまったた遠因の一つは、
組織委員会が設けた公募条件であると考えています。

コチラが今回の公募条件の全文が乗っていると思われるblogです。
http://blog.livedoor.jp/oibore_oobora/archives/52036960.html

そして、組織委員会のマーケティング局が定めた課題の中身はこちらです。
>大会エンブレムは、2020年東京大会のデザイン全般の起点となり、
>様々な場面で活用される必要があるため、単なるアイデアだけではなく、
>『様々なシーンでの汎用的な使用』も考慮したデザインである事が求められます。
(かぎかっこは筆者追加)

佐野氏は、この問題文に対する答案として、あのロゴの構成要素を分解再構成すると
他のアルファベットのフォントになるという展開機能を売りにしていました。

よって、佐野氏は選考委員の期待に見事応えて、フォントにもなるロゴを作り上げたとも
言えると考えています。

もし仮に、佐野氏が、日本文化の象徴のである、ひらがなやカタカナを素材に使用した場合、
ひらがな、カタカナを知らない外国人がそのロゴをフォントとして認識できないことから、
必然的に、”ローマ”字(”東京”五輪なのにね)を使わないとならないし、
分解再構成できるロゴを最小限の要素で組み立てるためには、図形の単純化が必要と
私は思っていて、それで、ますます、他のロゴとかぶりやすくなったのでは無いでしょうか?

また、佐野氏は報酬と引き換えに著作権を全て組織委員会に譲渡する形になっていたはずです。

ですので、仮に裁判に負けて追加費用が生じた場合は、「問題ない」と主張・判断した方々
、具体的には選考委員や組織委員会の方々に自腹を切ってご負担いただくしか、
収めどころがないと考えています。

誰が責任を取るかが有耶無耶だからここまで長引いているとも言えると思います。
(ちなみに、費用が組織委員会の予算をオーバーしたら、都や国のお金が補填されるそうですね)
Page 48, 6.1.2 ↓
https://tokyo2020.jp/jp/plan/candidature/dl/tokyo2020_candidate_section_6_jp.pdf