湯川さん殺害、「強い怒りを込めて」メールを連打する安倍内閣　在外大使館に邦人の安全確保指示、まずは艦これで戦闘訓練

憤りを覚えたら反撃できるようになってから戦争始めればよかったよね。

安倍晋三首相は２５日午前１時半ごろ、首相官邸で記者団に「あらゆる外交ルート、手段を尽くして解放に向けて取り組んでいる中で、湯川さんが殺害されたとみられる写真がインターネットに配信された」とした上で「ご家族のご心痛を察するにあまりあり、強い憤りを覚える」と語った。「日本政府としては、引き続きテロに屈することなく、国際社会とともに、世界の平和と安定に積極的に貢献していく」と述べた。

　一方、菅義偉官房長官は２５日午前０時過ぎに緊急記者会見し、「残る１名の後藤健二氏に危害を加えないよう、また直ちに解放するよう強く要求する」と表明。記者団からの質問は受けず、硬い表情で会見を打ち切った。

via: ＜イスラム国拘束＞新映像に首相「強い怒り」…分析急ぐ政府（毎日新聞） – Yahoo!ニュース

安倍ちゃんも人質の殺害はさすがに頭にきたらしく、まずはネットで戦争開始、ってお話。

手付としてはメール爆撃で始まって、そのうち２ｃｈでISISをこき下ろして「電子戦」を繰り広げるつもりなんだろ。

テロに屈しない、憤りを覚える、強い怒りを覚えたとか口だけ動かしてるけど、そもそもその考えをメール以外のどんな方法で相手に伝えるつもりなのかね？

↓に貼ってる画像見たら一目でわかると思うけど、戦争はアニメとか艦これと違うんだからアニメ脳でおっぱじめた自分が悪かっただけであって。

口だけ動かして法律を変えていくのも結構な話だけど、それが切り替わったら翌日からたぬきが虎になるのか？

つくづく基礎的な部分で何かを間違えてる気がするね。

写真に添えられた音声メッセージで、ヨルダン政府に拘束されている「イスラム国」関係者が釈放されれば「後藤さんも直ちに解放される」などとされていることについて同じ政府関係者は「身代金の要求から要求を変えてきたのはヨルダンとの分断作戦だろう」と分析している。

　別の政府関係者は「この要求に応じないことも含めてテロには屈しないということか」と問われたのに対し「そういうことだろう」と、基本的には応じられないという姿勢をにじませている。

via: “湯川さん殺害写真”公開　政府の反応(日本テレビ系（NNN）) – Yahoo!ニュース

ヨルダンに限らずまともな政府の為政者であれば、身代金の支払いに普段から応じている独仏政府のように、人命尊重（しかも外国人の）を考えて、配慮を前提にした選択肢の検討をするわけで、仮に日本が要請しなかったとしても釈放したほうがいいんじゃないかと思うわけだよ。

人質の奪還報復を自分で出来る力を持っていれば、そんなくだらない恥をかく必要もなかったのに、他所の国に借りを作りながらずいぶん馬鹿をやっている。

「世界の平和と安定に積極的に貢献」したかったらまず足手まといになるなよ。

どうして相応の実力がついてからにしないんだ？

実際は改憲とかの材料に使ってやろうと思ってただけで、お題目としての国際貢献なんか二の次くらいにしか考えてなかったんじゃないか？

本当に貢献したい気持ちがあれば自衛隊を増員して武装強化をとっくに始めてたはずだ。

政権をとって以来の2年間何をやってたんだ。

そもそも国際秩序への貢献というのが本当にそれほど大事か？

ISISが攻撃しているイランとかシリアは、もともとテロ支援国家として名指しされていた。

つまり扱いとしては北朝鮮と同じような存在だったわけで、独裁国家として安倍晋三も名指しで糾弾してきたわけだよ。

イランに至っては革命防衛隊の暗殺部門から、日本の大学教授の暗殺要員を出してテロまで実行してる国なんだけど、なぜ謝りもしてない彼らの国を守る支援をしなければいけないのか。

ずいぶん国際秩序というのは米英の都合で変わるものらしい。

そもそも論でISISが挑戦しているのはイスラム世界の統一であって、国際秩序とは全く無関係な所で戦っている。

そこへ何の関係もなかった日本が、昔日本人にテロを行ったイランを支援してまで参入する大義が見えてこない。

自分たちが殺された話はちょっと死んだくらいで大げさに喚き散らしてるけど、じゃぁ国際秩序との戦いとやらで死んでいったイスラム系の市民の命は無価値だったというのか？

自分でどうすることも出来ない戦争が始まって、そこらじゅうで人が死にまくって、アメリカ統治下のイラクでアブグレイブに送り込まれて骨が帰ってきて、それからテロリストになったやつだってずいぶん居るはずだ。

国際秩序を普遍的な正義とすり替えて言葉遊びをするなとしか思えないね。

在外大使館や公館に向けて邦人の安全確保の指示を出したというけど、これもお笑い狙いなんだろうか？

多分中東をイメージして指示を出したんだろうけど、今後危険度が飛躍的に高まるのは東南アジアだ。

そして中東にせよ東南アジアにせよ、北米大陸にせよ、世界のあらゆる地域の日本大使館は防衛力なんてものとは全く無縁の存在で、ペルーの大使館襲撃事件のように何かあった時に最も狙いやすいカモとして鎮座している。

カモが他人の安全を守れるかといえばそれは無理な相談で、本当は東南アジアで重点的に警備しなきゃいけないという現実ですら掌握できてないわけだろ。

どうせ、夜になったら艦これで戦闘訓練でもやってんだろう。

安全を守る指示とか、「許しがたい暴挙」とか、許し難かったり安全を守るために何をするんだ？

北朝鮮がアメリカとかに「報復絶滅戦争を仕掛ける」と喚いてるのとなんにも変わらんように聞こえるけどな、実現可能性の部分で。

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東南アジアは今まで揉め事の種がなかったら気づかなかっただけで、
イスラム系の過激派やゲリラ組織が跳梁跋扈している。
あとでそこら辺も記事にしようと思う。

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「心痛は余りある言葉も無い」→無視してたじゃないですか・・・

過激組織「イスラム国」とみられるグループに拘束された後藤健二さんの画像がインターネットで配信されたことを受け、日本政府は25日午前1時すぎから、首相官邸で関係閣僚会議を開き、後藤さんの即時解放を求める方針を確認した。
　安倍晋三首相は同会議の席上、「このようなテロ行為は言語道断で許し難い暴挙だ。強い憤りを覚える」と非難。「後藤さんに危害を加えないよう、直ちに解放するよう要求する。あらゆるチャンネルを最大限に生かし、全力を尽くす」と強調した。
　首相は、人質の湯川遥菜さんとみられる邦人が殺害された写真が配信されたことに関し「ご家族の心痛は察するに余りある。言葉もない」と述べた。
　政府は湯川さんの安否について確認を急いでいる。政府高官は記者団に、まだ正式に確認されていないとの認識を示した。
　また、首相は同会議で「関係各国との連携を強化し、国内外で日本人の安全に万全を期すようお願いする」と指示した。
　首相は24日、ヨルダンのアブドラ国王と電話で会談。犯行グループが後藤さん解放の条件として、ヨルダンで拘束された受刑者の釈放を求めていることから、こうした点が話し合われた可能性がある。

via: 後藤さんの即時解放求める＝安倍首相「許し難い暴挙」―日本政府（時事通信） – Yahoo!ニュース