政府、プーチン氏の秋来日断念 米の理解得られず
安倍政権はロシアのプーチン大統領の秋の来日を断念せざるを得ないとの判断を固めた。ウクライナ情勢でロシアと対立する米国の理解を得られなかったため。複数の日本政府関係者が22日、明らかにした。安倍晋三首相は今後の米ロ関係の推移を見ながら、来年春以降で再調整する意向。代わりに11月の北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせた日ロ首脳会談の開催を目指すが、北方領土交渉の停滞は避けられない見通しとなった。
関係者によると、首相はオバマ米政権がプーチン氏来日を見合わせるよう日本に求めていることなどを考慮した。
地球儀外交(笑)は実に素晴らしい結果をもたらしてるわけだけど、今回のサミットの規模と盛大さの背景を新聞やメディアはあまり伝えない。
今回、事実上なんの意味もないってことが明らかになったCO2をテーマにこれだけの国が集まったのは、パクス・アメリカーナ体制の再確認の為のフェスティバルという意味合いが最も大きいだろう。
つまりアメリカや西側の主要国家は新しい冷戦を非常に強く意識し始めていることの表れで、ここに出席したかしないか、そしてそこでどのような活動をしたのかという部分で今後の試金石にしたいんだろう。
だからこそ安倍は相手にされなかったわけで、ただの儀礼としての集まりなら誰かしらは相手にしてくれてたはずだ。
今回は出席者を横目に話し合っておくべき事項は山積してる、さしずめそういうことだろう。
仮にこの議題が重要課題であれば、CO2排出権取引は盛んで、権利には結構なプライシングがされるはずが、実態はどうか?
(この排出権取引に絡んで東証には莫大な潜在損失が眠っている。それはまた別の機会に)
二酸化炭素(CO2)の排出に経済的な価値を付けようとした排出枠を巡る仕組みが揺れている。東日本大震災後に買い手が急減。排出枠はすっかり経済価値を失い、ゼロ円で移転する例も出始めた。それでも、国内排出枠の創出は続いており、買い手不在のまま、在庫は増え続けている。誰にも削減義務を課さぬまま、企業のボランタリーなCO2削減に期待を寄せた国内の排出枠の仕組み。ついに「ゼロ円」になった排出枠の在庫の山は、需要家不在で進んできた国内制度の矛盾を浮き上がらせている。
つまりこういうことだ。紙屑のために120カ国もの国から閣僚や名代が出てくるはずがないのは馬鹿でもわかる。
↓引用の記事から察するに、新しい冷戦でもやはり頭目格はロシアになるんだろう。
プーチンは出席する一方(欠席が報じられてない以上来るんだろう)、中国とインドは欠席している。
これは中・ロ・印の三国同盟の兆しか、インドは見返りが見えない限り動きませんよというメッセージと同意義ってこと。
このインドにODAを出しながら防衛を依頼するアホの首相もいたけど、そう簡単にコントロールできる相手じゃないですよってことはこの一事から誰にでも悟れるはずだ。
為政者の身にありながら、こけおどしにもならない”パートナー”に製鉄技術を譲り渡して助けてくれと頭を下げる。
ここでも地球儀外交の素晴らしさが見て取れるね。
地球儀を見て中国を包囲するためにロシアとも話し合う、そしてアメリカにやめろと命令され、黙ってそれに従う。
これが地球儀外交のクオリティーです、と。
さすがに笑えてくるけどな。朝日新聞相手にするみたいに強気に出てみればいいんじゃないかと思うのは俺だけじゃないだろうね。
こういう非常に厳しい状況の中で弱い者がどうやって生きていくかというと、機敏に動くか愚鈍になって辛抱するかの二択になる。
機敏に動くという方向性であれば、その場その場で見解と見通しを作って、シナリオを書きそれに従った行動をするってことだ。
例えば投資とかビジネスでできるやつとできない奴の何が違うかわかるだろうか?
それはできるやつは仮に間違っていたとしても自分なりに俯瞰図を描いてから行動しているってことだ。
大筋の俯瞰図が外れても合致した少しの部分で大きなプラスを得ることになるし、次からの俯瞰図の正確性が期待できる。
そして出来る奴は当意即妙に俯瞰図に修正を加えていくのも当然のことであって、動きながら俯瞰図は完成形に近づいて実りある結果をもたらす可能性は飛躍的に高くなる。
何も描くことができず右往左往するだけの馬鹿は必ず小さい数字のまま埋没していく。
愚鈍な辛抱とはなにか?
それはたとえ自分の嫁さんを寝取られても相手に牙をむかない、自分の米びつから盗む奴にでも紳士に徹底的に誠実に尽くすことだ。
日本史で言えば徳川家康みたいなのがそれに該当する。
「戦ってはいけない時はたとえ殺されても戦わない」辛抱し損なって佐久間玄蕃と心中した柴田勝家と好対照の結果を残している。
辛抱することを選んだ場合は土下座の頭を踏まれても噛み付く素振りを見せてはいけない。
さて、安倍と取り巻きとその信者はこのどちらに該当するか。
機敏に動いた三好長慶や織田信長は近畿を制し、愚鈍に徹した家康は日本を統一した。
安倍ちゃんの器量では彼らに比肩するどころか朝倉景鏡になりそうな気がするがな。
七転八倒 四十年中 無他無自 四大本空
東側の三頭政治を前提にした場合、誰がカエサルになるのか?
これは相当重要なテーマだろうな。
ロシアが頭のままではおられまい。
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「新たな冷戦」目前に出席者の様子を通じて踏み絵を踏ませる盟主のアメリカ
一方で独自路線を鮮明にするインドと中国、セキュリティダイアモンド構想失敗の象徴に
国連気候変動サミットには、120カ国の首脳が参加する予定だ。中国、インド両国の首脳は不参加だが、代理として中国の張高麗副首相とインドのプラカシ・ジャバデカール環境相が特使として派遣される。
1997年に締結された温室効果ガスの削減目標を定めた京都議定書では、中国とインドは発展途上国とみなされ、削減義務が課されていなかった。
「今回のように、これだけ多くの世界各国指導者が気候変動のテーマのもとに集結することは前例がない」と、国連事務局で政策調整と計画策定に携わるボブ・オール事務総長補佐は17日、ワシントンで述べた。オール氏は気候変動サミットで行われる政府高官のハイレベル協議で交渉が加速するだろうという見込みを述べた。「合意を得るためのハイレベル協議に入る前に、各国の高官たちが強いリーダーシップを発揮してくれることになるだろう」とオール氏は述べた。
<気候変動サミット>途上国支援が焦点に…23日、開催
毎日新聞 9月21日(日)20時12分配信
地球温暖化対策を世界の首脳らが話し合う国連気候変動サミットが23日、米ニューヨークの国連本部で開かれる。先進国に温室効果ガス削減を義務づけた「京都議定書」に代わる2020年以降の新たな国際枠組み作りに向けた機運を高めるのが狙い。交渉期限が来年末に迫る中、主要排出国が国内対策や途上国支援でどれだけ積極的な姿勢を打ち出せるかが焦点だ。
安倍晋三首相は、途上国支援策として、昨年の国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)で表明した官民計160億ドル(約1兆7400億円)の資金拠出に加え、人材育成や技術基盤の整備などの支援を約束する方針だ。
一方、国内の原発稼働ゼロを前提に温室効果ガス排出量を20年までに05年比3・8%削減する現在の暫定目標については、サミットまでに削減幅の上積みを模索する動きがあったが、原発再稼働が進まないため見送る。
また、新枠組みの核となる20年以降の削減目標についても、東京電力福島第1原発事故の影響で原発や再生可能エネルギーなど将来の電源比率が定まっていないため、目標値は示さない。目標を提出する時期についてどこまで踏み込むか最終調整中だ。
20年以降の削減目標を巡って、各国はCOP19で「準備できる国は来年3月末までに草案を提出する」ことで合意した。欧州連合(EU)は「30年までにEU全体で1990年比40%減」とする案を年内にも提出する方針で、2大排出国の米中も来年3月末までの提出を明らかにしている。他の主要国に比べ将来目標の議論の遅れが目立つ日本が、サミットで存在感を示すことは難しそうだ。
サミットは、潘基文国連事務総長が呼びかけ、約120カ国の首脳級が出席する予定。【阿部周一】
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義務教育で学び損なったらどこまで悲惨な人間に育つか?
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紛争ネタが尽きてCO2しか残ってないというのはある意味平和だ。
賢い人達は資本主義と共産主義の次に来る経済モデルでも考えてるのかな。
ネトウヨ脳のアホ連中はハナから相手にされないだろう。
財産守るのにトラブルメーカーは邪魔なだけだし。