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大王製紙、ナンミョー社長の反乱失敗に終わる  反撃する資本、恐怖の大王 井川高雄 顧問、現社長を名誉毀損で提訴  併わせて公募増資

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大王製紙顧問が社長提訴 「特別背任めぐり名誉に傷」

朝日新聞デジタル 6月23日(月)19時39分配信

 大王製紙の井川意高(もとたか)前会長(49)による巨額借り入れ事件にからみ、父親の井川高雄顧問(76)が23日、同社の佐光(さこう)正義社長(58)を相手に、新聞への謝罪文掲載と1億1千万円の慰謝料などを求める訴訟を東京地裁に起こした。この事件で高雄顧問も社内処分され、その内容を公表されたことで名誉を傷つけられた、と訴えている。

via: 大王製紙顧問が社長提訴 「特別背任めぐり名誉に傷」 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

 

まぁこれは高雄会長の言い分に1分どころか5分6分の理があるよ。

道義的責任で人の財物を引っ掻き回したのは事実で、あの当時でさえ「マジであのナンミョー社長そこまでやるんですか?」って俺関係者に聞いちゃったもんな。

ぶっちゃけ、井川一族がいなくなったら大王製紙が元の利益をあげられる会社のままでいるのは厳しいだろうね。

 

正直な話、大王製紙の利益は設備投資を率先して国内で行ってきた分(日本で工場に投資するべき、が持論)、ケチじゃなかったらとてもあの図体が維持できないもの。

 

知り合いで大王の仕事をしてる人って複数名いるけど、いくらの売上でいくら儲けたみたいな話を聞いて、儲けてないって偽装しようとしてんのかと思ったくらいで、あまりにケチなんでひっくり返りそうになるよ、ホント。

しかもお土地柄、いつも暴力団とのトラブルや漁協との揉め事がつきもので、会社に民事介入してくるややこしい奴の脅威に常にさらされている。

 

正直な話井川一族がまとめていくのが会社のためといえば、俺ですらその通りだと思うわ。

サラリーマンが○○の親分と対等に付き合えるのかと言えばとても無理だと思うね。

 

今回の公募増資も大和証券などが関与してほとんど地場で消費しきってしまうだろう。

大王製紙の以前の倒産劇の結果、会社更生法の更生債権になった債権も本当は返済の必要がないのに、井川一族は身銭を切って返済してるんで、それほど地元からの支持が強い。

そういう観点からもサラリーマンや北越に経営権を譲り渡す意味は全く無いだろうね。

 

井川高雄さんは元通り復権したら、ワンマンを通り越した恐怖の大王として君臨した人なわけで、ナンミョー社長やワンマン企業に就職しながら泣き言をほざいていたサラリーマンはあっという間に駆逐されるだろう。

この人の暴れジジイっぷりはもう伝説になる域でめちゃくちゃで、半分ヤクザみたいな鳶のおっさんでも「なんであんなに金持ちなのにでかい声で凄めるんだ」というレベル。

今頃、顔真っ青になってナンミョーとサラリーマンが右往左往してんだろうな。

 

結論:バカラはやっちゃダメ!

 

 

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ぶっちゃけ社員に嫌われてるかどうかなんか
株主からしたらどうでもいいんだよな。
複数年度で50億溶かす社長と、任された初年度に赤字転落するサラリーマンと
どっちが優秀かといえば前者なんだよ。
そこが理解できないからリーマンなんだけどな。

 

 

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訴状などによると、意高氏の巨額借り入れが発覚した後の2011年10月、同社はこの問題の社内処分として高雄氏を顧問から解職し、公表した。高雄氏は「(意高氏の独断だった)巨額借り入れに、自らも重い責任があるとの印象を与えられた」としている。社長個人を訴えたことについて、高雄氏の代理人は「会社の方向性を誤らせた責任を問いたい」と説明した。

via: 大王製紙顧問が社長提訴 「特別背任めぐり名誉に傷」 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース

 

宝島が取材チャンネルを持ってるあたりで察してくれってやつ。

海に排水するビジネスは一筋縄じゃいかないんだ。

 

刑務所の面会室で対面した「息子」
 昨年の12月、私と妻の2人で、意高が服役する栃木の社会復帰促進センターへ面会に行ってまいりました。「社会復帰促進センター」と言えば聞こえは良いが、要は刑務所ですわな。
「体重も落ちて、健康になりました」
 ガラスの向こう側に座った意高は、母親に心配をかけまいと思ったのかそんなことを口にしました。
 私はこう返しました。
「そりゃ酒飲まんのやから痩せるし、健康にもなるだろう。ま、風邪だけひかんようにせえよ」
 会話らしい会話と言えばその程度です。
 意高の本(『熔ける』)のことですか。ええ、目は通しております。もっとも、私はそんな本が出るなどまったく聞かされておりませんでした。意高は公判中、保釈されている時期が長かったので、おそらくその間に書いたのでしょう。
 感想を1つだけ述べるとすれば、あの事件に関する部分で弁解したり、あるいは他人を批判したり、悪く書いていないことだけは良かったなと思います。
 私はバクチが嫌いですが、アレは好きなんですな。学生のときから麻雀をやって、射幸心が強いと言うのか……息子とはいえ、いまでも分かりません。カジノに入り浸る者の気持ちが。
 私はこれまで、多くの取材をお断りしてきました。
 何かを話すことで、意高の公判を有利に運ぼうとしているのではないかと思われたくありませんでしたし、私もこういう性格なので、水を向けられればつい余計なことを話してしまう。そういう考えで自制しておりました しかし、裁判も終わりました。意高に対する判決について、司法の一事不再理については理解しておりますし、私が何か申し上げることはありません。
 ただ、一連の事件発生後に起きたことを、私がどう考えているのか。この場をお借りしてお話ししておきたいと思います。
 結論から言えば、私はいまでも、大王製紙の現・経営陣と特別調査委員会がやったことに納得していないのです。
 確かに息子の意高は不祥事を起こしました。しかし、その法的責任は父親である私にも及ぶ、という連座の論理で大王製紙は私と井川家を排除しようとした。私が問題にしたいのはこの点なのです。

via: 月刊宝島 : 大王製紙「カジノ事件」、創業家のドン・井川高雄が語る。刑務所の中の息子との面会

 

 大王製紙は2日、一般の投資家に新しい株式を買ってもらう公募増資などを6月中に行い、最大約224億円を集めると発表した。2011年に発覚した創業家の井川意高(もとたか)元会長による不正借り入れ事件で失った信用が回復し、市場環境も改善していることから、自力での増資に踏み切る。

via: 大王製紙、公募増資へ:朝日新聞デジタル

 

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